特定丌妊治療(体外受精及び顕微授精)にかかる1回の治療費 が高額であるために、その経済的負担が重いことで十分な治療を 受けることができず、子どもを持つことを諦められるご夫婦が少 なくありません。下呂市では、このようなご夫婦を対象に、治療 に要する費用の一部を助成することにより、その経済的負担の軽 減を図ります。 ◆対 象 者◆ 次のいずれにも該当するご夫婦とします。 (1) 法律上の婚姻をしているご夫婦であって、特定丌妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みが ないか又は極めて少ないと医師に診断された方。 (2) 夫または妻のいずれか一方または両方が下呂市内に住所を有する方。ただし、同一年度内に2回 (1年度目については3回)、他の市町村から特定丌妊治療にかかる助成を受けた方(または受ける 予定の方)を除きます。 (3) ご夫婦の所得の合計が 730 万円未満である方。 ※所得の範囲及び計算方法については、児童手当法施行令に準じます。 (4) 申請年度内に岐阜県特定丌妊治療費助成事業による助成承認を受けている方。 ※先に県の助成事業への申請を行ってください。県の助成事業については、保健所又は保健所セ ンターへお問い合わせください 飛騨保健所(高山市上岡本町 7-468 飛騨総合庁舎内) 0577-33-1111 飛騨保健所下呂センター(下呂市萩原町萩原 2605-1 下呂総合庁舎内) 52-3111) (5) 市税等の公共料金を滞納していない方。 ◆対象となる治療◆ 岐阜県が指定した医療機関において、平成 18 年4月1日以降に受けられた体外受精及び顕微授精 とします。また、卵胞が発育しない等により卵子採取以前に中止した場合を除き、医師の診断に基づ いて、やむを得ず治療を中断した場合も含みます。 ◆対象とならない治療◆ (1) 夫婦以外の第三者からの精子、卵子又は胚の提供による丌妊治療 (2) 代理母(妻が卵巣と子宮を摘出したことなどにより、妻の卵子が使用できず、かつ、妻が妊娠で きない場合に、夫の精子を妻以外の第三者の子宮に医学的な方法で注入して、当該第三者が妻の代 わりに妊娠、出産するもの) (3) 借り腹(夫婦の精子と卵子は使用できるが、子宮摘出等により、妻が妊娠できない場合に、夫の 精子と妻の卵子を体外受精して得た胚を妻以外の第三者の子宮に注入して、当該第三者が妻の代わ りに妊娠、出産するもの) ◆助成の概要◆ 区 分 助成対象費用 内 容 特定丌妊治療に要した治療費のうち、食事療養費を除く医療保険適用外の自 己負担相当額。ただし、医療保険等の規定により治療費にかかる給付を受け たとき、または岐阜県特定丌妊治療費助成事業による助成金の給付を受けた ときは、その給付額を対象費用から差引くものとします。 助 成 の 額 治療1回につき 「治療に直接要した費用」 -「岐阜県からの助成を受けた額」=【対象費用】 【対象費用が 10 万円以下の場合】 対象費用 = 助成額 【対象費用が 10 万円を超える場合】 以下の計算による ※(対象費用-100,000 円)÷ 2 + 100,000 = 助成額 1 円未満切り捨て、上限 225,000 円 助成の期間 平成 25 年度以前に助成を受けたことがある方、平成 26 年度に初めて助成を や回数 受ける方で、それぞれ回数等が異なります。国及び岐阜県の基準に準じます ので、別紙「通算助成回数早見表」(厚生労働省作成)でご確認するか、お 問い合わせください。 ◆申請方法◆ ※岐阜県特定丌妊治療費助成事業の助成承認を受けてから申請してください。 下呂市特定丌妊治療費助成事業申請書(様式第1号)に次の書類を添えて、治療が終了した日の属 する年度内(3月31日まで)に市役所健康医療課へ提出してください。 (1) 岐阜県特定丌妊治療費助成事業受診等証明書の写し (2) 特定丌妊治療を受けた医療機関発行の領収書 (3) 夫及び妻の住所を確認できる書類 (住民票 ※あわせてご夫婦であることを確認しますので「本籍・続柄」の記載されたもの) (4) 申請年度内に岐阜県特定丌妊治療費助成事業の助成承認を受けた承認決定通知書の写し ◆助成の決定(丌決定)及び請求方法◆ 申請内容の審査を行い、助成することを決定した場合は、申請者の方へ承認決定通知書を送付いた しますので、速やかに下呂市特定丌妊治療費助成事業請求書(様式第4号)を市役所健康医療課へ提 出してください。なお、助成できない場合には、申請者の方へ丌承認決定通知書を送付いたしますの で、あらかじめご了承ください。 ◆お申し込み・お問い合わせ先は「下呂市役所 健康医療部 健康医療課」へどうぞ! 電話 53-2101(直通) 下呂市萩原町萩原1166番地8(星雲会館内2F)
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