平成28年10月4日 - 新発田市ホームページ

平 成 28 年 度
新発田市
第 7 回定例記者会見
1
日
時
平 成 28 年 10 月 4 日 ( 火 ) 午 前 11 時
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場
所
3 階応接室
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内
容
○「新 発 田 市 ・胎 内 市 ・聖 籠 町 定 住 自 立 圏 形 成 協 定 」合 同 調 印 式
○「『職 』育 プロジェクト」
○「新 発 田 市 消 防 団 総 合 消 防 訓 練 」
○「新 潟 県 ・新 発 田 市 合 同 総 合 防 災 訓 練 」
○「お休 みの日 に食 べたい朝 イタリアン」
○「『食 』のイノベーションスクール」
○「しばた米 コン!」
○川 東 保 育 園 の食 育 集 会 ・会 食 会
○「新 発 田 ブランド認 証 商 品 審 査 会 」出 品 者 募 集
○「まちゼミ」
○「しばた 100 円 商 店 街 」
○「しばた軽 トラ市 」
○「市 民 茶 会 」
○「新発田市美術展覧会(市展)」・「新発田市幼児、小・中学校美術展(ジュニア展)」
○「バレエ・日 舞 ・ダンス&ダンス」
○「『花 嫁 人 形 』合 唱 コンクール」
○「詩 吟 ・吟 舞 ・剣 武 のつどい」
○岩 崎 宏 美 with 国 府 弘 子 「ピアノ・ソングス」
○「秋 の民 謡 とおどり」
○「新 発 田 マジック文 化 祭 」
○新 発 田 市 芸 術 祭 「らんちゅう展 」・「秋 季 趣 味 の展 示 会 」
○市 民 教 養 講 座 「エンジョイ★サンデー」参 加 者 募 集
む す い じゅく
○オーディオドラマの会 「夢 酔 塾 」受 講 生 募 集
○めざせ 100 彩 「紅 葉 ウォーク」
あいさつ
○ 今 日 は 素 晴 ら し い 秋 晴 れ で す が 、 台 風 18 号 の 進 路 が 新 潟 県 へ 向 か っ て い る
ようなので心配です。
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○ 昨 年 、一 昨 年 と 2 年 続 け て 台 風 に よ る 白 穂 の 被 害 が 発 生 し た の で 、心 配 し て
い ま し た 。今 年 は 6 回 ほ ど 台 風 が 日 本 に 上 陸 し ま し た が 、ど れ も 新 潟 県 、取
り分け新発田市に被害がなく、胸をなでおろしているところです。
○ 台 風 18 号 も 、 で き れ ば 来 な い で ほ し い し 、 来 た と し て も 被 害 な く 通 り 過 ぎ
てほしいと思っています。
それでは、会見項目の説明とします。
最 初 に 、「 定 住 自 立 圏 形 成 協 定 」 の 合 同 調 印 式 に つ い て
○ 明 日 10 月 5 日( 水 )、「 新 発 田 市・胎 内 市・聖 籠 町 定 住 自 立 圏 形 成 協 定 」の
合同調印式を行います。
○「 定 住 自 立 圏 」は 、市 町 村 の 枠 を 超 え て 広 域 的 に 連 携 す る こ と で 、圏 域 全 体
を活性化し、人口流出を食い止めようという取組です。
○ 昨 年 9 月 に 新 発 田 市 が 「 中 心 市 宣 言 」を 行 い ま し た 。 そ の 後 、 3 市 町 で「 定
住 自 立 圏 」形 成 に 向 け た 協 議 を 進 め て き た と こ ろ で す が 、こ の 度 、連 携 す る
と
政策分野を定めた協定が整い、調印式を執り行う運びとなりました。
○ 今 後 は 、 平 成 29 年 度 か ら 平 成 33 年 度 ま で の 5 か 年 で 取 り 組 む 、 具 体 的 な
連 携 事 業 に つ い て 協 議 を 進 め 、来 年 3 月 に「 定 住 自 立 圏 共 生 ビ ジ ョ ン 」と し
て公表することとしています。
○ 3 市 町 が 一 緒 に な っ て 、安 心 し て 暮 ら せ る 地 域 を 形 成 し 、少 し で も 定 住 人 口
が増加するよう、着実に連携事業を推進していきたいと考えています。
次 に 、「『 職 』 育 プ ロ ジ ェ ク ト 」 に つ い て
○ 昨 年 、新 発 田 の 地 域 資 源 を 活 用 し て 、人 口 減 少 克 服 の 取 組 に つ い て 考 え 、行
