緑ヶ丘幼稚園 大豆ご飯

 緑ヶ丘幼稚園
毎月19日は
食育の日です。
今年の冬は寒い日が続きましたが、暦の上では春の文字がみられる季節になりました。
春には菜の花や山菜など、少し苦味のある野菜がでてきます。この苦味は、冬の間に体
にたまった老廃物を外に出す働きがあり、春の食材が体を目覚めさせてくれます。この季
節でしか味わえない野菜がありますので、苦味のある食べ物にも挑戦してみては?と思
います。
一年の季節は春分、夏至、秋分、冬至で4つに分かれます。その季節の変わり目の前
日を「節分」と呼び、現在では2月の節分がよく知られるところですが、昔は4回ありました。
節分に行う豆まきは、元々中国から伝わってきたものです。神様のお告げで、豆を鬼の目
に投げつけたところ、鬼を退治できたというお話から、豆をまいて鬼や悪いものを家から
追い出し、新しい年を迎えましょうという願いも込められています。本来は炒った大豆をま
く風習ですが、現在では拾った豆を食べるのは衛生上よくないので、殻つきの落花生をま
くところが増えてきました(アレルギーには十分注意してください)。自分の数え年の数だ
け豆を食べると一年間病気にならずに、健康で過ごせると言われてます。
お箸の持ち方
大豆から作られるたべもの
には何があるかな?
・大豆を青い時に収穫…枝豆
・大豆を暗い所で発芽…もやし
・納豆菌で発酵…納豆
・麹菌で発酵…みそ,醤油
・加熱、粉砕して絞る…豆乳
・豆乳ににがりを加える…豆腐
などがあげられます。
大豆は様々な食品に加工し
昔から食べられている
日本の代表的な食材です。
子どものお箸の練習はいつから始め
たらいいの?そんなお話をよく聞きま
すが、2歳の終わりから3歳位で興味
を持ち始めた頃を目安にしてはいかが
でしょうか。まずは私達大人が正しく使
えているのか、確認してみましょう。
大豆ご飯
≪材料(4人分)≫
自然の変化から季節を感じ、農作物を作るための目安とされていたのが二十
四節気です。暦と実際の気候との違和感はありますが、暦の上では春の文字が
出てくる季節になります。まだ寒い日は続きますが、雪の下では草木が芽吹きの
準備を始めています。
【立春(りっしゅん):2月4日ごろ】
二十四節気の最初の節気です。暦のうえでは春の始まりであり、昔は1年の始まりでもありました。
立春を過ぎて初めて吹く強い南風を、春一番と呼びます。
【雨水(うすい):2月19日ごろ】
雪から雨へと変わり、降り積もった雪が溶け出す頃です。
昔は農耕の準備を始める日を雨水とされていました。
・米・・・3合
・大豆(乾燥)・・・40g
(水煮を使う時100g)
・昆布・・・10g
・醤油・・・大さじ2
・料理酒・・・大さじ1
・みりん・・・大さじ1
①乾燥大豆を使う時は、前日に洗い、たっぷりの水につけてお
きます。
②大豆を火にかけ、沸騰し始めたら弱火にしてコトコトするくらい
で約2時間火にかけ、やわらかくなるまで煮ます。
③お米を洗い、ご飯を炊く量の水でお米を漬けます。
④炊く前に、調味料分の水を減らしてから調味料を加えます。煮
た大豆と昆布を入れ、炊飯します。
ポイント
節分に炒り大豆を食べるのも良いですが、ご飯と一緒に炊き込
むと、もっちりして子どもにも食べやすくなります。