衣錦尚絅No.2

い
きん
しょう
けい
衣
錦
尚
絅
図書館通信
2009年度第2号
2009.5.20. 発行:麻布学園図書館部
*図書館入り口のギャラリーには、創立者・江原素六の筆になる「衣錦尚絅」という扁額が掛けられています。この
言葉は、『中庸』を出典とするもので、一般には奥ゆかしさを意味しますが、図書館では、知識や学問を身につけて
もそれをひけらかさないという、衒学を戒める言葉として受け止めています。
ソ・ド・レ・ミ♭
その2
新垣眞樹(数学科)
今年もまた、赤城山麓の「青年の家」にいた。3 月の終わり、管弦楽部の引率である。管弦
楽部の合宿は、まるで「引っ越し」のような様相で始まる。まず部員全体で、楽器庫から大太
鼓やコントラバスなどの大型の楽器や楽譜立て、必要な時には指揮台などをバスに乗せ固定し、
その後、バイオリン・チェロなどの弦楽器、木管・金管などの個人楽器を乗せる。大型バス 2
台で学校を出発する。音を出すので、迷惑のかからない山の中の「青年の家」が合宿場になる。
「青年の家」の正式名称は、文部科学省管轄の国立青少年教育振興機構「国立赤城青少年交流
の家」である。
青年の家での生活は、朝 6 時半頃に起床し、「朝の集い」に参加することから始まる。行く道
で、朝から「社歌」を研修させられている集団に会う。声はもう枯れていて二拍子、行進曲風
に歌っている。あまりにもひどい音楽、聞くにも苦痛を感じる。ふと、前を歩く生徒が麻布の
校歌を口ずさみ始め、そしてとうとうと歌い始めた。この生徒はいい音楽を持っているなと感
じた。管弦楽部は合宿で入学式のための校歌の練習をしているのだ。
青年の家の「朝の集い」は国旗掲揚で始まる。その後「ラジオ体操」。麻布の生徒もそれな
りに一生懸命だが、右左の振りが揃わない。「朝の集い」は他の団体を含め、多い時で 200 名
にもなる。3 月は新入社員の研修が多い。「朝の集い」の場を借りて、「研修成果の発表」が行
われることもある。また、「社訓の暗記」をさせられ大声で発表している者もいる。「麻布の生
徒が場違いの場所に来ている」そんな気にもなる。この 3 月まで同じく高校生であった「新入
社員」を麻布の生徒はどんな目で見ているのだろうか。
以前にこの「青年の家」の独房のような狭いサブリーダー室で「悲劇のロシア」(亀山郁夫
氏のショスタコーヴィチ論)を見た。「交響曲第五番の、第4楽章冒頭部。 ソ・ド・レ・ミ♭
という音階は、 ソ・ド・レ・ミ
という音階のパロディである。カルメンが歌う『ハバネ
ラ』中で、たばこ工場の女工達とそれを取り巻く男たちが、 ソ・ド・レ・ミ 「prends garde à
toi !」と何回にもわたって囃し立てる。
「信じるな」という意味である。引きつけられつつも
その訳に違和感を感じたという話から始まった。繰り返しであるが、再度その話から始めよう。
オペラ「カルメン」の舞台はスペインのセビリヤである。作曲したビゼーは、スペインには
行ったことがない。ハバネラ(ハバナに行こう)はジプシー女「カルメン」の主題歌のような
もの。
「掟なんか知ったことじゃない。あたしに好かれたら危ないよ」と歌う。この曲だけは、
当時のスペインの流行歌 El Arreglito からメロディを入れてあるという。竜騎兵の伍長「ドン
・ホセ」はカルメンに好かれ、婚約者を捨て兵舎を脱走し、カルメンと共に密輸団に加わる。
そして、ドン・ホセの破滅が始まる。カルメンの新しい恋人・闘牛士のエスカミーリョが登場
する闘牛場で、ホセはカルメンを殺し、逮捕される。フランス人作家メリメの小説をオペラと
したものである。
亀山郁夫著の『磔のロシア(スターリンと芸術家たち)』(岩波書店)を麻布の図書館から借り出
した。「交響曲第五番」この交響曲が初演された 1937 年はスターリン権力による大テロルが猖
獗をきわめた、ソビエト史でももっとも暗黒に満ちた年であることはだれでも知っている。こ