動 す る こ と を 目 的 に 、「 し ば た 未 来 創 造 プ ロ ジ ェ ク ト 」 が 発 足 し ま し た 。
○ プ ロ ジ ェ ク ト は 、若 者 を 中 心 に 商 工 業 や 教 育 、福 祉 団 体 、農 業 、市 職 員 な ど
さ ま ざ ま な 立 場 の メ ン バ ー で 構 成 さ れ て お り 、 昨 年 度 、「 み ら い を つ く る 事
業プラン」をテーマに、5 つの「アクションプラン」をまとめました。
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○ そ の ア ク シ ョ ン プ ラ ン の 一 つ が 、10 月 10 日( 祝 )に 、新 発 田 青 年 会 議 所 と
新 潟 職 業 能 力 開 発 短 期 大 学 校 と の 共 催 で 開 催 さ れ る「『 職 』育 プ ロ ジ ェ ク ト 」
です。
○ こ れ は 、大 都 市 圏 へ の 人 口 流 出 に 歯 止 め を か け る た め 、新 発 田 市・阿 賀 野 市・
聖 籠 町 の 中 学 生・高 校 生・大 学 生 を 対 象 に 、地 元 に あ る 仕 事 や 地 方 で 働 く こ
との魅力を伝えるイベントです。
○ 当 日 は 、多 く の 地 元 企 業 に 参 加 い た だ き 、体 験 型 の 企 業 紹 介 や 模 擬 起 業 相 談
な ど 、地 域 の「 職 」に つ い て 学 び 、経 験 す る さ ま ざ ま な 機 会 を 設 け て い ま す 。
アイ
ラ
ブ
○ ま た 、地 域 を 活 性 化 さ せ る 会 社 の ア イ デ ィ ア を 競 う「 I LOVE 阿 賀 北 ビ ジ
ネスプランコンテスト」を同時開催します。
○「 定 住 自 立 圏 」の よ う な 自 治 体 の 取 組 と 併 せ て 、市 民 自 ら が 人 口 減 少 問 題 に
ついて考え、積極的に取り組むことが重要です。
○ 特 に 、新 発 田 の 未 来 を 担 う 若 い 世 代 の 企 画 が 、早 速 こ の よ う な 形 と な っ て 現
れたことをたいへん喜ばしく思っています。
次に、消防と防災の訓練を 2 つ紹介します。
○ 1 つ 目 は 、 10 月 23 日 ( 日 ) に 五 十 公 野 公 園 大 駐 車 場 で 行 う 「 新 発 田 市 消 防
団総合消防訓練」です。
○ 当 日 は 、72 台 の 消 防 団 車 両 や 新 発 田 消 防 署 の は し ご 車 、タ ン ク 車 が 出 動 し 、
山 林 火 災 を 想 定 し た 消 火 訓 練 を 行 う ほ か 、団 員 全 員 に よ る 行 進 や 女 性 消 防 隊
による応急手当の訓練などを行います。
○ 2 つ 目 は 、10 月 30 日( 日 )に 行 う「 新 潟 県・新 発 田 市 総 合 防 災 訓 練 」で す 。
○ 4 月 に オ ー プ ン し た 、防 災 機 能 を 備 え た 公 園「 ア イ ネ ス し ば た 」 な ど を 会 場
に 、 20 年 振 り に 新 潟 県 と の 合 同 で 開 催 し ま す 。
○ 当 日 は 、櫛 形 山 脈 を 震 源 と す る 地 震 被 害 を 想 定 し 、倒 壊 家 屋 や 事 故 車 両 か ら
の救出訓練、応急救急・救護訓練、炊き出し訓練などを行います。
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○ ま た 、「 ア イ ネ ス し ば た 」 の 防 災 機 能 の 紹 介 に 加 え 、 ヘ リ コ プ タ ー が 5 機 出
動するなど、例年より大規模な訓練を予定しています。
○ 市 民 の 生 命・財 産 を 守 る た め 、日 頃 の 備 え が 重 要 で あ る こ と は 言 う ま で も あ
り ま せ ん 。安 心・安 全 の ま ち を 目 指 し 、し っ か り と 訓 練 に 励 み た い と 考 え て
います。
次 に 、「 食 」 に 関 す る 取 り 組 み を ま と め て 紹 介 し ま す 。
○ 1 つ 目 は 、 10 月 17 日 ( 月 ) に 開 催 す る 「 お 休 み の 日 に 食 べ た い 朝 イ タ リ ア
ン」です。
