ひたちなか市立勝倉小学校

ひたちなか市立勝倉小学校
学 校 長
実施日時
実施場所
対
象
担当教諭
講
師
実施日時
実施場所
対
象
担当教諭
講
師
浅野正邦
平成17年›月14日*木+
体育館教室
•年生54人–年生63人
—年生76人š年生58人
上家治
トッドトレフソン,アメリカ県国際交流員-
平成17年œ月•日*月+
午前œ時30分!午後12時
体育館教室
•年生12人–年生14人
—年生21人˜年生18人
™年生14人š年生17人
上家治
リチャドデンアンソニ,ジャマイカ-
● 活動内容
1 8:3
0∼1
0:0
0 1、2、3年生(4
7人)
オリエンテーション
・自己紹介
・ジャマイカの紹介(国の地理や音楽など)
・質問コーナー
英語活動
・数字、色の言い方 ・チャンツ
・数字のカルタ
終わりのあいさつ
・お礼の言葉 ・お別れのあいさつ
2 1
0:3
0∼1
2:0
0 4、5、6年生(4
9人)
オリエンテーション
・自己紹介
・ジャマイカの紹介(国の地理や音楽など)
・質問コーナー
英語活動
・天気、果物の言い方 ・チャンツ
・果物のカルタ ・買い物ゲーム
終わりのあいさつ
・お礼の言葉 ・お別れのあいさつ
● 児童の感想
○数字や色の言い方をおしえてもらって言う事ができる
ようになりました。自分で英語ではこういうのだろう
と思っていた言葉もすこし感じがちがっていて、いっ
しょうけんめいまねをして言えるようになりました。
○果物のカードを使ったカルタやお買い物ゲームがおも
しろくて夢中でやりました。最初はできるかなと不安
だったのですが、やってみると簡単でカードをもらう
ことができました。とても楽しかったです。また、来
て欲しいです。
○ジャマイカの音楽は、明るい感じがして好きになりま
16
した。また、ジャマイカは暖かい国で、海や自然がき
れいだと聞いたので行ってみたいと思いました。
● 先生の感想
ワールドキャラバンの派遣事業はとてもありがたいも
のでした。児童の心の中により多くの思いを抱かせる機
会とすることができたことを感謝申し上げます。
ジャマイカの音楽(レゲエ)が流れ出すと児童の期待
はふくらみ、場がいっそう盛り上がり、和やかななか楽
しく活動することができました。
「いつきてくれるのか
な。
」
「また来て欲しい。
」という児童たちの声がたくさん
聞こえてきました。
ゲームをしたり、英語活動をする中で、実際に外国の
方と話ができた喜びや自分の英語が通じたうれしさを感
じることができたように思います。
● 講師の感想
子供たちと楽しい時間を過ごしました。一緒に授業した
先生は素晴らしかった。またやりたいと思う。
(リチャード・デーン・アンソニー)
● 成果と課題
ゲームをしながら英語を使って活動するなかで児童た
ちはさまざまな貴重な経験をすることができました。英
語を使って外国人と話をするということは本校児童に
とっては、数少ない機会でもあり、緊張の面持ちがとけ
ていくにしたがって、積極的に講師の先生に関わりなが
ら交流しようという児童の姿がたくさん見られました。
英語を使った活動を通しての交流を中心にすえて、今
回のワールドキャラバン事業を行ったが、次回はもっと
異なる文化にふれたる事ができる活動や小グループでの
活動を取り入れたりしてさらに有意義な活動が行えるよ
うにしていきたい。
実施日時
実施場所
対
象
担当教諭
講
師
平成17年10月˜日
*火+
午前œ時30分!午後12時30分
体育館教室
—年生21人˜年生18人
™年生14人š年生17人
上家治
オバイドゥラオバイド,アフガニスタンメングシモハメドアミン,アルジェリアナラヤンクマシュレスタ,ネパルハマイエルバッシャM H,パレスチナバシュキムイドゥリズィ
,マケドニアハムラエフアリシャジュアエ
グィッチ
,ウズベキスタン,いずれもJICA研修員-
● 活動内容
1 8:5
0∼1
0:2
0 3年生、4年生(1
4
6人)
はじめましての会
①はじめの言葉 ②先生方の紹介
③本日の予定
先生の国を教えて 【形態:パビリオン形式】
①国ごとにわかれ、話を聞く。交替して、違う国の方
のお話を聞く。
②質問の時間をとり、詳しいお話を聞く
楽しく遊ぼう 【形態:全体】
①子どものころに遊んだ遊びを紹介してもらう。
②いっしょに遊ぶ。
終わりのあいさつ
①お礼の言葉 ②プレゼント
③お別れのあいさつ ④終わりの言葉
