休日の中心商業地における子連れ家族の行動に関する研究 ~福岡市天神地区を対象として~ 福岡大学工学部社会デザイン工学科 辰巳 浩,堤 香代子,鈴木 貴登 1.はじめに 3.調査結果 3-2.天神地区への来街形態 わが国では少子化が問題となっており、その原因の1 つとして子育てに対する負担感があると考えられる。子 供が楽しく時間を過ごす場所があれば子連れの買い物客 が負担を感じずに買い物ができる。百貨店ではキッズス ペースを設けるなどのサービスを行っているが、天神地 区には子供が楽しめる施設やイベントが少なく、子連れ 家族が回遊しづらい状況になっている。 そこで、天神地区における子連れの回遊行動を分析し、 子連れにやさしい都心部のあり方を検討する。さらに、 一般来街者の回遊行動と比較し、今後の天神地区にどの ような支援・対策が必要かを検討する。 小学生以下の子供を連れて天神地区へ来街した経験のある被験 者170人の回遊行動等の分析を行う。 週に数回 月に数回 年に数回 行かない ■来街頻度:家族の種類別の天神地 67.0 n=106 区への来街頻度を図3に示す。家族 乳幼児を持つ家族 4.7 28.3 65.6 n=64 の種類で来街頻度に差はなく、週に 小学生を持つ家族 7.8 25.0 全体 5.9 n=170 27.1 66.5 数回は6%、月に数回は27%、年 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 (%) に数回が最も多く67%を占める。 図3 天神地区への来街頻度 ■交通手段:家族の種類別に天神地 区への来街時の交通手段を図4に示 電車 バス 自家用車 その他 す。乳幼児を持つ家族では自家用車 乳幼児を持つ家族 18.9 26.4 43.4 11.3 n=106 の利用が最も多く43%を占める。 小学生を持つ家族 35.9 23.4 29.7 10.9 n=64 全体 それに対し、小学生を持つ家族では 25.3 25.3 38.2 11.2 n=170 30%であり、自家用車に代わり電 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 (%) 車の割合が36%を占める。バスは 図4 天神地区への来街時の交通手段 両者とも25%前後である。 ■同伴者:子供を連れて天神地区へ 自分と子供のみ 配偶者・パートナーと同伴 親(祖父母)と同伴 親戚と同伴 来街するときの同伴者を図5に示す。 友人と同伴 その他 全体では自分と子供のみで来街が 乳幼児を持つ家族 25.5 50.9 14.2 4.7 n=106 53.1 39.1 4.7 n=64 36%、配偶者・パートナーと同伴す 小学生を持つ家族 全体 35.9 46.5 10.6 2.9 n=170 るが最も多く47%、親と同伴する 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 (%) が11%である。 図5 天神地区への来街時の同伴者 家族の種類別では乳幼児を持つ家 族は配偶者・パートナーと同伴が最 自分と子供(同伴なし) 自分と同伴者と子供 も多く51%を占め、自分と子供の 自分が子供と(同伴者別行動) 自分別行動(同伴者が子供と) み26%、親と同伴14%である。こ 1.2 32.9 63.5 2.4 n=170 れに対し、小学生を持つ家族では自 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 (%) 分と子供のみが最も多く53%を占 0.0 図6 来街時の同伴者との行動 め、配偶者・パートナーと同伴39%、 親と同伴5%である。 ■同伴者との行動:天神地区での同伴者との行動を図6に示す。自分と子供 (同伴者なし)との行動が33%、自分と同伴者と子供との行動が64%を占め る。