報道関係者 各位 平成 26 年 3 月 19 日 日本科学未来館 クエスタコン(豪州国立科学技術センター) 2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン 平成26年4月24日(木)~5月25日(日) にっぽん か が く みらいかん もうり まもる 日本科学未来館(略称:未来館、館長:毛利 衛 、所在地:東京都江東区青海)は、クエスタコン(豪州国立科学技術センター)と協力し、体験 型の科学展示やサイエンスショーのプログラム「2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン」を東北の科学館や学校で行います。 サイエンスサーカスは、子ども達に科学のおもしろさや学ぶ楽しさを伝えることで、夢や希望を育むことを目的とした巡回展示プログラムで す。ロープや箱を使ったパズルやボールを転がして遊びながら学べる 30 種類の展示、音の不思議やてこなど物の動かし方を工夫して見 せるサイエンスショーを行います。 サイエンスサーカスは、日本科学未来館でキックオフ開催をした後、宮城県南三陸町、岩手県盛岡市、久慈市、青森県三沢市の東北三県四 市町の科学館や学校をツアーします。各科学館では、地元の科学館スタッフがクエスタコンや未来館の科学コミュニケーターと協力し、サイ エンスショーを作り上げます。また、学校では、現地の教育委員会の協力のもと日豪のサイエンスサーカス巡回スタッフが訪問し、30 分の サイエンスショーと交流を通して科学を学ぶ機会を提供します。 今回の巡回は、開館 25 周年を迎えたクエスタコンが、建設費の半分を支援した日本の政府と産業界への感謝、および日豪の友好を祝して 行うものです。オーストラリアによる東日本大震災の被災地への継続的な支援の思いから、巡回先に東北地方を選定しました。本ツアーは、 これまでオーストラリア国内などで実施されてきましたが、日本では今回が初めてです。 なお、4 月 26 日には「2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン」の開催を記念し、クエスタコン諮問委員で 2011 年にノーベル物理学賞を 受賞したブライアン・シュミット博士による講演を未来館で開催する予定です。 ■概要■ 開催期間 平成26年4月24日(木)~5月25日(日) 共同主催 クエスタコン、日本科学未来館 共 南三陸町教育委員会、盛岡市子ども科学館、 催 盛岡市教育委員会、久慈市文化会館アンバーホール、 久慈市教育委員会、青森県立三沢航空科学館、 三沢市教育委員会 後 援 オーストラリア大使館 助 成 オーストラリア外務貿易省 豪日交流基金 協 力 サイテックディスカバリーセンター オーストラリア巡回中のサイエンスショーの様子 ■巡回スケジュール■ 4月26日(土)~4月27日(日) 日本科学未来館: オープニングセレモニーおよび展示会開催 4月30日(水)~5月 4日(日) 宮城県南三陸町: 展示会・サイエンスショー(ベイサイドアリーナ)および学校訪問(小中学校7校でショーを実施) 5月 7日(水)~5月11日(日) 岩手県盛岡市: 展示会・サイエンスショー(盛岡市子ども科学館)および学校訪問(小学校6校でショーを実施) 5月14日(水)~5月18日(日) 岩手県久慈市: 展示会・サイエンスショー(久慈市文化会館アンバーホール)および学校訪問(小学校4校でショーを実施) 5月21日(水)~5月25日(日) 青森県三沢市: 展示会・サイエンスショー(青森県立三沢航空科学館)および学校訪問(小学校7校でショーを実施) 一般からのお問い合わせ先 本件に関するお問い合わせ先 日本科学未来館 TEL:03-3570-9151 FAX:03-3570-9150 URL http://www.miraikan.jst.go.jp 日本科学未来館 事業部 展示企画開発課 広報普及担当 ([email protected]) 〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6 TEL:03-3570-9192 FAX:03-3570-9150 1 [展示構成] 音、光、重力、重心、摩擦、共鳴といった、私たちの生活を取り巻くさまざまな自然現象の法則を、遊びながら体験できる展示 です。見ているだけで楽しくなるような鮮やかな色をした 30 種類の展示にはすべて解説パネルがついており、「触って楽しい」 にとどまらず、「分かって楽しい」というところまで伝えます。以下、展示の一部をご紹介します。 ■ビーサン演奏器■ カラフルで長さの違うパイプの口を、ビーチサンダルでたたいて音を出すというユニークな展 示です。