2 1
0:5
0∼1
2:2
0 5、6年生(1
2
3人)
オープニングセレモニー
①はじめの言葉 ②先生方の紹介
③本日の予定
先生の国を教えて 【形態:パビリオン形式】
①国ごとにわかれ、話を聞く。時間で交替して、違う
国の方のお話を聞く。
②質問の時間をとり、詳しいお話を聞く
終わりのあいさつ
①お礼の言葉 ②プレゼント
③講師の先生方から一言 ④感想発表
⑤お別れのあいさつ ⑥おわりの言葉
学校の計画や児童の実態に合わせて通訳の方にも対応
していただき感謝申し上げます。
● 成果と課題
さまざまな国の方と出会い、その国の様子を聞くこと
で、それぞれの国のよさを感じたり、同じところや違う
ところを見つけることができる機会として、また、いろ
いろな人と積極的に交わりコミュニケーションの力を養
う機会となるように計画しました。
総合的な学習の時間で英語活動や異文化理解学習に取
り組んできた良さがこの交流会の中で見られました。パ
ビリオン形式にすることで、小集団で間近に外国の方に
接することができ、児童の積極的な関わりの様子や英語
でコミュニケーションしようと試みる様子が見られました。
今回の児童の意欲の高まりを2学期の総合的な学習の
時間の学習や次回の異文化交流活動に生かしていきたいと
思います。
● 児童の感想
○本当に勝倉小学校に来てくれてありがとうございまし
た。私たちはインターネットや本などで前もって各国
について調べて当日をむかえたのですが、実際にお話
を聞いてみて色々な事があらためて分かりました。な
かでも、私は、
「私たちと同じ小学生が普段朝起きてか
ら、どのような1日を過ごしているのか。
」
「同じ国内
でも違う言語を使っている。
」
といった話はとても興味
を持ちました。
○色々な話を聞いて思った事は、
「国旗には、色々な考え
や意味がこめられているのだなぁ」と思いました。例
えば、パレスチナの国旗の色の意味は、赤色は血で、
黒は人生、白は心、緑色が自然を表しているそうです。
そう思って国旗を見ると違って見えました。
○同じ小学生でも、国によって、学校の時間が違ってい
ました。日本の学校より、早く終わるのでいいなぁと
思いました。でもすごく早起きだったり、家で勉強す
る時間が長かったりして大変だなと思いました。
○私は、少し緊張したのですが英語で質問しました。難
しい英語はできないので簡単な質問をしました。で
も、自分で話したことが通じたのがとてもうれしかっ
たです。先生に通訳してもらって、自分の知りたいこ
とがわかったので、国ごとの違いについてまとめてみ
たいと思います。
● 先生の感想
3、4年生は、教えていただきながら、いっしょに遊
ぶ事ができました。日本のハンカチ落としに似た遊びや
身近にあるものを使ってできる遊びだったので、興味深
く活動することができました。
5、6年生は、1人(1国)当たりの時間を長めに取
る事ができたので、詳しい話を聞く事ができた。英語で
自分の聞きたいことを話している姿もみられ、直接話が
できたので児童が生き生きと活動できました。
パビリオン形式の場面では、日本語があまりできない
方々という事で、教師が通訳をすることになり、児童以
上に緊張しました。英語を使って外国の人と交流する機
会は少なく、教師にとっても貴重な経験でした。
実施日時
実施場所
対
象
担当教諭
講
師
平成18年•月26日
*木+
午前œ時30分!午後12時20分
教室国際理解室体育館
•年生54人–年生61人
—年生79人˜年生67人
™年生65人š年生58人
上家治
トゥ=
,ベトナムエリック
,フィリピンセルダ
,トルコフォエズ
,バングラディッシュダナパラ
,スリランカサイコソン
,ラオスアノラック
,ラオス,いずれもJICA研修員-
● 活動内容
1 8:5
0∼9:2
0
1年1組(2
6人)教室 1年2組(2
8人)教室
はじめのあいさつ 17
①はじめの言葉 ②先生方の紹介
先生の国を教えて 簡単に、それぞれの講師の先生の国について話をして
いただく。
(具体物を提示していただきながら)
あいさつをしてみよう。
①それぞれの国のあいさつを教えてもらう。
②一人ずつ講師の方に、それぞれの国の方法・言葉で
あいさつをする。
終わりのあいさつ ①お別れのあいさつ ②終わりの言葉
2 9:3
5∼1
0:2
0 2年生(6
1人)国際理解室
はじめのあいさつ
