子ども同士のつながりを深めた交流事業

【平成27年12月号】
清水小学校
校長 山
下
勇
子ども同士のつながりを深めた交流事業
5年生が年長児を招いての交流活動「たのしさいっぱい
ゆめ
のくに!」〈幼保・小連携事業〉(11月25日)
、2年生が1年生
を招いての交流活動「なかよし ハッピー
にこにこ
まつり」<
生活科>(11月26日)
、6年生が1年生を招いての交流活動「わ
くわくスマイルランド」<総合>(11月27日)が子どもたちの
手で計画・実施されました。それぞれの学年の子どもたちは、相
手を楽しませる出し物や内容の工夫、もらって喜ばれる景品の用
わかりやすくお話をする5年生
意、わかりやすい説明や優しい声かけなど、丁寧に関わることを
心がけながら、楽しい思い出をつくってもらえるように一生懸命取
り組んでいました。その様子から、相手を思いやる気持ちが伝わっ
てくるとともに、子ども同士のつながりが深まっていることを感じ
ることができました。また、この活動を通して、相手のことを思い
やる柔軟な対応力やわかりやすく伝える力、行動力、自己肯定感が
育まれたようです。
1年生にルール説明する2年生
今後、学習や係活動、児童会活動等に対して、「よし、やろう」
「やってみよう」と言うプラス思考をもって、一層積極的に取り
組んでいってくれることを期待しているところです。
「わくわく」した気持ちで、新たなことに「チャレンジ」する
ことができる「活力」あふれる清水の子どもたちをめざしていき
たいと思います。
6年生の企画を楽しむ1年生
多くの保護者や幼稚園・保育所の職員に参観いただいた参観日
参観日を12月1日(火)
(低学年)
、2日(水)
(高学年)
、3日(木)
(特別支援学級)の
3日間開催しました。授業の様子を通して、子どもたちの成長の様子・姿を観ていただきま
した。また、幼保・小の連携事業として、幼稚園や保育所の職員の方々にも参観いただきま
した。
授業内容→1年生は生活科「たからものランド」
:年長児を招いての交流活動の内容、2年
生は算数「かけ算」:6の段、7の段、3年生は1組保健「一日の生活のしかた」、2組道徳
「ドッジボール」
(正直、誠実)、4年生は総合的な学習の時間「大
豆を使った料理をしよう」、5年生は1組道徳「気持ちをカタチに」
(思いやり、親切)
、2組理科「電流が生み出す力」、6年生は1組
道徳「居心地の良いクラス」
(信頼、友情、協力)
、2組道徳「許す
とは」
(寛容、正直)
、特別支援学級4年国語「ごんぎつね」<情緒
>と生活・国語「感想文」<知的>、6年国語「感想文と意見文」
。
授業参観後の全体懇談会では、学校・学年行事での子どもたちの
活躍の様子や成長ぶりを伝えるとともに、学校や教育委員会の新た
5年生道徳
〇か×か どっち?
