（１５）週刊平成１７年３月７日（月４回・月曜日発行）平成６年１１月２４日第三種郵便物認可第４２０号ビル業界四季報安達事業グループ東京都新宿区西早稲田３−１４−３ ★代表ビル概要名称初台センタービル所在地東京都渋谷区初台１−５１−１竣工平成３年規模地下３階、地上９階建て構造ＳＲＣ造敷地面積７４５．５１㎡述床面積５，４１３．４８㎡賃貸事務所数１５２室設計エー・アンド・エー施工大成建設設備フロントオフィス、ビジネスセンー、ロビー、リフレッシュルーム、リラクゼーションルーム、応接室、会議室エレベーター２基、空調、駐車場等 ★入居テナント１階ＵＦＪ銀行ＡＴＭ２階初台エフピー相談室タイカパパスティー・エム・エス光福デック本マスターカード決済機構ケイエンタープレイズゼファー３階アイ・エム・ピーザイナストライデア研究室日本スチュワーデス学院ニーズベルコーポレーション小口行政書士事務所日経リサーチ４階サルワークスソリューションコンサルタンツ速水法律事務所おとやトレーティング住宅地盤調査保証日本印刷５階日動リアルエステートネットワークエージェンシーアイボリー斉藤国際特許事務所第一産業６階ハイタイドビックス光進ハイパーコンテンツ７階ヘストパートナージャパンスイートトイズ株式会社フォトグエム・エヌ東京都港区六本木４−９−２会社概要会社概要設立昭和３３年代表安達暁子事業内容リゾート事業、全国各地のホテル（ホテルグリーンプラザ）、貸しビル事業部、オフィス運営・経営、スキー場・ゴルフ場・遊園地経営教育事業、東京デザイナー学院・東京スクールオブビジネスなど全国２１校の専門学校の経営資本金４３億円従業員数約２０００人ビル所有棟数３棟 " 銀座フォトグビル初台センタービル " 設立昭和４９年代表三浦波夫事業内容貸ビル業、撮影スタジオ ★代表ビル概要アドプロダクションネクスト東京ｅコンサルティングオフィスジャパン・トランスポート・エンジニアリングイメージクリエーションテクノウェッブグリーンサン企画８階ロッテ建設エイテックリーフラススマートソーシング秋野豊ユーラシア基金事務局小島商事デジタルネット９階日本ラックスファーアーティストピアノサービスヘルスケアマネジメント真和ペルテックビジネスボランチエス・オー・ダブリュービギンワンウーマンライフ新聞社ＧｉｇａＣｏｍｍＪａｐａｎホットワークス山本特許事務所、他 ★ビル経営同社は昭和５４年以来、所有ビルにてＳＯＨＯオフィス、秘書機能サービスを行っている。「グループによりホテル事業等を行っており、そのノウハウからビルにおいても秘書サービスを取り入れました。日本では最初の取組みだと思います」（ビル・ファシリティマネジメントセクション所長小林文明氏）平成６年竣工の初台センタービルにおいても、同様のサービスを取り入れている。入居テナントには、ベンチャー企業などが多く、サービスは好評を得ているそうだ。また、ビル内にはリラクゼーションルームも設置。マッサージ器が置かれており、１０分間１００円で使用できる。交通アクセス京王新線初台駅徒歩３分名称銀座フォトグビル所在地東京都中央区銀座５−６−６竣工昭和５６年規模地上５階建て構造ＲＣ造述床面積２３８．４５㎡改修平成１７年改修施工間組 ★ビル購入への経緯大学卒業後、カメラマンとして銀座６丁目の近代映画に入社した同氏。女性雑誌などでも活躍し、その後、レンタル撮影スタジオの経営を開始する。「俳優が、各社のスタジオに出向くより、１つのスタジオを借りて、各社がスタジオに出向く方が効率的だと考えました。京都から来る映画俳優のために、宿泊設備も備えました」（代表取締役三浦波夫氏）その後、六本木のアートスタジオを皮切りに、都内に１０数箇所のレンタル撮影スタジオを運営。しかし、重労働である撮影アシスタントの人材が不足していく傾向にあり、先を見越してスタジオを売却することにしたそうだ。「六本木アートスタジオは、小学館にＭ＆Ａで売却しました。平成２年のバブルの絶頂期だったので、今思えばいい時に手放したと思います」（三浦氏）同氏はその資金で、いくつかの不動産を購入。その中で、同氏が行きつけにしていたある飲食店のオーナーから、ビルの区分所有権の買取りを持ちかけられた。「銀座５丁目にあるミタケビルの、地下１階の店舗を買い取ってほしいということでした。そこはミタケという洋品店が建築主となっており、銀座６丁目にある近代映画社に勤めていた頃、俳優の着る撮影用の衣装を、度々そこから仕入れるなどお付き合いがあり、縁を感じました」（三浦氏）地下に入居していた飲食店を購入し、平成１３年にはビル全体を取得することになった。 ★リニューアルミタケビルを購入後、銀座フォトグビルと名称を変更し、ビル経営を開始。昭和５６年竣工のビルは、老朽化が激しく、またそれに付随してテナントの質も悪いものであったという。「土地建物の値段が上がれば、売却することも考えていました。しかし、運良く、入居テナントが総退去することになり、リニューアルのチャンスと見て、着手することにしました」外壁、内装等、総改修。銀座の真ん中の立地に建つビルであるため、工事は夜間のみとなった。施工期間６ヶ月間、改修費用は１億円となった。「元々、６階建てのビルですが、５階の天井高を高くとり、５階建てとしました。自社の撮影スタジオとして使用するつもりでしたが、良質なテナントからの引き合いが多くあり、賃貸することにしました」（三浦氏）ビル全部を賃貸することにした同氏は、せめて、１部分だけでも専有したいと考え、ビルの中に同氏専用のトイレを設置した。「銀座に１つ、トイレを持ってるというのはロマンがあると思いました」（三浦氏）交通アクセス東京メトロ銀座線銀座駅徒歩１分