与那覇自治会との行政懇談会 日 時 平成 25 年9月 26 日(木) 午後7時~午後9時 場 所 与那覇コミュニティーセンター 参加人数 39名(男 25 名、女 14 名) 【町長あいさつ】 皆さんこんばんは。日中の仕事お疲れのところ、町と地域との行政懇談会に足を 運ばれたことに感謝いたします。町としても、地域の皆さんの声を聴いて町政に 反映させることが大切だと考えております。住みやすい地域づくりのための意見 交換の場としましょう。 【自治会長あいさつ】 皆さんこんばんは。町長さんをはじめとする役場職員のみなさま本日はありがと うございます。与那覇区民のみなさんも呼び掛けに対し多数のご参加ありがとう ございます。みなさんと一緒に本日の行政懇談会をスムーズに進めていきたいと 思います。 【質問及び提案】 ○町道1号線の進捗状況について Q)町道1号線の進捗状況について教えてください。 A)町道1号線の進捗状況については、南部国道事務所が発注して進めている町道 2号線から南風原ジャスコ前の交差点までの与那原バイパス工事に町道1号線の 取り付けについても同工事に含まれており、完了時期については10月末予定の ようであります。供用開始についても10月末を予定しているとの回答がありま した。 Q)町道1号線の進捗状況については、説明で確認できましたが、今回の工事が開 始されることについて、私たち地域の住民には生活道路が通行止めになるという 事前の説明がありませんでした。それが非常に悲しかったです。今後は、住民に 対する補足の説明や、工事が始まる等の重要なお知らせは前もって説明して欲し いです。 A)今後このようなことがないよう、事業施工者の南部国道事務所には伝えます。 ○南風原・与那原バイパスの進捗と町道13号線の今後の事業計画について Q)南風原・与那原バイパスの進捗状況とそれに伴う町道13号線の今後の事業計 画について教えてください。 A)与那原・南風原バイパスの進捗状況につきましては、平成 25 年度に新川地内の 工事と南風原ジャスコ前の下部工事、北丘ハイツ付近の詳細設計を発注していき たいとのことでありました。平成 26 年度以降についても用地が取得された箇所か ら工事を進めていきたいと説明を受けております。町道2号線から県道 240 号線 までの工事につきましては、未買収用地や鉄塔移設に時間を要していることから、 平成 27 年度頃に工事着手を予定しているので、町道 13 号線の取り付け工事も平 成 27 年度以降の予定となっているようであります。 ○信号の車両停止線の移動について Q)町道1号線新垣建設事務所の前からよなは保育所に入る所、信号の車両停止線 を移動して欲しい。 A)与那原警察署に確認したところ、停止線は横断歩道から1m~5mまでの範囲 で設置するという基準があるとのことです。実際に現場で計ってみると地域が要 望する停止線の位置は7mで基準を超えております。与那原警察署と調整しまし たが、基準を超えているので移動は厳しいとの見解でした。 Q)基準の範囲を超えているということですが、実際7mで停止線をつくった場合、 どのような不具合があるのでしょうか。できるだけ、地域の要望に沿った対応を もう一度警察の方にお願いしていただきたいです。 A)地域からの切実な要望であるということを警察の方に申し入れて対応していき たいと考えております。 >>後日、与那原警察署に字の区長と一緒に申し入れを行った。 ○町道 2 号線の安全対策について Q)町道1号線の通学児童も増え、町道2号線との交差点の安全確認が難しいので 安全対策(横断歩道や停止線等)を考慮して欲しい。 A)与那原警察署の担当者と協議をしたところ、当該地付近は変則的な交差点で、 しかもカーブで見通しが悪く、横断歩道を設置するには厳しい状況であり、現在 建設中の 329 号線与那原バイパスが完成すると町道2号線と接道する場所(当該 地付近)に横断歩道が設置される予定なので、同横断歩道の供用開始を待っても らいたいとのことでした。 Q)与那原・南風原バイパスが完成後に横断歩道の設置となると、平成 27 年から工 事が始まるということでしょうか。 