2014 年 9 月 2 日 2014 フォーミュラ・ルノー2.0 NEC 第 6 大会レビュー --笹原右京、土砂降りに翻弄されるも連続シングルフィニッシュ-- ■大会概要 開催地:チェコ(モスト:一周 4.212km) 開催日:2014 年 8 月 30 日(土)〜31 日(日) ■モスト・レビュー 8 月 30 日(天気:雨のち曇り/路⾯:ウェット〜セミウェット) 予選 1 回目 16 番手/予選 2 回目 10 番手 8 月 30 日(天気:曇り/路⾯:ドライ) 決勝レース 1 8 位 8 月 31 日(天気:雨/路⾯:ウェット) 決勝レース 2 キャンセル 8 月 31 日(天気:雨/路⾯:ウェット) 決勝レース 3 9 位 2014 年シーズンのフォーミュラ・ルノー2.0 NEC(FR2.0 NEC)第 6 大会は、チェコのモストで 8 月 30〜31 日 に開催されました。ユーロ・ノヴァに所属する笹原右京(ささはら うきょう/18 歳)は予選も決勝も天気に悩まさ れましたが、決勝レース 1 は 8 位、決勝レース 2 は激しい雨でキャンセルとなったものの決勝レース 3 は 9 位。2 戦 連続のシングルフィニッシュを飾り、ドライバーズランキング 6 位へ浮上しました。なお、2014 年シーズンを締め 括る第 7 大会は 9 月 20〜21 日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されます。 ■笹原右京のコメント 「土曜日の予選 1 回目は開始直前に雨が降り始め、雨脚は強くなる一方でした。僕はセッション開始早々にタイムア タックに臨むつもりでしたが、ピットガレージ内でちょっとしたトラブルがあり完全に出遅れました。ようやくピッ トガレージを離れてコースインしたものの、すでにそこは“川”か“池”かというくらいで……。もはやタイムアタックで きる状態ではなく、とにかく無事に 1 周を走りきってノータイムに終わらないよう努めるので精一杯でした。予選 2 回目を迎えるころには雨も止み、コースコンディションの回復を待ってコースインしました。しかし、クルマのセッ トアップを大幅に外してしまったうえに、僕と同じようにコースの回復を待っていたライバルが一⻫にコースインし て大渋滞となり、満足に戦えず不本意な結果に終わりました」 「土曜日の決勝レース 1 は 16 番グリッドからのスタートが決まって 1 周目で 11 番手へ順位を上げ、事故処理のため にセーフティーカー(SC)が導入されたあとのリスタートも決まりました。もっとも、先⾏するグループには追いつ いたものの僕のクルマには抜き去るだけの速さがなく、8 位でチェッカードフラッグとなりました。日曜日も雨に⾒ 舞われて決勝レース 2 の開始は遅れたものの、なんとかスタートできそうなほどまでに天気は回復しつつありました。 しかし、スタート時間の遅れが何度も発表された末、結局レースはキャンセルとなりました。決勝レース 3 はやはり 雨で、10 番グリットからほとんど前が⾒えない状況でスタートし、しかも SC の後ろでレース再開を待っている間に 時間切れで終了。先⾏⾞両の 1 台がスピンした結果、9 位に上がっただけに留まりました。土曜日の予選も日曜日の 決勝も、十分に戦う機会が与えられず欲求不満の週末でした。天気が相手なので仕方ないとはいえ、本当にやりきれ ない気持ちです。次のドイツ・ニュルブルクリンクで、今回キャンセルとなった 1 レースぶんが代替実施されて3レ ースになるという情報だけが、僕にとっては唯一の希望です。最後まで自分の仕事をやりきりますので、残る最終大 会もご支援とご声援をよろしくお願い致します!」 Copyright (C) 2014 EURO NOVA racing
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