な取組、情報提供、協力依頼等について話しました。保護者の皆様
には、学校への一層の理解と協力・支援をお願いしたところです。
御影小学校
校長
近
藤
弘
子
ご声援ご協力に心から感謝
雪が積もり、すっかり冬景色に変わり、木枯らしの寒さが身に染みる季節になりましたが、
11月のあゆみを振り返ると子どもたちの頑張り、保護者・地域の皆様のご声援ご協力に心
がぽかぽか温かくなってきます。
11 月 7 日(土)の学習発表会は、それぞれの学年の子どもたちの頑張りと成長がみられ
た発表になり、盛会に終わることができました。また、会場いっぱいの皆様が 6 年生の終わ
りの言葉までご覧いただき本当にありがとうございました。たくさんのお褒めの言葉もいた
だき、嬉しい限りです。前年まで在職していた十字覚校長先生からも感想をいただきました
ので、ご紹介いたします。
こんにちは。この前の学習発表会、子供達の成長の姿をしっかりと見ることができ、楽し
く観覧させていただきました。6年生の劇は英語入りの斬新な内容で、場面転換の一つ一つ
が、まるで絵本をめくっているような感覚になりました。素晴らしかったなと思います。5
年生もすっかり高学年らしくなって、最初のパフォーマンスは特に一糸乱れぬ出来映えで感
激しました。4年生の劇も適材適所の配役で、一人一人の子供達の特技が活かされ良かった
と思いました。3年生の音楽では、特に歌声が素敵でした。頭声発声でしかもドイツ語で歌
った第九は御影小の新たな文化の幕開けを感じました。2年生の劇は元気のいい子供達の姿
が印象的で、声が後ろまで聞こえ、楽しく見させてもらいました。1年生は始めの挨拶でま
ずは客席を楽しませ、歌や器楽でもしっかりまとまって、小学校での半年間の成長を感じま
した。全校合唱も子供達の一体感が歌声にあふれ出ていました。どの演目も見ていて素晴ら
しく、先生方と子供達の学習発表会を成功させようとする意気込みを見ることが出来、とて
も嬉しく思いました。十勝子ども大会にも多数の子供達が入賞したようで、本当によかった
です。
11 月 20 日(金)、本校を会場に本町の教職員が参集し、清水町教育研究大会が行われ
ました。1,4,6 年の授業を公開、その後、授業について研究を深めました。各学年とも学
習のきまりが徹底され、子どもたちが見通しをもって自ら学ぶ姿に高い評価をいただきまし
た。
今後もここで培ったものを活用し、わかる、できる楽しい授業の構築に努めていきます。
祝開校100周年看板設置
11 月 23 日(月)早朝、待望の看板が出来上がりま
した。設置場所は改善センター前の国道縁です。開校
100 周年のテーマとシンボルマークが入った素敵なデ
ザインになっています。国道を通るたくさんの人々に御
影小開校 100 周年をPRできたらと思います。
また、現在御影小学校卒業生の名簿確認を行っており
ます。同窓生の皆様ご協力をお願いします。
清水中学校
校長
宝
輪
博
継
本年6月から工事が開始された校舎の大規模改修
もほぼ終了しました。くすんだグレーに焦げ茶色の
タイルで包まれていた外壁は、きれいなクリーム色
を基盤に鮮やかなグリーンのラインで縁取られ、温
せいかん
かく精悍な印象に生まれ変わりました。
何より外断熱に二重窓を追加していただいたこと
で、校舎内がとても暖かく、生徒たちが冬でも落ち
着いて学習に取り組める環境が整いました。トイレもすべて洋式に変更され、美しく、臭い
のない清潔なトイレとなりました。たくさんのお金をかけて、生徒の学習環境を整備してい
ただいたことに、心から感謝したいと思います。
先日、土曜日に部活動で集まったサッカー部員た
ちが、生徒玄関前の階段や校門前の歩道の除雪をし
てくれました。サッカー部は春先にもランニングコ
ースのゴミ拾いをしてくれるなど、ボランティア意
識の高い生徒たちです。
部活動で培われるのは、体力や技術ばかりではあ
りません。挨拶や返事、礼儀や感謝の心、仲間への
思いやりなど、勝利よりも大切なものをしっかりと
身に付けていることが分かります。
一方、部活動の大会も一段落し、落ち着いて学習に取り組める時期でもあります。
3年生は、先日、三者面談を終え、多くの生徒が自分の進むべき目標を固めました。1・
2年生も冬休みを前に後期中間テストを行い、学習内容の定着度合いを確かめたところです。
12月のはじめには、十勝教育局の沼田拓己義務教育
指導監が来校し、生徒たちが学習に取り組む様子を見て
くださいました。
「生徒たちが集中して学習に取り組んで
いること。どの生徒も説明する先生や仲間の顔を見て、
しっかりと話を聞いているその表情がすばらしい」と、
高い評価をいただきました。
「表情豊かな生徒をはぐくむ
学校の創造」を重点に掲げている本校にとって、とても
うれしいことでした。
「探究・自学・明朗・協力・健康・努力」。生徒一人一人の姿に「六華の教え」を具現化で
きるよう、今後も地域・家庭・関係機関と力を合わせて、教育活動を進めたいと考えていま
す。
御影中学校
校長
寺
島
康
博
中学校かべ新聞十勝地区コンクール
1 年生最優秀賞、2 年生金賞、3 年生最優秀賞に輝く!