A)与那原・南風原バイパスの進捗状況に関係してきますが、町道2号線と接道す る場所に設置される予定の横断歩道については整備されるという情報もあります。 改めて、与那原警察署に確認し後日報告いたします。 >>横断歩道が設備されることを字に報告した。 ○役場が発行する各種証明の発行手数料について Q)役場で発行する各種証明書の金額について、何を根拠にこういった値段が設定 されているのか、疑問に思っています。値段の設定された根拠をご説明願います。 A)町が手数料を徴収する際は、条例で定めることになっています。ということは、 議会で手数料徴収のルールを議決するということです。ただ戸籍関係については、 地方公共団体の手数料の標準に関する政令でおおむねこれぐらいの料金だという 目安が定められています。そのため、どこの市町村も同じような料金設定となっ ております。 ○渋滞のため通行に不便な箇所の対応について Q)与那覇地内から高速道路の高架橋下を通り329号線に向かう場合ですが、道 路が混雑しスムーズに通行することができない。その周辺に住む者が便利に利用 できるよう対策をお願いできないか。 A)今の箇所に関しては2年前にも警察署の担当課長に直接確認しました。その際 は、スムーズな通行を行うために、警察署や消防署の入り口等にあるような停車 禁止というのを道路に標示する方法が検討できないか相談を行いました。しかし、 道路での停車禁止の表示は限られているため無理だということでした。 Q)停止禁止ができないとしても、そこに例えば信号を設置するとかはできません か。 A)信号機を設置希望する場所のすぐ近く(329号線)の交差点に信号機が設置 されているため、難しいと思います。可能であれば、警察署も設置をしていると 思います。ただ、実状として地域住民が不自由をしていることや地域から改善要 望があるということは引き続き所管の警察署に伝えていきます。 >>後日、与那原警察署に申し入れを行った。 ○車を減速させるためのハンプ設置について Q)与那覇地内の町道32号線は、子供たちの通学路になっています。しかし、車 の往来が激しく、スピードを出す車も多く大変危険です。そこで、車を減速させ るために、道路にハンプを設置できないでしょうか。与那原町では、ハンプを設 置しまた、子供たちが安全に通学できるよう歩道もきれいに整備されています。 是非ハンプの設置をお願いしたいです。 A)道路のハンプにつきましては、従前から交通量が激しい箇所に設置できないか 要望もあります。確かに、ハンプを設置することで減速はできるかもしれません が、危険も多くあります。例えば、原付バイクや自転車とかが、ハンプに乗り上 げて転んだり、夜になると減速をしない車がとおるたびに音がでて騒音がすごい など、苦情もあるようです。そのため、町としては、ハンプの設置ではなく、規 制的な看板や標識を設置する方法で対応を考えます。 Q)ハンプが設置できないのであれば、道路に歩道が区別できるような対策をとっ てください。そうしたら運転手も歩道を認識すると思います。子供たちの通学路 としてとても危険な箇所です。ぜひ歩道をお願いします。 A)現場を調査し、歩道の設置が可能なのか、あるいは歩道にかわるもの、例えば、 カラーによって歩行者優先という歩道の位置づけで区別するなど、現場を調査し たあとで字に報告をしていきたいと思います。 >> 現場調査の結果、歩道の設置は道路幅員の関係で難しいと判断された。そのた め、路面に減速を促す表示をする方法で対策する旨を字に報告した。 ○与那覇区内にある鉄塔付近の環境保全について Q)鉄塔付近の道路構造については、法面構造となっているが、文化財があるので、 堀割等に変更して保存ができないか。 A)地域の方から意見があることを引き続き、事業主体である南部国道事務所に伝 えていきたいと思います。 ○沖縄振興特別交付金(一括交付金)について Q)どのような事業に活用されているのか説明をお願いします。 A)平成 24 年度が交付金初年度でした。平成 24 年度の南風原町への配分額は交付 金ベースで6億6千万円。