山梨県立大学地域研究交流センター 2012 年度研究報告書 山梨県内在住外国人児童生徒の健全な育成に向けて ∼進路・進学に関する情報提供を軸とした教育支援の実施∼ 山梨県立大学地域研究交流センター 【目 1.はじめに 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.進路進学ガイドの分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1 地域別資料の分析結果 2-2 山梨県の進路進学ガイド『就学ガイドブック』及び全国共通情報資料の分析 1 3 3.外国人児童生徒の保護者、日本人支援者への聞き取り調査・・・・・・・ 36 3-1 外国人保護者への聞き取り調査 3-2 日本人支援者への聞き取り調査 4.進路・進学情報の作成について 資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 ①進路進学ガイド ・情報を掲載するサイト(サンプル) ・掲載する情報(サンプル) ②平成 24 年度活動記録 1.はじめに 山梨県立大学では、開学以来8年に渡って外国人児童生徒を対象とした学習支援教室 を大学内に開講している。また、甲府市内の小学校と提携した「日本語教育特講(外国 籍児童生徒)」の実施のほか、南アルプス市など 地域のボランティア教室へ学生を派遣し ている。昨年度は、地域研究交流センターの共同研究として、ブラジル人学校と大学を 繋いだ遠隔日本語教育の実施と、遠隔日本語教育実施のためのマニュアルを作成した。 今年度の取り組みは、こうした地域在住外国人児童生徒に対する支援の流れの中にあ る。プロジェクトのテーマは、外国人児童生徒及び保護者に対する進路進学情報の提供 であるが、これは、昨年3月に開かれた「やまなし子ども学習支援連絡協議会」 (事務局 山梨県立大学内)の第三回会議において提案され、協力が賛成多数で可決された。 進路進学情報の提供をプロジェクトのテーマとするに至ったのには、いくつかの理由 がある。まず、外国から来日したばかりの子どもたちが、高校進学・大学進学といった 将来にとって重要な節目を、不自由な日本語と限定された情報の中で迎えるケースは珍 しくない。たとえ学校や支援者のサポートがあったとしても、多様な情報の中から必要 な情報を選びだし、それを十分に活用することは困難である。 一方、外国から来た子どもたちの進路進学を支援する情報のリソースは、近年数を増 しつつある。情報内容は整備され Web 上に蓄積されつつあるが、残念ながら情報にアク セスできないまま取り残されている人々がいるのも事実である。山梨県内の外国人児童 生徒及びその保護者に関しても、状況は同じである。このような状況を少しでも改善す るため、今回多くの人が活用可能な情報リソースの構築を計画した。 今回の取り組みで目標としたのは、次の2点である。 まず一点は、現在作成されているさまざまな進路進学情報へのアクセスを容易にする ような情報サイトを作成すること、もう一点は、既成の情報には含まれない新情報を提 供することである。山梨県にはすでに県が作成した多言語の『就学ガイドブック』があ る。そこで、今回のプロジェクトでは、既存のガイドブックにはない情報を中心とした 次のような資料の作成を目標とした。 (1)山梨県という地域独自の情報 (2)外国から来た子どもたちや保護者が知りたいと思う情報 あまりにも詳細で網羅的な情報は、却って当面必要な情報や緊急性の高い情報の選択 を困難にする場合がある。一方で、作成者の恣意的な取捨選択には限界がある。そこで、 プロジェクトの実施にあたっては、日本国内各地域で作成された進路進学に関わる情報 の収集分析と、外国人保護者及び日本人支援者への聞き取り調査によって、掲載する情 報の絞り込みを行った。 また、情報はアクセスし易いことが重要である。情報へのアクセスを容易にする要因 -1- には、次のようなことが必要不可欠である。 (1)使用される言語の多様性 (2)情報の置かれる場所の検索の容易さ (3)情報の存在そのものの周知 また、情報そのものが読み手にとって興味・関心を引くものであることも重要である。 したがって、今回は情報の表示方法にも工夫を行った。基本的に視覚情報を多用し、付 加的な解説は、QA や語彙説明の項などで解説を行うこととした。 原則としてすべての情報は多言語(スペイン語、ポルトガル語、中国語簡体字・繁体 字、韓国語)に翻訳し、県立大学のサーバー上に置く。 以下、本報告書はプロジェクトが取り組んだ活動時系列に沿って、以下のような構成 を取る。 1.他地域で作成された進路進学ガイドの収集と分析(5月~7月) 2.外国人児童生徒の保護者、支援者への聞き取り調査(6月~7月) 3.山梨県内に住む外国人児童生徒及び保護者に必要な情報の洗い出し(9月~10月) 4.進路進学情報の作成(11月~2月) 5.情報サイトの作成(3月~) 最後に、このプロジェクトには地域の外国人住民・日本人住民を含む多数の協力があ った。これらの協力者の氏名は、報告書巻末に掲載する。 -2- 2.進路進学ガイドの分析 今回分析を行った資料は表1の通りである。それぞれの言語の欄にある○は入手した 資料が翻訳されていた言語である。 文責を行った資料は、文部科学省の検索サイト「かすたねっと」から入手できる地域 作成のガイドをダウンロードした上で、 (1)内容量、 (2)多言語への翻訳、 (3)カバ ーしている情報領域(高校進学、小中学校案内、進路全般)の3点を勘案した上で、サ ンプルとして8種を選択した(資料1~8)。資料9と 10 は機関より冊子の形で入手し たものである。各地域で作成されたガイドには、それぞれの地域性を反映した情報が多 数含まれている。 資料 11 は山梨県が作成した『就学ガイドブック』(山梨県国際課)で、これが現在入 手可能な唯一の県内資料である。 資料 12 は文部科学省作成資料であり、日本国内のすべての学校に共通する情報が幅 広く盛り込まれており、多言語に対応している。資料 13 は、資料 12 と同じく地域に偏 らない一般情報であるが、私立学校に関する情報など文部科学省資料とは異なる領域情 報も含まれている(詳細については後述する)。 資料 14 は、山梨県資料 11 を作成する際にベースとなったものであり、資料 13 と併 せて参照した。 表1 分析に用いた資料一覧 スペ ポル 番 作成者 タイトル 英語 イン 東京都教育相 都立高校への入学を目 談センター 指す外国籍の皆さんへ 財団法人滋賀 未来のための進路ガイダ 県国際協会 ンス 四日市市教育 外国人児童生徒と保護 委員会(三重 者のための小中学校ガイ 県) ドブック 三重県教育委 外国人保護者のための 員会事務局小 学校ガイダンス「日本の 中学校教育室 学校は、こんなところ」 1 3 4 ○ 語 語 な付 日 語 語 本語 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ -3- ふりが タイ ピン 語 ○ 2 韓国 トガル 号 語 フィリ 中国 ○ ○ ○ ○ ○ 5 6 静岡市教育委 外国人児童生徒と保護 員会学校教育 者のための学校の手引き 課 「学校大好き!」 三重県教育委 外国語を母語とする人の 員会・三重県 ための高校進学ガイドブ 国際交流財団 ック 2011 神奈川県教育 神奈川県に住む日本語 委員会 多文 を母語としない方へのご 化共生ネットワ 案内 2012 年度入学希 ークかながわ 望者用 浜松市教育委 浜松市の小・中学校へ入 員会(静岡県) るにあたって 7 8 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 進路ガイドブック 中学を 多文化共生セ 9 卒業したら、どこで、何を ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ンター東京 しましょう 長野県高校進 日本語を母語としない子 学ガイダンス と親のための 進学ガイ 実行委員会 ダンス 2007inながの 11 山梨県国際課 就学ガイドブック ○ ○ ○ ○ ○ 12 文部科学省 就学ガイドブック ○ ○ ○ ○ ○ ○ 多言語生活情報 教育 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 子ども向け情報 ○ ○ ○ ○ ○ 10 ○ ○ 自治体国際化 13 ○ ○ 協会CLAIR 大阪府教育委 14 ○ 員会 2-1 地域別資料の分析結果 各地域で作成された資料には、それぞれの地域に固有の進路・進学先(学校の種類、 名前、所在地、連絡先、入試の種類等)に関する詳細な情報が掲載されている。 また、外国人生徒(及び保護者)に対して、日本社会における進路・進学の意味を理 解した上で「なぜその進路を選ぶのか」、「そのためになにが必要なのか」を考えること ができるよう多様な選択肢を豊富に提示しており、中学校卒業以降の将来像がイメージ できるよう工夫されている。 これらの資料の特徴は、実際に子どもたちを支援している人々が、その経験から必要 性の優先順位を知り、成長の時間枠に沿った子どものための「生きた情報」の取捨選択 -4- を行っている点にある。 なお、地域によっては「健康診断」や「成績表」、 「学校の連絡」などの特定の情報(翻 訳文書を含む)が得られる分岐したサイトを持っており、必要に応じて学校側も活用で きるようになっている。 以下、資料1~10までの内容を参考資料として提示する。これらの資料は、後述す る聞き取り調査の際に参考資料として使用されたほか、その分析結果が今回のプロジェ クトで作成した進路進学資料に反映されている。 また、今後県内で進路進学ガイドを作成する際には、参考資料として活用できる。 資料1『都立高校への入学を目指す外国籍の皆さんへ 』(東京) 大項目 まえがき 小項目 問合せ先 具体的な内容 備考 東京都教育相談センター、電話番号 推薦に基づく選抜、在京外 国人生徒対象・4 月入学生 ・願書受付日、・入試実施日、・合格発表日 入学者選抜 徒の選抜、学力検査に基づ 用語の説明 の主な日程 く一般選抜(第 1 次募集・分 ★分割前期募集 について 割前期募集)、学力検査に ★分割後期募集 基づく一般選抜(分割後期 ★第二次募集 募集・第二次募集) A 推薦に基づく選抜 応募資格:・志願する都立高校を第 1 志望す 図 る者、・~年12月31日現在、都内在住で~ (選抜方法 A 年3月に卒業見込み者、・校長推薦を受けた ~D のそれぞ 者、・文化・スポーツ等の特別推薦の基準 (高 れの応募資 校の基準に該当し校長の推薦を受ける) 格) 応募資格:・外国籍の者、・保護者と共に都 内在住・入学日まで住所を有する者 、・入学 応募資格等 後も通学できる者、・高等学校、高等専門学 について 校に在籍していない者、・~年3月31日まで に外国において 9 年の過程を修了の見込み B 在京外国人生徒対象・ または既に修了した者、・~年3月31日まで 4 月入学生徒の選抜 に日本の外国人学校の教育により日本の義 務教育相当の過程を修了見込みまたは既に 修了した者、・~年3月31日までに中学校を 卒業見込みまたは既に卒業した者で、入国 後の在日期間が入学日現在原則として 3 年 -5- 以内の者 応募資格:・保護者と共に都内在住または入 学日までに住所を有することが確実な者 、・ 入学後も都内から通学できる者 、・高等学校 または高等専門学校に在籍していない者 、・ ~年3月31日までに外国に置いて学校教育 C 全日制の一般選抜 における9年の過程を修了見込みの者ま又 は既に修了した者、・~年3月31日までに、 日本国内におけて外国人学校の教育により 日本の9年の義務教育相当の過程を修了見 込みの者又は既に修了した者 応募資格:・都内に住所または勤務先を有す る者または入学日までに都内の住所又は勤 D 定時制の一般選抜 務先を有することが確実な者、・高等学校~ 以下、上記と同じ ○一般入試: 1 入学願書、2 志願理由書 (自己 PR カード)、3 入学考査料(2,200 円) A 推薦に基づく選抜 ○特別選抜: 1~3 は同じ、4 志願者の活 動の実績等を証明する書類 1 入学願書(学校所定の様式) 2 最終学校の成績書、またはこれに代わる 選抜方法 A~ もの(外国において学校教育における 9 年の 出願書類に D の必要な書 過程を修了することが分かる卒業証明書 ついて 類(志願者の 等)。中学校に在籍している者は調査書(在 手続き) B 在京外国人生徒対象・ 籍者または既卒者)を提出 4 月入学生徒の選抜 3 登録原票記載事項証明書または公的機 関が発行した証明書 4 入学考査料(2,200 円) 5 パーソナルヒストリー(学校所定の様式) 6 その他、都立高校が必要とするもの -6- 1~3 は同じ 4 自己 PR カード(面接実施校のみ提出) 5 登録原票記載事項証明書 (都内在住で在 学の中学生は不要)9 年過程修了証明でき るもの C 全日制の一般選抜 6 海外の学校または外国人学校における最 終学年の成績証明書(9 年過程修了がわか るもの) ★都内転居予定の場合、5 が必要 ★日本の中学校に通っている場合、6 は不要 1~3 は同じ(但し考査料は 950 円) 4 自己 PR カード(面接実施校のみ提出) 5 在勤証明書 6 登録原票記載事項証明書 (都内在住で在 学の中学生は不要) D 定時制の一般選抜 7 海外の学校または外国人学校における最 終学年の成績証明書(9 年過程修了がわか るもの) ★都内に在勤、在勤予定の場合、5 が必要 ★都内に転居予定の場合、6 は不要 ★日本の中学校に通っている場合、7 は不要 ア 在京外国人生徒の都立高校受検に対す る学力検査実施状の措置申請 (様式 29) 入国後滞在期間が入学日現 その他 イ 登録原票記載証明書 在 3 年以内の者 ウ 入国後 3 年以内を証明する書類(現に中 学校に在学していない者のみ) 都立高等学 ●実施している学校の種類、対象者、対象 総合成績の得 者の条件、 点配分(調査 ●推薦入試の目的、●推薦入試の種類 点、面接点、 (1)一般推薦、 (2)文化・スポーツ等特別推 小論文または 薦 作文、実技検 ●選考方法、●推薦枠 査点)イラスト 詳細は募集案内で確認(発行予定記載) 有り 推薦に基づく入試 校の入試の (推薦入試) 仕組み -7- ●選考について:点数、面接、小論文、実技 総合成績の得 検査の総合成績、 点配分、総合 ●受検教科数、 得点(学力検 ●学力検査と調査書点の比率:学校により 査・調査書)、 異なる、 面接点、小論 ●選考において特色のある学校:「特別選 文・作文点、実 考」「男女別定員制の緩和」など、☆学力検 技検査点 学力検査に基づく入試 (第 1 次募集) 査によらない入試について エンカレッジス クール、チャレンジスクール 学力検査に基づく入試 ●第 1 次募集で定員に満たない学校が行う (第 2 次募集) ●都立高等学校の全日制過程のうち、2 回 (分割前期・分割後期)に分けて募集する学 校がある、●定時制過程のうち、チャレンジ 分割募集 スクールと昼夜間定時制高校の中で分割募 集をする学校を列挙。また前年度実際に分 割募集した学校を列挙。 