パイプの長さによって音の出る高さが違うため、曲を演奏することもできるかもしれ ません。 解説:音は音波ともいわれるように空気の波、つまり空気の振動です。音の高低や周波数は 空気の振動と関係があります。長いパイプは中の空気が長くゆっくりと振動するため、 たたくと低い音が出ます。一方、短いパイプは中の空気が短く速く振動するため、高い 音が出ます。パイプオルガンも同じ原理で音を奏でています。 ■おかたづけ■ いろいろな形や大きさの箱が 9 つあります。それらを大きな箱にきれいにつ めて収めるには、どう工夫したらよいかを体験できる展示です。小さな箱を入 れては出し、向きを変え、1 つ残らずきれいに収納します。 解説:「かたづける」という普段だれもがやっていることですが、そのとき脳は 空間を三次元でとらえて考えています。多くの場合、空間を三次元で 考えることは二次元で考えるよりもずっと難しいことです。二次元のパ ズルが得意な人も、思わず真剣に取り組んでしまうかもしれません。 ■くぎの平衡■ 固定したたった 1 本のくぎの上に、6 本のくぎを台にふれないように乗せるこ とはできるのでしょうか。重心と支点の位置を考えて、バランスをとりながらく ぎを乗せていく展示です。 解説:物体は、重心が支点の真上にあるとバランスをとることができますが、 重心が支点の下にあると支点からぶら下がってしまいます。この重心 とバランスの原理が使われているのが、家の屋根です。家を建てる建 築家の気持ちになって挑戦してみてください。 ■タッチテスト■ 箱の内外に 5 種類の物がそれぞれ違う順番で並んでいます。箱の外にあるものを 触り、それと同じものを箱の中に手を入れて探します。 解説:さわるだけで物を確かめるとき、私たちはよりたくさんの部分をさぐり、皮膚の 神経に情報を集めます。体の中でも特に指先やくちびるはもっとも感覚が敏 感で、たくさんの神経があります。 ※本プレスリリースは未来館ホームページよりダウンロードしてご利用いただけます。 URL:http://www.miraikan.jst.go.jp/press/ 2 報道関係者 各位 平成 26 年 3 月 19 日 日本科学未来館 オープニングセレモニーのご案内 2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン 開催日時 平成 26 年 4 月 24 日(木) 18:30~20:30 会 場 日本科学未来館 1 階 シンボルゾーン 受 付 18:00~ 日本科学未来館 1 階入口 スケジュール 18:30~ 18:50~ 19:00~ 19:40~ 20:00 毛利衛(日本科学未来館館長)挨拶 グラハム・デュラント氏(クエスタコン(豪州国立科学技術センター)館長)ご挨拶 ブルース・ミラー氏(駐日オーストラリア大使)ご挨拶 乾杯 展示会自由見学 「2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン」開会宣言 クエスタコンと日本科学未来館の科学コミュニケーターによるサイエンスショー 終了 にっぽん か が く み ら い か ん も う り まもる 日本科学未来館(略称:未来館、館長:毛利 衛 、所在地:東京都江東区青海)は、平成 26 年 4 月 24 日(木)~5 月 25 日(日) の期間、「2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン」を実施いたします。 上記の通りオープニングセレモニーを開催しますのでご案内いたします。ご多用の折、誠に恐縮ではございますが、何卒ご 出席賜りますよう、ご案内申し上げます。 一般からのお問い合わせ先 本件に関するお問い合わせ先 日本科学未来館 TEL:03-3570-9151 FAX:03-3570-9150 URL http://www.miraikan.jst.go.jp 日本科学未来館 事業部 展示企画開発課 広報普及担当 ([email protected]) 〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6 TEL:03-3570-9192 FAX:03-3570-9150 FAX お申し込み用紙(このままご返送ください) [FAX 03-3570-9150] 4 月 22 日(火) 17:00 までにご返送ください 貴社名・所属 氏名 人数 ご連絡先 TEL カメラなど機材お持ち込み FAX E-mail 3 □有 □無
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