数学Ⅰ - 六日町高等学校

学番55
新潟県立六日町高等学校
平成28年度シラバス(数学Ⅰ)
教科(科目)
数学(数学Ⅰ)必履修
単位数
4単位
使用教科書
実教出版『数学Ⅰ』
副 教 材 等
実教出版『Master 数学Ⅰ+A』
東京書籍『ニューアクションβ 数学Ⅰ+A』
学年(系)
1学年
1
学習目標
数と式,図形と計量,2次関数及びデータの分析について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を
図り,事象を数学的に考察する能力を培い,数学のよさを認識できるようにするとともに,それらを活用す
る態度を育てる。
2
指導の重点
① 基本となる計算力を身につけさせ,数学の見方や考え方を養う。
② 日々の課題・小テストを行い,知識の定着を図り,毎日の学習習慣を身につけさせる。
③ 自分で考えて取り組む姿勢を育て、応用力を身につけさせる。
3
月
学習計画(1単位時間:55 分)
単元
名
教
材
主要学習領域
学
習
活
動
時
間
評価方法
授業の取組
整式の加法・減法・
・整式の加法・減法・乗法,及び因数分解を扱 25
い,目的に応じて,式を1つの文字に置き換え
乗法
たりすると複雑な式が簡単な式に帰着でき公式
課題テスト
4
第1章 第1節
1
整式
5
数と式 式の計算
2
6
3次式の乗法公式 などを利用して能率よく計算できることなどを
理解させ,式の見方を豊かにする。
因数分解
発展
3
発展
課題提出
小テスト
定期テスト
3次式の因数分解
第2節
1
実数
数
2
平方根の計算
・数を実数まで拡張することの意義を理解し,
実数の概念や無理数の計算の基本的な考え方に
ついて理解を深める。
発展 x 2  y 2 , x 3  y 3 の値
第3節
発展
二重根号
不等式
1
不等式とその解
・不等式の性質や解の意味を理解し,1次不等
2
いろいろな不等式
式を解くことができるようにする。また,それ
絶対値を含む方程 を具体的な事象の考察に活用できるようにす
式・不等式の場合 る。
研究
分けによる解法
7
第2章 第1節
8
2 次 関 2次関数と
9
数
1
関数とグラフ
y | x | のグラフ
研究
グラフ
・関数を用いて数量の変化を表現することの有 40
用性を認識するとともに,それを具体的な事象
授業の取組
の考察に活用できるようにする。2次関数につ
課題テスト
いて理解し,平行移動の考え方を利用して,そ
小テスト
2
2次関数のグラフ
研究
グラフの対称移動 のグラフの概形をかけるようにする。また,与
2次関数の最大・最 えられた放物線のグラフからその2次関数を求
3
められるようにする。
小
4
2次関数の決定
・2次関数の最大・最小を理解し,それを具体
第2節
2次方程式
1
2次方程式と判別式
・2次不等
2
2次方程式と2次関
数のグラフ
式
発展
3
放物線と直線
2次関数のグラフと
2次不等式
4
2次不等式のいろい
ろな問題
的な事象の考察に活用できるようにする。
・2次関数のグラフと x軸との位置関係を利用し
て,2次方程式や2次不等式の解について理解
を深め,2次不等式を解くことができるように
する。また,それを具体的な事象の考察に活用
できるようにする。
課題提出
定期テスト
学番55
課題
これまでに学んだ内容に関する課題について,
主体的に学習し,数学のよさを認識する。
学習
10
第3章 第1節
1
鋭角の三角比
11
図形と 三角比
2
三角比の拡張
12
新潟県立六日町高等学校
計量
第2節
1
正弦定理と余弦定理
三角比と図
2
正弦定理・余弦定理
形
の応用
3
平面図形の計量
4
空間図形の計量
発展
・直角三角形における三角比の概念を導入し, 31
それを鈍角まで拡張する意義及び図形の計量の
授業の取組
基本的な性質について理解を深める。
課題テスト
・ x軸の正の部分を基に角を測り,座標を用いて
鈍角の三角比を定義し,三角比の拡張を行う。
小テスト
課題提出
定期テスト
・三角形の面積の公式や正弦定理・余弦定理を
活用して,平面や空間における図形の辺の長さ
や角の大きさ及び面積について考察できるよう
にする。
ヘロンの公式
1
第5章 第1節
1
データの整理
・統計の基本的な考えを理解するとともに,そ 17
授業の取組
2
データ データの整
2
代表値
れを用いてデータを整理・分析し傾向を把握で
課題提出
の分析 理
3
範囲と四分位偏差
きるようにする。
課題テスト
研究
箱ひげ図による外
小テスト
れ値の判別
定期テスト
第2節
1
分散と標準偏差
データの分
2
相関関係
析
研究
標準化
課題
これまでに学んだ内容に関する課題について,
学習
主体的に学習し,数学のよさを認識する。
2
第4章 第1節
1
集合と要素
・集合と命題に関する基本的な概念を理解し, 15
授業の取組
3
集合と 集合
2
命題と集合
それを事象の考察に利用する。
課題提出
論理
3
命題と証明
発展
4
課題テスト
「すべての x」と
小テスト
「ある x」の否定
定期テスト
課題・提出物等
【日々の課題】教科書と「Master 数学Ⅰ+A」の問題を中心にして,授業で習った問題の類題を日々の課題として,マ
スター用ノートに解きます。
【小テスト】前の週の「日々の課題」の内容を範囲として小テストを週の初めの授業で行います。
5
評価規準と評価方法
評価は次の4観点から行います。
① 関心・意欲・態度
② 数学的な見方や考え方 ③ 数学的な技能
④ 知識・理解
数と式,図形と計量,2次関 数と式,図形と計量,2次関 数と式,図形と計量,2次関 数と式,図形と計量,2次関
数及びデータの分析における 数 及 び デ ー タ の 分 析 に お い 数 及 び デ ー タ の 分 析 に お い 数 及 び デ ー タ の 分 析 に お け
考 え 方 に 関 心 を も つ と と も て,事象を数学的に考察し表 て,事象を数学的に表現・処 る基本的な概念,原理・法則
に,数学のよさを認識し,そ 現したり,思考の過程を振り 理 す る 仕 方 や 推 論 の 方 法 な などを体系的に理解し,基礎
れらを事象の考察に活用して 返り多面的・発展的に考えた どの技能を身に付けている。 的な知識を身に付けている。
数学的な考え方に基づいて判 りすることなどを通して,数
断しようとする。
学的な見方や考え方を身に
付けている。
以上の観点を踏まえ,
① 授業中の取り組み(授業態度,小テスト,学習活動への参加状況),各課題の提出
② 長期休業中における課題等の提出状況,およびその課題に関する確認テスト
③ 実力テスト(7月,10月)
④ 定期考査
などから,総合的に評価します。