語彙集 都立高等学校の入試につい 語彙数は全部で 84 語(別表 1 参照) ての語彙集 Q&A 都立高等学校の入試につい て 付)の説明 質問 15 問(別表 2 参照) 説明(詳細は教育委員会のホームページ URL 及び冊子の裏の閲覧を勧める) 転学 全 84 語(ルビ 本文とは字体 を変え、答えは 枠で囲む 転学の説明及び転学の条件など 編入学の説明及び可・不可を記載 第 1 期のみ募集。但し、海外帰国生徒対象 編入学 の応募資格に該当する生徒については第 2 期、3 期募集での編入学の出願可能 都立高等学 校への転学・ 編入学につ いて ○転学・編入学の補欠募集日程について (各学期の補 第 1 学期補欠募集(転学及び編入学の未) 欠募集状況の 第 2 学期補欠募集(転学のみ) 発表、願書の 第 3 学期補欠募集(転学のみ) 受け付け、受 ○問合せ先と電話番号 ・東京都教育相談センター 高校進級・進 路・入学相談、 ・都立高校入試相談コーナ ー -8- 検の日、入学 時期) イラスト ○都立高等学校の入試についての用語集 エンカレッジスクール、科学技術科、学年制、過去問題、家庭に関する学科、願書、観点別学習状況 の評価、企画力検査、帰国生徒、勤務証明書、傾斜配点、芸術に関する学科、工業に関する学科、高 等専門学校、国際に関する学科、在京外国人、再提出、作文、産業科、自己 PR カード、自校作成問 題、住民票記載事項証明書、出願、商業に関する学科、情報に関する学科、小論文、進学重点校、進 学指導特別推進校、進学重視型単位制高校、志願申告書、推薦に基づく入試、成績一覧表、絶対評価、 選考上重視する内容、全日制過程、専門高校、総合学科、体育に関 する学科、第二次募集、単位修得 証明書、単位制、単位制高校、男女別定員制の緩和、チャレンジスクール、中高一貫校、中等教育学 校、昼夜間定時制、調査書、調査書点、通信制課程、デュアルシステム、転学、登録原票記載事項証 明書、特別支援学校、特別選考、特別措置、取下げ、入学考査料、入学手続き、入学料、農業に関す る学科、納入金、パーソナル・プレゼンテーション、発表・合格発表、引揚生徒、ビジネスコミュニ ケーション科、評定、福祉に関する学科、普通科、普通科 (コース制)、文化・スポーツ特別等推薦、 分割後期募集、分割前期募集、分 割募集、併合科、編入学、補欠募集、「学校に期待する生徒の姿」、 面接、リーディング・コマーシャル・ハイスクール、ルビ振り (五十音順) ○都立高等学校の入試についての用語集 エンカレッジスクール、科学技術科、学年制、過去問題、家庭に関する学科、願書、観点別学習状況 の評価、企画力検査、帰国生徒、勤務証明書、傾斜配点、芸術に関する学科、工業に関する学科、高 等専門学校、国際に関する学科、在京外国人、再提出、作文、産業科、自己 PR カード、自校作成問 題、住民票記載事項証明書、出願、商業に関する学科、情報に関する学科、小論文、進学重点校、進 学指導特別推進校、進学重視型単位制高校 、志願申告書、推薦に基づく入試、成績一覧表、絶対評価、 選考上重視する内容、全日制過程、専門高校、総合学科、体育に関する学科、第二次募集、単位修得 証明書、単位制、単位制高校、男女別定員制の緩和、チャレンジスクール、中高一貫校、中等教育学 校、昼夜間定時制、調査書、調査書点、通信制課程、デュアルシステム、転学、登録原票記載事項証 明書、特別支援学校、特別選考、特別措置、取下げ、入学考査料、入学手続き、入学料、農業に関す る学科、納入金、パーソナル・プレゼンテーション、発表・合格発表、引揚生徒、ビジネスコミュニ ケーション科、評定、福祉に関する学科、普通科、普通科 (コース制)、文化・スポーツ特別等推薦、 分割後期募集、分割前期募集、分割募集、併合科、編入学、補欠募集、「学校に期待する生徒の姿」、 面接、リーディング・コマーシャル・ハイスクール、ルビ振り -9- (五十音順) ○都立高校入試について 1. Q&A 都立高校には様々なタイプの学校があるようですが、角高校と特色を知るにはどうしたらよいで すか。 2. どのような人が推薦入試に応募することができますか。 3. 文化・スポーツ等特別推薦とはどのような推薦入試ですか。 4. 推薦入試における、面接について教えてください。 5. 推薦入試で合格できなかった都立高校を、一般入試でまた受検できますか。 6. 入学願書はどのように入手すればよいですか。 7. 入学願書を提出した後、志望校の変更はできますか。 8. 特別選考とはどのような選抜方法ですか。 9. 男女別定員制の緩和とはどのような選抜方法ですか。 10. 自校作成問題について教えてください。 11. 島しょの中学校から、島しょ以外の都立高校を受検できますか。 12. 中学校を卒業後、都外に引っ越すことが決まっていますが、全日制都立高校に応募できますか。 13. 現在海外に住んでいますが、都立高校に応募できますか。 14. 外国籍ですが、都立高校に応募できますか。 15. 欠席が多い場合、欠席の事情を都立高校に説明できると聞きましたが、どのような方法があり ますか。 - 10 - 資料2『未来のための進路ガイダンス』(滋賀) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 義務教育;小学校中学校 フローチャート 卒業後;高等学校、専修学校、高等技術専門校、 有り 日本の教育制度 高等専門学校 高等学校卒業後;大学、短期大学、専門学校 中学卒業後の進路 卒業後の選択肢 フローチャート 高校は誰でも受験できるの?;15 歳以上であれば 有り 資格あり、帰国するなら必要書類有り 高等学校;公立高校と私立高校またその違い、全 日制、定時制、通信制、普通科、職業を主とする 学科(農業、工業など)と職業以外の専門教育を 公立校と私立 主とする学科(理数、音楽など) 校の違いを示 テクノカレッジ(滋賀県立高等技術専門校);テクノ した図有り 学校の種類 カレッジ米原、テクノカレッジ草津 日本の学校 専修学校と各種学校;大津市医師会立看護専修 制度について 学校、水口女子専門学校、辻服飾専修学校 ・中学校卒業者が取れる資格職業の例;調理師、 美容師など ・大学卒業または同等の知識、技術を必要とする 資格職業の例;医師、歯科医師、など ・高等学校普通科卒業者等が撮るのに有利な資 調理師と弁護 格職業の例;看護師、保育士、公務員など 士資格取得ま 職業と資格 ・高等学校農業学科卒業者などが取るのに誘致 でのフローチャ な資格職業の例;農業普及指導員など ート有り ・高等学校工業学科卒業者などが取るのに有利 な資格職業の例;ガス溶接技術者、ボイラー技師 など ・高等学校職業学科卒業者などが取るのに有利 な資格職業の例;税理士、行政書士など 入学金、制服代、体操服等、授業料、PTA 費等、 学費について 高校入学にかかる経費 修学旅行積立金、教科書代、施設設備費(私立 のみ) - 11 - 滋賀県奨学資金、滋賀県高等学校等定時制課 奨学制度 奨学金の種類 程及び通信制課程就学奨励金、交通遺児育英 表あり(名称、 会、あしなが育英会、外国籍学生びわこ奨学金、 月額、募集時 公益信託カトリック・マリア会セント・ジョセフ小学 期、連絡先) 育英基金 入試の種類;一般選抜、推薦選抜、特色選抜 入学者受験について 配慮事項;「海外帰国生徒等取扱措置願」 入試に関するスケジュ 高校受験 中学 3 年 4 月~翌年 4 月までのスケジュール例 ール(中 3) 入試に関する言葉とそ 願書、志望校、出願、調査書、専願、閉眼、高校 の説明 等体験入学 主な学校行事例;始業式、入学式、健康診断、校 1 年の高校生活 外学習、定期テスト、文化祭等 高校生活に ついて 午前 8 時 30 分頃から午前中 4 時限の授業、昼食 1 日の高校生活 後午後に 2 時限の授業 県内の全高校 普通科;特色、コース(体育コース、英語コース、 を載せた地図 SS コース) あり 滋賀県立高等学校学 専門学科;農業、工業、商業、理数、体育、音楽、 科の概要 美術、福祉、国際 総合学科 定時制、通信教育、単位制 滋賀県の高 滋賀県立高等 校について 学校の入学者 高等学校入学者選抜 選抜一覧表有 り 表有り(学校 滋賀県の私立、その他 全日制、定時制、通信制・単位制高等学校、国立 名、科名、募 工業高等専門学校 集定員、所在 の高等学校と工業高 等専門学校 地、最寄駅) 困ったときに 滋賀県内の外国人相 市、通訳・相談窓口、対応言語、相談日・時間、 は! 談窓口、通訳設置役場 電話番号・その他 表有り 進路説明会や見学会、体験入学などに参加 Q&A 進路決めに迷う 学校の先生、家族と相談 「夢の設計図」「未来のための進路ガイダンス」の - 12 - URL 有り 資料活用 専修学校、専門学校、大学等、各道があるので先 看護師が夢だが… 生と相談 中学卒業してないが高 中学校卒業程度認定試験受験 校進学したい 技術を早く身につけ働 県立高等技術専門校(テクノカレッジ)有り、先生 きたい に相談 働きながら勉強したい 定時制、通信教育、単位制の学校を活用 資料3『外国人児童生徒と保護者のための小中学校ガイドブック 』(三重) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 お子さんが毎日楽しく はじめに 学校生活を送るために 保護者の皆さん 学校へ行く・学校からの文章を読む・子ども 学校と協力 へ を支える、集金納めと方法・PTA 活動 学校を休ませない 毎日登校・欠席連絡 進学・就職、15 歳過ぎると中学戻れない 学校をやめさせない 中学校卒業の証明がなければ高校にはいけ イラスト有 ない 義務教育は 9 年間・授業料と教科書代は無 日本の学校につ 料、給食費と副教材等は有料・学習内容は 表・グラフ・イラス 同じ、障害のある子に応じた教育・アルバイト ト有 教育制度 いて 禁止、学校の種類(グラフ) 中卒の 95%が高校進学・入試条件・注意事 進学 写真有 項、進学ガイダンス 四日市市の小・ 居住する校区の学校に 中学校について 入る 編入・転入 ポルトガル語・スペイン語などを話す適応指 適応指導員の派遣 導員 外国人児童生徒受け 拠点校について・4つの拠点校 入れ拠点校 日本語能力が身に付くと校区の学校へ戻る 笹川西小学校に設置された日本語初期指 初期適応指導教室「い イラスト・日課表 導・学校への適応指導をする教室 、対象児 ずみ」 有 童生徒・指導内容・身につかせたい力 、入級 - 13 - 判定・期間・日課 居住する校区の学校、外国人児童生徒受け Q&A 入れ拠点校、初期適応指導教室の違いにつ 写真・図有 いて 学期・月ごとに何をする行事なのか説明。 学校生活につい 学校行事 始業式・入学式・健康診断・家庭訪問・避難 写真・イラスト有 て 訓練など 日課・朝の会と帰りの会・授業や科目・教科 学校生活 以外の学習・給食・掃除・委員会・クラブ活 写真・イラスト有 動・生活の決まり(身だしなみ) 通学 集団登校・欠席連絡・自転車通学 写真有 教科書以外の学用品の購入 学用品 絵の具セット・習字セット・裁縫セットなど 独立行政法人日本スポ ーツ振興センター災害 医療費の給付・入会費・対象など 共済給付制度 経済的な理由により、通学が困難な家庭へ 就学援助制度 の援助、申し込みについての細かい情報は イラスト有 なし PTA PTA とは・活動内容 暴風警報や地震警戒宣言が発令した場合 緊急時登下校 学校の指示にしたがうこと 四日市市内の 小中学校の名前・住 受け入れ拠点校・初期適応指導教室も一目 小・中学校 所・電話番号・備考 でわかるようになっている 配置図有 資料4『外国人保護者のための学校ガイダンス「日本の学校は、こんなところ」 』(三重) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、 短期大学、大学、特別支援学校、高等専門学 学校等の種類 図 校、各種専門学校を入学年齢、在籍年数、費 日本の学校制度 用、高等教育の各過程、入学条件を説明 教育内容 (1)教育過程「学習内容、(2)教科書、(3)就学 - 14 - 援助について (1)役所での手続き:役所・教育委員会:年齢に より学年が決められる(基本)→指定された学校: 学校のこと子どものことについの話し合う、(2)小 中学校での手続き:話し合いの内容(箇条書き) ①本人の名前(表記や発音、生年月日等の確 認、②家族構成(家族の名前)、③現住所、④連 小中学校に入学(編 絡方法(緊急時・勤務先・通訳など)、⑤編入学 入)するための手続き 前に受けた教育(来日前・来日後を含む)や学習 就学の手続き 状況など、⑥保護者の在留予定期間、⑦日本語 能力(本人及び家族)、⑧本人の性格、将来の進 路希望、⑨健康の状況(持病、視力・聴力、食物 アレルギーなど)、⑩子どもの保護者の教育に対 する考え方、⑪特に学校に要望すること、配慮し てほしいこと 高等学校に入学(編入 入学には入学選抜試験を受けなければならない 学)するための手続き こと 学校生活の中で登校、授業、給食、清掃、課外 図 学校の一日 活動、休日の内容説明と注意事項 学期ごとに行われる重要な行事を時期順に列挙 しそれぞれの行事が行われる月と内容を説明 【1 学期(4~7 月)】始業式、入学式、身体測定・ 定期健康診断、家庭訪問・戸別訪問、授業参 観・学級懇談会、終業式 【夏休み(7 月末~8 月末)】期間、家庭での生 活、部活動 学校生活 学校の一年 【2 学期(9~12 月)】運動会・体育大会、防災訓 練・避難訓練、学芸会・文化祭、音楽会・演劇鑑 賞会 【冬休み(12 月末~1 月初め】 【3 学期(1~3 月)】卒業式、修了式 【春休み(3 月末~4 月は初め)】 【学年別の学校行事】修学旅行、中学生職場体 験学習、遠足・社会見学 通知表 簡単な説明 - 15 - 制服のある学校もある。必要ではないものや、ピ きまり・規則 アスやアクセサリーの禁止、おやつなど食べ物は 学校に持ち込み禁止 授業料は不要、給食費と教材費は必要。頻度(1 集金 か月 1 回程度) 怪我や健康に対する対応を簡単に説明: 健康・安全 怪我等は保健室で対応。必要に応じて病院、家 庭に連絡。定期的な健康診断 学校と保護者が話し合う機会:家庭訪問、懇談 学校の教育相談 会 公立の小中学校の場合:市町の教育委員会 教育相談 県立高校の場合:県の教育委員会 学校以外の教育相談 受付時間帯(午前 9~午後 2 時) 三重県教育委員会相談窓口(ポルトガル語)紹 介(電話番号) 資料5『外国人児童生徒と保護者のための学校の手引き「学校大好き!」 