の曲は「社会主義リアリズム」の精神をまっとうに体現した「傑作」だったのだろうか。亀山
郁夫氏は「(ショスタコーヴィチの)二枚舌」という言葉で表していた。「二枚舌」とは、弱者
たる芸術家が、個人へのテロルさえ厭わぬ政治権力に対してとるプロテストの一形式である。
批判する対象への愛の強さにある。少なくとも一枚目の舌は、相手への愛の言葉となる。また
はその強さを、二重性の、曖昧さの力ということもできるだろう、と語る。
例の
ソ・ド・レ・ミ 「prends garde à toi !」の話は、インターネット上にあった Me 氏が
作っている「クラシック音楽「曲解」シリーズ」から着想を得たということであった。僕もイ
ンターネット上で『クラシック音楽「曲解」シリーズ』を読んでみた。Me 氏は、現在名古屋
圏に住む会社員で、趣味でパーカッション(打楽器)の演奏も行う。この文章を書く前の年に
結婚したという。「31 歳のショスタコーヴィチについて、31 歳を目の前にした私が何を思った
のか、綴っていこう」と序文にある。「交響曲第五番第 4 楽章コーダ」において、「ティンパニ
ーの DA のソロの中、最後の 3 小節で大太鼓が乱入。ティンパニーの音を打ち消す。純粋音楽
的には「大太鼓は不必要」あえて重ねたところに作曲家の意図が隠されてはいないか」という
音楽雑誌の記事を大学時代に読み、感銘し、「裏読み癖」が始まったという。
(弦・木管)強制労働に苦しみ自由を奪われた市民。ティンパニー(独裁者)とその部下(金
管)。大太鼓(ショスタコーヴィチ)との図式化の中で、「ティンパニーを否定しかき消す大太
鼓の音は、市民パートの「ラの音」の強制労働から解放させるのだ」と Me 氏は述べる。ショ
スタコーヴィチの理解者・音楽のパトロンであったトファチェフスキー元帥の秘密裁判・処刑
の中で「交響曲第五番」の作曲が行われた。差し迫った粛清への恐怖、死への危機の中で完成
させたのである。表面上は、批判に答えるような音楽を作ったが、その中に、まず 1 楽章の第
二主題再現部に「ハバネラ」の L'amour! L'amour! (愛)と引用し、第 4 楽章のコーダで高らか
に演奏される主題は ソ・ド・レ・ミ♭ である。
『 ソ・ド・レ・ミ 「prends garde à toi !」
「気
をつけろ」は、ショスタコーヴィチの「妻子への愛」であり、故にこの作品は存在する』と Me
氏は「曲解」する。
亀山氏は、Me 氏が提唱した『交響曲第五番に隠された「 ソ・ド・レ・ミ
prends garde à
toi !」は、(社会主義)を信じるな』として、自説の「二枚舌」の具体的なものと説明してい
る。 ソ・ド・レ・ミ♭
を
ソ・ド・レ・ミ
で始まる 4 楽章、そしてフィナーレで 252 回も続く「ラ(A)」の音
が音を重ねて終わる。これは,『ラ=「A」=「ショスタコーヴィチ」は
社会主義を信じない』という意味として述語的に読み取れるとする。
この曲を装置を使い、速いテンポで聴いてみた。「やっぱりハバネラだ」僕にも聞こえてく
る。僕は、 ソ・ド・レ・ミ 「prends garde à toi !」がどんな意図ではめ込まれたのか、議論す
る立場にいないしこれ以上この議論を続ける気もしない。
マーラー以降の最大の交響曲作曲家とよばれるショスタコーヴィチ。その作品の日本への紹
介の第一人者は、作曲家の芥川也寸志氏である。その難解な作品群を初演している。芥川氏は
当時、国交のないソ連に、ウイーン・ハンガリーを経由し渡り、ショスタコーヴィチをはじめ
多くの作曲家と交流を持ったそうである。芥川氏が曲を氏の考えに基づき解釈し、構想を持っ
て演奏したことは言うまでもないことである。
「交響曲第五番」はアバンギャルド的な難解さはない。すぐにメロディが浮かんでくる。ス
ターリンに「荒唐無稽」と言わせたオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」は、この 5 月の
