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小森ニュース
特集!! IGAS2015
OPEN NEW PAGES
お客様訪問 ㈱須田製版・シンコー印刷㈱・双葉印刷㈱
KPMの成功事例 ㈱プラルト
株式会社 小森コーポレーション
本社/東京都墨田区吾妻橋3-11-1
〒130-8666 ☎03-5608-7806
http://www.komori.com
本状はこれまで情報提供させていただいてきた関係者の方々に送付しております。今後の本状送付の
中止をご希望される方はお手数ですが下記の電話番号にご連絡くださいますようお願い申し上げます。
なお、
ご連絡の無い方にはご同意を得たものとさせていただき、
引き続き情報提供をさせていただきます。
弊社では関係者の方々の個人情報は関係法令を遵守し大切にお取り扱いさせていただきます。
株式会社小森コーポレーション ソリューションビジネス推進部 TEL.03-5608-7806
特集!!
●2015.9.11
(金)∼ 16(水) ●東京ビッグサイト・東3ホール E3-1
KOMORIは、お客様のさらなる収益向上のために
最適なソリューションを提供するコーディネーター役に努めます。
KOMORIは、進化します。
オフセット印刷機専業メーカーから、プリントエンジニアリングサービスプロバイダー (PESP)へと大きく進化します。印刷
に関連するオフセット、デジタル、PE(プリンテッド・エレクトロニクス)、資材・機材など、すべてのソリューションの提案
を通して、印刷の新たな可能性を広げていきます。
さらに、KOMORIは『つなぐ』ことで革新的に進化します。
すべての事柄は『つなぐ』ことによって新しい価値が生み出されるとKOMORIは考えます。オフセット印刷機・デジタル印刷
機・POD機・初出品の後加工機などのハード商品群、それらをつなぐソフト商品群、それらを支えるK-Supply商品、そして
『つなぐ』ことで新たに生まれるソリューションを実演や展示を通じてご提案します。
さぁ、新しいページを開きましょう!!
『つなぐ』もの
商品群
出展機・出展商品
リスロン G40
来る9月11日から6日間、東京ビッグサイトにて開催されるIGAS2015において、KOMORIは、印刷
H-UV搭載機
の新たな可能性を切り開くソリューションをご提案いたします。
リスロン GX40RP
リスロン A37
メインテーマの「OPEN NEW PAGES」は、プリントエンジニアリングサービスプロバイダー (PESP)
オフセットとデジタルをつなぐ
インプレミア IS29
へと進化するKOMORIが、お客様と共に印刷の新たな可能性を切り開いていくことを表現しています。
インプレミア C100
オフセットとデジタルをつなぎ、ハードとソフトをつなぐことによって、全印刷工程をつなぎ、そして
CMS(カラーマッチング)
何よりもお客様とKOMORIがつながることで、より豊かな印刷コミュニケーションを実現していきます。
IGAS2015 の KOMORIブースでは、新たな成長を目指した高付加価値印刷やデジタル印刷への事業
変革、プリントメディア企業へのチャレンジなど、お客様が新たなページを開くヒントを取り揃えており
ます。ぜひ、新しいページをご体感いただきたいと願っております。
最終製品までつなぐ
K-カラーシミュレーター 2
アプリシア CT137
NEW
アプリシア DC105
NEW
後加工機
印刷会社とKOMORIをつなぐ
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
NEW
デジタル印刷機
KP-Connect
NEW
K-Station 4
NEW
ソフトウエア
全印刷工程をつなぐ
株式会社小森コーポレーション 代表取締役社長
持田 訓
IGAS 2015 予告動画
マシン(ハード)と資材(ソフト)をつなぐ
K-Supply商品
KG-911(K-Supplyインキ)
PESPとは? (Print Engineering Service Provider)
KOMORIは、 オ フ セ ッ ト と デ
ジタル、ハードとソフトなどを
『つなぐ』ことにより、最適な組
み合わせや新たな価値を生み出
し、総合的なソリューションを
提供するプリントエンジニアリ
ングサービスプロバイダー
(PESP)を目指しています。
KOMORIは、お客様のご要望・
ご要求に対して最適な設備・仕
組みを提案することにより、お
客様のお役に立つコーディネー
KOMORIブース
ター役に進化していきます。
※ブースレイアウト及び展示内容は、都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
1
2
デジタル印刷機
NEW
Impremia IS29 予告動画
29インチ枚葉インクジェットデジタルプリンティングシステム
フルカラーデジタルプリンティングシステム
高品質・高信頼性・安定性を実現するプロ仕様のデジタル印刷機
高品質と高生産性を兼ね備えたデジタル印刷機
最大紙サイズ585×750㎜に対応する最新鋭のデジタル印
質を実現、商業印刷はもとよりパッケージ印刷にも威力を発
プリント解像度1,200dpi、毎分100枚、オフセット印刷に迫
≪Impremia C100の主な特長≫
刷機。通常のオフセット印刷用紙に対応できる幅広い用紙適
揮します。デジタル印刷ならではのフレキシブルかつバリア
る高画質と画像安定性で幅広い仕事に対応。優れたパフォー
○薄紙∼厚紙まで毎分100枚(A4ヨコ)の高速プリント
性と紙厚適性、速乾・両面ワンパス印刷・瞬時の後加工を可
ブルな印刷への対応力は、印刷ビジネスに多大なメリットを
マンスでオンデマンド印刷のニーズを強力にサポートします。
○55 ∼ 350g/㎡*1の広範囲な紙厚対応力
能にし、多品種・小ロット・短納期を実現します。優れた階
もたらします。
調再現・見当精度によりオフセットに迫る安定した高印刷品
≪実演内容≫
ポスターのバリアブル印刷及びオフセット印刷とのカラー
マッチングによるページ物印刷などのJOBを展開、オフセ
ット印刷に迫る画質をご覧いただきます。
また、ブックブロック形式などによるバリアブルな出力の
実演や、プリコートなしでの多様な印刷用紙の印刷サンプ
ルの展示も予定しています。
Impremia IS29 基本仕様
出力解像度
1,200dpi×1,200dpi
印刷速度
片面印刷時:3,000sph
≪Impremia IS29の優位性≫
○UVインクジェット技術により特別な用紙が不要
○いかなるプリコーティングも認証紙も不要