○ 3 歳 以 上 の 子 ど も と 保 護 者 を 対 象 に 、市 内 の 牧 場 の 見 学 や 野 菜 の 収 穫 を 体 験
ラ
ジ ェ ン マ
し て も ら っ た 後 、そ の 食 材 を 使 っ て 、イ タ リ ア 料 理 店「 La Gemma 」の 菊 池
シェフを講師に料理教室を行います。
○ こ れ は 、「 新 発 田 市 食 の 循 環 に よ る ま ち づ く り 推 進 委 員 会 」 の 委 員 の 皆 さ ん
による企画で、これまで取り組んできた啓発に加えて、新発田産の作物の美味
しさを実際に体験してもらおうというものです。
○ 2 つ 目 は 、「『 食 』 の イ ノ ベ ー シ ョ ン ス ク ー ル 」 で す 。
○ こ れ は 、新 発 田 の 農 業 や 食 に 関 連 す る 産 業 の 魅 力 を 高 め る た め 、先 進 的 な 取
組事例を学ぶ全 3 回の講座です。
○ こ れ も 、「 新 発 田 市 食 の 循 環 に よ る ま ち づ く り 推 進 委 員 会 」 の 委 員 の 皆 さ ん
が、今年初めて企画したものです。
○ 10 月 26 日( 水 )の 第 1 回 は 、「 ラ イ バ ル か ら 盗 め !」を テ ー マ に 、 新 潟 市 西
蒲 区 の 農 家 レ ス ト ラ ン や 、三 条 市 の「 ス テ ー ジ え ん が わ 」の 関 係 者 を 講 師 に
迎え、それぞれの取組事例を紹介していただきます。
○ 11 月 に は 第 2 回 と し て 視 察 ツ ア ー を 行 い 、 1 月 に は 第 3 回 と し て 、「 新 た な
事業プランの検討」をテーマに開講する予定です。
○ こ の 講 座 か ら ヒ ン ト を 得 て 、新 発 田 の 食 や 農 業 に 新 た な ビ ジ ネ ス が 生 ま れ る
ことを期待しています。
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○ 3 つ 目 は 、「 し ば た 米 コ ン !」 で す 。
○ こ れ は 、生 産 者 の 日 頃 の 努 力 を 称 え 、今 後 の 意 欲 的 な 米 づ く り を 応 援 す る こ
とを目的に行う新発田産米のコンテストで、今年が 2 回目の開催です。
○ 11 月 5 日 ( 土 ) に 最 終 審 査 を 行 い 、 上 位 3 点 を 「 金 賞 米 」・「 銀 賞 米 」・「 銅
賞米」として表彰します。
○ 今 年 は 、フ ェ リ ス 女 学 院 大 学 の 創 始 者 と 新 発 田 の 豪 農 の 関 係 を 調 査 し て い る
ひ
ろ
し
同 大 学 の 大 西 比 呂 志 教 授 と ゼ ミ の 学 生 に 審 査 員 を お 願 い し ま し た 。入 賞 し た
米は同大学の学食で行う「新発田フェア」に提供する予定です。
○4 つ目は、川東地区の食育研究会が行う「給食試食会」です。
○ 食 育 研 究 会 で は 、子 ど も た ち に 安 心・安 全 な 給 食 を 食 べ て も ら お う と 、川 東
保育園と五十公野保育園に、地元で採れた野菜を提供しています。
○ 10 月 19 日 ( 水 ) に は 、 食 育 研 究 会 の 皆 さ ん が 川 東 保 育 園 の 園 児 と 一 緒 に 、
旬の野菜を使った給食を食べる「試食会」を行います。
○ こ う し た 取 組 を 通 じ て 、幼 児 期 か ら 食 に 対 す る 意 識 が 高 ま り 、子 ど も た ち の
「 生 き る 力 」が 育 ま れ る も の と 考 え て お り 、地 域 の 皆 さ ん の ご 協 力 に 、改 め
て感謝申し上げます。
次 に 、「 新 発 田 ブ ラ ン ド 認 証 商 品 」 の 募 集 に つ い て
○ 10 月 17 日 ( 月 ) か ら 12 月 19 日 ( 月 ) ま で 、「 新 発 田 ブ ラ ン ド 認 証 商 品 」
の審査会出品者を募集します。
○これは、新発田ならではの魅力あふれる商品を「新発田ブランド認証商品」
と し て 認 証 し 、 PR を 通 じ た 新 発 田 市 の 知 名 度 向 上 や 、 地 場 産 品 の 流 通 拡 大
を目指すものです。
○ 本 年 度 は 、食 品 加 工 品 を 対 象 に 募 集 し 、認 証 商 品 は パ ン フ レ ッ ト や「 広 報 し
