平成22年度 第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況

第三次行政改革大綱及び
実施計画の推進状況について
企画部企画政策課
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況
1.22 年度までの推進状況
第三次行政改革大綱及び実施計画におきましては、84 項目の改革項目を掲げております。
22 年度については、最終年度であることから、5 年間の推進状況を整理しております。
その結果、
『完了又は計画通り進んでいる』が 78 項目、
『計画より遅れている』が 3 項目、
『凍結又は廃止』が 3 項目でした。
改
行政改革・実施計画の分野
革
推進状況
項目数
○
△
×
1.行政サービスの向上
18
16
1
1
2.市民との協働
10
9
0
1
3.行政運営の合理化
43
41
1
1
4.市財政の健全化
13
12
1
0
84
78
3
3
計
(凡例) ○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
2.職員数の適正化
計画目標
実
職員一人
人
口
職員一人
職員数
想定人口
17 年度
-
-
-
476 人
76,435 人
161 人
18 年度
472 人
78,688 人
167 人
467 人
78,738 人
169 人
19 年度
471 人
79,208 人
168 人
468 人
80,472 人
172 人
20 年度
464 人
79,348 人
171 人
465 人
81,982 人
176 人
21 年度
456 人
79,488 人
174 人
442 人
83,044 人
188 人
22 年度
454 人
80,089 人
176 人
438 人
84,442 人
193 人
当り人口
職員数
績
当り人口
※ 職員数は市立病院、消防職員、市長、副市長及び外部団体派遣職員を除きます。
職員数は 4 月 1 日、人口は 10 月 1 日の値です。
1
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
1
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
推進状況
18 19 20 21 22
1 行政サービスの向上
(1) 透明性の向上
①
情報提供の推進
秘書広報課
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
●
○ 広報紙やHPなど複数の媒体方法により、市民に分かりやすい情報提供を実施した。
18年12月から、文書管理システム検討委員会を組織し、システムの構築に向け検討を実施した。
19年度は他の庁内システム(庶務事務システム、全庁財務システム等)の更新に合わせ、内部情報系システムとして一括して導入する計画に変更し
た。
○ 20年度は22年度稼動に向け、文書管理システムの機能要件を作成し、業者選定に向けデモ等の採点を実施した。
21年度は22年度での本格稼動に向け、文書管理システムの仮稼動をし、準備を進めた。
22年度は文書管理システムを本格稼動した。
2
②
行政文書開示の効率化
情報管理課
検討
3
③
個人情報保護の充実
情報管理課
●
●
18年度は個人情報の適正な保護のため手引書を作成し、制度の周知徹底を図った。
○ 昨年度に引き続き手引書に基づき、個人情報の適正な保護に努めた。
(2) 情報の共有化
4
①
市ホームページの充実
秘書広報課
●
5
②
企画(提案)型広報紙の充実
秘書広報課
●
6
③
市民意識の把握
秘書広報課
●
7
④
公共施設の予約システムの検討
生涯学習課・文
化センター課・体育
課
8
⑤
財政状況の提供
財政課
18年12月から、アクセシビリティ(ハンディキャップのある人でも利用しやすいこと)とユーザビリティ(見やすく、使いやすく、情報を探しやすくすること)に
配慮したリニューアルを行い、誰もが利用しやすいものとした。
○ 20年度はトップページを改修し、アクセス数の多いページへ移行しやすくした。また、マップ機能を追加した。
21年度はトップページにアイコンを追加し、アクセス向上と情報の発信に努めた。
22年度は定期的に各課の内容の更新を促し、新しい情報が常に掲載されるように努めた。
