船橋中央法律事務所ニュースレター

2011年6月
Vol.22
船橋中央法律事務所ニュースレター
相続の基礎知識④遺言の書き方について
相続を円滑に進めるには「遺言を書く」ことが最も効果的であり、唯一の方法といって
も過言ではありません。遺言書は御自身で作成することも可能ですが、法律的に有効な書き
方をしなければ無意味ですし、作成した後保管をする場所にも悩まれると思います。また作成の
仕方は遺言の方式によっても異なりますので、注意が必要です。そのため、先ずは一
度、法律の専門家である弁護士にご相談の上、遺言を作成されることをお勧めいた
します。以下では自筆証書遺言と公正証書遺言の書き方についての説明をさせて頂きます。
自筆遺言作成のポイント
1.全文を自筆で書くこと。
2.用紙は自由。
3.縦書き、横書きは特段の制約はなし。
4.筆記具は自由(ボールペン、 万年筆等制限はありません)
5.日付を自筆で記入すること。
6.氏名を自筆で記入すること。
7.捺印をすること(認印や三文判でも構いませんが、実印が好ましい)
8.修正・変更する場合には当該箇所に押印し、その上部に修正・変更の箇所と内容を付記し、署
名すること。
公正証書遺言の書き方とポイント
1.証人 2 人以上の立会いのもとで、公証人役場へ出向く
2.遺言者が遺言の内容を公証人に口述する
3.公証人がその口述を筆記する
4.筆記した物を遺言者及び証人に読み聞かせ、または閲覧させる。
5.遺言者および証人が筆記の正確なことを承認したうえで、各自が署名捺印する。
6.公証人がその証書を法律に定める手続きに従って作成されたものである旨を付記して、これ
に署名捺印すること。
遺言を作成すれば、自分の死後相続人が遺産をどのように分割するか悩む必要もなくなりますし、
何より自分の財産を自由に処分することができます。特に経営者の方は、将来の経営権の
分配を念頭に置き、遺言を作成することを強くお勧め致します。
お問合せ 弁護士法人船橋中央法律事務所 弁護士 茅山糧也(かやまりょうや)
TEL:047-437-0951
/ FAX:047-437-0952
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