ば た 」、 ホ ー ム ペ ー ジ な ど で 重 点 的 に PR す る ほ か 、 各 種 イ ベ ン ト の 特 設 ブ
ースでの販売や、ふるさと納税の返礼品として活用します。
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○ な お 、商 品 の 認 証 は 本 年 度 で 一 旦 終 了 し 、来 年 度 以 降 は 認 証 商 品 の PR や 販
売支援をより一層強化したいと考えています。
○ぜひ、多くの事業者に応募していただきたいと思っています。
こ の ほ か の 情 報 と し て は 、 商 店 街 の 店 主 が さ ま ざ ま な 分 野 の 講 座 を 開 く「 ま
ち ゼ ミ 」の ほ か 、 お 馴 染 み の「 し ば た 軽 ト ラ 市 」や 「 100 円 商 店 街 」な ど 、 中
心市街地の活性化に向けたイベントがあります。
ま た 、恒 例 の「 市 民 茶 会 」や「 市 展 ・ ジ ュ ニ ア 展 」な ど 、秋 ら し い 催 し の ほ
か 、「 バ レ エ 及 び 日 舞 ・ ダ ン ス &ダ ン ス 」 や 「 花 嫁 人 形 合 唱 コ ン ク ー ル 」、「 詩
ウ ィ ズ こ く ぶ
吟 ・ 吟 舞 ・ 剣 武 の つ ど い 」、「 岩 崎 宏 美 with 国 府 弘 子 ピ ア ノ ・ ソ ン グ ス 」、「 秋
の 民 謡 と お ど り 」、
「 新 発 田 マ ジ ッ ク 文 化 祭 」と 、市 民 文 化 会 館 で の 催 し が 目 白
押しです。
さ ら に 、新 発 田 市 芸 術 祭 と し て「 ら ん ち ゅ う 展 」と「 秋 季 趣 味 の 展 示 会 」が
生涯学習センターで開催されるほか、市民教養講座「エンジョイ★サンデー」
ぎ こ う
む す い
の参加者と、脚本家の杉山義光 さんが主宰するオーディオドラマの会「夢酔
じゅく
塾 」 の 受 講 生 、 め ざ せ 100 彩 「 紅 葉 ウ ォ ー ク 」 の 参 加 者 を 募 集 し て い ま す 。
ぜ ひ 、1 つ で も 多 く 記 事 に 取 り 上 げ て い た だ き 、新 発 田 市 を 盛 り 上 げ て い た
だきたいと思います。
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定例記者会見質疑応答概要
「新発田ブランド認証商品」について
新潟日報
本 年 度 を も っ て 認 証 を 一 旦 終 了 す る と い う こ と は 、い つ か 再 開
するということか。
市
長
そ う 考 え て よ い 。周 期 で 言 う と 、ま だ 工 芸 品 の 募 集 が 残 っ て い
た が 、応 募 者 が 少 な い と い う こ と も 事 実 で あ っ た 。 そ れ 以 上 に
新 発 田 は 食 品 の ま ち で あ る と 改 め て 感 じ た の は 、前 回 認 証 さ れ
な か っ た 食 品 業 者 か ら 、も う 一 度 チ ャ ン ス が ほ し い と い う 強 い
要望があった。そこで、今回、食品加工品を対象に開催し、 一
旦 様 子 を 見 る こ と と し 、今 ま で の 認 証 商 品 を 発 信 す る こ と に エ
ネルギーを使いたいと考えた。3 年くらいを目途に、その期間
が終わったら、また認証を行ってはどうかと考えている。
新潟日報
3 年 後 は 、今 回 の よ う に 食 品 加 工 品 が 中 心 と な る と い う こ と か 。
市
そ う な る と 思 う 。や は り 、食 品 の ま ち な の だ と 思 う 。工 芸 品 が
長
全 く な い わ け で は な い が 、新 発 田 の 場 合 は 多 数 の 応 募 に な り に
くい。食品関係については、多数応募者があるということと、
同 一 事 業 者 が た く さ ん の 商 品 を 持 っ て い る こ と で 、コ ン テ ス ト
に な り や す い と い う こ と が あ る 。食 品 に よ り 力 を 入 れ て い き た
い 。決 し て 工 芸 品 を あ き ら め て い る わ け で は な い が 、今 の と こ
ろコンテストになりにくいと考えている。
新潟日報