同伴者や子供と別行動をとる割合は4%に過ぎず、ほとんどが来街時の人 員構成で回遊をしている。 子供の構成と家族の種類(n=170) 4.0% 救正会福岡総合病院 日本銀行周辺 肥後銀行周辺 親不孝通り周辺 天神ビル周辺」 フタタ周辺 大名 丁1目周辺 銀行周辺 三菱東京 UFJ ジュンク堂周辺 警固神社 アクロス福岡 天神コア周辺 ビックカメラ周辺 図10 ミーナ天神周辺 0.0% 天神地区で子供を楽しませたり、休ませるためにつれて行く場所 岩田屋本館周辺 福岡三越周辺 ・おもちゃ売り場のキッズスペースに連 れて行く(18) ・食事(9) ・授乳室で子供の授乳やオムツ替え(5) ・買い物(5) ・その他(2) ・買い物(12) ・食事(5) ・休憩(3) ・赤ちゃんの休憩室や授乳室(2) ・西鉄利用時に電車やバスを見る、乗る(2) 大丸周辺 ・子ども用品売り場に行くと子供を遊ばせるキッズスペースがある(13) ・買い物(8) ・食事(7) ・大丸地下のトイレが広くきれいなので(2) ・託児施設があるので(2) ・1階のカフェで休憩。オープンカフェなので少々子供が騒いでも気楽(1) ・その他(4) 図11 子供を楽しませたり、休ませる場所にある物・そこですること 子連れ家族(本アンケート結果) 一般来街者(2012年度当研究室アンケート結果) 天神での 行動 親(祖父母)と同伴 11.1 16.7 自分と子供(同伴なし) 17.9 5.4 自分と同伴者と子供 22.9 0.0 図8 5.6 n=18 1.8 n=56 6.5 n=108 55.6 5.3 n=170 62.9 8.8 20.0 66.7 40.0 60.0 80.0 天神地区での主な移動手段 地上が多い 家族 構成 乳幼児を持つ家族 地下が多い 21.7 天神への 同伴者 小学生を持つ家族 14.1 自分と子供のみ 16.4 配偶者・パートナーと同伴 52.8 全体 50.6 61.1 18.8 0.0 20.0 同じくらい 31.3 57.4 22.8 100.0 (%) 25.5 54.7 親(祖父母)と同伴 5.6 図9 1.6 n=61 7.6 n=79 75.0 11.1 26.9 全体 6.6 n=106 59.5 53.5 n=61 n=79 27.6 60.0 n=64 26.6 33.3 40.0 n=106 26.2 80.0 天神地区での地上・地下通路の移動 ⼩学⽣ 低学年 ⼩学⽣ ⾼学年 ⼦連れ ⼀般来街者 家族全体 ⼦供・家族 ⼩学⽣ 低学年 ⼩学⽣ ⾼学年 ⼦連れ 家族全体 2400m 2200m 2000m 1800m 1600m 1400m 1200m 800m 乳幼児 1000m 600m 400m 200m 2400m 2200m 2000m 1600m 1400m 800m 乳幼児 ⼀般来街者 691.1 569.7 580.4 638.1 341.7 平均距離(m) 475.9 425.1 469.3 454.1 135.8 標準偏差 413.5 328.3 370.3 389.9 222.8 標準偏差 469.2 376.7 403.7 437.9 218.4 73 50 38 121 116 106 67 47 170 292 図13 新天町周辺 8.9 24.1 回遊なしを含む(全件) 標本数 2.0% その他 42.5 20% 平均距離(m) 標本数 100.0 (%) 75.4 40% 0% ⼦供・家族 大名 丁2目周辺 ダイエー 天神への 同伴者 配偶者・パートナーと同伴 子供自身の徒歩 14.2 乳幼児の家族 小学低学年の家族 小学高学年の家族 子連れ家族全体 一般来街者 60% 0% 6.0% イムズ周辺 おんぶ・だっこ 36.8 18.0 4.9 乳幼児の家族 小学低学年の家族 小学高学年の家族 子連れ家族全体 一般来街者 60% 1200m 8.0% 天神中央公園 家族 構成 ベビーカー 自分と子供のみ 80% 80% 回遊なしを除く n=217 乳幼児の家族 小学低学年の家族 n=175 小学高学年の家族 n=219 10.0% 天神地区への来街に対しての子供の様子 乳幼児を持つ家族 100% 100% 20% 12.0% 警固公園 80.0 ■回遊距離:直近の天神地区来街時の回遊距離分布を図13に示す。