国際理解教育講演会 ~今治出身の姉妹の話~ 講師:原 ゆかりさん 原 ひかりさん ☆ 3 月 22 日(火)6校時 今治市出身の姉妹が来校!! 「アフリカをもっと身近に感じてほしい!」 原ゆかりさん 今治市立日吉中学校卒業 元外務省勤務 南アフリカ・ヨハネスブルグの日本の総合商社に勤務 2012 年、インターンのために西アフリカ・ガーナのボナイリ村に 3 か月間 滞在しました。滞在期間中、いつも寄り添っていてくれた村の人たちに恩 返しをしたいという想いが高まり、「雨の日も幼稚園へ行こう」プロジェク トを立ち上げました。世界中の友人達からの支援を募り、ボナイリ村初の 幼稚園であるMY DERAM幼稚園を完成しました。 2013 年、ガーナの日本大使館に書記官として着任しました。その後も約 2年間、業務のかたわら、余暇を利用して「MY DERAM」プロジェクト の運営を支援しました。ガーナ勤務を終え、外務省を退職して以後は、民 間企業に転職しましたが、今もガーナの「MY DERAM」プロジェクトを 引き続き支援しています。 2013 年には、妹(ひかりさん)もボナイリ村を訪れました。姉に賛同し た妹は、 「絵本プロジェクト」を構想しました。その後、妹の気持ちに賛同 して集まってくれた 3 人の大学生との熱い想いによってスタートしたの が、「MY DERAM」絵本プロジェクトです。 絵本を通じて、日本の皆さんにもアフリカに住むお友達をより身近に感 じてもらいたいと考えているそうです。 原ひかりさん 今治市立日吉中学校卒業、首都大学東京3年 アフリカに対するイメージは、 「紛争」 「貧 しい」「かわいそう」とい ったネガティブな ものばかりでしたが、姉(ゆかりさん)の話や 幼稚園の写真を見て興味をもち、軽い気持ち でボナイリ村を訪れたそうです。 訪問により彼女の心は一変し、絵本プロジ ェクトを考えつくに至りました。それから二 年間、一緒にやりたいと名乗りを上げてくれ た友人3人と一緒に構想を温め、多くの支援 の も と で 、 ボ ナ イ リ 村 の 少 女 を 描 い た 絵 本 絵本を紹介するひかりさん (毎日新聞 2016.3.4) 『ルカヤ』を約100部作りました。 この絵本には、「貧しいアフリカというネガティブなイメージだ けで はなく、ボナイ リ村の明るい毎 日の様子を伝え たい 。」「日 本 の子どもにもアフリカをもっと身近に感じてほしい 。」との願いが 込められているそうです。 1 00部 のうちの 貴重な 1部を、 大島中 学校にも 届けて いた だ い ています 。校舎 廊下に展 示しま すので、 まだ読 んでいな い人は ぜひ読んでみてください。 ◎ 二人が訪れたガーナについて調べてみましょう。どんな国 なの でしょう 。 ・どこにある? ・首都は? ● ボナイリ村 ・人口は? ・日本とどっちが広い? ・主な産業は? ・有名なことは? ・ボナイリ村は? ☆ ゆかりさん、ひかりさん の姉妹は、自分たちの姉妹、姉弟といっても おかしくない、 年齢の近いお姉さんたちです。 ☆ わざわざ大島中学校まで来てくれるのはなぜなのでしょうか。 ☆ 私たちに何を伝えてくれるのでしょうか。 ☆ 二人の生き方から私たちが学ぶことは何でしょうか。 ☆ 二人にたずねてみたいことはありませんか ? ◎ 二人の想いを想像し、自分の 考えをめぐらせてみましょう。
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