』(静岡) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 静岡市の 位置・気候・名産・観光 静岡市のイベント・交通機関 写真有 紹介 教育制度に関して 学校でかかる費用(PTA 会費・学年費・児童会費・生 日本の学 と会費・給食費・学年積み立て会費 )、集金方法(銀行 図・イラスト 口座・集金袋) 有 日本の教育制度 校 義務教育後の進路(高校の種類・全日制と定時制・入 学試験)、小中の学習教科・外国語活動・職場体験 入校・転出手続き 同じ学年になる子の誕生日 、日本語教室の紹介 地図有 小中共通の持ち物・小中それぞれの持ち物 写真・イラ 持ち物には記名、学校指定制服・ジャージ スト有 学用品・服装 学校で気分が悪くなった時(保健室について) 学校での保健・安全 健康診断・身体測定・他の検査(寄生虫検査・尿検 イラスト・用 査・レントゲン撮影)、学校内での怪我の治療費の返 紙サンプル 金、伝染病と登校許可書、国民健康保険・基本的な 図有 安全面で注意すべきこと・防犯ブザー - 16 - 各教科の評価・各観点の評価・各教科の評定・行動 通信表の見方 のあらわれ 登校・朝の会・授業開始・給食・昼休み・掃除・午後の 学校での 授業・帰りの会・委員会活動・部活動・下校 、欠席・遅 写真・イラ 刻・早退・朝礼・休み時間・給食当番・長期休み・お弁 スト有 1日の生活 生活 当・間食はない・移動教室 小中の行事の例を月ごとに表にまとめる イラスト・表 1年の生活 入学式・家庭訪問・授業参観・修学旅行・PTA 総会な 有 ど(各行事についての細かな説明はない) 静岡市日 目的・場所・状況・方法 本語教育 進級指導の保護者参観 HP の URL 通級指導と訪問指導・適応相談 センターと 会、時間割・申し込み方 は 法 有 外国人登録・登録証手続 支援機関 各施設の情報(住所・電話・メールアドレス・担当課な き、子ども教育の相談・ 一覧 ど) 母国語で相談 学校を欠席・遅刻・早退・体育の見学とその理由を知 らせるためのカード。日本語版の下に他言語版で作 成できる無地のものがある。学校の先生 への相談、 付録 連絡カード 学校から家庭への連絡用、家族状況を担任の先生に 教える、子どもが怪我や病気をした時に保護者に連 絡するカードなど 資料6『外国語を母語とする人のための高校進学ガイドブック 2011』(三重) 大項目 小項目 中学卒業後 高校について ・高校での活動概要、・課程-全日制、定時制、通信 図あり(中学卒業後 の進路につ 概要 制、・主な学科-普通科、専門学科、総合学科 の進路先) いて 具体的な内容 備考 ・学校、学科を選ぶポイント(自分の興味や将来就きた い職業を考える) 県立高等学 県立高等学 ・県立高等学校の分類、・普通科、専門学科、総合学 表あり(学科設置高 校の概要 校の設置状 科設置高校数、・学習形態 (全日制、定時制、通信制 ) 校数) 況 の説明 (H24 年度) - 17 - 学科について ・学科の種類-普通科、専門学科、総合学科、・専門 図あり(学科の種 学科の詳細的な学科、・学科毎の詳しい特色説明、・ 類、学習科目) 学科毎において学ぶ教科・科目 表あり(学科の特色) 授業料と奨 高校の授業 ・高校の授業料は H22 年 4 月から不撤収 表あり(授業料、選 学金制度 料 →専攻科の生徒と社会人の聴講生は必要 抜手数料、入学料) ・入学選抜手数料-全日制、定時制 、・入学料-全日 制、定時制、・経済的理由から授業料の減免、徴収猶 予を受けることが可能 三重県の奨 ・「三重県高等学校修学奨学金 (無利子)」の概要 表あり(修学費、修 学金について ・修学奨学金の種類、貸与する金額→修学費 (毎月貸 学支度費) 与)-国公立、私立→修学支度費 (入学時のみ)-国公 立、私立、・奨学金返還について 2012 年三重 応募資格 ・中学校卒業済み、卒業見込み 県立高等学 ・全日制希望-保護者と共に三重県在住者 校 ・定時制希望-三重県在住、三重県内勤務 入学者選抜 入学者選抜 ・選抜の種類-前期、特別、後期、再募集、追加募集 の実施につ の種類と説 →対象者、検査内容、合否方法、検査日、合否発表 いて 明 日、備考・注意点 ・外国人生徒などのための特別枠選抜 (夜間定時制高 校もあり) 2012 年度入 ・選抜試験スケジュール(全日制・定時制と通信制で分 学者選抜 けてある)、・特別選抜実施校 表あり(実施日程) 実施日程 Q&A(質問と 日本の教育 ・高校進学率 95%以上 表あり(小学校~大 答え) 制度について ・小学校、中学校は義務教育 学) 高校卒業の ・大学・専門学校の受験資格を得られる 利点 ・就職口の拡大 高校入学資 ・15 歳以上、国内・国外の中学卒業済み(例外あり) 格について どんな高校が ・高校には 4 つの種類がある、・各学校に「学校案内」 あるか がある、・課程別に詳しい説明→通学時間、一日の勉 強時間、卒業までの年数、設置学科、備考 制服について ・「校則」により指定された「制服」がある、・定時制・通 信制はほとんど必要ない、・値段はおよそ 40000 円 - 18 - 表あり(課程別) 学費はどの ・学校によって異なる、・国公立の場合は納付の必要な 位か い 奨学金とは ・経済的に苦しい学生に学資を出す・貸す制度 表あり(奨学金の種 ・三重県教育委員会のものは無利子で貸し、卒業後分 類) 割返還(自宅からか自宅外かで異なる) ・その他の教育資金名、内容、対象となる外国人・条 件、問い合わせ先 中学と高校 ・進学や卒業の難度 の違い 高校に入るた ・入学試験に受かるためにしっかり学習 めに大切な ・中学校の先生と相談、・早めに志望校を見つける、・ 点 学校見学をする 授業外の活 ・主な行事、・部活動について 動について 資料7『神奈川県に住む日本語を母語としない方へのご案内 2012 年度入学希望者用』(神 奈川) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 公立高校と私立高校の違い 全日制、定時制、通信制 高校の種類 普通科、普通科専門コース、専門学科、総 合学科 学年制、単位制 高校について 「日本語を母語としない人たちのための高校 進学ガイダンス」実施予定 受験までの日程 海外で学校教育課程を修了した人の説明 会日程 再入学 再入学のための方法、問い合わせ先 入試時期;前期選抜(1 月)、後期選抜Ⅰ(2 選抜日程の流れの図 月)、後期選抜Ⅱ(3 月) あり 募集の種類;一般募集と特別募集 公立高校受験 入試の仕組み 公立高校入学者選抜日程 志願資格(一般募集);全日制の一般募 集、定時制・通信制の一般募集 - 19 - 志願資格(特別募集);在県外国人等特別 募集、海外帰国生徒特別募集 受験内容;3 教科または 5 教科での学力検 査、面接、作文、実技検査、自己表現活動 クリエイティブスクール 入学願書、受験料、調査書、自己 PR 書、外 国籍または日本国籍取得後 3 年以内である 調査書、自己 PR 書 入試に必要な書類 ことを証明する書類、パスポート、2 年以上 は様式見本あり 外国に在住したことを証明する書類、帰国 が 4 年以内であることを証明する書類 海外で学校教育 9 説明会のお知らせ、手続きの方法、問い合 年の課程を修了し わせ先 た人の手続き 特別募集の実施校 神奈川県の県立高校名記載 申請対象者;原則海外から移住してきて 6 年以内の人 特別受験の方法 申請方法;申請書提出 申請できる受験方法 受験料の減免制度 全日制、定時制、私立高校の各入学料、年 間授業料、教科書代、副教材代、実習日、 入学時 学費 制服・体操着・運動靴などの購入費、生徒 会費、PTA 会費、修学旅行積立金、通学 費、部活動日、文具日、 公立高校、私立高校の各貸付額(月額)、 募集時期、貸付期間(4 月~翌年 3 月の 1 奨学金 申し込むにあたって 年間)、申し込み方法、返還の方法、問い合 わせ先 高校入学者選抜の問い合わせ先、奨学金 問い合わせ先 の問い合わせ先、再入学・転編入学の問い 各相談窓口 や相談について 合わせ先、外国人のための教育相談ガイド ブックの問い合わせ先 - 20 - 資料8『浜松市の小・中学校へ入るにあたって』(静岡) 大項目 日本の学校 浜松の学校生 小項目 具体的な内容 備考 日本の学校に入る前 ・日本の学校の基本的な決まり イラスト(入学手続きの に ・入学手続きの流れ 流れ) 学校制度について ・日本の学校の進学の流れ 図・イラスト(小学校~ ・義務教育について 大学までの流れ) ・義務教育において無料・有料のもの 表(無料・有料のもの) ・長期休暇の種類・期間 図(一年間の休暇) 休暇について 活 ・学期の始まる時期 学校の時間 ・学校の始まる、終わる時間 図(時間割例) ・欠席、遅刻時は保護者による連絡必要 ・行事などの例外時の時間割について 通学 ・通学路の説明 ・集団通学について 昼食 ・小学校、中学校は給食あり ・一週間に一度米飯持参 ・特別な行事の際はお弁当(連絡あり) ・アレルギーに関しては学校に要相談 清掃 ・生徒たちが学校を清掃する 部活動 ・中学校から、・運動部・文化部がある、・ イラスト(部活) 学校外の時間に活動、・費用は基本は自 己負担 授業外の勉強 ・浜松の学校。公民館で言葉のクラスあり (日本の暮らしについても) 評価 ・各学期の終わりに「成績表」がもらえる ・成績表の記述内容、・詳細は三者面談 で話す、・通訳必要時は学校に要相談 学校の決まり 健康と安全 ・小学校・中学校の主な決まり、・中学校 特に重要な決まりは枠 は指定の制服やカバンがあることが多い 内 ・「保健室」について ・病気や怪我をした時の対応 進路 ・年齢で学年が決まる ・高校は全ての子どもが入学試験を受け る 学校の一年 小学校の行事 それぞれの行事の時期・内容 - 21 - イラスト(行事) 教科・学習内 中学校の行事 ・保護者参加の行事について 表(一年の流れ) 教科 ・小学校、中学校別のおおよその教科説 イラスト(教科) 容 保護者の方へ 明 上記以外の学習 ・上記以外の学習のおおよその説明 必要なお金 ・公立校は授業料、教科書は無料 イラスト(学習) ・その他の費用は保護者が払う(給食、制 服等)、・基本は銀行からの引き落とし 学校に相談 ・学校への相談の種類と説明(教育相 表(相談の種類) 談、家庭訪問など)、・通訳が必要な場合 は要連絡 ・電話でも可能 PTA 左記の説明 修学援助 左記の説明 親子で考える進路 ・将来のヴィジョンによる進路設定 表(自分で✔つけられ (母国に帰るか、日本で暮らしていくか) る) ・将来に必要なことを調べてみよう ・外国語が話せる相談員がいる教育支援 センターの連絡先 日本の学校 友達をつくるには Q&A ・休み時間に遊ぶ ・家族で学校のことを話すようにする 学校での不明点 ・学校の先生に相談、・日本語が分から ない場合は教育支援センターに相談 日本語が分からない ・外国人が多い場合は日本語のクラスや 外国語を話す先生がいる ・外国語を話す相談員を呼ぶことが可能 給食で食べられないも ・食べられるものから食べる のがある ・無理に食べさせることは無い 決まりについて ・決まりを守ることは皆が楽しく生活する ためには必要 掃除の必要性 ・掃除も学習の一つとして位置づけている 怪我や病気時の対応 ・保健室で休むか病院へ行く (病院に行く際は家族に連絡あり) 健康で気をつけること ・子どもの健康や常備薬などを学校に伝 えておく - 22 - 学校生活上での有用 ・「連絡先」の見本 な情報 ・入学・転校の手続きの際の連絡先 ・教育相談の連絡先 資料9『進路ガイドブック 中学を卒業したら、どこで、何をしましょう 』(多文化共生セ ンター東京) 大項目 小項目 進路ガイドブッ 中学を卒業したら、どこで、 ク なにをしましょう 具体的な内容 備 考 先輩からの声 項目 学校の仕組み 日本の教育制度 教育制度全般の説明 知ってほしいこと なぜ高 高校進学率、就職における学歴 校に行くのか 都立高校とは、全日制、定時制、通信制 都立高校 一般的な都立高校の種類 普通科、専門学科、総合学科 進学指導重点校、単位制高校、総合学科高校、科 学技術高校など 新しい都立高校 中高一貫教育校、昼夜間定時制高校、チャレンジ スクール、トライネットスクールなど 入試時期:推薦、一時募集、二次募集、3~4次募 集、転入試験(補欠募集)、編入試験(補欠募集) 受験の方法:学力検査(5教科、3教科)、調査書 (内申書)、面接、作文、実技検査、自己PRカード、 入試の仕組み 成人受験者特別措置 特別枠:都立国際高校、中国帰国(引き揚げ)生徒 受け入れ校 日本以外で中学を卒業した場合 日本語を母語としない生徒が入りやすい高校、自分 にあった高校、志望校を決めるための三者面談へ の参加、母語を大切に、学校説明会や公開授業に 志望校を決めるにあたって 参加、学校の特徴を知る、その他の注意点(住居あ るいは勤務先が東京都にあるか、通学にかかる時 間など) - 23 - 図あり 都立高校でかかる費用: 授業料、制服代、交通 費、教科書代、副教材、体操着、くつ(指定のも 授業料 の)、生徒会費、積み立て、PTA会費など)→合計2 0~30万円、私立高校:100~200 万円、授業料の 減免と免除 日本語のサポートのある高 都立高校名 校 私立高校 英語以外の外国語を開講 中国語、韓国語・朝鮮語、スペイン語、ロシア語を開 している都立高校 講している都立高校名 入試の仕組み 一般入試、単願推薦、併願推薦、推薦基準 実習費、施設設備費、冷暖房費、父母会費、旅行 積立金など、学校j説明会で確認すること 寄付金 授業料 は強制ではない、授業料の減免 奨学金、東京都の私立学校授業料軽減補助(詳細 のURL) 通信制高校と 卒業するために必要なこと 通信制高校 サポート校 授業料、学習の方法 サポート校 奨学金につい サポート校の説明 返却の必要があるもの、ないもの 利子がつくもの、 奨学金とは て 専修学校 つかないもの など 奨学金の種類 奨学金の種類と問い合わせ先・電話番号 大学入学資格付与指定校 左記項目についての説明 技能連携 左記項目についての説明 中学校卒業程度認定試験 左記項目についての説明 中学校に行か なくても 入学資格、授業、学校生活、進路、授業料、入学の 夜間中学校 相談 中国帰国者のための教室 連絡先 応募資格、コースについて、募集と申し込み方法、 技術専門校 選考方法、授業料ほか、就職際の紹介 学校で使う言 担任、ホームルーム、放課後、部活、保護者、PT 日常生活で使う言葉 葉 A、給食、謹慎 など 学期、通知表、評定、単位、赤点、欠時、留年、進 成績に関する言葉 路 - 24 - 教育に関する さまざまなケースであっても 連絡先、電話、Eメールなど そのほかの相談窓口 相談窓口の案内、連絡先、URなどL 相談 資料 11 『日本語を母語としない子と親のための 進学ガイダンス 2007inながの』 ( 長野) 大項目 小項目 具体的な内容 備考 学校の仕組み 日本の学校制 ・中学卒業後の進路、・高校入学に必要な資 図(小学校~大学までの 度 格 流れ) ・高校卒業後の進路 県内の高校に 公立高校 ついて ・課程の種類(全日制、定時制、通信制、多部 制)、・学科の種類(普通科、専門学科、総合学 科)、・専門学校の詳細学科 、・通学区につい て 入試制度につ 私立高校 資料参照 入試制度 ・前期選抜(自己推薦型)、・後期選抜(学力検 表(後期選抜の時間割、 査中心)、・再募集・追加募集あり、・前期・後 入試日程) いて 期の入試日程 、・不明点は教員に問い合わせ ・体験入学などで情報を集める 高校生活 外国籍特別配 ・特別配慮の条件 慮 ・選抜内容、・申請方法 概要 ・外国籍児童の数、・日本語支援員の配置に ついて、・中学との違い→単位制、停学・退学 処置あり 費用 ・公立高校(全日制、定時制)、私立高校(全日 制)別に必要な費用、・入学料、授業料、会費 など 奨学金・授業 ・長野県の主な奨学金制度 (返還あり) 料免除 ・県立高校:授業料免除制度あり、高校事務 室に相談 ・私立高校:授業料と入学金の一部を補助 、 教育委員会に問い合わせ 就職について 転校 左記についての説明 就職試験 ・求人情報の入手方法 、・実施日について、・ 試験内容 - 25 - 表(入学審査料、学費) 受験上の注意 ・試験の前・面接時に気をつけること 点 (態度やマナー)、・面接の質問例、・会社が求 める人材とは 社会人になる ・能力を磨く努力をする、・職場での人間関係 に気をつける、・退職・転職は慎重に ・就職しながらでも高校卒業資格は入手可能 資料一覧 公立高校設置 県内の公立高校の大体の位置が示されてい 長野県の地図(公立高校 図 る、・第一1~4通学区別に区切られている の配置) ・旧通学区別もあり 公立高校一覧 H19 年度の公立高校一覧(全日、定時、通信 表(左記の 4 点がまとめら 制)、・学校名、・所在地、・電話番号、・設置学 れている) 科 私立高校一覧 私立高校一覧(全日、通信制)、・所在市町村 表(左記の 6 点がまとめら 名、・学校名、・共学かどうか、・設置学科、・所 れている) 在地、・電話番号 専修学校一覧 私立専修学校一覧、・所在市町村名、・学校 表(左記の 7 点がまとめら 名、・分野課程名、・設置学科、・修業年限、・ れている) 所在地、・電話番号 ハローワーク ・所在地 表(左記の 2 点がまとめら 一覧 ・電話番号 れている) - 26 - 2-2 山梨県の進路進学ガイド『就学ガイドブック』及び全国共通情報資料の分析 ここでは、資料 11 の山梨県の進路進学ガイドブック『就学ガイドブック』、及び全国 共通情報を掲載する資料 12、13 の分析を行う。