2016 年度 科 目 名 担 当 者 名 合同制作A 〈ドラマ〉(脚本演出コース) 緒方 明、斎藤 久志、熊澤 誓人 ほか 科目区分 専門 創作系 科目分類 授業形態 単位数 配当年次 学期 講義型 校舎 選択必修 演習 10 3 前期 F(その他) 新百合ヶ丘 履修 条件 2年前期の「撮影照明専門基礎演習」、「録音専門基礎演習」、「編集専門基礎演習」のうちのいずれか1科目を履修していることが望ましい。その 上で、ドラマの本質(ドラマツルギー)、映像表現、モンタージュ論、コンテニュティ(撮影計画)を一通り理解していること。ガイダンスに出席し、授 業の狙いを理解した上で、ドラマの本質(ドラマツルギー)、映像表現、モンタージュ論、コンテニュティを考慮した3分間ほどのワンシーン演習用 シナリオ(200字詰め原稿用紙8枚以内見当)を執筆、提出すること。 授業 概要 各専門コースに分かれて学んできた学生が、一本の台本の元に集まり各部の主張の中で一つの作品を作り上げることにより、コミュニ ケーション能力と多角的視点の習得を目指す。撮影は16mmフィルムで行い、仕上げではノンリニア編集を行いHDCAMで作品を仕 上げる。「技術合同専門演習」と合わせ、フィルム媒体での完成作品とHDのテープ媒体での完成作品を作ることにより、卒業制作に おける作品媒体の選択肢を広げる。 到達 目標 脚本演出コースの学生は、映画制作の要として企画、脚本執筆、準備、撮影、演出、制作、仕上げに至るまで作品のテーマ、意図を 理解し、それに沿って作品が完成するまで各パートを主導出来るようになること。 内 容 週数 授 業 計 画 1 脚本選定および脚本直し 2 制作準備 スタッフ編成および演出部に合流、 3 キャスティング、ロケハンの開始 4 衣装合わせ、美術・小道具、、メインロケハン、リハーサル、撮影スケジュールの決定 5 この週の後半より撮影開始&ニュー・ラッシュ 6 撮影&ニュー・ラッシュ 7 この週の前半で撮影終了&ニュー・ラッシュ。仕上げ準備:仕上げスケジュール作成、基本的に編集部・録音部と共に作品制 作にあたる。編集構成打ち合わせ、 8 編集ラッシュ開始 編集部や録音部と打ち合わせを重ね、作品を作り上げる。 9 音構成及び音楽打ち合わせ、効果音打ち合わせ 10 音楽打ち合わせ、アフレコ 11 カラコレ&ダビング(MA) 12 復習授業及び発展授業 作品制作のプロセスやそれを通じて学習したことを基に、さらに映像表現に対し考察を深める為の発 展的な授業を行う。 13 復習授業及び発展授業 作品制作のプロセスやそれを通じて学習したことを基に、さらに映像表現に対し考察を深める為の発 展的な授業を行う。 14 デジタル出力・試写 15 作品発表会・合評 授業外 学習 2年次に行なった実習の全行程、授業内容を反芻しておくこと。過去の1500ft実習の作品を観て、撮影シミュレーションなどを立てて みること。3年次までに自分が携わった実習の脚本を分析し、実際に出来上がった映画とを比較し、脚本を立体化すると云うことを反 芻しておく。 教科書 過去に自分が携わった実習作品の脚本と完成作品 主要 参考書 ― 評価 方法 試験は行わない。映画制作への積極的な参加の姿勢、作品と各パートの役割の理解力、授業内容の理解度、技術への関心、共同 作業でのコミュニケーション能力などから総合的に評価する。
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