連休にリチャード・ジョーンズ演出によって新国立劇場で演奏されていた。すざまじい音、暗
い音楽、主題は「女性の解放」といっても僕には、しり込みをしてしまう音楽である。
皇帝反逆罪で死刑判決を受けた後、釈放され、検閲の中、次々と作品を書き続けるドストエ
フスキー、そしてスターリン独裁の中で音楽を書き続けるショスタコーヴィチ。等しくロシア
の大地に吸い込まれていく重く暗い旋律群。同時代のやはりソ連の作曲家プロコフィエフの作
曲で「3 つのオレンジへの恋」というオペラがあるが、その中の「行進曲」のパロディックな
旋律と響きに妙に心を引かれる。
音楽の本間先生の作品に「九弦の曲」
(NHK 委託作品)がある。音楽之友社のピースにあり、
最近でも何度か再演がなされている。作曲当時のことだが、楽譜を読みながら作品の演奏会の
テープを聴かせていただいた。曲を聞く中でぽつりと、「この鐘の音は母への弔いの鐘だ」と
本間先生が話していたことを思い出す。当時、本間先生はお母さんの介護のために病院に泊ま
り込みながら作曲を続けた。葬儀の後に作品は完成され、今は亡き人間国宝の演奏者数名をも
って演奏された。
「芸術作品は、いかなる場合にも、自伝的側面をもっている」
というショスタコーヴィチの言葉をもって本稿の終わりとする。
図書館からのお知らせとお願い
① 「岩波ジュニア新書」編集部の企画による講座:「自分と未来のつくり方―情報の生態系を生
いしだひでたか
きるために」(講師は東京大学大学院情報学環・学際情報科学専攻教授の石田英敬氏)への
参加申し込み締め切りは、今週土曜(5/23)です。まだ、少し余裕はありますので、ぜひ積極的
に参加してください。
② 生徒図書委員による古雑誌販売は、6月3(水)、4(木)、5(金)に予定されています。
③ 貸し出し資料の返却を!
督促状が届いている者は、至急資料を返却してください。年度越えの未返却資料がある者
は、貸し出し禁止になっていますし、このままだと資料が紛失されたものと見なして、当該
資料の代金請求をしますので、心得ておいてください。
④ 岩波ジュニア新書のモニター募集…本を差し上げますので、感想をお願いします。
・『戦争を止めたい』豊田直巳
・『アフガニスタンの未来をささえる』石原陽一郎ほか
・『シベリヤ抑留とは何だったのか』畑谷史代
・『まず歩き出そう』米山富美子
・『「ケータイ時代」を生きるきみへ』尾木直樹
・『ルールはなぜあるのだろう』大村敦志
・『粘土でにゃにゅにょ』田中敬三
新着図書紹介
4/14 以降 5/15 までに登録した資料を紹介します。紙幅の都合でここでの紹介は、300 番台の途中
までとなっていますので、すべてについてはホームページ版を見てください。
(マークの説明:「・」
→単独購入、「*」→継続購入、「※」→寄贈、「◇」→リクエスト、「△」→その他
・想い出のブックカフェ
・究極の速読法
巽孝之書評集成/巽孝之著/研究社/ 019-Ta
リーディングハニー
・ギネス世界記録
・差異を生きる
6つのステップ/矢崎久純著/研究社/ 019.1-Ma
2009 / Craig Glenday 編/ゴマブックス/ 030-G-'09
アイデンティティの境界を問いなおす/宮崎かすみ編著/明石書店/ 041-Mi
*平凡社ライブラリー/ 080-He-659 ∼ 668
・フッサール・セレクション/ Edmund
・源氏物語
3
・形の生命
改訳/ Henri Joseph
Husserl 著
ウェイリー版/紫式部著
・洛中洛外の群像
増補/瀬田勝哉著
・マルクスと批判者群像/良知力著
Focillon 著
・ガリア戦記/ Gaius Julius
Caesar 著
・現代イタリアの思想をよむ/上村忠男著
・源氏物語
・技術屋の心眼/ Eugene S. Ferguson 著
・甦るフレーブニコフ/亀山郁夫著
4
ウェイリー版/紫式部著
*ちくまプリマー新書/ 081-ChS-090,106,107,108
・食べるって何?
