高校3年 必修 国語 古典講読 3/4 古文 文系Ⅰ 文系Ⅱ

中・高 学年
区分
教科
科目名
単位・時数/週
分野
高校3年
必修
国語
古典講読
3/4
古文
対象
文系Ⅰ
文系Ⅱ
中古の主たる物語文学や評論、歌論を読み、先人の物の考え方や行動を通じて古典の世界を
科目の目標
味わうと共に、古文解釈上のきまりを学び、読解力の養成に努める。
学習教材
教科書
『物語・評論選』
(筑摩書房)
プリント
副教材
『体系古典文法』
(数研出版)
・
『古文単語 330』
(いいずな書店)
『完成日本文学史ノート』
(京都書房)
学習項目
一
1.導入(ガイダンス)
指導時数
学習目標
備考(指導方法など)
1
1.授業の進め方、学習方
・毎週、古文単語の小テ
学
期
法などの確認をする。
2.伊勢物語
狩りの使ひ
3
前
期
2.歌物語の叙情的な美し
さを味わう。
3.大鏡
鶯宿梅
2
3.歴史物語の系譜につい
て確認する。語りの形態
ストを実施する。
・難語句の読みのプリン
ト(3枚)を配布し、
定期試験に組み入れ
る。
を理解する。
4.大鏡
道長、栄華への第一歩
5
1
5.文学史
4.栄華を極めた藤原道長
・既習項目『伊勢物語』
の人となりを表す挿話
「芥川」
「東下り」
(高1)
や、道長の政権掌握の歴
「渚の院」
(高2)
史的事情を活写した文
『大鏡』「弓争ひ」「時平
章を読み、紀伝体の物語
と道真」「道長の豪胆」
のおもしろさを味わう。
「花山天皇の出家」
(高
5.文学史ノートの内容確
2)
認を行う。
6.問題演習
2
6.入試問題演習を行う。
一
1.テスト返却
1
2.3.歌論を中心とした
学
2.俊頼髄脳
3
古典評論を読むことで、
期
3.正徹物語
2
当時の文化背景や価値
後
観についての理解を深
期
める。
4.高い読解力を必要とす
4.源氏物語
夕顔
6
る『源氏物語』に取り組
む。同時に『源氏物語』
5.文学史
1
の文学史的な意義につ
6.問題演習
2
いても理解する。
・
「夕顔」はプリントにて
学習
二
1.源氏物語
心づくしの秋
学
4
1.~3.これ迄の古典作
(P53L2~)
品と異なり、現代小説に
期
2.源氏物語
母子の別離
4
も通ずる登場人物の複
前
3.源氏物語
暁の雪
4
雑な胸中についても読
期
4.文学史
1
み取る。
5.問題演習
2
4.引き続き、文学史ノー
トの確認を行う。
二
1.テスト返却
学
2.源氏物語
期
3.源氏物語
1
2.3.引き続き『源氏物
問題演習は、
『源氏物語』
暁の雪
3
語』を読み進めていく。
の宇治十帖、近世日記文
萩のうは露
3
4.入試問題演習を行いな
学、中古の擬古文などを
後
がら、読み切れなかった
期
部分などの補足を行う。
4.文学史
1
プリントで学習
演習問題を解きながら、
入試のトレンドについ
ても知り、各自の発展的
5.問題演習
三
9
な学習へとつなげる。
大学入試問題演習
今までの学習内容を整理しつ
学
つ入試問題演習を行うことで
期
実践的な力を養う。
特別授業を実施
その他留意すべき項目(評価の観点、家庭学習など)
Ⅰ・予習を前提として授業を実施する。
Ⅱ・定期試験は第1回~第4回で実施する。
Ⅲ・副教材試験範囲①
第1回
4~8
/
Ⅳ・副教材試験範囲②
第1回
第1回
『日本文学史ノート』より、各考査 10 点分出題
第2回
9~18 /
第3回
19~28 /
第4回
29~38
プリント3枚〈語句の読み・授業で配布〉より、各考査5点分出題
1~67 /
Ⅴ・単語テスト
※考査は 90 点で作成する。
第2回
68~133 /
『古文単語 330』から出題
①P222~231・234~237
第3回
134~201 /
第4回
※各考査に原則として換算点を 10 点分含める。
第2回
①P268~273・276~281
②P238~251
②P282~287・154~159
③P256~267
③P160~171
④P172~173・24~33
第3回
①P34~43・46~49
202~267
第4回
①P96~107
②P50~64
②P110~123
③P70~81
③P124~129・198~205
④P82~85・88~95
④P206~213・216~221