審判の 審判の日の恐ろしい出来事 ろしい出来事の 出来事の数々 ﴾ ﴿ [ 日本語– Japanese – k] ﻳﺎﺑﺎ ムハンマド・イブラーヒーム・アッ=トゥワイジュリー 翻訳 : サイード佐藤 校閲 : ファーティマ佐藤 2007 - 1428 ﴿ ﴾ » ﺑﺎﻟﻠﻐﺔ ﺎﺑﺎﻧﻴﺔ « ﺤﻣﻤﺪ ﺑﻦ ﺑﺮ ﻫﻴﻢ ﺤﻛﻮﺠﻳﺮ ﺗﺮﻤﺟﺔ :ﺳﻌﻴﺪ ﺳﺎﺗﻮ ﻣﺮ ﺟﻌﺔ :ﻓﺎﻃﻤﺔ ﺳﺎﺗﻮ 2007 - 1428 2 審判の 審判の日の恐ろしい出来事 ろしい出来事の 出来事の数々 ● 審判の日は何ものにも比べようのない実に偉大な出来事であり、甚大なる恐怖をもたら します。しもべたちはその恐怖におののき、その眼球はその暗闇の中で見開かれたまま 動きません。偉大かつ荘厳なるアッラーはその期間を信仰者には昼から夕方ほどまでの 間に、そして不信仰者には 50000 年にも値する期間の長さに定められました。その日の 恐ろしい出来事には次のようなものがあります: そして角笛 そして角笛が 角笛が一吹き 一吹き、吹き鳴らされるとき。 らされるとき。 そして大地 そして大地と 大地と山々が宙を舞い、一撃の 一撃の下にぶつかり合 にぶつかり合って散 って散り散りになるとき りになるとき。 なるとき。その日起 その日起 こるべくして起 こるべくして起こるものが起 こるものが起こる。 こる。そして天 そして天は裂け、その日 その日もろくなる。 もろくなる。(クルアーン 1-至高のアッラーはこう仰られました: 69:13-16) 太陽が 太陽が包み隠されるとき。 されるとき。そして星 そして星々が落下 するとき。 するとき。そして山 そして山々が飛び散るとき。 るとき。そして妊娠 そして妊娠 10 ヶ月の雌ラクダ( ラクダ(の世話) 世話)がおろそ かにされるとき 。そして野獣 そして野獣たちが 野獣たちが呼 たちが呼び集められたとき。 められたとき。そして大洋 そして大洋に 大洋に(火がつけられ) がつけられ) 燃え上がるとき。 がるとき。(クルアーン 81:1-6) 2-至高のアッラーはこう仰られました: 1 天が割れ裂けるとき。 けるとき。そして諸惑星 そして諸惑星が 諸惑星が落下し 落下し て散り散りになるとき。 りになるとき。そして海 そして海々が溢れかえって 1 つの大洋 つの大洋となるとき 大洋となるとき。 となるとき。そして全 そして全ての 墓がひっくり返 がひっくり返されるとき。 されるとき。(クルアーン 82:1-4) 3-至高のアッラーはこう仰られました: 天が裂けるとき。 けるとき。そして( そして(天は)その主 その主(の 命を)を謹聴し 謹聴し(従っ)たが、 たが、それは( それは(天にとって) にとって)そうすべきことであった。 そうすべきことであった。そして大 そして大 地が平たく延 たく延べ広げられ、 げられ、そこに秘 そこに秘められていたもの( められていたもの(死体など 死体など) など)を外に放出し 放出し、(存命 (存命し 存命し ていた者 ていた者たちをその表面 たちをその表面から 表面から) から)放り投げるとき。 げるとき。そして( そして(大地は 大地は)その主 その主(の命を)を謹 聴し(従っ)たが、 たが、それは( それは(大地にとって 大地にとって) にとって)そうすべきことであった。 そうすべきことであった。(クルアーン 84: 4-至高のアッラーはこう仰られました: 1-5) 起きるべくして起 きるべくして起きるものが起 きるものが起きるとき。 きるとき。そ れが起 れが起こることを嘘 こることを嘘とする者 とする者はない。 はない。(その (その日 その日ある者 ある者たちはその位 たちはその位を)下げられ、 げられ、(またあ (またあ る者たちは) たちは)上げられる。 げられる。大地が 大地が激しく揺 しく揺れ動くとき、 くとき、そして山 そして山々が砕かれ、 かれ、ばらばらに 飛び散る埃となるとき。 となるとき。(クルアーン 56:1-6) 5-至高のアッラーはこう仰られました: 1 訳者注:妊娠 10 ヶ月目の雌ラクダは当時のアラブの間で、最も貴重な財産の内の 1 つでした。 3 6-イブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました: 「アッラーの使徒(彼 にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました: “審判の日を眼前にあるように見ること 太陽が 太陽が包み隠されるとき(ク ルアーン第 81 章)そして天が割れ裂けるとき(クルアーン第 82 章)そして天が割 れるとき(クルアーン第 84 章)”」(アフマドとアッ=ティルミズィーの伝承 ) を欲する者は、 (クルアーンのこれらの章を)読むのだ: 2 ● 審判の 審判の日、天地は 天地は別のものと取 のものと取って代 って代わられる: - その日大地 その日大地はそれではない 日大地はそれではない他 はそれではない他の大地と 大地と、そし て諸天はそれではない 諸天はそれではない他 はそれではない他の諸天と 諸天と取って代 って代わられる。 わられる。そして( そして(しもべたちは) しもべたちは)唯一で 唯一で全て を制されるアッラーの御許 されるアッラーの御許へと 御許へと、 へと、(姿形 (姿形もその 姿形もその秘 もその秘めていたものも露 めていたものも露わに、 わに、墓の中から) から)まか り出てゆくのだ。 てゆくのだ。