食育の原点/原田信男著
・多読術/松岡正剛著
・京都美術鑑賞入門/布施英利著
・若いうちに読みたい太宰治/齋藤孝著
・女が読む太宰治/筑摩書房編集部編
*岩波ブックレット/ 081-I-750 ∼ 754
・空襲に追われた被害者たちの戦後/沢田猛著
・学校給食/牧下圭貴著
・「教員評価」/苅谷剛彦著
・教員免許更新制を問う/今津孝次郎著
・脱「貧困」への政治/雨宮処凛著
*岩波ジュニア新書/ 081-I-J-612 ∼ 621
・中高生のための憲法教室/伊藤真著
・西洋哲学の 10 冊/左近司祥子編著
・まず歩きだそう/米沢富美子著
・「ケータイ時代」を生きるきみへ/尾木直樹著
・ジベリア抑留とは何だったのか/畑谷史代著
・アフガニスタンの未来をささえる/石原陽一郎著
・戦争を止めたい/豊田直巳著
*思考のフロンティア
・ロースクール生と学ぶ法ってどんなもの?/東大大村ゼミ著
壊れゆく世界と時代の課題/市野川容孝編/岩波書店/ 081-Sh2-I
*よりみちパン!セ
42
こどものためのお酒入門/山同敦子著/理論社/ 081-Yo-042
*よりみちパン!セ
43
童貞の教室/松江哲明著/理論社/ 081-Yo-043
*よりみちパン!セ
44
阿修羅のジュエリー/鶴岡真弓著/理論社/ 081-Yo-044
*(岩波講座)哲学
哲学史の哲学/飯田隆[ほか]編/岩波書店/ 108-I1-14
14
・フーコー・ガイドブック
フーコー・コレクション/ Michel Foucault 著/筑摩書房/ 135.5-F
※ヴィゴツキー入門/柴田義松著/子どもの未来社/ 140.1-Sh
・ニ−ズ・オブ・ストレンジャ−ズ/ Michael
・神の国
Ignatieff 著/風行社/ 154-I
アメリカの論理/上坂昇著/明石書店/ 162.5-Ko
◇三万年の死の教え
チベット『死者の書』の世界/中沢新一著/角川文庫/ 180.9-Na
・イエスの宗教/八木誠一著/岩波書店/ 190-Ya
*世界史リブレット
98
*世界史リブレット
123
遊牧国家の誕生/林俊雄著/山川出版社/ 209-Se-98
未完のフィリピン革命と植民地化/早瀬晋三著/山川出版社/ 209-Se-123
*日本史リブレット
70
古代の日本と加耶/田中俊明著/山川出版社/ 210-NL-70
*日本史リブレット
76
荘園絵図が語る古代・中世/藤田裕嗣著/山川出版社/ 210-NL-76
*日本の中世を歩く/五味文彦著/岩波新書/ 210.4-Go
※日清戦争
「国民」の誕生/佐谷眞木人著/講談社現代新書/ 210.6-Sa
・戦時グラフ雑誌の宣伝戦
・1945 年の歴史認識
越境する近代
〈終戦〉をめぐる日中対話の試み/劉傑編/東京大学出版会/ 210.7-Ry
・北アイルランドのプロテスタント
・南部アフリカ社会の百年
・リンカン
*林忠正
7 /井上祐子著/青弓社/ 210.7-I
歴史・紛争・アイデンティティ/松井清著/彩流社/ 233.8-Ma
植民地支配・冷戦・市場経済/小倉充夫著/東京大学出版会/ 248-O
神になった男の功罪/土田宏著/彩流社/ 253-L
ミネルヴァ日本評伝選/木々康子著/ミネルヴァ書房/ 289.1-Mi-Ha
*山東京伝
ミネルヴァ日本評伝選/佐藤至子著/ミネルヴァ書房/ 289.1-Mi-Sa
*真田氏三代
ミネルヴァ日本評伝選/笹本正治著/ミネルヴァ書房/ 289.1-Mi-Sa
*広島県の歴史散歩
歴史散歩
34 /広島県の歴史散歩編集委員会編/山川出版社/ 291-Ya1-34
◇やってくれるね、ロシア人!/亀山哲郎著/日本放送出版協会/ 293.8-Ka
*イスラエル/臼杵陽著/岩波新書/ 302.2-I
・社会主義後のウズベキスタン/ Timur Dadabaev 著/アジア経済研究所/ 302.2-U
・ロシア資源産業の「内部」/塩原俊彦著/アジア経済研究所/ 302.3-R
・スウェーデンの政治
実験国家の合意形成型政治/岡沢憲芙著/東京大学出版会/ 302.3-S