以 前 の 会 見 で 、新 発 田 ブ ラ ン ド の 審 査 に つ い て 、一 旦 認 証 さ れ
た も の が 永 遠 に 続 く も の で は な く 、制 度 設 計 の 見 直 し と し て 更
新 し て い く 考 え 方 も あ る と 話 し て い た が 、そ う し た 見 直 し は あ
るのか。
市
長
そ れ は 当 然 で あ る と 思 う 。た だ し 、一 旦 認 証 し た も の が 5 年 程
度 で 外 れ る と い う の は あ り 得 な い 。 常 識 の 範 囲 で 、あ る 一 定 の
期間経過したら、もう一度審査するということは当然である。
そ れ が 、 新 し い 商 品 を 作 っ て い く 、今 ま で の も の に 手 を 加 え て
い く と い う こ と に つ な が る の で 、当 然 で あ る と 思 う 。 そ う い う
考 え 方 を 持 っ て は い る が 、今 の と こ ろ は 、ま だ 完 全 に ブ ラ ン ド
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商 品 を 押 し 上 げ て い な い の で 、ま ず そ ち ら を 取 り 組 も う と い う
ことである。
新潟日報
認 証 が 終 了 す る と い う と 、事 業 自 体 が 終 了 す る の で は な い か と
いう印象を持ってしまうがどうか。
市
長
そ う い う こ と は 考 え て い な い 。以 前 に 同 様 の 事 業 を 行 っ た こ と
が あ り 、 私 が 議 長 の と き に 審 査 員 を や っ た 。そ の と き に 、 担 当
課 と 審 査 が 甘 く な る と ブ ラ ン ド の レ ベ ル 、力 が 弱 ま る と い う 議
論をしたことがあり、今回は非常に厳しくやった。その結果、
厳 格 な も の が で き た こ と は 事 実 だ が 、工 芸 品 の 関 係 で 出 品 者 と
の レ ベ ル の 差 が あ り す ぎ た と い う こ と で 反 省 点 で は あ る が 、決
し て こ の 事 業 そ の も の が 悪 い も の だ と は 思 っ て い な い 。む し ろ 、
べ
た
新 発 田 は 宣 伝 下 手 な と こ ろ が あ る の で 、こ の こ と に 特 化 し て 宣
伝していくことは大事なことである。
新潟日報
3 年後を目途に再開する意向ということか。
市
再 開 す る と 思 う 。特 に 食 品 の 関 係 は 、日 進 月 歩 の と こ ろ も あ り 、
長
ヒ ッ ト し た 商 品 が ず っ と 続 く と い う こ と は な い 。ま た 新 た な 商
品 開 発 で ヒ ッ ト す る と い う こ と が あ る 。 特 に 食 品 の 場 合 は 、あ
る程度の周期ごとにやるべきだと思う。
「『 食 』 の イ ノ ベ ー シ ョ ン ス ク ー ル 」 に つ い て
新潟日報
「 ラ イ バ ル か ら 盗 め !」 と い う こ と で 、 新 潟 市 と 三 条 市 の 事 例
を 取 り 上 げ る よ う だ が 、 地 方 創 生 を 実 現 し て い く た め に 、新 発
田でも食のイノベーションを起こしていく必要があるという
考えから、このような事業を進めるのか。
市
長
「 食 の 循 環 に よ る ま ち づ く り 推 進 委 員 会 」で は 、今 ま で は ど ち
ら か と い う と 主 に 啓 発 活 動 を や っ て い た 。市 民 文 化 会 館 で の 講
演 会 も 含 め て 、 年 に 3、 4 回 啓 発 活 動 を 行 っ て い た が 、 今 回 、
そ こ か ら 一 歩 前 進 し て 、市 民 を 巻 き 込 ん だ 形 で 3 回 の 講 座 を 行
う 。私 の 発 想 と い う よ り は 、 委 員 の 皆 さ ん の 発 想 で あ り 、 大 変
感謝している。
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新潟日報
こ れ か ら 新 発 田 の「 食 」を 魅 力 的 な も の に し て 、稼 い で い く と
いう姿勢を打ち出すということか。
市
長