目的は、今回のプロジェクトで作成す る資料と既存の情報との重複を避けることにある。本プロジェクトで作成する進路進学 ガイドの情報は、既存の情報に付加される新情報であり、かつ必要性のある情報でなけ ればならない。この点については、後述する聞き取り調査の部分でも再検討される。 まず資料 12 及び資料 13 の内容を分析する。それぞれの資料にはカバーされている情 報にいくつかの相違点がある。たとえば、資料 13 には国の機関である文部科学省が触 れていない次のような内容が含まれている。 (1)保育園、外国人学校、専修学校、各種 学校等に関する情報、(2)私立学校に関する情報、(3)入試を含む高等学校、大学・ 短期大学に関する詳細な情報、(4)教育にかかる費用に関する詳細な情報、(5)奨学 金に関する情報、 (6)留学生に関する情報、 (7)中学を卒業した後の進路について等。 なお参考までに資料 14 の内容を提示するが、これは山梨県『就学ガイド』巻末に、 当該資料が資料 13 及び 14 が参考文献として明記されているためである。資料 14 は Web 上に各項目別のサイトが設けられており、該当すると思われる部分の情報をダウンロー ドして表中に記載した。 なお、資料 12、13、14 の表中にある太字下線の部分は、その資料以外には見られな かった独自情報である。 資料 12 文部科学省「就学ガイドブック」 大項目 小項目 内容 日本の学校系統図 就学前教育 満3歳から小学校就学まで、幼稚園 満6歳から満15歳まで9年間 義務教育 小・中学校・盲・聾・養護学校(小学部・中学部) 小学校は満6歳を過ぎた最初の4月から6年間 学校教育制度 小学校を卒業すると中学校に入学できる・3年間 初等中等教育について 高等学校は義務教育機関を修了した人を対象・通常3年間 障害のある子どものための進級指導教室・特殊学級 公立小・中学校、盲・聾・養護学校の小学部・中学部は無償 通常大学・4年・短期大学・2年 高等教育 大学院・2年~5年 専門学校・主に2年 教育内容 教育課程 学習指導要領によって定められている - 27 - (小)国語・社会・算数・理科・生活・音楽・図画工作・家庭・体 育、及び道徳・特別活動・総合的な学習の時間 (中)国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家 学習教科 庭・外国語、及び道徳・特別活動・総合的な学習の時間 ・外国語は原則として英語 ・授業は通常日本語により行われる 無償給与、高等学校は無償給与なし 教科書 補助教材は購入費用が必要 飛び級制度なし、順次上級学年へ進む 進級・進学 高等学校進学の再は通常入学者選抜試験を受ける 就学援助 学用品の購入費、学校給食等の援助 公立学校教員 教員養成制度についての説明 小・中学校への入学(編 外国人登録、外国人児童生徒入学申請書(就学案内)、外国 入学) :役所での手続き 人児童生徒入学許可書 外国人児童生徒入学許可書提出 就学手続き :学校での手続き 学校での手続きに必要な 年齢相当の学年に編入⇒日本語が不自由等の再には一時 的に下学年に編入 事項 母国で受領した学校関係の書類持参 国内での転校に際しての 転学届け、在学証明書、教科書図書給与証明書、外国人登 手続き 録、転入学通知書 6年生は一日5~6時限、一時限は小学校 45 分、中学校50 分、土曜日・日曜日は休み 学校の一日 小学校は担任中心、中学校は教科ごとに先生が交代 小学校・中学校は給食あり、食材料費の負担月 3500-4000 円 一部の中学校では給食なし 清掃時間あり 学校生活につい 部活動 希望者は放課後に運動や文化活動を行う て 4月に始まり3月に終わる、3学期に分かれている 学校の一年 1学期(4月~7月):始業式、入学式、身体測定・定期健康診 断、修学旅行、遠足、授業参観・学級懇談会、終業式、夏休 み 2学期(9月~12月):始業式、運動会・体育大会、音楽・演劇 鑑賞、学芸会・文化祭、終業式、冬休み - 28 - 3学期(1月~3月):始業式、卒業式、修了式、春休み 国民の祝日は学校休み 評価 学期末の通知表など 体操服、中学校は制服あり きまり・規則 上履き、アクセサリー、おやつ禁止 健康と安全 保健室 身長、体重、座高、視力、聴力、結核、心電図、尿検査、寄生 定期健康診断 虫、学校医による診察(内科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科) 予診票を提出 予防接種 ジフテリア、百日せき、破傷風、日本脳炎 独立行政法人日本スポ 学校生活中の自己やけが ーツ振興センター「災害 掛け金の一部は保護者負担 共済給付」 学校と家庭の連携 PTAの活動について 家庭訪問 学校の教育相談 保護者会 教育相談につい 個人面談 て 市区町村・都道府県の教育相談機関 学校以外の教育相談機 就学援助に関する相談 関 小・中学校への就学が困難なもの 市区町村教育委員会が窓口 資料 13 自治体国際化協会「多言語生活情報 大項目 教育」 小項目 内容 「子どもの権利条約」1994 年批准(子どもは教 育を受ける権利を有する) 日本の学校系統図 教育制度 義務教育(小学校・中学校) 高校、大学、短期大学 専修学校、各種学校 障害者の特別支援教育を行う学校 幼稚園・小学校・中学校・高等学校に - 29 - 公立・私立別費用 かかる一人当たりの年間学校教育費 公立の小・中学校は住んでいる場所によって 国公立の学校と私立の学校の違い 入学する学校が決まっている 私立は入学試験を受けなければならない 年度・学期・休暇 学期・休暇の流れ図 幼稚園(公立・私立の違い) 対象、保育時間、募集、費用、通園区域、そ 認定こども園、保育所(園) の他(保護者の送迎、お弁当など) 就学年齢 小学校満6歳、中学校満12歳 就学前教育 国公立:入学金・授業料・教科書代は無償 教材費・学用品・給食費・遠足代・制服代は 費用(国公立・私立) 自己負担、私立:入学金・授業料などは自己 負担 入学手続き 編入(途中入学)手続き 学校生活(日本語がまだ不十分な場 授業は日本語 合) 日本語指導・生活アドバイスなどの相談を 学校生活(行事) 運動会・遠足・修学旅行に関する説明 小・中学校 PTA 昼間、家に保護者のいない小学校低学年(小 学童保育(学童クラブ・児童クラブ) 学校1~3年生) 高等学校、高等専門学校、専修学校、各種 中学校卒業後 学校、職業学校、働きながら定時制や通信制 の高等学校で学ぶ、など 高等学校は一般に高校と呼ばれる 日本人の約90%以上が進学している 公立高校は住んでいる地域によって志願でき 国立・公立・私立 る高校に制限がある 入学金、授業料、教科書代は自己負担 入学試験、推薦入学制度、外国人特別枠な 入学するためには ど 高等学校 日本の中学校を卒業見込み、 中学校卒業と 資格 同等の学力があると認められた場合、 外国 - 30 - の中学校卒業の証明書 その年の3月31日に満15歳以上ならば外国 中学校卒業程度認定試験 籍の人も受験が可能 普通科、専門学科(工業化、商業科、農業科 高校の種類(学科・課程) など)、総合学科 全日制、定時制、通信制 ・高等専門学校:専門技術者、 ・専修学校:実践的な職業教育、専門的な技 術教育 その他の学校 高等専門学校、専修学校、各種学校 ・各種学校:和洋裁、簿記、珠算、自動車整 備、調理、栄養、看護師、保健師、理容、美 容、タイプ、英会話、工業など) 国立、公立、私立、一部株式会社が設立した 大学・短期大学とは 大学 、大学は4年、短期大学(短大)は2年 入学試験、推薦制度 入学するためには 学費、入学資格などは大学によって異なる 次の条件の一つを満たすこと ・日本または外国の高校を卒業していること ・高等学校卒業程度認定試験に合格している 資格 こと ・国際バカロレア資格などをもち、入学年の4 大学・短期大学 月1日までに18歳になること 国公立大学:1次「センター試験」、2次試験 (各大学が実施) 入学試験 私立:各大学によって試験科目や日程が異な る 外国人留学生として日本の大学に入学を希 日本留学試験 望する人 日本の大学によっては、外国人学校を卒業し 「各種学校」という扱い た人の受験が認められないことがある 小学校・中学校に在学する児童生徒の保護 者 就学援助 (学用品費、通学用品費、校外活動費、修学 旅行費、給食費など)、所得制限あり 外国人学校の保護者に補助金を出す自治体 - 31 - もある ・高校生を対象とした奨学金 支援 ・短期大学、専修学生、大学などの学生を対 奨学金(一覧表) 象とした奨学金 ・留学生を対象とした奨学金 資料 14 大阪府教育委員会「子ども向け情報」 大項目 小項目 内容 習字道具、定規、三角定規、コンパス、分度器、ハーモニ カ、カスタネット、鍵盤ハーモニカ、リコーダー、お道具箱、は さみ、のり、セロテープ、クレパス、色鉛筆、水彩画の道具セ 小学校 学校でいるもの ット、彫刻刀、裁縫道具、なわとび、制服(夏用・冬用)、上 履き、かばん・補助かばん、体操服(夏用・冬用)、体育館シ ューズ、水着・水泳帽、バスタオル、ナプキン、水筒、箸、エ プロン・帽子・マスク、歯ブラシ・コップ(それぞれ説明つき) 高等職業専門学校 働くための技術を身に 学校の説明 高等専門学校 付ける 大阪府内の学校名・連絡先 各種学校・専修学校 学年、単位、始業時刻、遅刻、学校にいる時間、弁当、清掃 時間、部活動、服装、学級について、学習内容(教科科目、 高等学校 高校の学校生活 学校行事)、特別活動、学習道具、通訳派遣について、定 期テスト、通知表 健康診断(各種診断の説明) 年間行事(1学期~3学期) 日本では、中学校を卒業すると90%の人が高等学校に進 学している 早めに志望校を決める⇒学校見学にいく⇒受験科目を調べ 入試について て計画的に勉強する⇒中学校の先生や保護者とも相談して 行きたい学校を決める⇒行きたい学校に願書を出す⇒受験 する 国公立大学 1月センター試験、各大学の二次試験(前期 高校卒業後 日程・後期日程) 進学 私立大学 指定校推薦制度、一般推薦入試、一般入試 大阪府内の外国人学校リスト - 32 - 外国人の在籍者が多い私立学校リスト ・就職試験を受けるときに気を付けること 就職 ・ハローワークに行く(大阪府内のハロー・ワークリスト) ・知人などの縁故によって就職する 日本語教育に関わる情 学校の日本語教室 報 地域の日本語教室 資料 11 は、資料 13、14 の内容を含んだものであり、山梨県の情報として入園、就学、 編入学の手続きについて記載されている。ガイドブックは多言語に翻訳されており、日 本語版には振り仮名がついている。全体に文字が多く、イラストもいくつか含まれてい るが具体的な項目の説明としてのものではない。学校生活に関しては、山梨県情報のほ か行事に関する解説が多く、先の資料にはない情報も見られる。一方で、進路進学に関 する情報はやや不足している。 まず、山梨県の高等学校に関する具体的な情報(個々の学校名、所在地、特長など) が見られない。現在、山梨県教育委員会の HP で高等学校の一覧を見ることができるが 情報は日本語のみであり、他地域のガイドブックのように外国人向けに多言語の情報が 必須である。また、高校入試、大学入試等に関する情報がほとんど見られない点も問題 である。中学卒業以降の進路の多様な選択肢についても、あまり触れられていない。 なお、資料 11 の表中の太字下線部分は、前出の資料 12、13、14 には見られなかった 資料 11 独自の情報である。 資料 11 山梨県国際課『就学ガイドブック』 大項目 小項目 概要 「子どもの権利条約」 義務教育、国公立・私立の違い 教育制度 年度・学期・休業日ほか 6・3・3・4制 日本の学校系統図 入園手続き 外国人登録、入園願書 インターナショナルスクールや国立、私立の小学校は直接その学校に申 し込む、外国人登録をした保護者には入学通知書が送られてくる。通知 就学手続き 小・中学校への入学 書には入学する学校、就学前健康診断の日にちが書かれている。入学 通知書がこない場合は市町村役場(教育委員会に問い合わせる) 手続きに必要な書類 (略) 編入学 外国人登録、編入学通知書 - 33 - 就学年齢、費用 (略) 小学校の行事(1学 行事それぞれの説明あり 期~3学期) 登校(通学路・集団登校)、始業時間、学校にいる時間、給食・弁当(給 小学校の学校生活 食係、アレルギー、給食費)、清掃時間、下校、服装(制服がある場合も ある、体操服、給食当番、水着、水泳帽など) ・学級について(40人以内の子どもたちと担任の先生)、・学習内容(教 科)、・学習道具(国語:毛筆・墨など、音楽:ピアニカ、リコーダーなど、図 小学校の様子 小・中学校 画工作:水彩絵の具、クレヨン、クレパスなど、家庭:裁縫道具など)、・健 康診断(各診断の説明あり)、水泳の授業、マラソン、登山、修学旅行の 前などに検査を受けることもある、・通知表 中学校の行事 行事それぞれの説明あり (1学期~3学期) ・登校:通学路 、・始業時間(遅刻・欠席のときは学校に連絡) ・学校にいる時間、・給食・弁当(給食当番・給食費) 中学校の学校生活 ・清掃時間、・部活動(放課後・自由参加)、・下校、・服装(制服、ジャー ジ、水着、水泳帽 ・学級について、・学習内容、・学習道具(国語:毛筆、墨など、家庭:裁縫 中学校の様子 道具など)、・健康診断(具体的な説明あり)、・定期テスト(中間テスト・期 末テスト)宿題 、・通知表 高等学校、高等専門学校、専修学校、各種学校、職業学校、働きながら 中学校卒業後 定時制や通信制の高等学校で学ぶ、など 高等学校の行事 行事それぞれの説明あり 入学試験、外国人のための特別枠あり 入学・資格 入学金、授業料自己負担 全日制:保護者と本人が山梨県内に在住、定時制:本人が山梨県内に 編入学 在住あるいは就労、外国で通っていた学校の成績証明書 県教育委員会へ編入の申請、編入学試験 高等学校 高校の種類 学科:普通科・専門学科 、全日制・定時制・通信制 ・学年制と単位制、・単位(50分授業を35週(回)の学習量で1単位 多 くは74単位必要、・始業時間、・遅刻(遅刻が多いと欠席となり単位が取 れないこともある。