・現代アフリカの紛争と国家/武内進一著/明石書店/ 302.4-A
*アルジェリアを知るための 62 章/私市正年編著/明石書店/ 302.4-A
*アメリカの歴史を知るための 62 章[第 2 版]/富田虎男編著/明石書店/ 302.5-A
*ケベックを知るための 54 章/小畑精和編著/明石書店/ 302.5-C
・政治への想像力/杉田敦著/岩波書店/ 310.4-Su
・バーリンの政治哲学入門/ John Gray 著/岩波書店/ 311.1-G
・現代権力論批判/ Steven Michael Lukes 著/未来社/ 311.1-L
*政権交代論/山口二郎著/岩波新書/ 312.1-Ya
・現代シリア・レバノンの政治構造/青山弘之著/岩波書店/ 312.2-S
*(ドキュメント)アメリカの金権政治/軽部謙介著/岩波新書/ 312.5-A
・怨霊になった天皇/竹田恒泰著/小学館/ 313.6-Ta
・10 歳からの民主主義レッスン/ Sassa
・戦争と権力
Buregren 著/明石書店/ 313.7-B
国家、軍事紛争と国際システム/ Paul Quentin Hirst 著/岩波書店/ 319-H
・日台関係史 1945 − 2008 /川島真著/東京大学出版会/ 319.1-Ka
・平和を勝ち取る
アメリカはどのように戦後秩序を築いたか/ John Gerard Ruggie 著/岩波書店/ 319.5-A
・アメリカのグローバル戦略とイスラーム世界/森孝一編著/明石書店/ 319.5-Mo
・自衛権の基層
・経済統計
・国際経済学
国連憲章に至る歴史的展開/森肇志著/東京大学出版会/ 329.1-Mo
第 3 版/田中勝人著/岩波書店/ 331.1-Ta
第 3 版/若杉隆平著/岩波書店/ 333.6-Wa
・ビジネス・インサイト
創造の知とは何か/石井淳蔵著/岩波新書/ 336-I
・金融[第 2 版]/小野善康著/岩波書店/ 338-O
・グローバル恐慌
金融暴走時代の果てに/浜矩子著/岩波新書/ 338.9-Ha
・社会を越える社会学
移動・環境・シチズンシップ/ John Urry 著/法政大学出版局/ 361-U
・外国人研修生時給 300 円の労働者
1,2 /外国人研修生問題ネットワーク編/明石書店/ 366.8-Ga-01,02
・派遣ちゃん/宮崎誉子著/新潮社/ 366.8-Mi
*ルポ・雇用劣化不況/竹信三恵子著/岩波新書/ 366.8-Ta
・ジェンダーの交差点
横断研究の試み/愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所編/彩流社/ 367.2-A
・アップルパイ神話の時代
アメリカ
モダンな主婦の誕生/原克著/岩波書店/ 367.2-Ha
・国際結婚多言語化する家族とアイデンティティ/河原俊昭著/明石書店/ 367.4-Ka
・(キーワード)現代の教育学/田中智志編/東京大学出版会/ 371-Ta
*(リーディングス)日本の教育と社会/広田照幸監修/日本図書センター/ 371.3-Ni-18,19
・第 18 巻
若者とアイデンティティ
・大学進学の機会
・第 19 巻
仕事と若者
均等化政策の検証/小林雅之著/東京大学出版会/ 373.4-Ko
・身近なことから世界と私を考える授業/開発教育研究会編著/明石書店/ 375-Ka
△『麻布中学校々友会雑誌』研究の手引/麻布学園・教養総合授業受講生・水村暁人編著/ 376.3-A-'08
※ココロノウタ
・まんが
息子と歩んだ 4 年間、そしてこれから/今井絵理子著/祥伝社/ 378.2-I
クラスメイトは外国人/「外国につながる子どもたちの物語」編集員会編著/明石書店/ 379-Ga
・狼の民俗学
人獣交渉史の研究/菱川晶子著/東京大学出版会/ 387-Hi
・季刊・民族学
128 /国立民族学博物館/千里文化財団/ 389-M-128
・ネイティブ・アメリカン
先住民社会の現在/鎌田遵著/岩波新書/ 389.5-Ka
・軍部と民衆統合
日清戦争から満州事変期まで/由井正臣著/岩波書店/ 396.2-Yu
