佐古 麻理 [PDF 127KB]

同志社大学「次世代研究者」プロファイル
2016年10月現在
基本情報
サコ
フリガナ
佐古
氏名
SAKO
氏名(英字)
学歴
マリ
麻理
性別
mari
メールアドレス
女
生年
1963年
masako(a)mail.doshisha.ac.jp
1982年4月 京都ノートルダム女子大学文学部英語英文科 入学
1986年3月 京都ノートルダム女子大学文学部英語英文科 卒業
2009年4月 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程 入学
2011年3月 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士前期課程 修了
2011年4月 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程 入学
2015年3月 同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程 修了
職歴
2015年4月-2015年9月 和歌山大学大学院経済学研究科 非常勤講師
2015年4月-2016年3月 同志社大学法学部 非常勤講師
2016年4月-現在 同志社大学研究開発推進機構 助手(有期研究員)
指導教員
田中 治 教授
取得学位
博士(法学)
専修外国語・読解可能な外国語
英語
研究活動
研究分野
税法
科研費分類による研究分野
人文社会系、社会科学、法学、社会法学
研究テーマ
アメリカ租税法を中心とした税法に関する研究
研究概要
米国における「富の移転課税制度(本邦においては、相続税に相当するもの)」は、連邦遺産税、
連邦贈与税及び世代跳躍移転税の3つの税目で構成される。本研究では、課税根拠論も含め、
各税目が個別実体法的にどのような働きを有し、また、各税目がどのように協調して機能してい
るのかについて、理論体系的に検討した。その研究成果は、著書の刊行をもって、公表した。国
内租税法に関する研究としては、消費税法の非課税措置に係わる問題点及び新たに創設され
た国外転出時課税制度に関する立法上の問題点について取り上げ、それぞれ研究成果を論文
等にて公表した。
論文
1. 「社会保険診療報酬等に係る消費税の非課税措置」、佐古麻理、税理[査読有]、59巻6号、pp.132-
137 (2016)
2. 「米国における富の移転課税(2・完)」、佐古麻理、同志社法学[査読有]、373号、pp.1-100 (2015)
3. 「米国における富の移転課税(1)」、佐古麻理、同志社法学[査読有]、372号、pp.1-163 (2015)
4. 「米国における生命保険および生命保険信託の課税関係」、佐古麻理、税法学[査読有]、572号、
pp.71-98 (2014)
5. 「米国における富の移転課税とその根拠論」、佐古麻理、税法学[査読有]、567号、pp.37-95 (2012)
研究業績
口頭発表(国内学会)
1. 「米国における生命保険信託の課税関係」、佐古麻理、日本税法学会、第475回関西地区研究会、同
志社大学、2014年7月
2. 「米国における富の移転課税とその根拠論」、佐古麻理、日本税法学会、第451回関西地区研究会、同
志社大学、2011年12月
著書(単著)
『米国における富の移転課税-連邦遺産税・贈与税・世代跳躍移転税の法理-』、佐古麻理、清文社、全
424頁 (2016年3月)
その他
「国外転出時課税制度の創設と立法に関する論点」、佐古麻理、近畿税理士界(論壇)[査読有]、620号、
pp.9 (2015)
所属学会
日本税法学会
キャリア関連
志望進路
進路
教員(大学等)
同志社大学「次世代研究者」プロファイル
自己PR
博士課程在学中より、主にアメリカ租税法に関する研究に取り組んでいます。実体法の研究と
しては、「富の移転課税」について、その研究成果を書籍にてまとめました。現在は、「合衆国憲
法と税法との関連性」、「現代米国における租税原則の再考」及び「格差社会と税」等を研究
テーマとして取り組んでいます。また、2016年度は、大阪府立大学大学院経済学研究科及び大
阪経済大学大学院経営学研究科にて、租税法に関する科目を担当しています。
取得資格等
税理士(近畿税理士会登録)、日商簿記1級
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