19年度は「健康プラザ基本計画に関する報告書」に対する意見を募集した。
20年度は「介護支援ボランティア制度」や「南武線連続立体交差事業」などの情報を積極的に掲載した。また、市内の道路や緑地等の名称募集を実
施した。
○ 21年度は「iプラザ」「新型インフルエンザ」などの情報を積極的に掲載した。また、「市民会議提言書」に対する意見募集や結果掲載を行った。
22年度は「第四次稲城市長期総合計画の基本計画」や「新型インフルエンザ」などの情報を広くお知らせした。第四次稲城市長期総合計画の基本計
画については、広報上でも意見公募を行い、その結果などを掲載した。
市長への手紙(19年度;594件、20年度;727件、21年度:594件、22年度:575件)、
○ 市民懇談会(19年度;10地区171人、20年度;10地区230人、21年度10地区160人、22年度10地区179人)を実施した。
検討 判断
△ 施設予約システム検討調整会において、システム利用可能な施設等について協議を行った。
財政白書の作成にあたっては、東京都の発表による26市決算の確定時期(12月頃)に合わせて公表を進めていく。財政状況の情報提供にあたって
●
○ は、当初予算概要、財政状況(2回)の広報紙掲載に加え、決算議案概要、東京都共通様式による財政状況、当初予算概要をHPに公表する。
22年度も引き続き財政状況一覧表、市町村財政比較分析表を公表(HP)するとともに、「財政健全化法」に基づく指標を公表した。
(3) 市民満足度の向上
22年度も引き続き、新規採用職員に対して接遇研修を実施し、採用後1年経過職員を対象に「総合案内窓口研修」を、また「クレーム処理対応研修」を
9
①
市民への業務説明能力の向上
人事課
●
○ 実施した。
10
②
窓口業務のサービス向上
市民課
●
○ (調査件数18年度373件、20年度370件、21年度268件)
11
③
窓口ワンストップサービスの検討
政策室・市民課
検討 判断
× め、導入は見送り。
市民窓口アンケート結果に基づき、市民の意向を把握し、窓口サービスの向上に努めた。
市庁舎の構造や、手続の多い部署が1階に集中し、ワンフロアで用を済ますことができることから、ワンストップサービスを導入する必要性が乏しいた
19年度は後期高齢者医療係にローカウンター、西側階段(1階から2階部分)に手すりを設置した。
20年度は市庁舎2階に授乳室、北側駐車場に思いやり区画を設置した。
21年度は市庁舎内エレベーター2機の改修及び議場傍聴席に手すりの設置を行った。
22年度は屋上送排機、議員控室の空調設置で環境整備を行った。
住民票・印鑑証明の電話予約サービス、休日開庁を継続実施した。
(電話予約サービス;19年度545件、20年度453件、21年度366件、22年度434件 休日開庁取扱件数;19年度4,625件、20年度5,584件、21年度5,579
件、22年度5,157件)
18年10月から診療順番表示を開始し、改善を図った。
19年10月から外来外待表示及び診察室毎の表示を開始した。
20年度は電子カルテ導入に伴い外来診療科毎の診察順番の表示を開始した。
19年1月に2レベル上の機能評価認定(Ver5)に合格した。
22年度については、Ver6の審査に向け検討を行った。
12
④
市民が利用しやすい庁舎レイアウト
総務課
●
○
13
⑤
申請手続きの改善
市民課
●
○
14
⑥
市立病院診療受診待ち時間の対応
病院医事課
●
○
15
⑦
市立病院の機能評価の認定更新
病院管理課
●
○
16
⑧
市民ICカードの普及
市民課・電子情
報課
●
検討
○ 18年度から希望者全員に写真撮影サービス(無料)を実施した。
住民基本台帳カード交付累計5,327枚(単年度交付枚数;19年度1,106枚、20年度960枚、21年度1,070枚、22年度996枚)
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
18 19 20 21 22
推進状況
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
20年度は5ヵ年計画の最終年度であったが、「地球温暖化対策の推進に関する法律」の改正に伴い、「地球温暖化対策地方公共団体実行計画」のガ
17
18
⑨
⑩