1ヶ所のみ訪れ て回遊をせずに帰宅した被験者は29%であり、この場合を回遊なしとした。図13で は回遊なしを除いた場合と含む(全件)場合を示した。また、2012年度に当研究室 でアンケートを行った一般来街者の調査結果と比較した。天神地区に来街した場合に 回遊をする割合は子連れ家族が71%に対し、一般来街者は40%であり、子連れ家族 の方が回遊の割合が高い。これは子連れ家族の方が来街頻度が少ないことから、来街 時に回遊する割合が高いといえる(2012年当研究室の結果:一般来街者の天神地区来 街頻度は週に数回18%、月に数回51%、年に数回29%)。そのために回遊なしを除く 場合も含む(全件)場合も子連れ家族の方が回遊距離が長く、前者は子連れ家族 638mに対し、一般来街者は342m、後者は子連れ家族454mに対し、一般来街者 は136mである。子供の年齢の違いでは、両者ともに乳幼児を持つ家族が小学生を 持つ家族よりも回遊距離が長い。 40% ソラリアプラザ 60.0 100.0 (%) 14.0% パルコ周辺 40.0 2.4 10.0 11.2 80.0 ■よく行く場所:天神地区で子供を楽しませたり、休ませるため に連れて行く場所を、最大5つまで回答する記述式の回答結果を、 子供の年齢別に図10に示す。その結果、子供の年齢に関わらず、 岩田屋や大丸等の百貨店やその周辺での回遊が多いことがわかっ た。次に、そこへ連れて行く理由を図11に示す。岩田屋や大丸 ではキッズスペースにつれて行く、VIORE周辺は授乳室が個室 で使いやすい・子供が騒いでも大丈夫なcaféがある・ベビーカー で入れるトイレがある、福岡市役所への回遊は天神涼園地へ連れ ていく、パルコ周辺は館内のおもちゃ屋・ディズニーストアに連 れていく、警固公園では子供を遊具で遊ばせたり走り回らせたり できる・親も休憩・憩いができる場などが挙げられた。これらの理 由から、子連れの来街者には子供を楽しませたり休憩の場として キッズスペースや子供向けのイベントが求められているといえる。 ■回遊分布図:直近の天神地区来街時の回遊行動を図12に示す。 子連れ家族も一般来街者も百貨店を中心に回遊している。なお、 子連れ家族が広範囲に回遊している。 10.2 6.0 n=170 44.9 20.0 60.0 図2 福岡三越周辺 天神への 同伴者 0.0 14.1 子供の構成 乳幼児のみ 乳幼児と小学低学年 乳幼児と小学高学年 乳幼児と小学低学年と高学年 小学低学年 小学高学年 小学低学年と高学年 (孫) 5.6 n=18 50.0 29.9 n=64 12.7 6.3 n=79 44.3 38.9 7.2 14.5 10.0 3.3 n=61 45.0 29.1 親(祖父母)と同伴 5.6 全体 35.5 28.3 6.3 7.6 9.5 n=106 50.5 33.9 14.5 10.0 普通 わからない 40.0 福岡市役所 家族 構成 27.6 2.9 配偶者・パートナーと同伴 図7 喜ぶ とてもいやがる 小学生を持つ家族 2.9 11.2 3.5 20.0 岩田屋本館周辺 とても喜ぶ いやがる 0.0 家族 乳幼児+小高 小学高学年 乳幼児を持つ家族 44.7 周辺 VIUORO 大丸周辺 ■子供の様子:子連れで天神地区へ来街したときの子 供の様子を図7に示す。子供全体では天神地区に行く ことをとても喜ぶ子供が7%、喜ぶ子供が30%であ る。反対にいやがる子供が10%、とてもいやがる子 供が2%である。 