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湯たんぽで起きる低温やけどにご注意ください!

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保健師通信 No.45
湯たんぽで起きる低温やけどにご注意ください!
今年の冬はエコということや、節約につながるということで“湯たんぽ”が特に人気
になっているようですね。しかし、一方で気をつけたいのが「 低温やけど 」です。
低温やけどは最悪の場合、皮膚移植手術が必要となることもあるので甘く見てはいけ
ません。カイロやホットカーペットでも同じことが言えます。
しかし、湯たんぽは危険だから使わない方がよいというわけではありません。正しい
使用方法で冷え防止に努めていきましょう。
【心地よい温かさでも低温やけどは起こります!】
低温やけどは心地よく感じる程度(体温より少し暖かい温度)のものでも、皮膚の同じ部分が長い
時間接触していると発生するやけどです。
熱いものに接触している皮膚の温度とやけどになるまでの時間はおおよそ次の通りです。
44℃
およそ3時間から4時間
46℃
およそ30分から1時間
50℃
およそ2分から3分
ちょっとヒリヒリしている程度なら大したことはないだろうと思っていても、低温やけどの場合
は、皮膚の深いところまで傷ついていることもあります。皮膚の表面だけを見て「平気、平気」と軽
く考えていると、気がつかないうちにひどい状態になりますから、少しでも気になったら早めに皮膚
科を受診しましょう。
【見た目は軽症、実は重症の低温やけど】
通常のやけどは、表面のダメージが最も激しく、内部にいくほど軽くなっていきます。
しかし低温やけどは、皮膚の表面が少し赤くなっている程度でほとんど痛みがないような症状で
も、内部の細胞組織の一部が壊死(えし)して潰瘍状態になっているようなこともあります。壊死し
た皮膚は再生しないので、その部分を切り取らなくてはいけません。ここまでくると治るまでに時間
がかかるうえ、傷跡が残ってしまうケースも少なくありません。
低温ヤケドを発症した人の約8割が、通院や入院が必要だったというデータ(国民生活センター)
もあります。
【低温やけどを防ぐために・・】
●布団から出して使用する
布団が暖まったら湯たんぽを布団から取り出して就寝すると低温やけどの危険性はありません。
●一定時間ごとに湯たんぽの位置を変える
保護者や介護者など周囲の人がいる場合は、身体の同じ部位に触れ続けないよう、時々湯たんぽの
位置を変えてあげてください。
●厚手のタオルや布で包む
必ずしも低温やけどの防止には効果がありませんが、市販している湯たんぽカバー(湯たんぽ袋)
を使用し、その上から厚手のバスタオルや布で包むと、表面温度が下がるため低温やけどを生じるま
での時間は長くなります。
※特に次の方がお使いのときには、周りの人が注意してあげてください。
◇ 乳幼児、お子様、お年寄り、ご病人
◇ 皮膚の弱い方
◇ 身体が不自由な方
◇ 疲労の激しい方、深酒した方
◇ 眠気を誘う薬(睡眠薬、風邪薬など)を服用された方
<作成者>
保健師
下田
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