人材育成、産業観光振興、災害対策等、60事業を配 分された金額内で計画し執行しました。主な事業としては、小中学校の普通教室 に電子黒板を設置し、子ども達の学力向上を図る事業、災害対策として、避難施 設の改修や食糧備蓄の整備事業を行いました。また、町の観光振興のキャラクタ ーとして新たにはえるんというゆるキャラも誕生しました。 Q)具体的にどの分野でいくら割り振っているのか内訳を教えてください。 A)ご説明できる資料が手元にないため、総額でご説明します。平成 25 年度は、6 億円配分されており、現在その全額に対して事業計画を行い、各分野で事業執行 を行っております。また、詳細な金額等は南風原町のホームページにも掲載され ておりますのでご参照ください。 ○シルバー人材センターについて Q)沖縄振興特別交付金(一括交付金)を活用して、シルバー人材センターの設置 に活用できないでしょうか。南風原町の福祉行政も高めていけると思います。 A)沖縄振興特別交付金の用途は、「沖縄振興に資するもの」と決まっております。 そのため、日本全国どの市町村においても必要な事業について活用することは難 しいです。社会福祉や保健福祉の分野についても昨年度事業提案いたしましたが、 前述の理由により不採択でした。しかし、町に必要な事業については、あらゆる 角度から工夫をし、事業展開できないか、町民のみなさんのアイディアをいただ きながら今後検討したいと考えております。町民提案の手法も取り入れておりま すので、ぜひ皆さんのご意見等ございましたら寄せていただきたいと思います。 Q)町としてシルバー人材センターの設置はできませんか。他の市町村(北谷町、 中城村、西原町)にはあります。 A)町でも近隣の市町村の現状を調査しております。結果、財政的に厳しいという 意見を聞いております。また、当町に仕事がないか問い合わせが寄せられる状況 もあるようです。そのため、町においてシルバー人材センターの設置は今後も他 の市町村の状況を判断しながら検討していくという状況です。設置は未定でござ います。 ○市街化調整区域について Q)与那覇岳にかかる宮城、宮平一帯の市街化調整区域の網が外れるのはいつごろ になりそうですか。今後のみとおしを教えてください。というのも、地域住民が 一緒になってまちづくりを計画していかないといけないという考えがあるからで す。それに伴い、津嘉山都市計画を行った際の住民の意見をどのような形で同じ 方向性にもっていたのか参考までに聞かせてください。 A)人口が増えないと市街化区域への編入は厳しいのが現状です。 最近の町内の現状を少し説明しますと、大名地域の一部が今年の4月に調整区 域から緩和区域という指定区域に変更となりました。緩和区域とは、若干の規制 はありますが、自己用住宅のない方であれば、南風原町以外の方でも住宅を建て ることができる地域となります。 区域の変更により今後人口が増えれば、市街化調整区域への編入も見込めるの ではないかと思います。 また、津嘉山の都市計画についてですが、津嘉山地域では、地域の方々が津嘉 山北地区まちづくり協議会を立ち上げて協議を重ねた結果土地区画整理事業を導 入することができました。地域の方々がまとまることができれば区画整理事業の ようなことも可能ではないでしょうか。 ○トンネル内の電球交換について Q)南風原ジャスコ付近の高速道路下のトンネルの電球が切れているので交換して ください。 A)現場を確認しすぐに対応いたします。 >>翌日電球交換を行った。 ○歩道の環境整備について Q)南風原ジャスコ付近、高速道沿いの歩道の草刈りが行われていないので確認し 整備して欲しいです。 A)現場を確認しすぐに対応いたします。 >>現場を確認し、草刈り作業を実施した。 ○ PDCA の導入について(要望) 沖縄県では業務改善の手法として PDCA を導入しています。南風原町も県とコン タクトをとって話し合いをしながら導入を検討してください。
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