遅刻・欠席は学校に連絡する) 高校の学校生活 ・学校にいる時間、・弁当:山 梨県は給食がないので、お弁当か食堂(た いていの高校に有)でお金を払って食べる)、・清掃時間、・部活動(放課 後、参加自由)、・服装(制服、体操服、上履き、水着、水泳帽など) - 34 - ・学級について(教科ごとに担任が変わる、副担任、など) ・学習内容:国語(現代文・古文)、社会(地理・歴史など)、公民(現代社 会など)、数学、理科(物理、生物、化学など)、保健体育、美術(美術・書 道・音楽など)、外国語(英語・中国語など)、家庭情報など。ほかに特別 高等学校の様子 活動(ホームルーム、生徒会活動、行事)、総合的な学習などがある、・学 習道具:教科書、副読本は有料 、・健康診断:それぞれの検査の説明あ り、・定期テスト:中間テスト・期末テスト、教科によって異なる、・通知表: 終業式に保護者にみてもらい、次の学期はじめ(始業式)に担任に渡す その他の学 高等専門学校、専修 校 学校、各種学校 (略) 大学・短期大学とは 入学するためには 大学・短期 (略) 入学試験・推薦制度 国公立:一次「センター試験」、それぞれの大学で受験する二次試験 、私 入学試験 立:各大学によって試験科目、日程が異なる 大学 日本語能力試験と日本留学試験がある、どちらを必要とするかは大学に 私費外国人留学生の よって異なる、・日本語能力試験:1級~4級(1級または2級が必要)、・ 受験 日本留学試験:科目は日本語、理科(物理・科学・生物)、総合科目およ び数学、科目は各大学が指定。受験言語は選択できる 外国人学 「各種学校」という扱 日本の大学によっては、外国人学校を卒業した人の受験が認められない 校 い ことがある 小学校・中学校に在学する児童生徒の保護者で、子どもを就学させるの 就学援助 が困難な方、学校か教育委員会に相談、所得制限あり 支援 高校生に対する奨学金、短期大学・専修学校・大学等の学生に対する奨 奨学金 学金、留学生に対する奨学金 - 35 - 3.外国人児童生徒の保護者、支援者への聞き取り調査 3-1 外国人保護者への聞き取り調査 外国人保護者への聞き取り調査には、8名6か国(タイ、ペルー、中国、台湾、韓国、 ブラジル)の協力があった。外国人保護者には、各地域で作成された進路進学ガイド資 料、及び文部科学省、自治体国際化協会、山梨県の資料を閲覧しながら、意見感想を自 由に述べてもらった。 全体的な感想は「このような形のガイドブックの存在を知らなかった」 「あると大変便 利だと思う」というものだった。個別の意見は表2を参照されたい。表中にある「山梨 情報」というのは、山梨県の情報を載せてほしいという要望のあったものである。また 「資料」とあるのは、前節で分析に用いた資料の番号を指している。 なお、特徴的な意見のいくつかを下記に挙げる。 (1)進路進学ガイドに必要だと思うこと ・高校の種類や、進学できなかった場合の制度について ・さまざまな専門学校についての説明 ・志望校を決める上で必要なことは何か ・山梨にある高等学校のリスト ・学校行事や懇談会、PTA などの説明と活動の目的 ・学費免除、奨学金など金銭面での情報 ・日本における学歴と将来設計との関係性について ・成績評価について ・学齢を過ぎた人、仕事をしながら学ぶ方法について ・入試のさまざまな制度についての説明、及び日程表など ・準備しなければならない学校の教材を具体的に ・外国人に対する日本語指導や学習指導、相談窓口等の場所 ・学校の一日の流れ、一年の流れ (2)掲載方法 ・QA の形で載せるとわかりやすいと思う ・台湾の人にもわかる繁体字の中国語版が必要 ・イラストや写真、図表があるとイメージしやすい ・複雑で情報が多いとかえってわかりにくい ・連絡先の電話のほか URL の記載も必要である - 36 - 表2 聞き取り調査結果 出身 コメント 資料 備考 高 校 に進 学 できなかった場 合 などの制 度 などがあれば出 来 るだ 1 タイ 2 タイ 3 タイ 4 タイ 5 タイ 6 タイ 7 タイ 資料9 け詳しく説明してほしい。 高 校 の種 類 について(定 時 制 ・全 日 制 ・普 通 科 )それぞれ詳 しく 資料9 説明されていて、分かりやすい。 学 費 について(制 服 代 、教 科 書 代 など)どれくらいのお金 が必 要 資料9 なのか書いてあり、分かりやすい。 日 本 語 のサポートがある学 校 が紹 介 されていて、進 路 を考 える 資料9 上で参考になる。 奨学金について書かれていて、分かりやすい。 資料9 高 校 卒 業 後 の進 路 (大学・専 門学 校等)は、進学したいと考えて 資料9 いる人のためには良いと思う。 学校で使われる言葉など紹介されていてよい。 資料9 志 望 校 を決 める上 でのアドバイス(自 分 の勉 強 したいことを考 え 8 タイ る、学校説明 会に参加する等)があってよい。自分の思いを持つ 資料9 ことの大切さが伝わるといい。 選 択 肢 を少 しでも広 げるために、私 立 高 校 についても入 試 の仕 9 タイ 10 タイ 11 タイ 12 タイ 学校生活や進路についても紹介されていてよい。 資料9 13 タイ 教育に関する相談窓口が紹介されていてよい。 資料9 14 タイ 15 タイ 高校入試の日程の記載があってよかった。 資料7 16 ペルー 山 梨 にある学 校 のリストアップをしてほしい。 →何 を勉 強 できる 資料7 17 ペルー 18 ペルー 19 ペルー 資料9 組み、授業料、奨学金についての説明があるといい。 通 信 制 高 校 についても、仕 組 みや学 習 方 法 など紹 介されていて 資料9 よい。 様 々な相 談 窓 口 が紹 介されていてよい。そういう窓 口があるとい 資料9 うことを知るきっかけにもなる。(親が亡くなったなど) 高 校 入 試に必要な書類(願書・受験票など)について書かれてい 資料7 て、分かりやすい。 山梨情報 のか。各学校の違い等。 提出する書類の種類・書き方の説明。 資料7 入 学 式 や健 康 診 断 などの学 校 行 事 の説 明 はあるが、「目 的 」の 資料7 説明がない。 高 等 専 門 学 校 についての情 報 。 →山 梨 ではどんな専 門 学 校 が - 37 - 資料6 山梨情報 どこにあるのか。学校情報・連絡先等。 20 ペルー Q&A にある高校を卒業するメリットが参考になった。 資料6 21 ペルー 山梨の学校の学費免除または奨学金 に関する情報。 資料6 22 ペルー PTA など、団体の活動「目的 」がわからない。 資料3 23 ペルー 24 ペルー 公立と私立の学校の違いについて。 全般 25 ペルー 入 試 情 報 。 →前 期 ・後 期 があること(チャンスが数 回 あること)を 全般 26 ペルー 入学のための情報について、詳しく載せることが大切。 全般 27 ペルー 進路・進学について。→高卒・専門学校卒・大学卒のメリット。 全般 山梨情報 日 本 語 ができ なく ても 通 え る 学 校 ( 外 国 人 学 校 ) の情 報 があっ た。 →山梨県内にこの種の学校があれば情報がほしい。 資料3 山梨情報 知らないペルー人がいる。 外 国 (その人 の祖 国 )の教 育 制 度 と比 較 して異 なる点 などの情 28 ペルー 報がほしい。 →その際、文章ばかりではなく見やすい図や表にま 全般 とめるべき。 日 本 の義 務 教 育 について、日 本 以 外 の国 籍 の児 童 ・生 徒 には 29 ペルー 30 ペルー 31 ペルー 32 ペルー 成績のつき方・評価方法に関する情報。 全般 33 ペルー 学校生活についての説明。(登下校・掃除・部活動など) 全般 34 ペルー 35 ペルー 36 ペルー 単語の意味が下に注で説明されていてわかりやすかった。 37 ペルー 行事の目的などの記載がきちんとされていた。 38 ペルー 20 歳以上の人が高校に通うために必要な試験情報。 資料9 39 ペルー イントロダクションの内容がストレートで良かった。 資料3 40 ペルー 全般 当てはまらないのか。 学 費等の値 段 表 記について。→外 国 通 貨ではいくらになるのか。 全般 いつまでに準備するのか。どのように支払うのか。 学 校 の定 期 テストについての情 報 。→いつ頃 ・どんな形 式 で行 わ 全般 れるのか。 大人のための学校や通信教育等の情報 について。→大人も勉強 全般 すれば大学に行けることを説明。 小中学校で勉強していたけど一度帰国したい場合に外務省で手 資料2 続きをしなければいけないことを初めて知った。 資料2 資料2 資料9 説明が日 本 語 とスペイン語が両 方 一 緒 に載っていたのが良かっ た。 →スペイン語 で理 解 しても、その後 学 校 の人 等 に伝 える時 - 38 - 資料7 山梨情報 に何て言ったらいいのかわからない時がある場合に参考になる。 41 ペルー 募集案内やその書類も多言語版であると助かる。 全般 42 ペルー 小学校等学校内で担当職員から外国人児童へのケアが大切。 全般 43 ペルー 連絡先は電話番号だけではなく e-mail もあると便利。 全般 44 ペルー 45 中国・台湾 46 中国・台湾 47 中国・台湾 48 中国・台湾 山梨情報 成 績 表 を外 国 人 向 けに外 国 語 または簡 単 な日 本 語 で書 いてほ 全般 しい。 入試の日程表 を、山梨県版として作る 資料7 山梨情報 単 位 制 ・ 通 信 制 のあ る 高 校 の 名 前 を 載 せ る( 三 重 県 版 も 参 考 資料7 に) 学 費(金 額・納 入 制 度・免 除・奨 学 金)の説 明 をわ分かりやすく、 資料7 山梨情報 資料7 山梨情報 資料6 山梨情報 詳細に 編入学制度の説明を詳しく 日本に来て 6 年未満の人は特例措置の対象になる、といった制 49 中国・台湾 度が山梨県にもあれば書く。(神奈川県版にもあるが、三重県国 際交流財団 p9 の方がわかりやすい。) 50 中国・台湾 51 中国・台湾 52 中国・台湾 53 中国・台湾 Q&A の形で載せると良い 資料6 54 中国・台湾 学校の一日の流れを図にする(三重県教育委員会版 p3 より) 資料6 55 中国・台湾 一日の授業割を時系列で示す(四日市版) 資料3 56 中国・台湾 57 中国・台湾 58 中国・台湾 59 中国・台湾 60 中国・台湾 学校の一年間の流れをイラスト付きで説明 資料8 61 中国・台湾 外国人に対する日本語指導 が山梨にもあれば載せる 資料8 高校の進路体系を図にする(国際交流財団 p1 より) 資料6 各学科(普通科・商業科など)の特徴を説明する(国際交流財団 資料6 p3~5 より) 入試までの一年の流れ、日程をスケジュールで示す。(国際交流 資料6 財団 p11 より) 小・中でかかる費 用(PTA 会 費・給食 費 など)の説 明、その納 入 資料8 方法を説明する 入 学 する際 に準 備 しなければならないもの(エプロン・水 着 など) 資料8 をイラスト・写真付きで載せる 病気にかかった時の出席停止に関する手続き方法を知らせる 資料8 中 学 での部 活 を紹 介 するとともに、その活 動 が高 校 進 学 (内 申 資料8 等)に影響することを説明 - 39 - 山梨情報 台 湾 の人 にもわかるパンフレットで作 る(繁 体 字 と簡 体 字 を別 々 62 中国・台湾 63 中国・台湾 定時制、通信制、夜間高校、単位制に関する説明を加える 全般 64 中国・台湾 入試制度(前期入試、後期入試)の違いの説明を加える 全般 65 中国・台湾 推薦入試について詳しく 全般 66 中国・台湾 授業の形態、内容(図工、家庭科など)の説明をする 全般 67 中国・台湾 68 中国・台湾 69 中国・台湾 文化祭などの、行事予定の説明をする 全般 70 中国・台湾 親の役割(PTA や通学の時の旗振り)などを知らせる 全般 71 中国・台湾 72 ブラジル 働きながら学校に行ける・資格の取り方 などが良い 資料2 73 ブラジル 情報は沢山あるが見づらい、分かりづらい 資料2 74 ブラジル 75 ブラジル 76 ブラジル 教科の説明わかりやすい 資料3 77 ブラジル 校則の例が載っている 資料3 78 ブラジル 79 ブラジル 80 ブラジル 81 ブラジル 学校の一日、一年の流れが分かる 資料5 82 ブラジル 日本語教室の場所や、相談窓口についての情報 資料5 83 ブラジル 84 ブラジル 高校の情報が少ない 資料5 85 ブラジル 内容はわかりやすい 岩倉市 全般 に作る) 日 本の高 校入 試のシステムを説 明する→公 立 高 校は1校のみに 全般 決めて受験しなければならない 家 庭 訪 問 、三 者 懇 談 、授 業 参 観 などの懇 談 の体 系があることを 全般 詳しく 連 絡 網 と、その使 い方 (緊 急 時 等 に使 うなど)、また、 災 害 時 に 全般 は子供の引き渡しカードがあることを説明する 親 の協 力 を促 している点 がよい (費 用 の支 払 い、お便 りのチェ 資料3 ックなど) 日本語が分からない場合の選択肢が載っている 一 日の動きと一 年の行 事 内 容 はわかりやすい→ただし説 明は 5 資料3 資料4 番の静岡県の方がわかりやすい 進学に関するグラフはイメージしやすくて良い 資料4 カラーイラストが載っていてイメージしやすい(特にピアニカなどの 資料5 道具) 日本語、ポルトガル語 両言語版の連絡届けの形式例 →両言語あ 資料5 ると先生、親双方が情報を理解できる。 - 40 - 86 ブラジル 高校毎の細かい説明→ただ、ここまで細かいのは必要ないかも 豊橋市 87 ブラジル どのような学 科 があるかの説 明 →違 いが詳 しく載 っていてわかり 資料6 88 ブラジル 学校に必要な経費も大まかに載っている 資料6 89 ブラジル 質問の返答形式のページは知りたい情報を見つけやすい 資料6 90 ブラジル 説明が細かい 資料7 91 ブラジル 複雑で情報が多くてわかりにくい 資料7 92 ブラジル 93 ブラジル 少し長いので読む気が起きない 資料 13 94 ブラジル 学校でよく使う単語がある 資料9 95 ブラジル 「母語を大切にしよう」の項目がある 資料9 96 ブラジル 英語以外の外国語を開講している学校の情報 資料9 97 台湾 日本語と中国語の両方が載っているガイドブックがよいと思う 全般 98 台湾 99 台湾 やすい 図 やグラフが多 くて見 やすい→特 に費 用 に関 するグラフは分 かり やすかった 資料 13 中 学 校 、高 等 学 校 、大 学 それぞれ進 路 進 学 ガイドを分 けた方が 全般 よい 日本の生活における進学進路の意味を説明する 全般 図、表、イラスト、写真 などを多く利用し、詳しく説明する(教育シ 100 台湾 ステム、学校の種類、入試日程、学校用品(特に小学校・中学 全般 校の学用品)、年間学校行事、PTA など 県内に外国籍児童生徒を受け入れる小学校、中学校、高等学 101 台湾 102 台湾 103 台湾 104 台湾 105 台湾 106 台湾 107 台湾 全般 山梨情報 全般 山梨情報 全般 山梨情報 校などがあればそれを紹介する 指導員が常駐する学校 を紹介する 県内各高校(公立・私立)の種類、数、名前、特色、入試の種類 (推薦、前期・後期)入学手続きなどをもっと詳しく説明する 外国籍の生徒の特別枠を設ける学校や英語以外の外国語を開 全般 講している高校を紹介する 日本語のサポートがある学校(高校)を紹介する 全般 山梨情報 奨学金や就学援助についてもっと紹介する(県、国、民間団体、 全般 申請資格、申請方法など) 日本の日常生活、学校生活、学校授業に関する相談窓口、非 全般 営利支援団体の紹介 など(住所、連絡先、多言語対応の有無) - 41 - 山梨情報 学校授業をサポートできる校外教室 (通信を含む)があれば紹介 108 台湾 する(利用方法、時間、場所、児童の親が利用可能かどうかな 全般 山梨情報 ど) 中国班には、台湾の繁体字と中国の簡体字の両方があったほう 109 台湾 110 韓国 学費関連(特に入学時)の情報 全般 111 韓国 専門学校の種類について 全般 112 韓国 韓国人はネットワークがあるので特に詳細な情報は必要ない 全般 3-2 全般 がよい 山梨情報 日本人支援者への聞き取り調査 次に、同じような手順で外国人児童生徒を支援する日本人に聞き取り調査を行った。 その結果を表3に示す。全体的な意見としては、情報量が多く読みやすいというもので あった。また、ガイドブックに地域の独自性が見られる点も評価された。 表の下部の「その他」の部分は、実際に支援にあたっている立場から各自が必要な情 報を列挙したものである。 表3 聞き取り調査結果(日本人支援者) コメント 資料 以前行ったアンケートの中に、普通科ばかりではなく、他の高校の情報がほしい、という 1 資料2、資料7 要望があった 学校の所在地が県内の地図を使って視覚的に分かるようになっている⇒居住地と学校 2 資料2 の距離や交通手段などが分かり、通学可能か否かが分かりやすい 3 かながわは多言語対応しているので、学科の内容が理解しやすい 資料7 概算だが公立と私立の学費の比較がしやすい。具体的な数字が分かるため、計画が 資料2、資料7 4 立てやすい。 5 減免措置、奨学金制度⇒特に私立は学費が高いため、このような情報は必要 資料2、資料7 語句の説明(調査書、専願、併願、全日制、定時制、通信制、など)漢字にルビを振る 6 資料2 だけでは、解読は難しいため、専門用語を分かりやすい日本語に書き換えることが必要 7 入試までのスケジュールが載っている(個別懇談から) 資料2、資料7 調査書の内容と自己 PR の様式への記載例が載っている。調査書の内容が視覚的に 8 資料2、資料7 分かりやすい。また、自己 PR の書き方も分かる。 高校別に、選抜方法、配点、合否判定をする上で得点と調査書の割合などを表にして 9 資料2 いる。各学校の得点と調査書の比率の違いがわかる。 - 42 - 高校生活を紹介している(年間の主な行事)。アンケートで外国人保護者から要望にあ 10 資料2、資料7 った 外国人特別枠 についての情報が入っている。山梨県の特別措置を知らない外国人の 資料2、資料7 11 保護者も多い。 帰国の際に必要な書類が書かれている。以前、外国から来たした子どものが、必要な 12 資料2 書類を持っていないことで、日本の学校側が困ったと聞いたことがある 中学卒業後の高校進学以外の進路や資格取得 などについての情報が入っている(専 13 資料2、資料7 門、専修学校、ハローワークなど)。 14 高校への再 入 学について載せている 資料2、資料7 15 Q&A になっている。分からないことがピンポイントで探しやすい 資料2、資料6 16 中学卒業後の就職のデメリット。高校進学への意欲が少し湧くか? 岩倉市 17 日本語能力検定試験 について(外国で通用する資格でメリットがある)。 岩倉市 18 義務教育の説明がある 資料 13 19 1 年間の流れの表がある(学期、夏休み、など) 資料 13 中学校を卒業した後の進路 が表になっている。中学校を卒業してからの進路が想像し 20 資料6 やすい 21 高校の学科の特色がある(農業に関する学科、工業に関する学科、など) 資料6 22 先輩の経験が出ている(2 人) 資料9 23 高校に進学することを勧めている 資料9 日本の教育制度の表がある。要点が見やすい。諸経費がかかることが記載されてい 24 資料5 る。静岡市の学校の 1 年についても記載がある。 25 義務教育後の進路。QA になっていて見やすい 資料5 26 学習する内容。表、絵入り(カラー)で見やすい 資料5 27 転入、転出手続きについて、静岡市の記載がある 資料5 28 医療費の返金について必要書類の見本が載っていてわかりやすい 資料5 29 通信表で評価されるポイントについて記載がある 資料5 学校での 1 日学校での 1 年表について、絵入り(カラー)で見やすい。お弁当の写真(カ 30 資料5 ラー)の記載がありわかりやすい 31 日本語支援センターや支援機関一覧表等 が乗っていてアクセスしやすい 資料5 32 地域情報 が豊富でよかった 資料 10 - 43 - 33 日本語と翻訳が見開きになって一度に両方読めるところがよかった 資料9 34 中学卒業後のいくつかの道がはっきり示されているところ がよい 資料9 学校での学習科目や活動、持ち物がイラストで描かれていて文字だけよりもわか 35 資料3 りやすかった 36 ご当地名物の紹介など、住んでいる地域の特色を知ることができてよい 資料3 その他のコメント(ガイドブックに必要な項目など) 種類:公立、私立、夜間、通信制など 所在地の地図、住所、連絡先 特色:校風、進学校、就職に強い、取得可能な資格、部活動、日本語指導の有無 、 推薦入試など大学との関係、系列大学までストレートで行けるなど 高校について 志望校の決め方、山梨の入学試験方法、二次・追加募集、浪人という選択 学費、それ以外にかかる費用、奨学金などの学費援助制度 通学:原動機付きバイクの免許取得資格は高校によって違う 、電車・バスは学生 割引が利用できる 学校見学日情報、オープンキャンパス 受験費用、学費免除、入学金免除、奨学金制度など 大学について 入試:編入、推薦、前期・後期・中期試験、AO 入試、入試試験の制度、私立のセンター 試験利用状況など、入試日程 合格してから入学手続き終了までの流れ 教育相談ができる 教育委員会、地域の相談員 窓口 保護者・協力者の会 その他載せたらよ 絵、写 真 、学 校 教材の語 彙 、各種 問い合 わせ先情 報 電 話番 号、更 新しなければなら いと思うもの ない情報は直接関連サイトのURL - 44 - 4.進路・進学情報の作成について ガイドブックの分析及び聞き取り調査の結果を踏まえて、本プロジェクトで作成する 内容を検討した。それを一覧にまとめたものが表4である。 また、掲載方法として次のような点に留意する。 ・QA の体裁を取って説明するなど解説に工夫をする ・図や表などまとめられるものは一覧にする ・写真や絵などを用いて理解を促進すること ・繁体字の翻訳が必要 ・漢字にはすべて振り仮名をつける ・できるだけ簡単な日本語で書くこと ・文章は長すぎないこと ・連絡先は電話番号のみではなく URL も載せる ・変更される可能性のある情報は参照 URL を載せる 表4 進路進学ガイドに必要な項目 大区分 小区分 内容 具体例 備考 通園地 域、 送 迎バス 、弁 当 の有無 など、 一日 の 過ごし 方( お 昼寝な 幼稚園 公立・私立の違い ど)、必要なものの一覧(タオル、 その他) 経費 就学前 表にする 自治体への申請 保育園 手続き、経費 所得に よる 経 費の違 い、 保 育時間 表にする 帯など 認定こども園 手続き、経費 給食費・遠足・修学旅行積立ほか 私立の小学校は? 経費 学校のきまり 小学校 学校生活 行事(掃除・給食) 目的など 絵・写真など 授業 絵など 時間割例 必要な学用品 絵など 特別学級について - 45 - センタ ー校 、 授業時 間数 な ど(週 日本語サポート 2時間 程度 、 学校・ 学年 に よって 対応が異なる) PTA 学校の種類 中高一貫校 私立、付属中 公立・ 私立 そ れぞれ の経 費 、就学 経費 旅行積 立金 な ど、就 学援 助 の申請 方法について 生徒手帳・校則 学校のきまり 学校によって細かいきまりがある 時間割 中学校 学校生活 学用品 自転車・ヘルメット着用 通学 スクールバス(私立) 部費・ 遠征 費 用など 、放 課 後・休 部活 暇中の活動 週1時 間申 請 できる 、希 望 を言う 日本語サポート ことができる? 普通科 ・商 業 科・全 日制 ・ 定時制 高校の種類について など、通信制・中高一貫 山梨の高校の一覧・地図・連絡先 て も ら う ( 毎 年 変 化 山梨県の高校 選抜方法、外国人特別枠制度 応募資格、入試の日程 高校進学 入試 面接について、調査書、配点 中学時代の成績・内申書など 中学卒業後 日本語のサポートの 中央高校、笛吹、城西など? の進路 ある高校 高校には入れなかっ 二次・追加募集・浪人 た場合の進路 山梨の学校一覧 その他の学校 情報は、URL を参照し 職業訓練校 工業高等専門学校 中学校卒業程度 認定試験 就職 - 46 - する)山梨の高校一 覧(公立・私立) ・入 試情報、専門学校な どの情報 毎月2万から5万(私立)、特待生 費用 制度、高校無償化など? 公立・私立の違い 学校の種類 普通科 ・専 門 学科・ 総合 学 科・職 業科、単位制 学校生活 部活 日本語サポート バイク・原付の免許資格 通学 電車・バスの学割 転学・編入学 奨学金等 進路の決め方 進路別のメリットデメリット 高校卒業後の進 高 卒 で 取 れ る さ ま ざ 塾・予 備校 、 資格取 得の フ ローチ 路 まな資格 高等学校 ャート 公立・ 私立 、 短大、 通信 制 、編入 山梨県情報が必要 いろいろな大学 学、夜間 オープンキャンパス 志望校の決め方 三者懇談、個人面談、その他 試験の 種類 ( 推薦、 AO、社 会人ほ 大学進学 か)、応募資格 センター試験、試験の日程 大学入試 入試申し込み手順 勉強の方法(塾・予備校など) 日本留学試験・日本語能力試験 その他の学校 専門学校、各種学校 学校の所在、連絡先など 就職試験、求人情報 就職 ハローワーク情報など の入手方法 合格してから入学ま 入学にあたって 手続き、費用の納付など での流れ 学費免 除・ 入 学金免 除 、 支 払期限 経費 など 大学・短大 学校生活 奨学金等 種類と申請方法 編入学 就職 - 47 - 入試の語彙の説明 教育に関する相談窓 山梨県情報が必要 一覧表 相談窓口 役立つ情報 口 通訳・翻訳のできる その他の相談窓口 人の連絡先 山梨県内の日本語教 国際交流センターの 育機関 通訳派遣・教育委員 日本語学習支援 会の通訳派遣制度 外 国 人 の た め の 外国人のための支援 国際交流センターなど 支援団体 団体 日本における学歴の 進路進学を考え 意味 中卒では就職などが難しいこと 生活言語と学習言語との相違 その他 る 親子で考える進路 先輩の体験談など - 48 - 資料 ①進路・進学ガイド 1.情報を掲載するサイト(サンプル) - 49 - 2.掲載する情報(サンプル) しょうがっこう ちゅうがっこう せいかつ 2. 小 学 校 ・ 中 学 校 の 生 活 について やまなしけん しょうがっこう ちゅうがっこう さんこうじょうほう み ここでは、山梨県 の 小 学 校 ・ 中 学校 についての参考 情 報 が見 ることができます。 にほん が っ こ う ぜんぱん くわ せつめい やまなしけん こくさいか さくせい しゅうがく 日本 の学校 全般 についての詳 しい説明 は、山梨県(国際課 )の作成 した「 就 学 ガイドブ も ん ぶ かがくしょう ック」や、文部 科学省 の就学案内、文部科学省が作っている WEB 上のサイト「かすた み ねっと」(http://www.casta-net.jp/)でも見 ることができます。 しょうがっこう ちゅうがっこう せいかつ (1) 小 学 校 ・ 中 学 校 の生活 ときまり ちゅうがっこう ぶかつどう (2) 中 学 校 のいろいろな部活動 がっこう ぎょうじ (3)学校 の行事 しつもん こた (4)質問 にお答 えします がっこう がくようひん きょうざい (5)学校 の 教 材 ・ 学 用 品 がっこう じかんわり きょうか (6)学校 の時間割 と 教 科 しょうがっこう ちゅうがっこう せいかつ 【1. 小 学 校 ・ 中 学 校 の 生 活 ときまり】 ちゅうがっこう せいふく ふゆよう 制 服 (冬 用 ) せいふく がつ がつ なつよう き だいたい 10月 から 5月 まで着 ます。 がつ せいふく き 中 学 校 では、 制 服 を着 ます。 がつ き だいたい 6月 から 9月 まで着 ます。 制服(夏用) たいいく ぎ ふゆよう 体育着 冬用 と夏用 があります。小学校 では、表 裏 が赤 と白 の帽子 も なつよう つか しょうがっこう しんたいそくてい とき おもてうら たいいく ぎ き あか しろ ぼ う し がっこう 使 います。身体 測定 の時 に、体育 着 を着る 学校 もあります。 がっこう うわば 上履き なか うわば がっこう い ぐち くつ は 学 校 の中 では、上履 きをはきます。学 校 の入 り口 で、靴 を履 きかえてください。 - 50 - がっこう しょうがっこう 学 校 のきまり/ 小学校 では、 学 校 で守 ることの書 かれた『 学 校 のきまり』 こうそく 校則 がっこう まも か がっこう をもらいます。 ちゅうがっこう せ い と てちょう か 中 学 校 では、生徒 手 帳 に書 いてあります。⇒Q1 とうこう しゅうだんとうこう 集 団 登 校 がっこう い しゅうだん と う こ う なんにん ひと 登校 とは、学校 に行 くことです。集 団 登校 とは、何人 かの人 とうこう しょうがっこう といっしょに登校 することです。小学校 では、いっしょに とうこう がっこう き 登 校 する人を 学 校 で決 めます。 げこう げこう 下校 がっこう いえ 自転車 通 学 給 しゅうだん げ こ う いえ とお ひと じ て ん し ゃ つうがく 中学校 では、家 が遠 い人 は自転車 で通学 することができま へ る め っ と す。ヘルメット をかぶってください。 しょうがっこう きゅうしょく か え とき をすることも、しないこともあります。 ちゅうがっこう じてんしゃつうがく かえ 下校 は、学 校 から家 に帰 ることです。