○ISO coated・Japan Colorの色域をカバーする優れた
≪実演内容≫
オフセットの実演に合わせて、サンプル作成、プルーフ出
力、バリアブル出力を実施。
K-ColorSimulator 2を介してリスロンA37とのカラー
マッチングもご覧いただきます。
○幅広い紙厚寸法0.06 ∼ 0.6㎜ (片面印刷時)に対応
○オフセットに迫る高画質
○連続使用でも高レベルの品質画像と画像安定性
○高精度設計による安定した用紙搬送を実現
○高効率なワークフローでオペレーターの作業効率をサポート
○K-ColorSimulator 2*2でオフセットとのカラーマッチン
Impremia C100 基本仕様
○UVインクにより速乾、瞬時に後加工が可能
グを実現
*1:コート紙は80 ∼ 350g/㎡ *2:オプション
出力解像度
1,200dpi×1,200dpi
・フルバリアブル印刷が可能 ・最少損紙数
印刷速度
100枚/分
・最少時間でのジョブチェンジ ・簡単操作
用紙寸法(最大)
330㎜×487㎜
用紙寸法(最小)
100㎜×140㎜
印字寸法(最大)
321㎜×480㎜
用紙坪量
55g/㎡∼ 350g/㎡
○オフセットと同様な高い表裏見当精度
色再現性
○多彩な仕上げのインラインのシステムバリエーション
両面印刷時:1,500sph
最大紙サイズ
585㎜×750㎜
最大印刷寸法
片面印刷時:575㎜×735㎜
両面印刷時:575㎜×730㎜
紙厚
片面印刷時:0.06㎜∼ 0.6㎜
両面印刷時:0.06㎜∼ 0.45㎜
スキルレスカラーマッチングソフトウエア
オフセットとデジタルのハイレベルなカラーマッチングを実現
K-ColorSimulator 2は、PODやインクジェットの各種プ
きます。これまで“手間と時間と知識”が必要とされていた一
リンターで標準濃度によるオフセットの色のシミュレーショ
連のプルーフ設定作業を極限まで簡素化し、簡単な操作でオ
ンを可能にするCMSの中核システムです。
フセット印刷基準の色合わせが完結できます。
専門知識がなくても簡単に精度の高いプロファイルを作成で
シンプル&イージーカラーマネジメント
印刷指示からプロファイル作成まで簡単な操作で行えるシンプル機能。測色器と接続することでプロファイル作成を自動で行えます。
3
4
H-UV搭載機
H-UV搭載菊全判6色オフセット枚葉印刷機、コーター付
H-UV搭載菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機
パッケージ印刷や特殊印刷に最適な菊全機
PDF照合装置*
オフセットオンデマンドの世界を広げる両面ワンパス機
0.06 ∼ 1.0㎜の幅広い紙厚対応、高速の安定稼動を実現。
PDF照合装置は、イメージセンサーにより印刷物の画像を
革新的なテクノロジーを随所に採用したオフセットオンデマ
特に、パッケージ印刷対応のPDF照合装置*、シートナンバ
取り込み、刷版データとの照合を可能にします。これにより
ンド対応の両面専用機。用紙反転のない両面ワンパス構成
リングシステム*やマスク自動作成ソフト*などの各種機能・
初刷りの段階で印刷の文字欠けなども確認でき、生産ロスや
は、薄紙から厚紙まで安定した紙搬送を実現し、紙尻余白不
システムを新たに搭載しています。
不正紙の流出を防止できます。
要で用紙サイズを最小限に抑えて用紙コストの削減に貢献し
≪実演内容≫
高付加価値の厚紙パッケージ印刷を実演、H-UVの速乾性
能とコーターニスや特色で表現した高付加価値印刷をご覧
いただきます。打ち抜き加工も実演します。
また、パッケージの厳しい品質管理に対応した最新の品質
検査システムもご紹介します。
シートナンバリングシステム*/マスク自動作成ソフト*
ます。
シートナンバリングシステムは、フィーダーボード上でシ
LITHRONE GX40RP 基本仕様
リアルナンバーを打ち、欠点と損紙の確実な突き合わせを
型式
可能にし、品質管理(トレーサビリティー )の強化に貢献しま
最高印刷速度
す。また、打ち抜きデータから事前に検査領域を自動的に作
最大紙寸法
720㎜×1,030㎜
最大印刷寸法
710㎜×1,020㎜
成するマスク自動作成ソフトとの連携により、ブランクス単
位での品質管理も可能です。
≪実演内容≫
実演では、大ロットのカタログ印刷、ギャンギング印刷の
2つのJOBを展開。速乾印刷とアプリシアCT137による即
断裁加工で超短納期対応をご覧いただきます。
また、印刷工程管理ソフトウエアK-Station 4との連携も
紹介します。
GLX-840RP
16,500sph
紙厚寸法
0.04㎜∼ 0.5㎜
版寸法
800㎜×1,030㎜
*オプション
LITHRONE G40 基本仕様
型式
最高印刷速度
GL-640
16,500sph
最大紙寸法
720㎜×1,030㎜
最大印刷寸法
710㎜×1,020㎜
紙厚寸法
版寸法
800㎜×1,030㎜
面付けも、余白にCMSカラーバーを入れて色の管理ができ
るため、高品質なページ物印刷には最適です。
LITHRONE A37 基本仕様
型式
最高印刷速度
LA-437
13,000sph
最大紙寸法
640㎜×940㎜
最大印刷寸法
620㎜×930㎜
紙厚寸法
0.04㎜∼ 0.6㎜
版寸法
700㎜×945㎜
四六全ワイドプログラム油圧クランプ大型断裁機
最新の安全対策と使いやすさを追求したKOMORIの断裁機
KOMORIでは、後加工機の製品群であるアプリシアシリー
コンパクトでありながら幅広い印刷ニーズに対応
印刷ニーズに威力を発揮します。A4や米レターサイズの8
NEW
0.06㎜∼ 1.0㎜
H-UV搭載A全判4色オフセット枚葉印刷機
菊全まで対応でき、出版や商業印刷など薄紙・厚紙の幅広い
後加工機
≪実演内容≫
A4×8面付けで薄紙チラシのドン天印刷、ノート表紙の厚
紙片面印刷と断裁加工の2つのJOBを展開します。
なお、展示機にはシンプルインラインカラーコントロール
機能と新しい分光式色調管理装置PDC-SGを搭載し、リー
ズナブルにも関わらず、高精度な色調コントロールの実演
をご覧いただきます。
ズをラインアップしました。その最初の製品がアプリシア
CT137です。洗練されたデザイン、抜群の操作性と厳しい安
全規格を兼ね備え、優れたコストパフォーマンスを発揮します。
Apressia CT137 本体仕様
テーブル幅
2,900㎜
テーブル高さ
900㎜
最大断裁高さ
165㎜
最大断裁幅
1,370㎜
最大断裁長
紙押さえ荷重
1,450㎜
300N/30.6kgf
H-UV 機
おかげ様で、世界中で
500台以上が稼働!!
