災害時の備蓄品

災害時の備蓄品
突然の災害から自分や家族の命を守るためには、まず、家庭内での対策が重要です。特に地震の
直後は、道路も遮断され食料の確保が難しくなる場合もあります。また、水道・ガス・電気などの
ライフラインも寸断する可能性が高いため、救援活動が受けられるまでの間の食料は各家庭で備え
ておく必要があります。
何をどれだけ備蓄すればよいか?
食料の備蓄を考えるときは、家族の人数や構成に応じて、防災袋に入れる持ち出し用と、長期に
わたる災害に対応するため家に備蓄するものとに分けて用意しておくと有効です。
非常持ち出し袋に入れるもの
★ 家族の人数に応じて、救急用に2~3日分を用意しておく。
★ 重すぎず、大きすぎず袋の重さは5~6kg 位(最大10kg まで)にまとめる。
★ 保管場所は、取り出しやすく、目のつきやすい場所にする。
★ 家族全員が保管場所を知っておくことが大切。
(例)非常用食料1人分
1日分
3日分
保存期間
食
飲料
3㍑
9㍑
3年
野菜ジュース(200cc)
1缶
3缶
5年
乾パン(100g)
1缶
2缶
5年
缶入り味付けご飯(350g)
1缶
2缶
5年
品
備考
レトルトご飯や粥でも
可
水戻し餅(10個入り)
1袋
2袋
5年
真空パックの餅、α米
でも可
肉・魚の缶詰(225g)
1缶
3缶
3年
野菜の缶詰(225g)
1缶
3缶
3年
固形はちみつ・板チョコなど
1個
1個
1~2年
そ
食器セット(コップ・スプーン・フォーク・皿・碗・缶切り・万能ナイフなど)
の
折りたたみポリ容器(飲料水用)
他
固形燃料・ライター(マッチ)など
ラップフィルム・アルミ箔・ビニール袋
新座市保健センターだより
No.28
えがお
~ 笑顔でつながる いきいき新座 ~
平成23年 7月号
発 行 新座市保健センター
〒352-0024
新座市道場2-14-4
TEL 048-481-2211
FAX 048-481-2215
お問合せ、お申込みはこちらへ・・・
◆新座市ソーシャルクラブ「シナモン」について
シナモンは、精神障がい者が地域で活動する場のひとつで、仲間と交流をしたり、社会生活を広
げていくことを目的として行っている保健センターの事業の一つです。
シナモンの、ある1日に密着 (外出プログラム)
保健センター
9:15集合
ひばりが丘駅
9:46発
パンダ、かわいかった♡
上野動物園到着 10:40着
保健センターに戻り解散
15:00着
(通常は午前中で終了します。
)
今回お伝えしたのは少し遠出する外出プログラムの日です。普段は、話合いやスポーツ、
調理実習、散歩、レクリエーション活動などを行っています。
地域での活動の場を利用することで生活リズムを整えたり、仲間をつくったり、社会体験
ができたりします。
◆ソーシャルクラブ「シナモン」に興味を持った方は◆
新座市保健センター(048-481-2211)までご連絡ください。
熱中症は気温などの環境条件だけではなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こ
ります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていないと
きは注意が必要です。
①高齢者は体内の水分が丌足しがちです。
②暑さに対する感覚機能が低下しており、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
③暑さに対する体の調節機能が低下します。高齢者は体に熱がたまりやすく、暑いときには若年者
よりも循環器系の負担が大きくなります。
こんな日は熱中症に注意!
気温が高い
風が弱い
湿度が高い
急に暑くなった
熱中症には予防が大切です!
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
水分をこまめにとる。
エアコン・扇風機を上手に使用する。
シャワーやタオルで体を冷やす。
部屋の湿度を測る。
涼しい服装をしている。外出時には日傘、帽子をする。
部屋の風通しを良くする。
緊急時・困ったときの連絡先を確認する。
涼しい場所・施設を利用する。
知っていますか?
受動喫煙の害!!
たばこを吸わない非喫煙者が、喫煙者の近くにいることでたばこの煙を吸わされてしまうことを、
受動喫煙といいます。非喫煙者にとって、たばこの煙はけっして心地よいものではありませんし、
非喫煙者の健康に害を不えることも分かっています。
副流煙・・・たばこの火をつけた部分から、
直接空気中に出る煙のこと。
主流煙・・・喫煙者が吐き出した煙のこと。
受動喫煙というと、喫煙者が吐き出した煙(主流煙)を吸うことと思いがちですが、実はたばこ
から直接出る煙(副流煙)を吸うことでもあります。主流煙は、フィルターを通していること、ま
た喫煙者の肺を通過していることにより有害物質が除去されています。そのため煙が直接出る副流
煙の方が、よほど害があるのです。
受動喫煙でこんな被害が!
目がかゆい、痛む、涙が出る
せき、痰、
心臓病、脳卒中
呼吸が苦しい
頭痛
くしゃみ、鼻水
肺がん、肺炎、気管支喘息
一人ひとりが受動喫煙の害を知り、防止していくことが必要です。
喫煙者の皆さんは、一服の前に、周りの迷惑などを考え、改めて喫煙マナーについて見直してい
くことが大切になってきます。