帰る 時 は、 集 団 下校 ちゅうがっこう きゅうしょく きゅうしょくとうばん ひと 小 学 校 ・ 中 学 校 には 給 食 があります。 給 食 当 番 の人 食 がっこう え ぷ ろ ぼうし ん つか え ぷ ろ ん ぼうし は、学 校 のエプロン と帽子 を 使 います。エプロン と帽子 は つか ひと あら かえ 使 った人 が、洗って 返 します。 きゅうしょく べんとう 弁 当 掃除 べんとう も べんとう ひ がっこう れんらく の日 は、学 校 から連 絡 があります。 あたら そうじ ひ 給 食 がない日 は、弁 当 を持 っていくことがあります。弁 当 が っ き ゆか つくえ ふ がっこう 新 しい学期 には、床 や 机 を拭 くためのぞうきんを、学校 に も い じ ぶ ん つく 持って 行 きます。ぞうきんは、自分 で作 っても みせ いいし、 か お 店 で買 ってもいいです。 がっこう つうちひょう 通 知 表/ がくしゅう きろく 「 学 習 の記録 」 よ かた がっこう せいせき 学 校 によって、いろいろな呼 び 方 があります。 学 校 の成 績 がくしゅう ようす せいかつ ようす か や、 学 習 の様子 、生 活 の様子 などが書 いてあります。 ⇒Q2 /あゆみ テスト にほん しょうがっこう ちゅうがっこう てんすう わる 日本 の 小 学 校 と 中 学 校 では、テストの 点 数 が悪 くても うえ がくねん あ みんな 上 の学 年 に上 がることができます。 ⇒Q3 こ じどうかい せいとかい 児童会 /生徒会 そしき しょうがっこう じどうかい ちゅうがっこう 子 どもたちの組織 として、 小 学 校 には児童会 、 中 学 校 に せ い と かい だいひょう せんきょ き は、生徒 会 があります。 代 表 は、選挙 で決 めます。⇒Q4 ほごしゃかい ほ ご し ゃ 保護者会 / 保護者 と先 生 の会 です。 代 表 (役 員 )の人 は、学 年 ごとに PTA き 調 査 書 かい だいひょう やくいん ひと がくねん やじるし Q 5 決 めます。 ⇒ Q5 こうこう ちょうさしょ せんせい しんがく とき つか たいせつ せんせい 高 校 に進 学 する時 に使 います。とても 大 切 なものです。先 生 か が、書 きます。⇒Q6 - 51 - しょうがっこう かつどう じかん ぜんいん はい 小 学 校 には、クラブ 活 動 の時間 があります。全 員 が入 りま かつどう クラブ 活 動 / じぶん きょうみ はい す。自分 の興 味 のあるクラブに、 入 ることができます。 ちゅうがっこう 部活動 ぶかつどう じかん 中 学 校 には、部活動 の時間 があります。⇒Q7 がっこう ぎょうじ 【3. 学 校 の 行 事 】 ねんかん ぎょうじ ○1 年 間 の 行 事 しん 1 学期 ねんせい にゅうがく い わ き ね ん しゃしん 新 1 年 生 の 入 学 をお祝い します。みんなで 記念 写 真 を にゅうがくしき がっき と 入 学 式 ほ ご し ゃ す ー つ 撮 ります。保護者 も、スーツ などのようなきちんとし ふくそう がつ がっこう い 【4月 】 た服 装 で学 校 へ行 きます。 けんこうしんだん からだ 健康診断 なか は め みみ はな ようす し ら 体 の中 や、歯 や、目 や、耳 や、鼻 などの様子 を調べます 。 けんさ いろいろな 検査 はい しんぞう にょう きせい ちゅう けんさ 肺 や、 心 臓 や、 尿 や、寄生 虫 の検査 があります。 か て い ほうもん か て い ほうもん せんせい こ いえ ば し ょ 家庭 訪問 では 、 先生 が 子ども たち の 家 の場所 や、 ど ん 家庭 訪 問 か て い し せんせい な家庭 なのかを 知 る ことができ ま す。また、 たが ほ ご し ゃ 先生 と し 保護者 が、 お互い のことを よく 知 ることが できま す。 ⇒Q8 なつやす やす がつ やす ちゅう お がっこう い ひ とうこう び あります。それを「 登 校 日 」といいます。 【7月 の終 わり~8 がつ しゅくだい 休 みの 宿 題 があります。 休 み 中 に、学 校 に行く 日 も 夏 休み お 月 の終 わり】 がっき 2 学期 ぼうさいくんれん 防 災 訓 練 ぼうさい さいがい 防 災 ずきん 災 害 (地震 ・ じしん か じ とき こま 火事 )がおきた 時 に、困 らないように れんしゅう こ ぼうさい 練 習 をします。子ども たちは、「 防 災 ずきん」をかぶ しょうがっこう ほ ご し ゃ こ むか い ります。小 学 校 では、保護者 が子 どもを 迎 えに行 くこ ともあります。 ねん うんどうかい 運 動 会/ がくえんさい にち うんどうかい たいいくさい ひ 1年 に1日 、運 動 会 ( 体 育 祭 )の日 があります。 うんどうかい まえ がっこう れんしゅう 運 動 会 の前 には、 学 校 でたくさん 練 習 をします。 たいいく ぶ も ん 学 園 祭 の 体 育 部門 たいいくさい (体育祭) がくえんさい ぶんかぶもん 学 園 祭 の 文化 部門 しょうがっこう がっしょうさい 小 学 校 では 合 唱 祭 や秋 祭 りなどいろいろな 活 動 あきまつ かつどう があります。 ちゅうがっこう ねん にちがくえんさい がっしょう 中 学 校 では、1 年 に1 日 学 園 祭 があります。 合 唱 や えんげき はっぴょう 演 劇 などの 発 表 をします。 - 52 - ふゆやす 冬休み しゅくだい やす 休 みの 宿 題 があります。 がつお 【12月 終わり ~ がつはじ 1月 初 め】 3学期 そつぎょうしき そつぎょうしき そつぎょうしき まえ れんしゅう 卒 業 式 の前 には、 卒 業 式 の 練 習 があります。 卒 業 式 がつ そつぎょうしょうしょ きねんひん き ね ん しゃしん と 卒 業 証 書 や記念品 をもらい、記念 写 真 を撮 ります。 【3月 】 ほ ご し ゃ がっこう い 保護者 も学 校 へ行 きます。 りにんしき 離任式 せんせい てんにん わか しき こ 転 任 する 先 生 に、お 別 れをする 式 です。子 どもたちは、 がっこう い しゅうぎょうしき あと りにんしき がっこう 学 校 に行 きます。終 業 式 の後 に、離任式 を する 学 校 もあります。 がつ あたら がくねん すす 4月 から、 新 しい学 年 に進 みます。 はるやす 春 休み がつ お 【 3 月 の 終 わり~ 4 がつ はじ 月 の初 め】 た ぎょうじ ○その 他 の 行 事 しぎょうしき しゅうぎょうしき 始業式/ 終 業 式 が っ き はじ とき お とき がっこう ぜんいん あつ しき 学期 が始 まる時 と、終 わる時 に、学校 で全員 が集 まって、式 をすることがあります。 しんたいそくてい 身体測定 まいつきしんちょう しょうがっこう たいじゅう はか 小 学 校 では、 毎 月 身 長 や、 体 重 などを測ります 。 ちゅうがっこう がっき しんたいそくてい 中 学 校 では、それぞれの学期 に身 体 測 定 があります。 じゅぎょうさんかん ほ ご し ゃ 授 業 参観 保護者 が、学 校 の 授 業 や、学 校 の行 事 を見 ることができる がっこう じゅぎょう がっこう ぎょうじ み ひ 日 です。 がくねん がっきゅうこんだんかい 学年・ 学 級 懇談会 じゅぎょうさんかん あと ほごしゃ は な あ 授 業 参 観 の 後 に、保護者 の話し合 いがあります。 ちゅうがく ねんせい し ん ろ しんがく はなし 中 学 3年 生 では、進路 進 学 の 話 をすることもあります。 こ べ つ こんだん 個別 懇 談 こ ようす せいせき は な あ ちゅうがく 3 ねんせい 子 どもの様子 や、成 績 について話し合 います。 中 学 3 年 生 し ん ろ しんがく はなし とき つうやく では、ほとんど 進路 進 学 の 話 をします。その 時 、通 訳 をお ねが 願 いすることもできます。⇒Q9 - 53 - こうがいがくしゅう えんそく 校外 学 習 遠 足 に行 ったり、工 場 やお 店 などを 見 学 したりします。朝 い こうじょう ゆうがた みせ けんがく かえ べんとう あさ すいとう でかけて、夕 方 に帰 ってきます。お 弁 当 と、水 筒 を も 持って い 行 きます。 しゅうがくりょこう りょこう 修 学 旅行 い りょこう かかん よる みんなで 旅 行 に行 きます。 旅 行 はだいたい 3日間 で、夜 は りょかん と りょこう かね じぶん はら ホテルか 旅 館 に泊 まります。 旅 行 のお金 は、自分 で払 いま す。⇒Q10 しつもん こた 【4. 質 問 にお 答 えします】 がっこう こうそく 」 Q1:『 学 校 のきまり( 校 則 ) 』 には、どんなものがありますか? がっこう ちが ちゅうがっこう せいふく きかた かみがた がっこう も 学 校 によって 違 います。 中 学 校 では、「 制 服 の着方 」、「髪 型 」、「学 校 に持 ってきてはいけない もの」などがあります。 つうちひょう ほんやく がっこう とき ほんやく Q2: 通 知 表 の 翻 訳 は し て く れ ま す か 。 ま た 、 学 校 か ら の お た よ り が わ か ら な い 時 、 翻 訳 してく れますか? つうちひょう ほんやく し とき も ん ぶ かがくしょう み 通 知 表 の 翻 訳 を 知 り た い 時 は 、 文部 科 学 省 の サ イ ト に あ る 「 カ ス タ ネ ッ ト 」 を 見 て く だ さ い 。 い み とき がっこう き に ほ ん ご ねが また、おたよりの 意味 がわからない 時 は、学 校 に聞 いてください。日本語 でお願 いすることがむ ひと つぎ つか ずかしい 人 は、次 のカードを 使 ってください。 せんせい わた ★カード(このカードを 先 生 に 渡 してください) がつ にち ようび つうち ないよう ○ 月 ○ 日 (○曜日 )にいただいた 通知 の 内 容 が、よくわかりません。 つうち ほんやく 通知 を 翻 訳 していただくことができますか? ほんやく じん しょうかい 翻 訳 できる 人 を 紹 介 してもらえますか? がっこう おし Q3: 学 校 のテストについて、 教 えてください。 ちゅうがっこう ていき ちゅうかん きまつ ちゅうがっこう 中 学 校 では、定期 テストがあります。「 中 間 テスト」、「期末 テスト」といいます。 中 学 校 で とうたつど がくりょく は、そのほかに、「到達度 テスト」、「 学 力 テスト」などもあります。 じどうかい せいとかい Q4: 児 童 会 / 生 徒 会 は、どんなことをしますか? こ がっこう ぎょうじ はな あ おこな 子 どもたちのリーダーになって、 学 校 の行 事 や話 し合 いなどを 行 います。 - 54 - かいぎ Q5:PTAの 会議 は、たくさんありますか? ねん かい ぜんいん かいぎ そうかい 1年 1回 、全 員 の会議 があります。それを「PTA 総 会 」といいます。 やくいん ひつよう やくいん がっこう きょうりょく こ がっこう PTAにはいろいろな 役 員 が必 要 です。役 員 は、学 校 と 協 力 して、子 どもたちや 学校 のため し ご と やくいん ねん すうかい がっこう か い ぎ に仕事 をします。役員 になると、1年 に数回 、学校 で会議 があります。 ちょうさしょ Q6:「 調 査 書 」とはなんですか? ちゅうがっこう ねん ねんせい せいせき がっこう たいど けっせき ちこく そうたい じょうきょう 「 学 校 での態度 」、 「欠 席 」、 「遅刻 」、 「早 退 」などの 状 況 中 学 校 の 1年 から 3年 生 までの「 成 績 」、 せんせい か こうこう はい とき にゅうがく し け ん ちょうさしょ ごうかく き を 、 先 生 が書 きます。 高 校 に 入 る 時 は 、 入 学 試験 とこの 調 査 書 で、 合 格 が決 まります。ですか ちょうさしょ たいせつ ら、 調 査 書 はとても 大 切 です。 ちゅうがっこう ぶかつどう はい Q7: 中 学 校 では、 部 活 動 に 入 らなければなりませんか? ぶ かつどう はい はい じぶん き はい ねんかんつづ 部 活 動 に入る か入 らないかは、自分 で決 めることができます。でも、入 ったら 3年 間 続 けたほう ぶかつどう さか がっこう ぶかつどう かつやく こうこう しんがく とき ゆうり がいいです。部活動 が盛 んな学 校 もあります。部活動 で活 躍 すると、高 校 への進 学 の時 、有利 に なることもあります。 かてい ほうもん じかん Q8:家庭 訪 問 の 時間 は、どのくらいですか? ふん か て い ほうもん まえ せんせい つごう き せんせい ほうもん だいたい 15分 くらいです。家庭 訪 問 の前 に、先 生 がみんなの都合 を聞 きます。先 生 が、訪 問 す じかん き じかん かなら いえ る時間 を決 めますので、その時間 には 必 ず家 にいてください。 とき つうやく ねが Q9:どんな 時 、 通 訳 をお 願 いできますか? か て い ほうもん こ べ つ こんだん とき つうやく き つうやく とき か げ つ いじょうまえ せんせい 家庭 訪 問 や個別 懇 談 の時 に、通 訳 が来 てくれます。通 訳 をしてほしい 時 は、1カ月 以 上 前 に 先生 ねが に お 願 いしてください。 しゅうがくりょこう かね がっこう Q10: 修 学 旅 行 のお 金 はどうしますか? とき かね そのほかに、 学 校 ではどんな 時 にお 金 がかかります か? しゅうがくりょこう かね にゅうがく すこ はら 修 学 旅 行 のお金 は、 入 学 してから 少 しずつ 払 います。 こうりつがっこう べんきょう つか きょうざい がくようひん かね せいふく たいいく ぎ そのほか、公 立 学 校 では、勉 強 で 使 う 教 材 や、学 用 品 のお金 がかかります。 「 制 服 」、 「 体 育 着 」、 きゅうしょくひ えんそく こうがいがくしゅう ぶかつどう かね 「 給 食 費 」、「遠 足 /校 外 学 習 」、「部活動 」などにもお 金 がかかります。 し り つ がっこう じゅぎょうりょう ひつよう にゅうがく とき にゅうがくきん し せ つ ひ はら 私立 学 校 では、授 業 料 が必 要 です。また、入 学 する時 に 入 学 金 や施設費 などを 払 いますが、 きんがく がっこう ちが 金 額 は 学 校 によって 違 います。 こ にほんご がっこう にほんご おし Q11: 子ども は、日本語 がわかりません。 学校 で、 日本語 を 教 えてくれますか? に ほ ん ご せんせい こ に ほ ん ご おし 日本語 がわからない子 どもには、 先 生 が日本語 を教 えてくれます。 