(2015年6月30日現在)
5
≪実演内容≫
リスロンGX40RPのカタログ
印刷後の断裁を行います。
≪H-UV機が評価され、選ばれている理由≫
☆多品種・小ロット・短納期に威力を発揮
☆キズ・コスレ・裏移り・後工程のトラブル解消
☆パウダーレスによる品質向上
☆ドライダウン・ブロッキングの解消
☆特殊原反やフィルムなどの高付加価値印刷に対応
顧に
ご愛
日頃の 謝
感
心より げます。
あ
し
申
(ソッカンマン)
6
ソフトウエア
コーナー紹介
NEW
dCLコーナー(dCL:デジタルクリエイティブラウンジ)
KOMORIソリューションクラウド
印刷会社の生産性向上を支援する
情報共有プラットフォーム
KP-Connectは、 安 全 な ク ラ ウ ド 環 境 で“ 印 刷 会 社 ”と
KOMORI Ecologyコーナー
東京dCLおよび大阪dCLは、デジタル印刷機やポストプレ
「それぞれが共生することで、相互のバランスが保たれた穏
ス機を使用して、どのような製品、どのようなビジネスが創
やかで明るい未来を築くことができること」
、それが
出できるかを体験できる常設の場となっています。
KOMORIが提唱する「グリーンコンセプト」です。このグリ
今回はKOMORIブースにdCLを設け、デジタル印刷機・ラ
ーンコンセプトのもとに取り組んでいる生産環境の構築や製
ミ ネ ー タ ー・ カ ッ テ ィ ン グ プ ロ ッ タ ー・CMSソ フ ト の
品開発の現況を紹介します。
K-ColorSimulator 2などを出品し、ビジネスモデルの提案
“KOMORI”が印刷機の詳細な稼働情報を共有し、そのデー
タ分析をすることにより、お客様の印刷機や印刷作業の問
題点を見つけ、改善方法を提示していく全く新しい情報分
やオフセット印刷とのカラーマッチングを実演します。
オフ輪・シャンボンコーナー
ニアラインとの連携による実物サンプルも展示します。
国内市場で圧倒的なシェアを誇るオフ輪のSYSTEMシリー
ズ。会場では最新技術のパネルやH-UV搭載オフ輪の印刷サ
析サービスです。
印刷機の稼働状況の見える化
(KHS-AI Version5対応)
K-Supply /サービスコーナー
ンプルの展示を行います。今やH-UVは枚葉機だけでなくオ
KOMORIでは、K-Supplyのブランド名で、KOMORI製印
フ輪機にも採用されており、乾燥機に影響されない枚葉機並
刷機に標準の専用消耗品や資材・機材をラインアップしてい
みの品質とオフ輪機の高い生産能力を併せ持つハイパフォー
ます。K-Supplyは単なる消耗品ではなく、高い印刷品質と
マンスマシンとなっています。
パフォーマンスを実現するためにKGC(コモリグラフィック
なお、KOMORIシャンボン社で生産されているパッケージ
テクノロジーセンター )のノウハウを結集して開発された資
向けインライン印刷機をパネルやサンプルで紹介します。
材です。すべての出展機には、K-Supplyのインキや湿し
NEW
印刷工程管理ソフトウエア
全印刷工程の予定・実績情報をリアルタイムに共有
水、 洗 浄 液 な ど を 使 用。K-Supplyイ ン キ
「KG-911」は、
紙幣印刷機コーナー
H-UV印刷に最適な硬化性・品質・汎用性・経済性をハイレ
KOMORIの紙幣印刷機で印刷されている「日本銀行券」は、
ベルに備えたKOMORI標準の紙用インキです。
世界の紙幣で最も偽造がしにくいと評価されています。
会場では、導入ユーザー事例や導入サポート体制を映像やパ
KOMORIの紙幣・証券印刷機は海外にも広く輸出されてい
ネルにて紹介します。また、DCブロアー、リアル稼働モニ
ます。
ター (電力消費監視装置)など、既設機や工場の省エネに寄与
会場では、紙幣偽造防止技術の説明や海外向け紙幣印刷機な
する商品も紹介します。
どのパネル展示を行います。
KOMORIは、複雑な工程管理をシンプル化し、いつでも、
セリアコーナー
どこでも、誰でもリアルタイムに最新の作業情報を共有でき
KOMORIのPE・精密機器事業を担っているセリアは、電子
る印刷工程管理ソフトウエアK-Station 4を開発しました。
部品業界やスクリーン印刷業界で多くの納入実績を誇ってい
K-Station 4は、MISと生産現場の間に位置し、最新の作業
ます。スクリーン印刷法で製作した車載系、グラフィック系
情報を見える化する、シンプルで柔軟な印刷工程管理ソフト
やアミューズメント系の印刷サンプル展示を行います。
ウエアです。従来の手書きやアナログ的な手法による工程管
理をデジタル化することにより、「予定」と「実績」を工務部門
プリントギャラリー
と作業現場でリアルタイムに共有することが可能です。
オフセット印刷の粋、技、表現の可能性。ビジネスモデルの
KOMORI機はもとより他社機やデジタル機などすべての印
提案や高付加価値印刷のサンプルを展示し、印刷手法や取り
刷機の「予定作成」
「予定配信」
「実績収集」の統合管理ができ
K-Supplyインキ KG-911
ます。また、進行管理オプションにより全印刷工程を一気通
K-Supply商品
組みのポイントを紹介します。
貫し、印刷製造プロセスの見える化を実現。さらに、従来紙
ベースで運用されていた作業予定表や作業日報をデジタル化
することにより、リアルタイムでの情報可視化を実現します。
●リスロンGX40RPの実演ではタブレット使用の操作をご覧
KOMORIセッション
いただきます。
<参加無料・事前登録/先着順・申込締切9月8日(火)>
最新技術から予防保全活動など印刷に携わる方に向けた5つのセミナーを、
東京ビッグサイト会議棟6階の608会議室において開催します。
K-Station 4でつながる全印刷工程の管理
参加申込先:IGAS2015専用サイト http://www.komori-event.com/jp/IGAS2015/
検 査
営 業
KOMORIブース 平面図
印 刷
制 作
NEW
1 Impremia IS29
2 LITHRONE G40
MIS
管 理
工 務
製 版
刷 版
商談スペース
後加工
8 Impremia C100
(GL-640+C)
dCLコーナー
3 LITHRONE GX40RP
4 K-Station 4
9 Apressia CT137
NEW
10 オフ輪・シャンボンコーナー
(GLX-840RP)
KP-Connect
配 送
7 KOMORI Ecologyコーナー
NEW
NEW
11 セリアコーナー
12 紙幣印刷機コーナー
5 LITHRONE A37 (LA-437)
13 プリントギャラリー
6 K-Supply /サービスコーナー
L
総合受付
※ブースレイアウト及び展示内容は、都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
7
8
USER'S SUCCESS
お客様訪問
株式会社須田製版
はH-UV機で行い、納品については油
た。ロットの長いものでも板取りな
選択しました」と導入理由を語られた。
性と同じ日程の納期で行うという、ま
しで棒積みができ、そのままフィー
ったく逆の発想で取り組んでいる。
ダーにもっていけばドン天印刷がで
札幌本社工場にH-UV機の特別な設
つ・ 関 東 に1つ の 計8つ の 拠 点 を 設
置スペースを作って導入。これにより
○ロングランはH-UV機の方が速乾印
きるので効率が良くなりました。14
その長い歴史の中でお客様密着型のきめ
け、お客様の要望に迅速かつ柔軟な対
本社工場の枚葉機はH-UV機1台・油
刷で生産性が下がらず、効率が良く
∼ 15万 通 し を す る こ と も あ り ま す
細かな営業活動を推し進め、期待と信頼
応力でお応えし、揺るぎない信頼関係