みんなで作り上げ、達成感・充実感を得ることが重要!
第29回中学校かべ新聞十勝地区コンクール(北海道新聞
帯広支社、十勝中学校文化連盟、十勝管内教育委員会連絡協
議会主催)の審査会が開かれました。各学年から3点ずつ計
9点が金賞に選ばれ、本校の全ての学年のかべ新聞が12月
2日(水)に札幌で開かれる全道審査会に出品されることに
なりました。
かべ新聞は、担当した人全員の「達成感」と「充実感」が
得られることがとても大切だと思います。そして、目をひく
インパクトのある視覚に訴える部分と、一目で中身が理解で
きる簡潔明瞭さ、そして思わず読んでみたくなる好奇心を
かき立てる3つが大切です。伝えたいことを良く考えて、
見やすく、わかりやすく、面白い、かべ新聞の担当者が楽
しんでいることは紙面に表われます。同時に担当者の悩み
や問題も顕著に現れます。一人で考えるのではなく、みん
なで一緒に考え形にしていく作業が、一番必要なことだと
思います。
去る 11 月 21 日(土)には北海道新聞帯広支社で表彰式
がありました。この結果をバネとして、次の活動に生かしていってほしいと思います。受賞
者を代表して、3年生の A・U さんが、しっかりとした表情で堂々とあいさつをしましたの
でここに掲載します。
この度、中学校かべ新聞十勝地区コンクールで表彰
していただき、ありがとうございます。私たち3年生
は、最高学年としてふさわしい新聞になるよう頑張っ
てきました。今年は戦後70年ということもあり、ト
ップに戦争の記事を入れました。私たちは戦争につい
ては何も知らなかったので、町内在住で戦争当時横須
賀市の海軍病院に衛生兵として勤務されていた高田さ
んにお話をうかがいました。そこで聞いた戦争の悲惨
さなど、私たちが受け継ぎ語り継ぐべきものを、出来
る限り記事の中に取り入れ、皆さんに伝わるように書
いたつもりです。
今年は例年より制作期間が短<、細部にこだわることが難しく大変でした。それでも題字
の点描など手を抜かず、他の記事の見出しにも工夫を取り入れました。中学最後のかべ新聞
をこんなふうに評価していただき、本当に嬉しい限りです。かべ新聞を作ることは、もしか
すると今回で最後かもしれません。でも、この経験を今後の生活に生かしていきたいと思い
ます。今日は本当にありがとうございました。
清水高等学校
校長
西
嶋
潤
一
総合学科からの進学を考える
~ 11月28日、総合学科を語る集い
11月28日(土)10時から、清水高校振興
会の主催で「清水高校の総合学科を語る集い」が
行われました。3回目となる今回は、「総合学科・
高校での学びを考える」をテーマとし、本校より
12年後、平成21年度から進学型総合学科とし
てスタートし、中学生の人気を集めている旭川南
高校の実践に学ぶ会として企画されました。
昨年度のこの会は、平成9年度、総合学科への
学科改編に深く関わった吉井亮先生の講話で、総合学科設立の原点を確認しました。今年度、
更に来年度は、総合学科での進学に向けた学びを中心に、「高校でなぜ勉強するのか」を幅
広い町民の皆さまと一緒に考えて行きたいと思っています。
当日は伊藤英人振興会会長、伊藤登教育長から主催者代表挨拶の後、まず、旭川南高校の
現状、総合学科移行当時の理念等の講演をいただきました。
旭川南高校教諭の金箱牧夫先生からは、「都市型・進学型総合学科」として進学に対応し
た6つの系列の紹介がなされました。旭川医科大学、旭川大学との連携、「産業社会と人間」
での学問・学部調べ、「総合的な学習」の時間の取り組みではゼミ別課題研究と発表会など
も行われています。進路実現に向けた学校体制では、習熟度別少人数学級、TT(ティーム
ティーチング)、1年次での「教科クラス」の編成など、清水高校からの進学者を増やすた
めにできそうな内容が数多く紹介されました。先生方の合い言葉、「教師が変われば生徒も
変わる」「生徒指導と教科指導は両輪」「授業を大切に!」、私たちも普段から心がけては
