初開催!「MITSUBISHI MOTORS Enjoy Meeting」 ラリー北海道の開幕迫った帯広に て、9月7日 (日) に 「MITSUBISHI MOTORS Enjoy Meeting」 が初めて開催された。 このイベントの注目は、ラリー北海道に出場する田口勝彦選手と奴田原文雄選手のデモ走行が間近で見られること! もはや 「ミニ・チャンピオンズ ミーティング」 と化 したこのイベント、これは目が離せない! ラ リ ー の 楽 し さ と三菱 の 挑 戦を、 よ り 多 くの人へ 去る9月7日 (日) 、ラリー北海道の開催 が迫る 十勝エリ アの三菱自動車工業十 勝研 究所と、隣接す る十 勝 4 駆ランド に て、 「MITSUBISHI MOTORS Enjoy Meeting 」 が開催された。 これ は、9月11日 (木) ∼9月14日 (日) に 開催され る 2003年 FI A ア ジ ア・パシ フィックラリー選手権 (APRC) 第3戦「 ラリー北海道2003」 の舞台と なる帯 広において、その直前イベントとして 実 施され た。 「ラリー北海道2003」 を多くの人達に 理解しても らう こと、また三菱自動車 が 長年取 り 組 んで き た モ ー タースポ ーツ 活 動をよ り 広く たくさんの 方 達 に知 ってもらうという目的で、今回初 めての開催となった。 このイベントは、ラリー北海道を主催 する毎 日新聞社や十勝毎日新聞社、帯 広で一丸となってラリーを支援してい る 「ラリー北海 道 支 援の会」 の 協 賛 と、 地 元 の 三 菱 自動車販 売 会 社であ る 帯 広 三 菱 自 動 車、十勝三 菱 自 動 車、釧 路 三菱自動車、北見三菱自動車の協力を 受け、地元との一体感が ウ リのひとつ である。 圧巻! テスト コース ドライブ& ラリーカーデモ走 行 高 速 周 回 路 の 途 中、広々としたブレーキ テストコースで参 加者は一旦車を止めた。 この特設コースでは、参加者お待ちかねの ラリーカーデモ 走 行が待っているのだ。 そのデモ 走 行の前に、高 速 周回 路を使 用 した「時 速 18 0 k m / h の 世 界を体 感 」する アトラクションが行われ、 じゃんけんで勝ち 残ったラッキーな6 名が、市販車のランサー エボリューションⅦG T - Aとグランディスに 乗り込み、 時速180km/hの世界を体感した。 一 般 道 で は 決して 出 すことが できな い 180km/h、 その世界は以外にも「思ったより 遅く感じた」そうだ。今回のイベントの解説 役として参 加したラリーアート木 全 巌ゼネ ラルマネージャーによると「同じ景色が続くた め、速度感覚がすぐにマヒしてしまうから」。 なるほど。 参 加 者 の 前 で停 車すると、大きな拍 手が 起こった。 いよいよラリーカーの同乗試乗。選ばれた 4 名はラリーカーに乗り込み、派手なデモン ストレーション走行を一番近くで体感した。 両選手共にマシンを完全にコントロール下 に置いた、信じられないパフォーマンスを見 せてくれた。参加者一同、 その激しい走りに 興 奮し、デモ が 終 わった 両 選 手に 惜しみ ない拍 手を贈っていた。また、同 乗 体 験さ れた男性から「この車で来年かならず世界 ラリー選 手 権 に 復 帰して、がんばってくだ さい」という暖かいメッセージに、会場一同 がうなずくシーンも。 そしていよいよラリーカーのデモラン。特設 コース脇を通るクロスカントリー路から猛 スピードでラリーカーが降りてきた。昨年の 全日本ラリー選 手権チャンピオン、奴 田 原 文雄選手のマシンが激しくマシンを左右に 振って参加者のすぐ脇を通り過ぎた。続いて 199 9 年A P R Cチャンピオンの田口勝彦選 手。マシンは開発の続くランサーエボリュー ションWRカーだ。タイヤのグリップを効か せて鋭いコーナリングを見せた。両選手が また、十勝研究所に隣接する十勝4 駆ランド では、数々のアトラクションが展開された。 参 加 者はバーベキューコーナーやその 他 子 供 向けのフアフアやラジコンコーナー、 クイズラリーなど楽しみがいっぱい。 さらにラリー北海道支援の会がブースを出 展し、ラリー北 海 道のチケットが割引 価 格 で購入できるサービスも。 会 場 に は、ラリー 北 海 道 に 出 場 予 定 の A D V A N ランサーや P I A A ランサー・W R カーなどの 現 役ラリーカーや三 菱 歴 代の ヒストリックラリーカーが展示され、 三菱自動 車 がラリーに挑戦してきた歴史をリアルに 体験。 イベント当日は、道東地区を中心におよそ 300名もの方が参加。 イベントの会場となった十勝研究所は、1周 10kmの高速周回路や多数のテストコース を持つ、日本 最 大 級の 施 設で、その 広さは な んと 関 西 国 際空港 2つ分 に相当! 今回のイベント の 目 玉 の ひと つ は 、こ の 10kmの高速 周 回 路 をマイ カーでドライブ 止まっているように見えますが、これが時速180km/hです。 できること。 実際は新幹線のようだった。 普 段は決してはいることができないコース の、コーナーにそびえる45度もの バンクを 見て、参 加 者はみんな一 様に驚いた様 子 だった。 5 まだまだ楽 しみいっぱい。 豊富なアトラクション イベントの最後には田口、奴田原両選手と 木 全ゼネラルマネージャーを交えたトーク ショーが開催された。ラリー競技についての 分かりやすい解 説から、二人がラリーを始 めた理由など、ここでしか聞けないトークが 盛りだくさん。 そして目前に迫ったラリー北 海 道に向け、 田口選手は「自分自身がライバル。自分に 打ち勝ち必ず結果を出したい」 、奴田原選手 は「現 在APRCでポイントを争っているクレ マー選手を意識する。狭い北海道のコース は得 意なので、絶 対負けない」とお互いに 意気込みを語ってくれた。 トークショーの 最 後 には抽 選 会も行われ、 各社提供の豪華な賞品がプレゼントされた。 特に印 象 的だったのが、参加者の楽しそう な顔。楽しみいっぱいのこのイベント、満足 された方が多かったのでないだろうか。 これからも機会があれば実施する、 というこ のイベント。次はぜひ、足を運んではいかが? クロスカントリー路を 猛烈に攻める奴田原選手。 Enjoy Meeting RALLIART JOURNAL 田口選手の華麗なパフォーマンス。参加者の間近で十数回転もまわってくれました。
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