古典で学ぶ昔話 国語 1 井上 笑吏奈 はじめに (1) テーマ設定の理由 難しいイメージがある古典だが、誰もが知っている昔話で、少しでも古典は親しみやすいも のだと、みんなに知ってもらおうと思った。 古典で学んだ昔話と現代の絵本の内容を調べて比較することで、その内容の違いを探し、古 典に興味をもつ人が増えて欲しいと思った。将来、私は教師を目指しているので、どういった 工夫をすれば分かりやすく教えることができるのか、楽しく飽きない授業を行うにはどうすれ ばよいのかなど、実際に授業を通して経験したいと思ったのでこの研究を行った。 (2) 研究目標 ア 昔話を通して古典に親しみをもってもらう。 イ どういった工夫をすれば、分かりやすい授業ができるのかを学ぶ。 2 研究内容 (1) 昔話の絵本の内容と古典の内容を比較 ア 資料収集 ○ インターネットで浦島太郎の神社を調査 イ 教材研究 (ア) 登場人物の把握 (イ) 絵本と古典『御伽草子』の内容比較 (ウ) プレゼンテーション使用・クイズ形式 (2) 模擬授業 ア 授業構築 (ア) 絵本の内容復習 (イ) 登場人物の把握(絵本と古典を比較しながら) (ウ) 内容が異なっている部分の内容把握 イ 授業を受けての感想 ○ アンケート記入 (3) アンケート結果の分析 ○ 授業を経験しての改善点と今後の課題について分析 3 おわりに 一回の授業をするのに、相当な時間がかかった。その作業も思う通りには進まなかった。し かし、授業後の感想では、古典に親しみがもてた、楽しかったという感想が多かった。またど ういった工夫をすれば、飽きない授業ができるのか。大学進学後も中学校教員を目指し、引き 続き研究していきたい。 - 11 - - 11 -
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