いることですが、改めて自分たちの教育の原点を見直すことができたかと思います。
6間口の学校で、センター試験受験者が3分の一に満たない状況から半数を超える状況へ
と学校の雰囲気が変わり、国公立大学の合格者も一桁の人数から今春43名!清水高校で半
数を占める人文・自然科学系列での目標設定、西十勝の子どもたちの進学・就職を担い続け
るためのヒント満載の学校紹介でした。
國學院短大准教授の管野逸一先生は総合学科移行当時の旭川南高校の校長先生です。先生
は広尾高校で教頭としての勤務経験があり、十勝の各町村のプライド、自分が面白いと思う
ことから職場を面白くしていく等、学校の雰囲気作りのお話がありました。学校の支えは生
徒、保護者、町の人たちというまとめから、あらためて清水高校が地域で支持される高校で
あり続ける、そんな決意をさせていただきました。
後半のパネルディスカッションでは、パネラーの本
校、樋口、富永両教諭の質問、会場からの発言が続き、
生徒による活動紹介、学校紹介も含め時間をオーバー
してしまいました。終了後も本校の教員が講師に質問
し続けていたのが印象的な、そんな集いとなりました。
参加の皆さま、主催していただいた振興会、さらに
ご協力いただいた関係各位に深く感謝申し上げます。
来春に向け、すでに国公立大学3人が推薦合格内定をいただいています。2人は教育大学
合格、私たちの後継者が清水高校での学びから生まれることは教師冥利につきることです。
演劇部は全道最優秀! 来年7月、広島県での全国高校総合文化祭出場!
十勝支部大会で5連覇し、11月13~16日、北見での全道大会に臨んだ演劇部、創作
のオリジナル脚本「その時を」で高校生活を描き、初の最優秀賞を受賞しました。
北海道新聞に講評が載ったのですが、「上演時間を過ぎても始まらず、大がかりなセット
が出てくると思いきや、幕が上がるとがらんとした舞台。セットも小道具も頼らず、身体性
を存分に生かし、等身大の高校生を演じた。」「テンポの良いせりふ(中略)男子の動きは
コミカルで効果音の入れ方も絶妙、笑いを取る一方で、高校時代が終わりに近づく切なさも
にじませる。」とありました。
夏から秋にかけて、町営球場前の空き地で大声での発声練習、部員14名と顧問2名の見
事なチームワークでした。
(演劇部、北見での本番から)
清水幼稚園
園長
福
原
幸
江
第38回発表会・・・
11月15日(日)に、第38回の発表会を
行いました。多くの皆様のご来園をいただき、
ゆうぎ、劇あそび、運動あそび、うたや合奏な
どのほかオペレッタでは年中による「こびとの
くつや」、年長の「不思議の国のアリス」などを
披露しました。
運動あそびを取り入れた子供たちのきびきび
した姿には、多くの拍手をいただくとともに、
保護者の皆様からも高い評価をいただきました。
今までお友達と互いを励ましあいながら取り組んだ発表会で、自分の成長した姿、できな
かったことができるようになったことを見てもらえる嬉しさ、そして、来ていただいたみな
さんからのお褒めの大きな拍手と声援による認知、子供たちの自尊心を育てる大切な機会と
なったと思います。
清水小5年生・1年生との交流…4月が楽しみ!!
年長さんが11月25日(水)に清水小学校5年生から招待を
受け、
『たのしさいっぱい ゆめのくに』のテーマのもと、一生懸
命に制作したゲームなどで楽しい時間を過ごしました。また、1
2月8日(火)には、
『たからもの ランド』のテーマで1年生か
らの招待もいただき、幼稚園で昨年一緒に過ごした先輩たちと交
流しました。小学校入学に向け、期待感がますます高まるものと
思います。
さかなつり
異年齢交流・・・おみせやさんごっこ(運動あそび)に向けて
異年齢での様々な活動や遊びを通して、友達関係を深
めたり生活体験を広げたりすることをねらいとして、今
回は「おみせやさんごっこ」に挑戦しました。3グルー
プに分かれ『変身動物ボーリング』
『バスケットゴーカー
ト』
『迷路』の出し物を工夫しました。また、景品として、
メダルや動物折り紙なども制作しました。