に ほ ん ご せんせい がっこう おし せんせい き べんきょう しゅうかん 日本語 の 先 生 がいない 学 校 に は、 教 える 先 生 が来 て くれます。 勉 強 は 、だいたい 1 週 間 に、 かい かい かい じかん ふん ぷん 1回 から 3回 で、1回 の時間 は 45分 から 50分 です。 に ほ ん ご べんきょう に ほ ん ご むずか べんきょう おも がっこう 「日本語 が 難 しくて 勉 強 がわからない」と 思 ったら、まず学 校 「日本語 をもっと 勉 強 したい」、 - 55 - せんせい そうだん の 先 生 に相 談 してください。 がっこう べんきょう とき たす ひと また、 学 校 によっては、 勉 強 の時 に助 けてくれる 人 もいます。 こ な ちい ぱ に っ く もんだい そうだん Q12:子 どもが、小 さいことで 泣い たり、パニック をおこしたりします。こういう 問 題 を、相 談 す ることができますか? がっこう せんせい せんせい そうだん 学 校 に、「スクールカウンセラー」の 先 生 がいます。この 先 生 に、相 談 することができます。 とくべつ がっこう しょうかい Q13: 特 別 な 学 校 の 紹 介 をしてください。 とくべつ し え ん がっこう め みみ からだ ちてき しょうがい こ べんきょう がっこう 1) 特 別 支援 学 校 :目 や 耳 や身体 、また、 知的 な 障 害 が あ る 子 ど も た ち が 勉 強 す る 学 校 で す 。 くわ ないよう がっこう み 詳 しい 内 容 は、学 校 の URL を見 てください。 もうがっこう め しょうがい こ がっこう 盲 学 校 (目 に 障 害 のある子 どものための 学 校 )http://www.ysvi.kai.ed.jp/ ろう学 校 (耳 に 障 害 のある子ども のための 学 校 )http://www.rogako.kai.ed.jp/ 甲府 支援 学 校 がっこう みみ しょうがい こ がっこう こ う ふ し え ん がっこう http://www.yogoy.kai.ed.jp/ し え ん がっこう あけぼの支援 学 校 http://www.yogoy.kai.ed.jp/ し え ん がっこう わかば支援 学 校 http://www.yogoy.kai.ed.jp/ し え ん がっこう ぶんこう わかば支援 学 校 ふじかわ 分 校 http://www.yogoy.kai.ed.jp/ し え ん がっこう やまびこ支援 学 校 http://www.yamabikoy.kai.ed.jp/ ふ じ み し え ん がっこう 富士見 支援 学 校 http://www.fujimiy.kai.ed.jp/ ふ じ み し え ん がっこうあさひぶんこう 富士見 支援 学 校 旭 分 校 http://www.fujimiy.kai.ed.jp/ し え ん がっこう ふじざくら支援 学 校 http://www.fujizaky.kai.ed.jp/ し え ん がっこう かえで支援 学 校 やまなしけん http://www.kaedey.kai.ed.jp/ しりつ しょうがっこう こう ちゅうがっこう こう こくりつ しょうがっこう こう こくりつ 2)ほかに、 山 梨 県 には私立 の 小 学 校 が3 校 、 中 学 校 が5 校 、国 立 の 小 学 校 が1校 、国 立 の ちゅうがっこう こう しりつ ちゅうがっこう こうとうがっこう ちゅうこういっかんこう こう 中 学 校 が 1校 あります。また、市立 の 中 学 校 ・高 等 学 校 ( 中 高 一 貫 校 )も、1校 あります。 ねん がつげんざい くわ ないよう がっこう み (2013年 1月 現 在 )詳 しい内 容 は、 学 校 の URL を見 てください。 し り つ しょうがっこう 【私立 小 学 校 】 すんだい こ う ふ しょうがっこう 駿 台 甲府 小 学 校 http://www.sundai-kofu.ed.jp/elementary/index.html やまなしがくいんだいがく ふ ぞ く しょうがっこう 山 梨 学 院 大 学 付属 小 学 校 http://www.yges.ed.jp/ みなみ こ むらしょうがっこう 南 アルプス子 どもの 村 小 学 校 http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php?page_id=0 し り つ ちゅうがっこう 【私立 中 学 校 】 すんだい こ う ふ ちゅうがっこう 駿 台 甲府 中 学 校 http://www.sundai-kofu.ed.jp/junior/index.html やまなしがくいんだいがく ふ ぞ く ちゅうがっこう 山 梨 学 院 大 学 付属 中 学 校 http://www.yghs.ed.jp/ やまなし え い わ ちゅうがっこう 山 梨 英和 中 学 校 http://www.yamanashi-eiwa.ac.jp/jsh/ 富士学 苑 中 学 校 http://www.gekkouji.ac.jp/fujigakujh/ ふ じ が く えんちゅうがっこう みなみ こ むらちゅうがっこう 南アルプス 子ども の村 中学校 http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php?page_id=0 - 56 - こくりつしょうがっこう 【国 立 小 学 校 】 やまなしだいがく ふ ぞ く しょうがっこう 山 梨 大 学 付属 小 学 校 http://www.agr.yamanashi.ac.jp/ こくりつちゅうがっこう 【国 立 中 学 校 】 やまなしだいがく ふ ぞ く ちゅうがっこう 山 梨 大 学 付属 中 学 校 http://www.wgr.yamanashi.ac.jp/ し り つ ちゅうがっこう こうとうがっこう ちゅうこういっかんこうへいせつがた 【市立 中 学 校 ・高 等 学 校 ( 中 高 一 貫 校 併 設 型 )】 やまなしけん ほ く と しりつこうりょうちゅうがっこう 山 梨 県 北杜 市 立 甲 稜 中 学 校 http://www.koryo-jhs.city-hokuto.ed.jp/ やまなしけん ほ く と しりつこうりょうこうとうがっこう 山 梨 県 北杜 市 立 甲 稜 高 等 学 校 http://www.yamanashi-koryo-h.ed.jp/ - 57 - ②平成 24 年度活動記録(~2月) (1) 3月 31 日 14:00~16:00 サテライト教室 「第三回やまなし子ども学習支援連絡協議会 」にて進路進学に関する意見交換を実施 (2) 4月9日(月)13:00~15:00 ○安藤、五味理事とともに教育委員会を訪問。趣旨説明書を提出。 山梨県教育庁、甲府市教育委員会(長谷川義高教育長)、中央市教育委員会(比志保教育長)、甲斐 市教育委員会 (3)4月 28 日(土)13:00~16:00 ミーティング 安藤研究室 ○参加者:安藤、川手、金、原田、斉藤 ○内容:文部科学省サイト「かすたねっと」文書検索により各地域の進路進学ガイドブックの収集 を行った。それに基づいて、日本人支援者の側からみた、「必要情報」について検討。 (4)5月10日(木)17:00~21:00 ミーティング 安藤研究室 ○参加者:安藤、原田、斉藤 ○内容:分析に使用したガイドブックの各国語版をダウンロードし言語別に分類。 (5)5月11日(金)17:00~19:00 ミーティング 安藤研究室 ○参加者:安藤、原田 ○内容:(4)の 作業を継続。 (6)5月13日(日)13:00~16:00 地域研究交流センター研修室 ○参加者:安藤、斉藤、小林、川手 ジャネット江口(ペルー)、西田ジャケリネ(ペルー)、孫玉芳(台湾)、 石原(中国)、林マイザ(ブラジル)、青山ジェニー(タイ) *内藤、植田、武、矢尾(県立大学学生) ○内容:各国語版の進路進学ガイドブックを言語別に分担して内容を分析。外国人保護者にとって 必要な情報とは何かを検討した。 (7)5月23日(水)16:30~17:30 安藤研究室 進路進学外国語資料検討依頼(吉田(台湾)・樋笠(韓国))。 今回で依頼外国人保護者数8名(6か国) (8)5月 24 日(木)11:00~12:00 甲府市役所 - 58 - ○甲府市役所(市民課)進路進学ガイダンスプロジェクト協力依頼 ○面談者:安藤、石山(甲府市) (9)5月 30 日(水)4:30~19:00 ○参加者 安藤 安藤研究室 矢尾明日香、武あつ美、植田陽 ○内容・作業内容の説明 ・進路進学ガイドの分析 (10) 6月6日(水)16:30~17:00 ○参加者 安藤 安藤研究室 矢尾明日香、武あつ美、植田陽、川手ちなみ ○内容:進路進学ガイドの分析結果報告 (11)6月 13 日(水)17:30~19:00 ○参加者 安藤 安藤研究室 矢尾明日香、武あつ美、植田陽、藤田梢 川手ちなみ、原田かおり ○内容・進路進学ガイドの分析結果報告 ・全体会の打ち合わせ(7 月上旬の土曜日に開催予定) ・次回までの作業打ち合わせ(6 月 20 日まで) (12) 6月 20 日(水)17:00~19:00 ○参加者 安藤 安藤研究室 矢尾明日香、武あつ美、植田陽、川手ちなみ ○内容:分析結果の重要事項抜出作業 (13)6 月 27 日(水)18:00~19:30 ○参加者 安藤 安藤研究室 矢尾、小林、川手、斉藤、原田 ○内容:全体会議事前打ち合わせ (14)7 月 7 日(土)13:00~15:00 ○参加者 第三回ワーキング実施 サテライト教室 安藤、金、川手、小林、原田、斉藤、孫玉芳、西田ジャケリネ、林マイザ、土屋賢一郎、 樋笠恵子、植田陽、武あつ美、三上大介、田中弥生、青山ジェニー、青山ナアナ ○内容:進路進学ガイドブックに必要な項目の洗い出しと、担当者の依頼 (15)10 月 24 日(水)17:00~18:30 安藤研究室 ○参加者:安藤、川手、原田 ○内容:今後の進め方について(ワーキンググループ作り、ほか) - 59 - (16)11 月 14 日(水)18:30~20:00 安藤研究室 ○参加者:関口直人、中嶋純子、矢尾明日香、三上大介、武あつ美 ○内容:これまでの経緯説明、WG の配置、仕事の説明 (17) 11 月 30 日(金)17:00~19:00 B301 ○参加者:今澤、斉藤、金、原田、川手、関口、中嶋、武、矢尾 ○内容:役割分担の確認 イラスト集今澤先生に依頼 スクールガイド(高校進学)参照する 保育園・幼稚園担当 小林 小中学校担当 川手・関口 高校進学担当 今澤、斉藤、土屋 大学等進学担当 原田、矢尾、中嶋 大学生活担当 武、三上 (18) 12 月 4 日(火)14:30~16:30 安藤研究室 ○参加者:川手、関口 ○内容:小中学校のイラスト、説明についての打ち合わせ (19)12 月 7 日(金)17:30~18:30 安藤研究室 ○参加者:安藤、田中(IT) ○内容:HP作成に関する業者打ち合わせ (20) 12 月 11 日(火)14:30~16:30 安藤研究室 ○参加者:川手、関口 ○内容:小中学校のイラスト、B301 (21) 12 月 14 日(金)17:00~19:00 B301 ○参加者:川手、斉藤、原田、中嶋、関口 、武、矢尾、三上、金、今澤 ○内容:資料読み合わせ (22) 1月 23 日(水)13:00~14:00 安藤研究室 ○参加者:安藤、田中(マグネット)、阿部(ヘルプデスク)、田中(インテック) ○内容:大学サーバー内における HP 作成について (23) 1 月 29 日(火)13:00~14:30 安藤研究室 - 60 - ○参加者:安藤、川手 ○内容:学校案内小・中学校 WG 作成資料の検討 (24)1月 31 日(木)13:00~14:30 安藤研究室 ○参加者:安藤、矢尾、原田 ○内容:大学進学・大学生活 WG 作成資料の検討 (25)2 月 20 日(水)13:30~15:00 安藤研究室 ○参加者:安藤、川手、関口、金、原田 ○内容:小・中学校 WG ミーティング (26)2 月 21 日(木)15:30~17:00 安藤研究室 ○参加者:安藤、小林、斉藤 ○内容:保育園・幼稚園、高校進学 WG ミーティング (27)2 月 22 日(金)16:00~17:30 安藤研究室 ○参加者:安藤、田中 ○内容:HP 作成。 - 61 - プロジェクト参加者・協力者一覧 ○安藤 淑子 研究代表 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科 池田 充弘 山梨県立大学人間福祉学部人間形成学科 原田 かおり 山梨県立大学非常勤講師 川手 ちなみ 南アルプス市ボランティア教室日本語サロン 金 寶美 山梨県庁非常勤職員 小林 信子 ユニタス日本語学校非常勤講師、ソリダリダー日本語教室講師 斉藤 祐美 ソリダリダー日本語教室講師 土屋 賢一郎 甲府市立南西中学校教員 今澤 悌 甲府市立新田小学校教員 植田 陽 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 あつ美 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 関口 直人 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 中嶋 純子 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 矢尾 明日香 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 三上 大介 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 内藤 沙織 山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科学生 西田 ジャケリネ(ペルー) 江口 ジャネット(ペルー、パチャママの会) 武 林 マイザ(ブラジル) 青山 ジェニー(タイ) 青山 ナアナ(タイ) 孫 玉芳(台湾) 吉田 恵貞(台湾) 石原 京子(中国) 樋口 恵子(韓国) <団体等> やまなし子ども学習支援連絡協議会(代表 安藤淑子) パチャママの会 - 62 - 山梨県立大学地域研究交流センター2012 年度報告書 「山梨県内在住外国人児童生徒の健全な育成に向けて~進路・進学に関す る情報提供を軸とした教育支援の実施~」 2013 年 3 月 31 日 発行 印刷 発行 山梨県立大学地域研究交流センター 山梨県甲府市飯田5丁目 11-1 電話 055-224-5261(代表) 三縁 University Center for Research and Exchange 山梨県立大学地域研究交流センター 〒400-0035 甲 府 市 飯 田5−1 1−1 TEL 055-224-5310 FAX 055-224-5330
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