クリニック通信No.66

平成26年8月11日
通信 No-66
毎日暑い日が続いていますが、水虫になってはいませんか?
「水虫=かゆい」というイメージが強いと思いますが、
実は水虫は皮がむけるだけで、かゆみを伴わない例も結構多く、
自覚症状のない方も少なくありません。
水虫患者は5人に1人、2,000万人以上いるといわれていますが、
自覚症状も無い方も含めると2,500万人となるともいわれています。
また、一日中靴を履いているサラリーマンの方だけでなく、若い女性にも増えています。
水虫の菌は、蒸れてジメジメした場所を好む傾向にあります。
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」とよばれる菌が皮膚表面にある角質層に住みついて
寄生する感染症です。白癬菌は「ケラチン」というたんぱく質を食べて生き続けます。
しかし、たんぱく質が無くてもしぶとく生き延びる事もあり、注意が必要です。
もちろん白癬菌が生息する場所は足だけではありません。
頭部や体、手足や股など、様々な場所に生息します。
例えば、足の水虫を触った手で体をかいた…という場合でも水虫になる可能性は大いにあります。
水虫の予防は【清潔と乾燥】が基本です。
水虫にならないようにする為には、毎日皮膚をきちんと洗いましょう。
足の場合、足の指と付け根、指の間まできちんと洗う事が大切です。
また、長時間靴や靴下を履いていると足の湿度はほぼ100%になります。
夏の季節はできる限り靴を脱ぎ、ご自宅でも靴下を脱ぐと良いでしょう。
水虫だと思って自己判断で水虫の市販薬を使用し、悪化するケースも少なくありません。
当院では水虫の顕微鏡検査も行っております。
水虫かどうか気になる症状のある方は、ぜひお気軽にお声掛け下さい。
・臨時休診のお知らせ・
く わ の み ク リ ニ ッ ク
8月13日(水)~ 16日(土)
9月27日(土) 午 前 ・ 午 後
TEL 04-2935-7733