◇ 99・9 %は仮説
思いこみで判断しないための考え方/竹内薫著/光文社新書/ 404-Ta
※よくわかる、おもしろ理科実験
※科学を選んだ女性たち
東京理科大学・坊っちゃん選書/川村康文著/オーム社/ 407-Ka
東京理科大学・坊っちゃん選書/ Wendy A. Spinks 監修/オーム社/ 407-S
*講談社ブルーバックス/ 408-B-1618,1625,1626,1627,1628,1629,1630,1631,1632,1633,1634,1635,1636
・流れる臓器」血液の科学/中竹俊彦著
・やりなおし算数道場/歌丸優一著
・進化から見た病気/栃内新著
・元素 111 の新知識
・国際宇宙ステーションとはなにか/若田光一著
・計算力を強くする完全ドリル/鍵本聡著
・伝承農法を活かす家庭菜園の科学/木嶋利男著
・分子レベルで見た薬の働き[第 2 版]/平山令明著
・ビールの科学/渡淳二監修
・(新)現代免疫物語/岸本忠三著
・「人工冬眠」への挑戦/市瀬史著
・自己組織化とは何か
第 2 版/桜井弘編
第 2 版/都甲潔著
・理系のための法律入門/井野邊陽著
*イメージ脳/乾敏郎著/岩波科学ライブラリー/ 408-I-156
*猿橋勝子という生き方/米沢富美子著/岩波科学ライブラリー/ 408-I-157
・ε-δに泣く
・∀と∃に泣く
数学の盲点とその解明/石谷茂著/現代数学社/ 410-I
数学の盲点とその解明/石谷茂著/現代数学社/ 410-I
・数学者のアタマの中/ David Ruelle 著/岩波書店/ 410.4-R
・素粒子論の発展/南部陽一郎著/岩波書店/ 429.6-Na
・文科系のための暦読本
古今東西の暦の「謎」を読む/上田雄著/彩流社/ 449.3-U
*気象ブックス/成山堂書店/ 451-Ki-014,026,027,028
・砂漠と気候(改訂版)/篠田雅人著
・ココが知りたい地球温暖化/国立環境研究所地球環境研究センター著 6
・南極、北極の気象と気候/山内恭著
・生命とは何か
第2版
・生物系統地理学
・雪と雷の世界/菊地勝弘著
複雑系生命科学へ/金子邦彦著/東京大学出版会/ 461-Ka
種の進化を探る John C.Avise 著/東京大学出版会/ 467.5-A
※ダーウィン『種の起源』を読む/北村雄一著/化学同人/ 467.5-Ki
・(完訳)ファーブル昆虫記
第7巻
上/ Jean Henri Fabre 著/集英社/ 486-F4-07-1
*温泉と健康/阿岸祐幸著/岩波新書/ 492.5-A
・知って防ごう熱中症/田中英登著/少年写真新聞社/ 493.1-Ta
※「もの」から「知財」の時代へ
東京理科大学・坊っちゃん選書/平塚三好著/オーム社/ 507.1-Hi
・都市美運動/シヴィックアートの都市計画史/中島直人著/東京大学出版会/ 518.8-Na
※環境汚染で滅びないために
東京理科大学・坊っちゃん選書/坂口謙吾著/オーム社/ 519-Sa
◇オバマのグリーン・ニューディール/山家公雄著/日本経済新聞社/ 519-Ya
・環境疫学入門
Enviromental Epidemiology /山崎
新著/岩波書店/ 519-Ya
・排出権制度の経済理論/前田章著/岩波書店/ 519.1-Ma
※東京見便録/斉藤政喜文/文藝春秋/ 528.1-Sa
・サービス工学入門/内藤耕著/東京大学出版会/ 673-Na
*日本鉄道旅行地図帳
10 号(大阪)/新潮「旅」ムック/今尾恵介監修/新潮社/ 686.2-Ni-10
*日本鉄道旅行地図帳
11 号(中国・四国)/新潮「旅」ムック/今尾恵介監修/新潮社/ 686.2-Ni-11
*日本鉄道旅行地図帳
12 号(九州・沖縄)/新潮「旅」ムック/今尾恵介監修/新潮社/ 686.2-Ni-12
・世界を打ち鳴らせ
・琵琶法師
サムルノリ半世記/金德洙(金徳洙)著/岩波書店/ 762.2-Ki
〈異界〉を語る人びと/兵藤裕己著/岩波新書/ 768.3-Hy
*空想科学読本