職員エコ・アクションプランの実践
iバスの充実
環境課
管理課
○ イドラインが変更予定のために次期プランへの見直しは見送り、計画期間の延長を行った。
●
検討・
試行
22年度も引き続きエコ・アクションプランチェック票による量・行動の状況調査を実施し、稲城市環境白書に掲載して公表した。
20年1月から3路線目となる平尾団地~稲城市立病院路線の本格運行を開始した。
21年はバスロケーションを導入し、パソコンや携帯電話から運行状況の確認が行えるようにした。
○ 22年度3月から「はるひ野駅~市立病院路線」の運行及び「よみうりV通り」の通行を実施した。また、運賃を大人200円→170円、子ども100→50円に値
下げ実施した。
(乗車人数;18年度253,781人、19年度307,892人、20年度350,071人、21年度352,823人、22年度382,182人)
●
2 市民との協働
(1) 市民活動の支援
19
①
地域活動の支援
総務課・協働推
進課
●
●
●
20
②
社会貢献活動への支援
協働推進課・生
活福祉課・秘書
広報課・生涯学
習課・文化セン
ター課
21
③
総合型地域スポーツクラブ設立支援
体育課
設立
19年度は平尾宅地分譲自治会館の修繕費を補助した。若葉台ワーズワースの丘自治会の設立を支援した。(設立済み)
21年度は若葉台蒼の区・ファインストーリア等自治会の設立を支援した。
○ 22年度は若葉台ザ・レジデントパークス等自治会の設立を支援した。
市民祭(市民実行委員会)の実施を支援した。(来場者数;19年度33,000人 20年度53,000人 21年度45,000人 22年度1,333人)
※22年度については、台風接近により、稲城市民文化祭 、稲城市芸術祭のみの開催となった。
協働推進課;市民活動サポートセンターを市民と協働して運営した。 18年度から新規事業としてハッピーリタイアメント講座を開催した。市民活動団体
へ活動場所を提供した。
生活福祉課;災害ボランティアセンター活動について協議検討した。また、21年度は福祉事業従事者向けに傾聴講座を開催し、社会福祉のレベル
アップを図った。
○ 秘書広報課;広報紙に社会福祉協議会ボランティアセンターや市民活動サポートセンターの紹介記事を掲載した。
生涯学習課;宅配便講座やICカレッジ・プロフェッサー講座を引き続き実施した。
文化センター課;22年度も引き続き日本語ボランティア養成講座等を実施した。また、ボランティア等市民活動団体と行政との役割分担を検討し、行政
が団体の事務の一部を継続的に担うことを見直し、市民活動団体が主体の自主的活動が活発に行われるよう整理を進めた。
18年度は「総合型地域スポーツクラブ設立を考える会」を設立し、市民意識調査(アンケート)及び市民向け啓発研修会を実施した。
19年度は総合型地域スポーツクラブ設立を考える会によるプレ事業(6事業・26教室)を実施した。
○ 20年度は21年度のクラブ設立に向けて、「設立準備委員会」を設置し、プレ事業等を実施し、PRに努めた。
21年度に「総合型地域スポーツクラブ」設立、発足。会員数は(22.3.31現在340人 23.3.31現在430人)
(2) 市民の行政参画
22
①
市民の行政参画の仕組みづくり
協働推進課
●
23
②
人材バンク制度の活用
協働推進課・生
涯学習課
●
24
③
市民意識調査の実施
秘書広報課
25
④
違反広告物の撤去
環境課・管理課
●
市民との協働に向け、市民・職員合同研修を計3回実施した。(参加者数延べ;19年度95人 20年度68人 21年度31人 22年度56人)
○ 21年度は協働の指針策定委員会を組織し、「協働に関する指針」の策定に向け準備を進めている。
22年度は「協働に関する指針」の素案を作成した。
多くの審議会や委員会に市民に入ってもらい、長期総合計画等の策定や見直しに関わっている。
毎年度人材バンクの募集をHP・広報紙等に掲載し、人材の確保に努めている。(登録人数 市政運営部門;19年度52人、20年度54人、21年度51人、
○ 22年度58人 生涯学習活動部門;19年度98人、20年度104人、21年度111人、22年度117人)
○ 21年度に(仮称)第四次稲城市長期総合計画の策定に向け、長期総合計画担当にて「市民意向調査」を行った。
18年度から、違反広告物の撤去については市民の手により撤去できる制度とした。
●
