ノートパソコンの充電不良とその概算 :: 事例紹介 最近は、同じ事例ばっかりです。 今日は無線LANが使えなくなったというお客さん。 普段、いろいろとお世話になっているので打ち合わせをかねて現場をチェックする。 状況を見るに否や「ウイルスセキュリティ」の設定に問題があることが判明。 早速、設定を行い調整が完了する。 本当であれば、セキュリティソフトなんか入れなくてもいいんだろうけど(動きがただでさえ遅い上に不安定になることが多い)、ウイル スや予期せぬトラブルを起こしてからでは遅すぎるので、仕方ないと思う私。 もう一つ、電源がおかしいということで、状態を確認すると「バッテリ」の充電がされていない。電池を交換しても、直せるかわからない 話をしたところ、メーカに概算見積もりを尋ねた。 電源充電部分の修理で約4万円。回路基盤の修理で3万5千円という数字。 どっちにしても、正確な数字でないもののパソコンの修理は高いなぁというところ。 保証期間については、残念なことにちょうど1年すぎてからだったというから笑えるはずもない。 パソコンの修理保険をかけていれば、無料修理ができたのだがこれもできるはずもない。 修理保険に加入している場合は多少割高に手数料を払っても加入するべきと思うし、特に免責になる条件もかなり低いので、重度な過失が ない限りはほとんど保険でカバーされる。 デスクトップはかけなくてもよいが、ノートは絶対かけた方がよいというのは、過去の経験からいえることである。 近年は、保険料が高い上に、契約条件もだいぶん悪くなっているので、正直おすすめできないのが現状である。 保険とはばくちであると誰かが教えてくれた。 ノートパソコンの場合は、購入後3年間のうちに1回は必ず修理に出すほど、故障頻度が高い商品である。 私自身、ノートパソコンはシャープを3台、NECを1台使っていたが、どれも1回は修理に出したほど故障が多い機械である。 特にひどかったのは、シャープで、1年のうちに4回(修理通算6ヶ月)という驚異的なパソコンを使ったことがある。この時は、保険に かけてなかったが、故障は1年目でこの数起きているから正直たまったものじゃない。 結局、メーカ修理をあきらめ、同等品交換となった。 その次につかったパソコンは1週間たたないうちにバックライトが切れ、半年待たないうちにまた切れた。 ・・・さすがに連チャンでこんなことが続けば正直げんなりするし、笑えるはずもない。 このような経験から、次購入したシャープのパソコンには「保険」をしっかりかけたのはいうまでもない。 保険をかけてからは、ハードの故障はなかったものの、今度は液晶が壊れ(落としたわけぢゃないよ)、LANが壊れとまた災難が続く。 どうやら、私とシャープと相性が悪いらしい。それでも、デザインや機能面は他のメーカよりずっと優れていたしお気に入りだったけど、 このままだと不安だったのと、だいぶん古くなったことから、NECに買い換えたという経緯がある。 前機種購入の時から「保険」はしっかりかけるようにして使っているので、当分は安心である。 ある方は、ハードディスクが3回うちこわれて、パソコン購入代金相当の修理費用が保険でまかなわれた方もいる。 これもまた気の毒であるが、いざというときの保険。逆に、これほど使用頻度が高い商品もないと思う。 このようなことから、「保険免責条件」が厳しくなったのもまた事実である。 10年近く前は、約1〜2%の掛け金で、故障時全額補償だったのが、現在は5〜10%で故障時免責50%だからたまったものじゃない。 パソコンの修理費用は平均3〜5万円で、1万円以下で収まることはほとんどない。 購入時に1〜2万保険料を払った上で、故障時は数万の自腹を切るのは何とも悲惨な話である。 もちろん、店舗側にしてみれば、修理費用は保険料の10倍以上支払うことになるからたまったものじゃないが、ユーザも負担が大きくな れば悩むのは当然である。 どっちにしても、機器の高性能化に伴う、故障頻度が高くなったのはまた事実。 メーカにも責任があると思う。 保険をつけるにしてもあまりにも条件が悪すぎるので、自動車保険のように免責0特約とか、全損時同等品交換などの商品が増えるともっ と勧めやすくなるし、リスクの細分化できるんでしょうけど。 補償条件で購入金額の10%を上限にいろんな付帯サービスをつけて行けば自分なら絶対加入するのだが。 現時点で、修理補償の免責がないのは直販だけで、店舗はすべて免責があるし。悩ましいところである。
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