性機6台の計7台となっている。
コストダウンにつながる。油性での
が、いつも13,000回転以上で回し
の絆を築き上げている。現在では印刷を
を築いている。
さらに、須田社長は導入成果につい
ロングランは時間がかかりすぎる。
ています。」
メインにSP企画・デザイン、DTP制作・
同社には、お客様から高い評価を得
て、
「速乾で効率や生産力が違うので、
また、小ロットの仕事が多く、油性
な お、 同 社 は2014年 に2台 目 の
ている2つの部署がある。それは20
H-UV機だけが集中して稼働していま
機6台でやる方が小回りがきく。こ
H-UV機としてリスロンA37(A全判
数名のクリエイティブプランニングセ
す。そして、2交代・24時間稼働に
の逆の発想は、仕事量がたくさんあ
4色機)を旭川支社に導入しフル稼働
同 社 は、 油 性 機 の 老 朽 化 に 伴 い、
ンター (CPC)と10数名からなる文字
することによって、残業時間が約35
るからこそできることだという。
しているという。
2012年に本社工場へH-UV搭載リスロ
校正を専門に行う内校チームである。
%、外注費が約75%減少し、収益が
○油性と同じ納期のため後工程がしや
ンG40(菊全判4色機)、2014年に旭川
須田社長は、「CPCでは、デザイナ
大幅に向上しました」と語られ、詳し
すくなり、製本などの外注ものが内
新しいビジネスモデルの開拓へ
支社へH-UV搭載リスロンA37(A全判
ーとプランナーがチームを組んで、プ
い説明については高橋工場長に委ねら
製化でき印刷の外注費も削減できる。
須田社長に今後について伺った。
レゼンに積極的に参加しています。学
れた。
編集、POP企画、パッケージ企画、出
版企画販売など幅広い事業を展開して
いる。
守氏
㈱須田製版は、
「すべてはお客様の
械にしたい、ということでH-UV機を
ために」を実践するために、道内に7
株式会社須田製版は1923年創業。
代表取締役社長 須田
道内でトップクラスの生産力
4色機)を導入している。その導入理由
や成果について、須田社長、高橋一也
常務取締役工場長、対馬年尚 印刷部係
長にお聞きした。
工場の生産効率を高めるために
H-UV搭載リスロンG40を導入。
生産性とコスト削減で収益向上へ。
うち60%をこなしている。
校関係や官公庁、民間企業なども含
「今後の夢ですが、分散している工
場を集約して、さらに生産効率を高め
め、幅広い業態に取り組んでいます。
大ロットはH-UV機でフル稼働
「これらのコスト削減や効率化で、
たいと思っています。新しい印刷機を
企画・デザインは当社の強みになって
「利益を考える
すぐに機械1台分くらいの金額になり
入れる際には、H-UV機になると思い
おり、コンペでは5割前後の獲得率に
ことが大事」と言
ます」と言う高橋工場長は、「他社と差
ます。今後の仕事への取り組みとして
う高橋工場長は、
別化し、売上と利益で何か手を打つこ
は、北海道は食と観光に力を入れてい
内校チームは、お客様に校正してい
「H-UV機はインキ
とが必要でした。新しい機械を入れれ
ますが、我々の業界にも仕事が入って
ただく前に社内で厳しい精査を行って
など生産コストが
ば社員の励みにもなりますし、利益が
くるようにしたいですね。また、農家
います。データ入稿でもすべて印刷物
高くなりますが、
出れば社員に還元もできるようになり
や酪農家が作る商品などが増えていま
お客様から料金を
ます」と笑顔で語られた。
すが、SP企画などのお手伝いができ
なっています。
は内校を行いますが、お客様の気付い
高橋 一也 様
ていないところを見つけて指摘するな
いただくわけにはいきません。利益を
ど、確かな校正でお客様には非常に喜
出すには、いかにH-UV機の生産性を
ばれています。このようなお客様への
高め、いかに油性機のコストを下げる
お役立ちが仕事に大きくつながってい
かを考えました」と語る。
油性機からH-UV機担当になった対
馬係長に使い勝手について伺った。
れば、新しいビジネスモデルにもつな
がります。実際に、カタログやDMな
「速乾でパウダ
どの活用で昨年比120 ∼ 140%の商
ーを使っていな
品が売れたというお客様もあります。
いため、裏付きや
印刷に軸を置き弛まぬ技術革新(イノ
組みを以下に挙げていただいた。
ドライダウンなど
ベーション)を続け、何かできること
輪転機8台を有し、道内ではトップク
■2交代・24時間の理由
の心配や不安要素
がないか模索しているところです」と
ラスの生産力を誇っている。また、カ
○H-UV機のフル稼働により、油性機
が一切なくなりま
ラー製版が創業の原点で92年の歴史
6台の12人×1日1時間の残業削減
した。粉によるフ
は「色の須田」として仕上がりには定評
で、残業費を減らしている。
ィーダーのコロの跡もなくなりまし
ます」と語られた。
同社は、3つの工場に枚葉機11台・
本社/北海道札幌市西区二十四軒2条6丁目1番8号
http://www.suda.co.jp/
TEL/011-621-1000
○H-UV機1台で枚葉機7台の仕事の
があり、本州の同業者からも仕事の依
頼が多いという。
高橋工場長に、同社ならではの取り
語る須田社長は、新たな市場を見据え
対馬 年尚 様
て、可能性を切り拓く開拓者魂を燃や
し続けているようだ。
○インキを毎日捨てていたが、24時
間稼働で廃インキが減少している。
○4色刷りの商印だけの展開で生産効
H-UV機でコストダウンを実現
同社は、初めてのUV機として2012
9
H-UV機では行っていない。
年にH-UV搭載リスロンG40(菊全判
○パウダー、裏付き、ドライダウンな
4色機)を他社の菊全油性機2台と入れ
どの解消で、刷り直しやメンテナン
替えで導入している。
ス費が軽減できる。
須田社長は、
「いかに効率よく工場
㈱須田製版 本社・工場
率を高めている。特色や特殊原反は
■大ロット、油性と同じ納期の理由
生産を行うかということだけを考えま
一般にH-UV機は速乾印刷で小ロッ
した。設備強化するのであれば2台分
ト・短納期を追求するのが通常であ
の能力を持ち、もっと上を目指せる機
る。しかし、同社では大ロットの印刷
スタッフの皆様とH-UV搭載リスロンG40(菊全判4色機)
10
PESP USER'S SUCCESS
お客様訪問
シンコー印刷株式会社
坂本 真治 様
シンコー印刷株式会社は、1926年創業の歴史と伝統を誇る総合商業印刷会社であ
那須 洋之 様
る。同社は、長年にわたって乗車券や証券といった印刷物を手がけるなど、企業の信
用を培いながら発展してきた。現在では商業印刷・美術印刷・乗車券印刷にとどまら
ず、デジタル媒体や販促媒体の企画・製品化など多彩な事業活動を展開している。
同社は、お客様の仕事に必要な設備投資は積極的に行うことを方針としている。
そして今回、内製化の充実を図るために、デジタル印刷機Impremia C71を導入して
いる。その導入経緯や成果について、松浦博 代表取締役専務、坂本真治 生産部部長、
那須洋之 制作課集版課次長にお聞きした。
代表取締役専務 松浦 博
氏
本社・工場/岡山県岡山市北区島田本町2-7-16
http://www.shinko-pt.co.jp/
TEL/086-252-3291
シンコー印刷㈱ 本社
Impremia C71
小ロット・短納期の内製化促進のためにImpremia C71を導入。色校正出しへの活用で効率化を推進。
お客様からの要望に応じて設備の導入を行う
「実は、油性機からH-UV機になった時、刷ってすぐに加
シンコー印刷㈱は、お客様の立場に立った「より良いパー
工ができる速乾印刷にものすごく感動しました。朝に受注し
トナー」をモノ作りの基盤として、創造的な企画提案を追求