家族の種類別では乳幼児を持つ家族ではとても喜ぶ 3%、喜ぶ28%であり、いやがる割合は10%である。 小学生を持つ家族ではとても喜ぶ15%、喜ぶ34%、 いやがる割合は16%を占め、喜ぶ割合も増えるがい やがる割合も増える。 同伴者別では、子供にとって祖父母との同伴が最も 喜ぶ割合が高く44%を占める。それに対し、自分と 子供のみ、配偶者・パートナーを同伴の場合は喜ぶ割 合が35~38%で、いやがる割合も13~14%と、喜 ぶ割合が減り、いやがる割合が増える。このことから 推察されることは、親との回遊は親の買い物等がメイ ンで、祖父母との回遊は子供がメインになると思われ、 子供が喜ぶ傾向にあると考えられる。 ■移動手段:子連れでの移動の際の移動手段を図8に 示す。全体ではベビーカーでの移動23%、おんぶ・ だっこが9%である。ベビーカーでの移動は乳幼児を 持つ家族37%、同伴者なしの場合18%、配偶者等の 同伴者ありの場合25%前後である。 ■通行通路:天神地区の地下街や地下通路のある場所 での地上あるいは地下の移動結果を図9に示す。全体 では地下通路を利用しての移動が54%、地上が19%、 地上と地下同じくらいが28%である。天神地区での 移動は半数以上が地下通路を利用している。 家族の種類別では、乳幼児を持つ家族は地上移動の 割合が小学生を持つ家族よりも若干多く22%である が、地下利用はほぼ同値の53%を占める。祖父母と の回遊の場合は地下移動の割合が61%と高く、3世 代での回遊では、天候、自転車、車等の危険のない地 下通路での移動が好まれているのではと推察される。 ■滞在時間:子連れで天神地区へ来街したときの滞在 時間は、1時間以内1%、1~3時間62%、3~5時間 36%、5時間以上2%であり、1~3時間が最も多い。 家族の種類や同伴者の種類による滞在時間に差はみら れない。 乳幼児+小低 小学低学年 (孫) 1000m 3-3.天神地区での回遊 自分と子供のみ 個人属性(n=170) 乳幼児を 小学生を 持つ家族 持つ家族 乳幼児 乳幼児+小低+小高 小低+小高 30歳代 45% 1800m 図1 40歳代 42% 自営業 3% パート・ア 公務員 3% ルバイト 12% 専業主 婦 52% アンケート調査項目 性別,年齢,職業,子供の有無 来街頻度,交通手段,同行者の有無,同行者との行 普段の天神地区で 動,子供の様子,子供の移動方法,滞在時間,主に の回遊行動 子供を連れて行く場所 直近の天神地区で 来街月,同行者の有無,同行者との行動,回遊行動, の回遊行動 イベント あったら良いと思う施設,イベント等,天神地区での 天神地区への要望 不満な点 小学生を持つ家族 会社員 26% 女性 83% 個人属性 乳幼児を持つ家族 60歳以上 1% 50歳代 20歳代 2% 10% その他 無職 2% 2% 男性 16% 200m 表1 不明 1% 600m 調査対象は小学生以下の子供のいる家族で、設問項目 は子連れでの天神地区への来街頻度、交通手段、同伴者、 天神地区での回遊行動、子供が喜んだイベント等である。 調査項目を表1に示す。 アンケート調査は2013年9月末の週末に、福岡市内 の戸建てや集合住宅にポスティング形式で配布し、後日、 郵送回収の方法で実施した。配布枚数は5,000部であ り、福岡市の7区の人口比に応じた部数を各区でポス ティングをした。なお、回収部数は170部で、回収率 は3.4%である。 被験者170人の性別、職業、年齢の個人属性を図1に示す。性 別は女性が83%、職業は専業主婦が最も多く52%、次いで、会 社員26%である。小学生以下の子供を持つ家族であることから、 年齢は30歳代が最も多く45%、40歳代42%である。 ■子供の構成:被験者の家族の子供構成を図2に示す。