小学部 平成26年3月7日(金)発行 <第3号> 福島県立大笹生養護学校 ごあいさつ 教頭 丹治 早苗 本校を見学に来た人たちは「大笹生養護学校は明るいですね。」と口をそろえておっしゃいます。裏返 せば、 「養護学校は暗い(怖い) 」というイメージなのでしょうか。 たとえば、バスに養護学校の子供二人と教師が乗っています。通路側の席に座った A 君は、実は窓側の と押し返します。A 君は(そこに座りたいの。 )と、ますます強い力で押します。二人の様子に気付いた教師が止めると、 A 君は叫んだり床を蹴ったりして大騒ぎになってしまいます。子供たちの行動には理由があります。 「障がいのためにうま く気持ちを伝えられない」ということを知っていただき、養護学校の子ども達に対する偏見がなくなればよいと思います。 「修学旅行~りんどう湖ファミリー牧場」 「6年生になったよ」 席に座りたいので、B 君を押して(そこ、どけて。 )と伝えます。B 君は押された理由が分からないので(なんで押すの。) 桜が満開の春に、十六沼公園にある鬼越山に登り 遊覧船やスイス鉄道に乗ったり、染物やバター ました。頂上からの見晴らしは抜群でした。学校が 作り体験をしたりしました。染物体験を生かし、 とても小さく見えました。 卒業記念品としてのれんを作りました。 中学部 本校の子供たちは誰にも負けないくらい元気にあいさつすることができます。上級生は下級生にやさしいです。高等部 の生徒は、きっとどこの高校生より上手に清掃すると思います。本校の子ども達の姿を見かけたら、優しく見守っていた だければと思います。 地域の輪!和!話! 大竹 忠雄さん 地域の方々の声を記事にしていくこのコーナーでは、学校近所の平地 内第二町内会長、大竹忠雄さんにインタビューしました。大竹さんは毎 回学校便りを見て、学校の様子を知ることができているそうです。 Q:学校の近くにお住まいということで、生徒との接点はありますか? 「合格だるま」 「みんな なかよし」 A:散歩しているときにバス停で高等部生徒に会い、挨拶を自分からしてくれる生徒さんもいました。 学校があるおかげでバスが無くならないので、ありがたいです。 みんなそろって高等部へ進学できますように! みんなのパワーで冬の寒さを吹き飛ばし、元気いっ 「七転八起」どんなことがあっても、くじけないで ぱいです。 頑張るぞー! Q:近くで見ていて、昔と今で学校の周りの様子も変わったところはありますか? 高等部 A:昔学校付近には家が無くなし畑でした。農業の先生が生徒と一緒に手入れをしていました。また、国体があったおか げで十六沼も整備されました。側溝には、わき水が流れていました。 Q:地域と学校との繋がりでお考えがあれば教えて下さい。 A:学習発表会に行って木工班で作っている花台などを購入したことがあります。学校の祭りは地域の人も楽しみにして いて、誘い合って学校行事に行きました。今後も予定が合えば行きたいです。 大竹さんは、昔大笹生学園に勤めていたそうでその頃の学校の様子についても詳しく聞くことができました。私た ちも学校の歴史にふれることができ大変勉強になりました。インタビューへのご協力ありがとうございました。 「卒業にあたって」 <中学部での一番の思い出> Q:中学部で楽しかったことは何です か? A:修学旅行です。 Q:どこが楽しかったですか? A:キッザニアです。千里さんとチアリ 中学部 3 年 2 組 石森 れいらさん ーダーやりました。 3年間でみなさんは、たくましくなりましたね。これまでに培った友情や多くの人か らもらった愛情を胸に、がんばってください。 Q:就職先はどこですか? <高等部の作業学習でやりたいこと> A:社会福祉法人わたり福祉会 介護老人保健施設「はなひらの」です。 Q:高等部でがんばりたい勉強は何ですか? Q:どのような仕事をするのですか? A:作業学習です。 A:主に利用者さんとコミュニケーションをとったり、介護補助をしたりする Q:何をやりたいですか? 仕事です。新しい仕事にも取り組んでいきたいです。 A:マフラーを縫って緑上先生にプレゼントしたい Q:働くうえで頑張りたいことは何ですか? です。 A:体調管理に気を付けて、元気に仕事ができるように頑張りたいです。また、新しい仕事を任 作業学習が大好きなれいらさん。どんな作業でも 一生懸命に取り組んでくれるものと期待していま す。がんばれ!がんばれ!れいら!!! 高等部 3 年 1 組 佐藤 ひかるさん されるように、自分から色々なことに積極的に取り組んでいきたいです。 Q:お給料をもらったら、まず何をしたいですか? A:好きなものを買ったり、好きなことをしたいです。
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