6,7 /柳田理科雄著/メディアファクトリー/ 778-Ya-06,07
・高温環境とスポーツ・運動
熱中症の発生と予防対策/中井誠一編著/篠原出版新社/ 780.1-Na
・教養としての身体運動・健康科学/東京大学身体運動科学研究室編/東京大学出版会/ 780.1-To
・スポーツ別強くなる!筋力トレーニング/飯島庸一著/西東社/ 780.7-I
◇言語哲学大全
1 ∼4/飯田隆著/勁草書房/ 801-I-01 ∼ 04
・生成文法/渡辺明著/東京大学出版会/ 801.5-Wa
・翻訳の秘密
翻訳小説を「書く」ために/小川高義著/研究社/ 801.7-O
*(NHK ラジオ)語学講座
・基礎英語1、2、3
・まいにちドイツ語
2009 年 5 月号/日本放送出版協会
・ラジオ英会話
・まいにちフランス語
・まいにち中国語
・まいにちハングル講座
・まいにちスペイン語
・まいにちイタリア語
・いまどきのニホン語和英辞典/ David P. Dutcher 編著/研究社/ 833.2-D
・東大英単/東京大学教養学部英語部会編著/東京大学出版会/ 834-To
・ウソのようなホントの英文法/佐久間治著/研究社/ 835-Sa
・(新)自修英文典
復刻版/山崎貞著/研究社/ 835-Ya
・(新々)英文解釈研究
復刻版/山崎貞著/研究社/ 837.5-Ya
・大人にはわからない日本文学史
ことばのために/高橋源一郎著/岩波書店/ 901.4-Ko-Ta
◇白樺派とトルストイ/武者小路実篤・有島武郎・志賀直哉を中心に/阿部軍治著/彩流社/ 910.2-6-A
・昨日のように遠い日
少女少年小説選/柴田元幸編/文藝春秋/ 913.6-Sh
△「短編小説を書く」作品集 2008 年度 第三学期/教養総合授業・安東守仁/ 913.6-Ta-09
・忘れられない、あのひと言/「いい人に会う」編集部編/岩波書店/ 914.6-I
・私は貝になりたい
◇不屈の青春
新装版
ある BC 級戦犯の叫び/加藤哲太郎著/春秋社/ 916-Ka
ある共産党員の記録/山岸一章著/新日本出版社/ 916-Ya
・(新)日本古典文学大系
・中国の五大小説
下
・中国古典小説選
9
明治編
30
明治名作集/中野三敏校注/岩波書店/ 918-ShM-30
水滸伝・金瓶梅・紅楼夢/井波律子著/岩波新書/ 923-I-02
清代 1
聊斎志異 1 /竹田晃編/明治書院/ 923.8-Ch-09
・英米小説の読み方、楽しみ方/林文代編/岩波書店/ 930.2-Ha
◇モーフィー時計の午前零時
◇猫と鼠
チェス小説アンソロジー/ Gene Wolfe 著/国書刊行会/ 933-W
現代の世界文学/ Guenter Grass 著/集英社/ 943.7-G
◇アルベニス:組曲「イベリア」全曲、他/作曲 1:Isasac Albeniz / DECCA / CCL-アルベ
◇スクリャービン:交響曲・管弦楽曲全集/作曲:Alexander Nikolaievich Scriabin / EXTON / CCL-スクリ
※ 17th 麻布ファミリーコンサート
・デカローグ
Ⅰ∼Ⅴ/Krzysztof
Disc1,2,3 /麻布学園 PTA / D 教-ふぁ-17-01,02,03
Kieslowski監督/IMAGICA/ D 洋-デ-01 ∼ 05
・ブラインドネス(原題:Blindness)/ Fernando Meirelles 監督/アスミック/ D 洋-ブ
・選挙
Campaign /想田和弘監督/紀伊国屋書店/ D 邦-せ
・朝日新聞(縮刷版)
・六法全書
・世界の統計
2009 年 3 月/朝日新聞社/ R071-A-'09-03
平成 21 年版 1,2 /菅野和夫[ほか]編集代表/有斐閣/ R320.9-U-01,02
2009 年版/総務省統計局編/日本統計協会/ R350.9-Se-'09
・情報メディア白書
2009 /電通総研編/ダイヤモンド社/ R548.9-De-'09
・羅和事典
LEXICON Latino-Japonicum /水谷智洋編/研究社/ R892-Mi
改訂版