乳幼児の みの家族が最も多く45%、小学生低学年のみ14%、高学年のみ 10%、低学年と高学年の家 族11%、 乳幼 児と 低学 年の 家 族 11%である。なお、乳幼児、小学低学年、小学高学年の子供を 持つ家族を対象としたために家族の種類を、“乳幼児を持つ家 族”と乳幼児を持たなく小学生の子供がいる家族の“小学生を持 つ家族”の2つに分類した。その結果、 乳幼児を持つ家族は 62%、小学生を持つ家族は38%である。 400m 2.調査概要 3-1.個人属性 凡例 n=18 n=170 直近の天神地区来街時の回遊距離 博多うまかもん 天神ピクニック ■子供が喜んだイベント: ソフトバンク優勝 アジア祭り 市 1% 2% 1% アジア祭り パレード 天神地区で子供が喜んだ 2% その他 その他 3% ソフトバンク優勝 北海道フェア 8% 8% イベントのベスト3を、喜 パレード クリスマスイルミネー クリスマスイルミネー 4% 北海道フェア 3% 警固公園スケー ション んだ順に回答する記述式の ション 3% トリンク 25% 警固公園スケー 25% 回答結果を図14に示す。 6% 飾り山 トリンク 5% 8% 最も喜んだイベントは天神 飾り山 天神涼園地 天神涼園地 博多どんたく 11% 21% 涼園地29%、次いで、ク 29% 18% 博多どんたく リスマスイルミネーション 17% 25%、福岡市の伝統の祭 最も喜んだイベント 子供が喜んだイベントの総計 りである博多どんたく 図14 天神地区で子供が喜んだイベント 18%、飾り山5%である。 なお、最も喜ばれたイベントに天神涼園地が選ばれた理由は、天神地区には子供が体 を動かして遊べるイベントが少ないために当地が選ばれたと考えられる。また、アン ケート調査が9月末だったことも理由の一つと考えられる。ベスト3の総計では、最 も喜んだイベントはクリスマスイルミネーション25%、次いで、天神涼園地21%、 博多どんたく17%、飾り山11%である。 4.まとめ 天神地区への来街時の子連れの家族の回遊行動でわかったことは、乳幼児 を持つ家族は小学生を持つ家族よりも自家用車の利用割合が高い、乳幼児を 持つ家族は同伴者の割合が高い、同伴者を伴う子連れの来街者は来街時の人 員構成で回遊している、天神地区への来街を1割の子供は嫌っている、乳幼児 を持つ家族の37%はベビーカーでの移動、地上よりも地下通路の利用が多い、 百貨店およびその周辺の回遊が非常に多い、キッズスペースやトイレ等の設 備の整った場所が好まれる、回遊距離が一般来街者よりも長いなどである。 一般来街者に比べ子連れ家族の来街頻度は少ないため、当然、来街したと きは回遊距離が長くなっている。そのために、子連れにやさしい都心部にす るためには子供が楽しく過ごせる場所や休ませる場所等の整備が重要である。 また、乳幼児を持つ家族の37%はベビーカーを使用しており、地上の移動割 合が小学生を持つ家族よりも高いことからも、地上通路、地下通路、特に、 地上と地下をつなぐ接続部の整備も必要である。子連れや一般来街者の来街 時の回遊は百貨店およびその周辺が多いことから、百貨店周辺の地上の整備 も必要である。さらに、子供が体を動かし遊べるイベント等があれば子連れ 家族が回遊しやすくなり、天神地区の来街頻度が増えると考えられる。 参考資料 100.0 (%) 図12 天神地区での回遊行動(直近の天神地区来街時の子連れと一般来街者) 2012年度卒業論文「福岡都心部における休日の回遊行動に関する研究」,十亀良幸 2013年度卒業論文「福岡都心部における休日の回遊行動に関する研究 -平成24年度実施アンケートの詳細分析-」,宮原大貴 福岡大学工学部社会デザイン工学科 交通・都市システム研究室 福岡市城南区七隈8-19-1 TEL:092-871-6631(内線6483)
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