て夕方には納品できて、お客様にも喜んでもらえます。納期
「仕事の件数では校正と実際の製品では校正の方がやや多
○用紙については、どんな紙でも通せるのが良い。要望があ
し、お客様に喜ばれる最適な製品を提供する印刷創造企業を
の考え方が根本的に変わりました。そして、それがデジタル
い。枚数で見ると校正よりも製品の方が多い。例えば、月に
ればユポ以外は和紙であろうがいろいろな紙を通しながら
目指している。営業・SP課・クリエイティブが三位一体と
印刷機の導入にもつながっています。小ロットだけれど出力
3万枚あれば2万枚以上が製品で1万弱が校正です。校正で
社内データを作成している。
なって行う多彩な提案やきめ細かいサービスの提供は、お客
して即納に対応できますし、今後は即納に対する要望も増え
ここまで使っている会社は他にないと思います。」
様から高く評価されている。
てくるはずです。そこで、営業とともにデジタル印刷機の導
松浦専務は、「当社の基本は、お客様の意向に沿いながら
坂本部長にImpremia C71の仕事内容を伺った。
同社では、Impremia C71を色校正出しに活用している。
特に色にこだわるお客様には本機校正で行うなど、使い分け
やっていくということに尽きます。シンコーに頼んだら大き
「今まで外注せざるを得なかった小ロットの取説や名刺、
い仕事も小さい仕事もすべてできます、というのが営業戦略
封筒なども内製化していこうという営業と現場の意向で、コ
製品への使い方を伺うと、「事前に印刷サンプルが必要に
の柱です。ですから、小さい機械から大きい機械、輪転機ま
ピー機からデジタル印刷機への更新を決めました」と松浦専
なったり、会議のために少部数が必要になるなど、納期の面
で揃えています。印刷の仕事は減少しつつありますから、お
務は語る。
でどうしてもオフセットが間に合わない時があります。そう
を行っている。
客様の仕事をトータルにいただけるようにすることはもちろ
そして、2014年8月に導入されたのがImpremia C71
いう時にImpremia C71で必要部数を刷って即納する使い
んですが、いただいた仕事は全部社内でやれるように内製化
である。同機は制作課と集版課をワンフロア化した際の目玉
方もしています。追っかけで本刷りの数千部はオフセットで
を推し進めています。そして、設備導入については、お客様
の設備ともなっている。
対応しますが、お客様からのクレームは一切ありません。お
の仕事のために必要ならば、積極的に設備投資を行っていき
松浦専務にImpremia C71の導入理由をお聞きした。
汚くなれば自分たちですぐに対応できるので、グラデーシ
ョンもきれいに出るようになる。
○紙厚は0.08から0.3㎜まで。薄いコート紙は滑って紙詰
まりしやすいので、印刷紙をカットして使用している
○A4中綴じの場合などオンデマンドは通常A4より小さい
仕上がりになるが、オフセットと同じA4サイズにきっち
りと仕上がるデータにしている。
○校正については、Impremia C71では1枚数十円、利益の
面でコスト削減を考えながらやっている。
いろいろな使い方でフルに活用していきたい
最後に、松浦専務に今後について伺った。
客様に満足いただける高品質のものがImpremia C71で印
「同じ製品なら必ず他社よりも安くできるように、現場が
「数社に印刷見本を提示し、それに合わせて出力してもら
刷されているからだと思っています。スケジュールが読める
一丸となって能率を上げる努力をしています。製品が良くて
実際に、2012年に導入したH-UV搭載リスロンS44
い、印刷見本と色を比較しました。色が合っていれば、小さ
ので工程管理も楽になっています。それに、KOMORIさん
お客様に喜んでいただければ、『シンコー印刷に頼もう』とい
(四六全判6色機、コーター付)は、学習用ノートの表紙の仕
い仕事なら校正を出力して、それでOKならそのまま製品を
とは印刷用語で技術的な話ができますし、品質や対応策など
うことで仕事も増えていきます。今は1台しかありません
事でお客様からさらなる高品質・短納期を要望されたために
出力できますし、数が多い仕事なら版を作ってオフセットで
アドバイスしてくれますので助かっています」と語る。
が、仕事が増えれば導入しようと思っています。Impremia
油性機との入れ替えで導入している。
刷ることができます。オフセットなら今のデジタル機と同じ
ます」と、企業の方針を語られた。
C71はオールマイティーな機械です。出力して納品するだ
ものができます。当社のやり方は、デジタルで色校正を出し
Impremia C71で少しずつ流れが変わってきた
けでなく、オンデマンド機としていろいろな使い方が可能な
小ロット、即納の要望に応えるImpremia C71
て、それをオフセットで刷るというやり方をしています。だ
「工程管理が楽になった」と言う制作課の那須次長に、現
ので、フルに活用していきたいと考えています」と語る松浦
「H-UV機で納期に対する考え方が変わった」と言う坂本部
から一番オフセットに近いImpremia C71に決めました」と
場での取り組みを挙げていただいた。
専務は、Impremia C71の新たな活用と今までにない印刷
明言された。
○品質面では、定期的にキャリブレーションを取っている。
のあり方にチャレンジしているようだ。
長に、デジタル印刷機の導入経緯を伺った。
11
入を松浦専務にお願いしました」と語る。
オフセットに近い品質で色校正や本刷りに対応
12
K-Supply USER'S SUCCESS
お客様訪問
双葉印刷株式会社
双葉印刷株式会社は、1949年創業。お客様の多様なニーズにより早く的確に
H-UV機とKG-911で
インキミストのない環境へ。
生産効率の良い印刷を追求。
もう1台H-UV機を導入、効率的な印刷を追求
対応できる一貫生産システムと高度な技術を有する印刷専門会社として信頼を得
ている。共和印刷㈱(埼玉県新座市)の社長でもある菊池社長は、双葉・共和の2社
間で仕事のやり取りや人材の交流を図りながら生産効率を高めている。
同社は、2013年にH-UV搭載リスロンG40(菊全判4色機)を導入。そして、
KG-911
K-Supplyインキ
本年4月にK-Supplyインキ「KG-911」(KOMORI標準インキ)の印刷テストを実
施し、採用を決定している。その採用理由と成果について菊池社長、中野和波 工
「K G - 911」K- S u p p l y イン キ は 、
H-UV印刷に最適な硬化性・品質・汎
用性・経 済 性をハイレベルに備えた
KOMORI標準の紙用インキです。
氏
本社・工場/東京都文京区関口1-35-8
http://www.futaba-pri.co.jp/
TEL/03-3202-2581
枚葉機が24時間体制で稼働している。
るということで見学希望が多くな
「一番印象的だったのは、流動性が良くなってツボ逃げが
り、工場環境もきれいになっていま
減ったことです。従来のインキでは、ベタ物はこまめにツボ
機械メーカーがインキを作るのはいいことだ
す」と語る中野工場長は、さらに次の
を見ていないとツボ逃げが生じましたが、KG-911では問
本年4月に同社は、同じ紙・同じ絵柄をインキ1キロで何
双葉印刷㈱は、“刷ることへのこだわり”を原点として「美
しいものをより美しく」を理念に掲げ、半世紀以上の経験と
代表取締役社長 菊池 秀典
場長、荻原拓也 印刷部機長にお聞きした。
ようなKG-911の採用メリットを挙
題がなくなりました。特に黄色の逆トラッピングはすごく減
枚刷れるかのマイレージ(印刷可能枚数)のテストを実施して
げられた。
って、毎週末にツボ掃除をする時でも、黄色はすごくきれい
菊池社長が双葉印刷の社長に就いたのは本年1月である。
