平成 26 年 1 月 16 日 名古屋大学留学生のホームステイ感想文 (ドイツ:Reimann Alexander のホストファミリーとして) 私達は現在老夫婦2人(75歳と70歳)で暮らす典型的な後期高齢者の家族です。 最近は遠方の海外旅行へも体力的な面からも敬遠気味で、こうした状況の中でお話を伺い、外国から お客さんをお迎えすることもいい経験ではとの思いから、お引き受けいたしました。 築35年の古い日本家屋で大きな体の外国の方をお迎えするのは如何なものかとも考えましたが、 事務局からのお勧めもあり、わが身を顧みずホストファミリーとなりました。 折角こうした機会をいただいた以上は、私達で出来る範囲で「お・も・て・な・し」が出来ればと、 二人の娘家族に協力を呼びかけ、留学生が吾家に滞在する2泊3日の期間を、自分達も一緒に思いき り楽しむことを考え、いろいろとプランを検討、ホームステイする留学生を我家に迎えてから、彼の 意向も聞いたうえで日程表も修正し、ほぼ予定通り実施しました。 お迎えした留学生はドイツの青年で、身長が185センチと大きな体を、狭い我家で身をかがめな がらの滞在で恐縮でしたが、意外と控えめな好青年でした。 吾家においては、お互いに言葉の違いによる障害もそれ程感じないで、インターネットを介して自 分たちの住んでいる街を紹介しあったり、日本古来の遊び(百人一首・けん玉・独楽回し等々)で孫 達と一緒に遊んだり、まるで1人家族が増えた雰囲気で、和気あいあいと歓談し過ごすことが出来た ことは、私達の楽しい想い出となりました。 今後こうした機会があれば、皆さんに積極的に協力するように呼び掛けるとともに、自分達も協力 を惜しまないように、心掛けたいと思いました。 川浦 武司 <追記> 計画の作成に当って主に考慮したことは、次のとおりです。 1) 彼の希望により、食事は日本食とした。 2) クリスマスパーティーには彼が作成したドイツ特製の「グリューワイン」を作り、持参した。 (但し、パーティー主催側の意向で、皆さんへの提供を止め、自宅に持ち帰り家族で飲みました) 3) 最終日の自由時間は、近郊の名所・旧跡を案内することとした。 ① にしの台近郊の佐布里「梅の館」で、地元のアマ写真家「ベトナム写真展」 ② 新見南吉・生誕100年事業から 新見南吉記念館を見学&「でんでんむしのかなしみ」原画展~皇后さまと南吉~を鑑賞 ③ 旨い酒・板前料理「才谷屋」~坂本竜馬ゆかりの店で昼食~ ④ 半田市・中埜酢「酒の文化館」の見学 ⑤ 甘味処:大蔵餅で日本風「ぜんざい」等でお茶 以上
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