(クルアーン 14:48) 1 至高のアッラーはこう仰られました: その日 その日われら( われら(アッラーのこと) アッラーのこと)はまるで書 はまるで書 物を巻き上げるように、 げるように、天を巻き上げる。 げる。われらは丁度最初 われらは丁度最初の 丁度最初の創造を 創造を始めたように、 めたように、それ をもう一度繰 をもう一度繰り 一度繰り返すのである。 すのである。(この (この復活 この復活こそは 復活こそは) こそは)われらが約束 われらが約束していたもの 約束していたもの。 していたもの。われらはそ れを完遂 れを完遂するのである 完遂するのである。 するのである。(クルアーン 21:104) 2-至高のアッラーはこう仰られました: ● 天地が 天地が別のものに取 のものに取って代 って代わられるとき、 わられるとき、人々はどこにあるか? はどこにあるか? サウバーン(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました: 「アッラーの使徒(彼にアッラ ーからの祝福と平安あれ)の所で立っていると、1 人のユダヤ教徒の学者がやって来まし た・・・」‐そしてこの伝承の中に次のような箇所があります‐「そしてユダヤ教徒は言 いました: “天地がそれではない別のものに取って代わられる時、人々はどこにあるのか?” 預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました: “彼らは架け橋のない暗闇の 中にある。 ” 」また別の伝承にはこうあります: 「 “架け橋の上にある。 ” 」 (ムスリムの伝承3) ● 召集の 召集の場と酷暑と 酷暑と恐怖: アッラーは被造物を復活させられた後、彼らを審判の大地に結集させます。彼らはそこ で靴も衣服もつけず、割礼もされていない状態のままで裁かれるのです。その日太陽はと ても近い場所にあり、汗は地上において 70 腕尺にも達します。そして人々はその行いに応 じて、発汗することになります。 2 真正な伝承。ムスナド・アフマド(4806)、スナン・アッ=ティルミズィー(3333)、サヒーフ・スナン・アッ=ティ ルミズィー(2653)。文章はアッ=ティルミズィーのもの。アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(108)参照。 3 サヒーフ・ムスリム(315)。アーイシャ(彼女にアッラーのご満悦あれ)の伝える同じ伝承は(2791)。 4 1-アル=ミクダード・ブン・アル=アスワド(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いまし た:「私は預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がこう言うのを聞きました:“審 判の日、太陽は被造物に接近する。そして人々の内ある者にとっては、それは 1 マイルほ どの近さにまで近付く。人々はその行いに応じて発汗する。それである者はくるぶしの辺 りまで、またある者は膝まで、またある者は足の付け根まで、またある者は汗のくつわを はめさせられる。 ”そしてアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は自らの 口を指差されました。 」 (ムスリムの伝承4) 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によると預言者(彼にアッラーから の祝福と平安あれ)は言いました: 「審判の日、アッラーは大地を一握りにされ、そしてそ の右手でもって天を巻き上げられる。そしてこう仰られる: “われこそは真の王である。地 上の王たちはどこにいる?” 」 (アル=ブハーリーとムスリムの伝承5) ● 裁きのためにアッラーがご来臨 きのためにアッラーがご来臨されること 来臨されること: 偉大かつ荘厳なるアッラーは審判の日、裁きのためにご来臨されます。そのため大地は その御光によってまばゆく照らされ、被造物はその偉大さと荘厳さに失神します。 いや、 いや、決してそのようにあってはならない。 してそのようにあってはならない。 大地が 大地が揺り動かされ。 かされ。ぶつかり合 ぶつかり合って粉 って粉々になるとき。 になるとき。あなたの主 あなたの主は天使を 天使を隊列に 隊列に組ませ つつご来臨 つつご来臨なされる 来臨なされる。 なされる。(クルアーン 89:21-22) 1-至高のアッラーはこう仰られました: 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によると預言者(彼にアッラーから の祝福と平安あれ)は言いました: 「私をムーサー(モーゼ:彼に平安あれ)よりも優れて いる、などとしてはならない。人々は審判の日失神し、私も失神する。私は誰よりも先に 意識を取り戻すが、その時ムーサーが(アッラーの)玉座の端にしがみついているのを見 出す。私は彼も失神して私より先に意識を取り戻したのか、それともアッラーは彼を例外 的に失神させられなかったのか、分からない。 」 (アル=ブハーリーとムスリムの伝承6) 4 5 6 サヒーフ・ムスリム(2864)。 サヒーフ・アル=ブハーリー(7382)、サヒーフ・ムスリム(2787)。 サヒーフ・アル=ブハーリー(2411)、サヒーフ・ムスリム(2373)。文章はアル=ブハーリーのもの。 5
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