いる。そして、H-UVインキKG-911の良さをオペレーター
○インキと印刷機がマッチングして
なままで残っています。インキ消費量については、通しの長
同社のH-UV搭載リスロンG40を見て、
「H-UV機による効
に納得してもらった上で、本格的な使用を開始している。同
いる
いベタ物をやっている時のツボ入れの回数が減っています。
率化は大いに期待できる」と実感したという。
時にH液もK-Supplyに切り替えている。
インキに関するタックフローの研究
実感するのは、空き缶を廃棄する際のプレス回数が減ったこ
高度な技術を活かした高級美術印刷を中心に多様な印刷ニー
ズに対応しお客様から高い信頼を得ている。
菊池社長は、「品質が高く納期のない印刷が増えていま
菊池社長にKG-911の採用理由を伺った。
中野 和波 様
結果をKOMORIがフィードバックしてくれるので、ゼロ
セットと湿し水を決めれば絵柄データがきちんと反映され
と、忙しい交代前の時間に余裕ができたことです。
色については、リピート物は違いが
す。夕方に下版して翌朝には加工会社に回して納品すると
「他のインキと比べてトータル的なコスト面で安いのが採
いうのが現状です。H-UV機であれば速乾でドン天印刷がで
用を決めた最大の理由です。実際に刷り本を見ても問題はな
きます。また最近、乾きの悪いファンシー系の紙も多くな
く、インキを替えることに不安はありませんでした。それ
っており、逆にお客様から『H-UV機でお願いします』と要望
に、今まで機械メーカーは機械を作るだけ、インキメーカー
そのため、前回3キロ使っていた印刷物が2キロで済むこ
常にやりやすくなっています。何より
されることが多くなっています。現状では都心で場所の問
はインキを作るだけでした。やっぱり機械メーカーがインキ
ともあった。膜厚が薄く湿し水が減らせるため網点再現性
もインキミストによる汚れがほとんど
題もあって増設や胴数増は考えていませんが、1台の機械で
メーカーと研究を重ねて、より良いインキを作るというのは
が良く、楽に印刷できるのは一番のメリットとなってい
ないので、掃除の頻度も軽減され、作
2台分をこなせるように、いかに効率よく回せるかを追求し
とてもいいことです。それに加えて、プレートや紙なども研
る。また、KG-911は他社製インキを使用したリピート
業効率が非常に良くなっているのは嬉
ていきたいと考えています。そこで、もう1台H-UV搭載機
究開発していけば、もっといい印刷が可能になると思いま
物でも色再現範囲が近似しているため安心して印刷できる。
しいですね。」
を導入することに決めまし
す」と、今後への期待を込めて語られた。
るようになっている。
○インキ濃度が高く、インキ使用量が減少
実際に、既存の菊半裁4
コストと使いやすさのバランスがとれたインキ
色機・8色反転機と入れ替
KG-911の導入を推進した中野工場長に、採用成果につ
え て、 こ の8月 に はH-UV
いてお聞きした。
るものに関しては全く問題がなく、非
荻原 拓也 様
○マイレージで仕事のコスト意識が高まった
インキ1キロを使っていくら利益を得ているのか、どんな
た」と語る。
出ることもありますが、色校で出てく
刷り方をすればコストが下がるのかなど、仕事の中でコス
トについてみんなが考えるようになった。
○お客様に色に関する逆提案ができる
活気のある社員と共に、これからの展開に期待
最後に、菊池社長に今後の方針について伺った。
「今はまだ双葉も共和も印刷部門がメインです。今後は断
裁や中綴じなど後工程の設備が必要になりますが、その時は
H-UV機でジャパンカラーの取得を考えている。
KOMORIが相談窓口のひとつになっていると思います。ま
の成果は、調量ローラーの洗浄回数とインキミストが極端
H-UV機とKG-911による標準印刷物を作って、お客
た、上流の前工程やメディア関係にも非常に興味があります
に減少したことです。さらに、各印刷課がK-Supply製品に
様 に 色 の マ ッチングをアピールしていきたい。また、
ので、機械を中心に上と下の分野も勉強させてもらえればと
よる日常のメンテナンスや予防保全を確実に行っています
K-ColorSimulatorにより、H-UV機・油性機・Impremia
思っています。現在の双葉・共和両社には非常に活気のある
ちなみに、同社の仕事の
ので、3交代勤務でもきれいでバランスの取れた機械を保持
C80のカラーマッチングを行うことができる。
社員が揃っていますので、これからの新たな展開に大いに期
受注割合は仲間仕事6・営
しています。作業効率・生産効率が改善し、オペレーター
業ものが4となっており、
のモチベーションも非常に高まって、より良い製品が仕上
搭 載 のA全 判 の37イ ン チ
「インキの基本性能や湿し水の問題だと思いますが、一番
のリスロン4色機とエンス
ロ ン26P(菊 半 裁4色 反 転
機)が納入されるという。
H-UV機1台 を 含 む4台 の
がります。また、お客様もH-UV機でKG-911を使ってい
待しているところです」と語る菊池社長は、お客様から期待
インキミストがなく、作業効率が良くなった
荻原機長にKG-911の使い勝手について伺った。
される以上の商品を提供するために、印刷を基盤とした情報
提供企業への道を模索している。
KG-911のインキ棚
13
14
KOMORI SERVICE
サービス部からのお知らせ
株式会社プラルト−KPM(小森式予防保全)の成功事例<Vol.36>
えられ学ぶと同時に、自分の後を引
「印刷加工部」創設でオールラウンドプレーヤーへ
き継いだ新しい人にノウハウを教え
上 期
品質事故金額比率 (増減率)
アドバイスする姿がそこかしこで始
2012年4月∼ 9月(60期上期)
0.394% (100.0 )
2013年4月∼ 9月(61期上期)
0.391% ( 99.2 )
印刷加工部体制で生産効率向上へ
まっています。教え教えられる関係
株式会社プラルト(犬飼金男社長、
って、
「メンテナンスを常に気にする
長野県松本市)は、創業63年になる総
ようになりました。今でもKPMの教
同社は、2015年1月に印刷課と加
合印刷会社です。同社のある松本市
材を読み返しながら続けています。
工課の組織体制を統合して「印刷加工
リスロンA37機長から加工に移動
は、北アルプスなどの豊かな自然を撮
KPM活動は結果に表れるので、めっ
部」に一体化しました。KPMサポート
影する写真家が多いため、高品質の写
ちゃ楽しかったです」と語っています。
の活動によって高まったこの数年のレ
真美術印刷は同社の真骨頂となってい
ベルをもう一歩高めるためです。
表1:品質事故金額比率の比較表
2014年4月∼ 9月(62期上期)
が職場の雰囲気そのものを様変わり
0.375%
( 95.2 )
増減(60期と62期の比較)
▼0.019% ( ▼4.8% )
させています。
下 期
品質事故金額比率 (増減率)
2012年10月∼ 13年3月(60期下期)
0.141% ( 100.0 )
した青栁武志機長は、
「今まではスペ
2013年10月∼ 14年3月(61期下期)
0.158% ( 112.1 )
シャリストでしたが、これからはオー
2014年10月∼ 15年3月(62期下期)
0.100% ( 70.9 )
ルラウンドプレーヤーを目指します。
増減(60期と62期の比較)
▼0.041% (▼29.1% )
ます。最近では同社の山岳写真集が、
まず環境面の改善を行いました。
自分の視野も広がりますし、人に頼ら
2014年1月の
「Sublima+(スブリマ
2015年2月のリスロンA37(A全判4
れるポジションにもなりました。それ
プラス)印刷コンテスト」において印刷