①はじめの言葉 ②先生方の紹介
先生の国を教えて ①簡単に、それぞれの講師の先生の国について話をし
ていただく。
(具体物を提示していただきながら)
② 質問コーナー
終わりのあいさつ
①お別れのあいさつ ②終わりの言葉
3 1
0:5
0∼1
2:2
0 1∼6年生(3
8
4人)体育館
オープニングセレモニー
①はじめの言葉 ②歌:
③先生方の紹介
先生の国を教えて それぞれの講師の先生方の国について詳しく話をして
いただく。
(プレゼンで画像や音楽を視聴しながら)
ゲームで交流しよう
各国ごとに1問ずつ問題を出していただき、
「児童は
○か×か」で答える。
学年で発表しよう。交流しよう。
①1学年:
「日本のお正月」を伝えよう。
「はねつき」
で交流しよう。
②2学年:
「地域の名物:かんそういも」の作り方を
紙芝居で発表しよう。
③3学年:
「折り紙」の作り方を教えよう。
④4学年:
「日本の音楽」を発表し、楽器を一緒に弾
いてみよう。
⑤5学年:
「習字」で伝えたいメッセージを送ろう。
⑥6学年:
「日本の紹介」
「劇:ももたろう」を英語で
伝えよう。
終わりの会 ①お礼の言葉 ②プレゼント
③感想発表 ④お別れのあいさつ
⑤おわりの言葉
● 児童の感想
○今回のワールドキャラバンでは、6カ国の方々がきま
した。日本語で自己紹介をしている方がいてすごいな
と思いました。通訳の方もすらすらと日本語に変えて
私たちにわかりやすく伝えてくれて本当にすごいなと
思いました。3年生の折り紙や5年生の習字や6年生
の劇の時などみんなの発表を外国の人たちはとても喜
んでいました。写真を撮ったりして、とても興味を
持ってみてくれていました。うれしかったです。また
ワールドキャラバンでいろいろな国の人と会ってみた
いです。
○それぞれの国の自然や国の様子をコンピュータを使っ
て画像で見せてくれました。なかでも僕は、トルコの
画像で「トロイの木馬」見れたのがよかったです。一
緒にクイズをしたのが、とても楽しかったです。
○今回のワールドキャラバンは今までで一番心に残りま
した。みんな顔も言葉も違うのをみて世界ってこんな
にも広くてたくさんの人がいるんだなと感じました。
18
また、6カ国の人たちが話す英語をみんなにも分かる
ように日本語で話してくれた通訳の小鹿さんはすごく
かっこいいと感じました。私もあんな「国際人」を目
指したいです。
○私は、ワールドキャラバンにきたサイコソンさんを案
内する事になりました。最初は緊張したけれども、体
育館に着くまでずっと話をしていました。途中言葉が
通じないこともあったけど、笑顔で分かってくれまし
た。以前学校にフライトアテンダントの方がきて教え
てくれたように笑顔は万国共通ということをあらため
て知りました。案内係をやってよかったです。
● 先生の感想
児童たちの発表に合わせて、一緒に羽根つきをした
り、楽器の演奏をしたりしながら交流をもてたことは、
児童にとってとても有意義であったと思います。きてい
ただいた外国の方や通訳の方に協力をいただいて、学年
の違う児童たちが興味をもてる内容をわかりやすく話し
てくれました。また、準備いただいた映像資料や具体物
(衣服や乗り物の模型など)に児童たちは釘付けでした。
間近で話を聞けた1、2年生は大変喜んでいました。特
に1年生は、その国のあいさつの言葉と仕方を教えてい
ただいて、一人一人あいさつをすることができ、貴重な
経験をすることができました。外国の方とふれあってい
る児童たちの目の輝きを見るとワールドキャラバン事業
に参加できて本当によかったと感じました。
● 成果と課題
3年生以上は、本年度の「総合的な学習の時間」の学
習の成果を発表する場として位置づけて活動しました。
日本文化を紹介しながら外国の方々とふれあおうという
試みは、各学年で成功をおさめることができたと思いま
す。伝えたいという気持ちと知りたいという気持ちが、
いらっしゃった外国の方々と児童相互に芽生え、貴重な
時間を共有できた集会になったと思います。
今回は、学年(1、2年)での交流の後、全校での集
会活動を行ったのですが、全体で英語を使った活動で交
流する機会を設けてもよかったかなと感じました。本年
度はワールドキャラバン事業を利用して有意義な国際理
解活動を行うことができましたので、来年度もさらに工
夫して当事業を活用させていただきたいと思います。