「 食 の 循 環 に よ る ま ち づ く り 」は 継 続 し て き た が 、マ ン ネ リ 化
が 進 ん で い た 中 で 、今 回 、新 た な ア ク シ ョ ン を 起 こ し て い た だ
き 、委 員 の 皆 さ ん に 感 謝 し て い る 。私 が 、 今 推 し 進 め て い こ う
とすることと、方向が一緒になったと思っている。
新潟県知事選挙について
朝
日
激 戦 に な っ て い る と 耳 に し て い る と 思 う が 、引 き 続 き 森 氏 を 支
持することで変わらないか。
市
長
本 日 も 、森 陣 営 に 行 っ て き た 。最 後 ま で し っ か り 応 援 し た い と
思う。4 人の候補者だが、実質一騎打ちと言っても良いのでは
な い か 。一 騎 打 ち の 選 挙 と い う の は 、大 概 競 っ て い く も の で あ
る。しかし、当たり前の選挙、普通の選挙、当然やるべきこと
を き ち ん と や っ て い け ば 、決 し て 負 け る よ う な こ と の な い 選 挙
に な る の で は な い か 。 た だ 、油 断 で き る よ う な 状 態 で は な い と
いう話はさせていただいた。
「新潟県・新発田市合同総合防災訓練」について
新潟日報
県 と の 合 同 訓 練 が 20 年 振 り と い う の は 、何 か 意 味 が あ る の か 。
市
会 場 が 持 ち 回 り の た め で あ る が 、防 災 公 園 で あ る「 ア イ ネ ス し
長
ばた」ができたということで、タイミングとしては良かった。
ベストタイミングだったと思う。
「定住自立圏形成協定」について
北陸工業
人口減少対策として、企業誘致や公共交通、観光交流などで、
来 年 度 か ら 連 携 事 業 を 行 う こ と に な る 。「 定 住 自 立 圏 共 生 ビ ジ
ョ ン 」を 策 定 中 で は あ る こ と は 承 知 し て い る が 、ハ ー ド 整 備 に
係る連携事業は盛り込まれる見込みがあるか。
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市
長
メインになるようなハード事業はあまりない。例えば新発田
市・聖籠町間の道路整備などはあるが、どちらかというと、ソ
フト事業がメインとなる。
朝
日
市 長 と し て 、こ の 協 定 で 具 体 的 に や っ て み た い と 思 っ て い る こ
とはあるか。
市
長
今 ま で も 、こ の 3 市 町 は 広 域 事 務 で 一 緒 で あ っ た 。命 を 守 る と
い う 意 味 で は 、消 防 が 一 緒 で あ る し 、環 境 を 守 る と い う 意 味 で
は 、ご み の 焼 却・し 尿 処 理 も 一 緒 で あ る 。ま さ に 一 つ で あ っ た 。
今 ま で 頭 の 中 で 理 解 し て い た 広 域 連 携 が 、覚 悟 を 決 め る と い う
か 、本 当 に 一 つ に な る と い う 大 き な 効 果 が あ る と 思 う 。 今 ま で
何 と な く 地 域 だ っ た と い う こ と が 、あ る 意 味 公 約 す る よ う な も
の で あ る 。 調 印 す る と い う こ と は 、ま さ に そ う い う こ と 。 こ の
こ と を 自 分 た ち が 認 識 す る と 同 時 に 、も う 少 し 広 い 地 域 か ら 見
て「 彼 ら は 一 つ に な っ た 」と い う 意 思 表 示 を す る と い う こ と も
大 き な こ と で あ る 。新 発 田 市 が リ ー ダ ー シ ッ プ を 発 揮 し て い く
ということを、内外に示すことができる。
新潟日報
県 都 新 潟 市 に 隣 接 し て い る 地 域 で あ る と い う 影 響 、意 識 は あ る
か。
市
長
3 市町が一緒であると覚悟すると同時に、新潟市の「連携中枢
都 市 圏 」の メ ン バ ー に も 入 っ て い る 。一 方 で は 、 一 つ に な っ た
と 宣 言 し 、一 方 で は 、連 携 中 枢 都 市 で あ る 新 潟 市 の 連 携 市 町 村
であるということである。
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