色機)の既設機との入れ替えに合わせ
は社員としての喜びですが、それ以上
組んでいることの『100%実行』を目
ンディングがあります。私たちはブラ
技術部門で金賞を受賞しています。同
て、印刷室に加湿器を追加し、まるで
に人間としても喜びなのです」と笑顔
指しています。90%できた、95%で
ンディングのモデルとして、
“プラル
社では、スクリーン線数は230線が
デリバリーを清掃する伊藤機長
倉庫のような加工室には、鉄骨が剥き
で語っています。
きたから合格ラインということではな
ト”そのものをブランドにしたいので
最低レベルで、420線の高細線も常
田中元係長は、
「工場が狭いので、棚
出しの壁や天井を改装した上で加湿器
く、残り10%、5%をやりきること
す」と語っています。
やモノのレイアウトを考え直して、効
を新設しました。さらに冬は−13℃、
が大事だと社員に意識づけています」
と社員の育成方針を語っています。
時印刷しています。
同社にはKOMORI機4台14色、他
率的で動きやすいように変更しまし
夏は32℃という厳しい環境条件のた
社製小型機2台6色が稼働しています
た。棚に溢れかえっていた特色インキ
め結露に苦しんでいましたが、二重ガ
が、リスロンA37P(A全判2色反転機)
も1年で廃棄するというルールを作る
ラス窓の対策を施しました。その上で、
の既設機との入れ替えに合わせて、
とともに、廃棄量をお金に換算するな
印刷と加工の垣根を取り払ったのです。
2013年7月 か ら 翌 年7月 ま でKPM
ど、いかに削減するかに取り組んでい
年間サポートプログラムを導入し、印
ます。特に、品質面は非常によくなり、
刷現場の改善を行いました。
※品質事故金額比率=印刷加工部の事故金額÷全社売上金額×100%
したものを新しい業種に展開して、印
刷の持っている潜在能力を活かしてい
印刷の潜在能力を活かして挑戦を
きます。今後も、印刷物の世界だけに
オールラウンドプレーヤーを目指す青栁機長
社名であるプラルトとは、プリント
留まらなければ、印刷を基盤としても
犬飼社長は、
「これからは全員営業
(印刷)とアート(芸術)を組み合わせた
まだまだビジネスは広がっていく可能
の意識が重要です。そこで当社では
造語ですが、この社名に同社のすべて
性を秘めています。いろいろと挑戦し
が言い表されています。
ていくことが重要であり、そこに印刷
“品質事故が削減できた”と実感してい
『磨く』をキーワードに、
『技術を磨く・
ます」と自信に満ちて語っています。
感性を磨く・心を磨く・夢を磨く』こ
齋藤課長は、
「弊社のサービスの一
とを推進しています。そして、今取り
環として新ブランドを立ち上げるブラ
「KPM活動はめっちゃ楽しい」
犬飼社長は、
「プラルトでは、発想
の仕事もついてくると考えています」
と同社の方向性を語っています。
KPMサポートでは、メンテナンス
から印刷品質まで4回の勉強会、巡回
改築後の加工室
診断、KPM卒業テストなど多彩なメ
齋藤辰也課長は印刷加工部にした目
ニューにより、印刷現場全体を丸ごと
的を、
「印刷オペレーター全員が4台の
変える幅広い取り組みを行いました。
活動掲示板に書き込む田中係長
誰もが見られるようにしました。パウ
コラム⑲
枚葉印刷機が燃えている!!
∼ IR・UVランプのメンテナンスは大丈夫ですか?∼
品質事故金額を大幅に削減
表1の「品質事故金額比率の比較表」
品質を、印刷から加工までの広い視点
で見られるようになれば、気づきが多
火災には
「点火源」と「可燃物」が必要ですが、枚葉機の場合はIRラ
ンプとUVランプが
「点火源」になる場合があります。ランプ本体付
は、高品質を保ちながら支出をどう減
くなり、品質が大きく向上するからで
ため、毎日の小まめな清掃を実施し、
らしたかの比較表です。同社では高精
す。将来的には変則勤務やフレキシブ
すべての機械が新台のようにきれいに
細の写真集やカレンダーの繁忙期が7
ルな生産体制を取りながらも、高品質
ん。ほんのり暖かくなる程度です。ですから通常の印刷では決し
なっています。
月から9月に集中するため、上期と下
を維持し生産
て火災は起こりません。
期では品質事故の内容が変わります。
性も上げられ
しかし、印刷用紙が高温の熱を直接受けた場合は、
「可燃物」に変
そのため比較表も上期と下期に分けて
ると確信して
わるのです。用紙がランプの上に落下した場合はどうでしょう
います。
い ま す 」と 自
か。デリバリー部に排紙されないことに気付かないで放置すれ
品質事故金額比率(印刷加工部の事
信に満ち溢れ
故金額÷全社売上金額×100% )は、
ていました。
60期のKPM開始前と比して上期は
すでに部員
0.019%減(増減率▼4.8%)、下期は
の移動が始ま
0.041%減(増減率▼29.1% )です。
っています
金額に換算すると百万円単位の大幅な
が、自分が新
削減ができたのです。
しいことを教
デリバリー部
延長ユニット
最終印刷
ユニット
近は最高210℃前後まで高温になりますし、その周辺でも150℃
ダーによる機械品質と環境悪化を防ぐ
伊藤健一機長はKPM活動を振り返
<重大事故事例 その1>
できるようにしたいのです。印刷物の
メンテナンス・作業・予定内容など
はクラウドのSalesforceを使用し、
印刷機を動かせるだけでなく、加工も
《予防保全の大切さ》
∼ 190℃の測定値を出したケースもあります。印刷用紙はその熱
ランプ
を受けるわけですが、時間にしてわずか0.数秒ですので燃えませ
火災
火災
パウダー・
紙粉・埃
ば、用紙が発火して火災になります。さらに、堆積したスプレー
「可燃物になりかねない不
パウダーや紙粉・グリース・洗浄油などが近くにあれば、それら
要物の清掃はなされていま
が「可燃物」になり、延焼します。1,000万円を超える修理費用が
すか?」
かかったケースもあります。
こうした問いかけを印刷現
「オペレーターは排紙不良に即座に反応していますか?」、「オペレ
ーターの教育・訓練はなされていますか?」
「デリバリー部の機械メンテナンスは大丈夫ですか?」
発火
紙 片
原動側ランプ下付近
場で行い、日常的なメンテ
ナンスと5S活動を継続する
86℃
ことが、火災を防ぐのです。
増設された加湿器の前で
掃除道具を持つ齋藤課長
印刷加工部のスタッフの皆様
15
16
TOPICS
トピックス
CONTENTS
田中産業株式会社の
「たまご保育所」
Currency Conference 2015
女性の活躍を支援する、事業所内に認可保育所を開設
世界の紙幣印刷関係者にアピール
田中産業株式会社(田中裕社長、埼
基準をクリアするために、田中産業さ
5月10日 か ら3日 間、 カ ナ ダ の バ
玉県さいたま市)は、国内最大となる
んがきちんと対応してくださったので
ンクーバーでCurrency Conference
B倍超サイズの大判オフセット機やリ
認可保育所として開園することができ
2015が開催されました。期間中、
スロン11色機、9色機などの大型機
ました。社員は優先利用できますが、
KOMORIブースには多くの中央銀行
を保有し、タペストリー印刷や懸垂
空いている枠はさいたま市に提供し
関係者や民間銀行券印刷会社の方々に
幕、垂れ幕、等身大パネルなど、独自
て、地域の働くお母さんや待機児童の
来 場 い た だ き、KOMORIの 銀 行 券・
性のある高付加価値の印刷を提供して
改善に貢献しています。」
諸証券印刷機事業の紹介を行いました。
特集 !! IGAS2015
OPEN NEW PAGES ̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 1
さぁ、新しいページを開きましょう!!
デジタル印刷機、H-UV搭載機、後加工機
ソフトウエア、コーナー紹介
紙幣サンプルノートは、4社から資
材の提供を受け、KOMORIのつくば
株式会社須田製版 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 9
工場の生産効率を高めるためにH-UV搭載リスロンG40を導入。
生産性とコスト削減で収益向上へ。
いる印刷会社です。点字の絵本の印刷
田中産業㈱ 新本社屋
保育室など必要施設のほか、屋上に
プラントにおいて銀行券用オフセット
でも高いシェアを誇っています。ま
田中社長は、「当社の社是は“もっと
はのびのびと遊べる庭園があり、今後
印 刷 機LC-1232と 凹 版 印 刷 機I C -
た、地域との交流や開かれた工場環境
たのしく、もっとゆたかに”です。社
はプール設置も予定されています。
5 3 2 I I I で印刷を行いました。オフセ
PESP USER’
S SUCCESS
が評価され、埼玉県の“彩の国工場”に
是には、現状に満足せず新しいことや
小澤智裕 総務部部長代理は、
「秋に
ット印刷ではレインボー印刷用の特
指定されています。
難しいことに挑戦してやり遂げ、成長
は当社の女性社員のゼロ歳児の入園を
別なインキツボが採用された12色の
の楽しさを味わおう。そして、成長す
見込んでいます。」
印刷ユニットを使用し、表裏22色で
シンコー印刷株式会社 ̶̶̶̶̶̶̶ 11
小ロット・短納期の内製化促進のためにImpremia C71を導入。
色校正出しへの活用で効率化を推進。
社外の人も利用できる保育所を
ることで人に社会に貢献できる心の豊
「子供たちと自然な形で交流するこ
高い見当精度のシャープな画線で絵
昨年秋に完成した新本社屋の1階に
かさを楽しもう、との思いを込めてい
とができれば、本当に癒されますよ
柄を表現、凹版印刷では表裏各5色の
は、4月1日に開園した認可保育所の
ます。この社是を実践すべく、女性の
ね」と田中社長は笑顔で話されました。
「たまご保育所」があります。企業が社
K-Supply USER’
S SUCCESS
双葉印刷株式会社 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
H-UV機とKG-911でインキミストのない環境へ。
生産効率の良い印刷を追求。
13
微細な画線の紙幣サンプルノート
極めて微細な画線を凹版独特の盛り
活躍推進や待機児童のテーマに応える
KOMORIは同展示会に合わせて、
上がりのあるフィーチャーで表現
員のために事業所内に認可外の託児所
環境を整えようと考え、みんなが利用
銀行券製造などのセキュリティー事
し、小切れの紙幣サンプルにて展示し
を持つことは今までもありましたが、
できる認可保育所を作りました」と語
業 に 関 わ る 4 社 (J u r a :製版会社、
ました。来場のお客様から高い評価
KOMORI SERVICE
事業所内保育施設で認可保育所として
られました。
LandQart:製紙会社、Gleitsmann
を受け、業界紙Currency Newsの7
Security Inks: イ ン キ 製 造 会 社、
月号に取り上げられることになり、
KURZ:ホログラム製造会社)と協力
KOMORIの銀行券印刷機の性能の高
株式会社プラルト ̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 15
―KPM(小森式予防保全)の成功事例〈Vol.36〉
「印刷加工部」創設でオールラウンドプレーヤーへ
し、Lupo(イタリア語でオオカミの意
さを紹介するとともに、銀行券印刷
味)をデザインした紙幣サンプルノー
業界でのプレゼンスをアピールする
トを制作しました。
ことができました。
認められたのは、この施設が初めての
ケースとなっています。
たまご保育所の小川美恵園長は、
「給
食や衛生、広さ、職員配置などの認可
屋上庭園
田中昭文堂印刷株式会社の内覧会
H-UV搭載リスロンA37で新たな事業領域の拡充へ
5月21日、田中昭文堂印刷株式会
を実感しています」と述べられました。
社(田中泰社長、石川県金沢市)におい
田中昭文堂印刷㈱は、印刷業務を中
て、H-UV搭載リスロンA37(A全判4
心に、広告やマルチメディアの企画な
色機)の内覧会を開催しました。
ど提案型営業の実践で発展してきた総
田中社長は
合印刷会社です。2013年に初めての
内覧会の挨拶
大 型 機 と な るH-UV搭 載 の リ ス ロ ン
で、
「当社がデ
A37を導入。菊全サイズにも対応で
ジタル化に取
きる同機により生産性の向上を図りな
り組んだのは
がら、特殊印刷や付加価値印刷の新た
3年ほど前で
な事業領域を拡充しています。
す が、そ の 時
挨拶を述べる田中 泰 社長
「環境・社会報告書2015」
(第12号)の発行
実演① ドン天印刷
○乾きにくいヴァンヌーボ を 使 用
し、A4×8面付けの表面印刷
フィーダーに紙を積み替えて、版
交換なしでドン天印刷
<JOB切替え、版交換>
実演② 厚紙印刷
○0.3㎜ のボンアイボリーを使 用
し、ポストカードを印刷
新たな価値創造企業を目指して
小森コーポレーショングループの
合を通じて社会に価値を提供する価値
「環境・社会報告書2015」
(第12号)
創造企業を目指すKOMORIの姿をデ
を発行しました。報告書は英語版・中
国 語 版 も 発 行 し、9月 に 開 催 さ れ る
IGAS2015で配布します。
H-UVの速乾・パウダーレスによる
当社は、企業使命として環境への取
生産性を活かした同社の戦略展開に、
り組みを積極的に行っています。さら
お客様は高い関心を寄せていました。
に、社会環境推進のGreen-PJを発足
にH-UV機の導入を決断しました。そ
H-UVを活かした戦略の展開へ
し、環境に配慮した印刷機や省エネ商
れまでは表面印刷後の乾燥待ちや刷り
実演では、H-UVの特性を活かして
品の開発、規制対応などモノづくりへ
本のスペース、反転の手間を要するな
ドン天印刷と厚紙印刷を行いました。
ど、生産性に問題がありました。H-UV
印刷後は印刷サンプルを配布し、速乾
今号より表紙デザインを一新。空に
機導入後は、それらがすべて解消され
性、印刷品質、パウダーレスの効果を
伸びる2つの線は、伝統の印刷技術と
るとともに、差別化や競争上の優位性
の活動を紹介しています。
ご確認いただきました。
最先端のデジタル技術を表し、その融
実演風景
17
USER’
S SUCCESS
ザイン化しています。
TOPICS
田中産業株式会社の「たまご保育所」 ̶̶ 17
女性の活躍を支援する、事業所内に認可保育所を開設
田中昭文堂印刷株式会社の内覧会
H-UV搭載リスロンA37で新たな事業領域の拡充へ
Currency Conference 2015 ̶̶̶ 18
世界の紙幣印刷関係者にアピール
環境・社会報告書2015(第12号)の発行
新たな価値創造企業を目指して
◇編集後記◇
本年9月11日から6日間、4年に1度の国際総
合印刷機材展IGAS2015が東京ビッグサイ
トで開催されます。プリントエンジニアリン
グサービスプロバイダー(PESP)へと進化す
るKOMOR Iをご覧いただくとともに、お客
様の収益向上に役立つ数々のソリューショ
ンを提案しますのでご 期待ください。ご来
場をお待ちしております。
ON PRESS No.195
2015年9月号
発行:株式会社小森コーポレーション
ソリューションビジネス推進部
〒130-8666 東京都墨田区吾妻橋3-11-1
TEL.03-5608-7806 FAX.03-3624-9519
http://www.komori.com