○ 21年度も引き続き、違反広告物撤去協力員による一斉撤去活動を実施した。
22年度は、違反広告物の設置枚数が大幅に減少したことにより、市内一斉撤去活動は実施しなかった。
26
⑤
ごみ減量の推進
環境課
●
一人一日当たりのゴミ量 基準値:606g 目標:515g(15%減) 19年度;514g(15.2%減) 20年度;511g(15.7%減) 21年度;495g(18.3%減) 22年度;
485g(20%減)
19年度は家庭剪定枝リサイクルの回数を増加した。
○ 20年度は生ごみの水切り推奨に力を入れて活動した。
21年度はごみ減量説明会の回数を4回とし、前年度より1回増やした。
22年度はごみ減量説明会の回数を7回実施とし、前年度より3回増やした。
(3) 外部監理機能の充実
27
①
市民オンブズパーソン制度の検討
政策室
28
②
外部監査制度の検討
政策室
3 行政運営の合理化
(1) 行政運営の多角的検討
●
市民オンブズパーソン制度に関しては他市の状況等を勘案した結果、導入は見送り。
検討
○ 18年6月から市立学校アドボカシー相談室を開設。今後もアドボカシー制度の充実に努める。
検討・
判断
× 他自治体の導入状況等を検討した結果、導入については見送り。
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
推進状況
18 19 20 21 22
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
29
①
パブリックコメント手続き制度の検討 政策室
検討
○
30
②
自治体間ベンチマーキングの検討
政策室
検討
○
31
③
PFI手法の活用
政策室
検討
32
33
34
35
④
市場化テストの研究
⑤
住民参加型ミニ市場公募債の検討
⑥
市立病院の経営手法の研究
(2) 事務事業の効率化
①
行政評価制度の充実
②
電子自治体の推進
政策室
財政課
病院管理課
政策室
○
●
×
○
○
研究
検討
研究
19年度は、18年度の予算書上の事務事業を114事務事業に対象を絞り実施し、広報紙、HP等で公表した。
20年度は、19年度の予算書上の事務事業を更に細分化した65事務事業に対象を絞り実施し、広報紙、HP等で公表した。
○ 21年度は、20年度の新規事業及びレベルアップ事業と教育委員会が選定する事務事業(55事業)を対象に実施し、広報紙、HP当で公表した。
22年度は、21年度の事務事業(29事業)を対象に実施。また、事業仕分け(21事業)を実施した。
●
36
1) 住民情報システムの更新
電子情報課
調査 開発
37
2) セキュリティーの確保
電子情報課
●
38
3) 税総合システムの開発
課税課・納税課・
保険年金課・電
子情報課
調査 開発
●
○
39
4) 消防・災害等地図情報システムの整備
消防警防課
調査 検討
●
○
40
5) 防災・防犯情報システム
消防総務課・総
務部総務課
●
災害情報メール登録者数(19年度末;2,530人 20年度末2,769人 21年度末2,556 22年度末4,270) 配信件数(19年度;128件 20年度;112件 21年
21年度にサーバー機能を更新し、メール受信までのタイムラグ最長40分程度であったものが1分程度に改善された。
学校教育課
検討
42
7) 電子カルテの導入
病院医事課
検討
中央図書館PFI事業の運営
(3) 民間委託等の推進
①
民間委託等の推進
図書館
○
システム開発等を検討した結果、税総合システムとともに一元管理することに決定した。
18年度は住民情報システム(税情報を含む)再構築基本方針及び調達仕様書策定した。
19年度はシステム構築業者を選定した。
21年1月に新システムの稼動を開始した。
21年度に導入した新システムが稼動以来順調に運用ができている。
職員のセキュリティに対する研修を実施(3回)。
ウィルスを防止するための庁内設備対策と運用を引き続き実施した。
システム開発等を検討した結果、住民情報システムとともに一元管理することに決定した。
18年度は税総合システム(住民情報を含む)再構築基本方針及び調達仕様書策定した。
19年度はシステム構築業者を選定した。
21年1月に新システムの稼動を開始した。
21年度に導入した新システムが稼動以来順調に運用ができている。
18年度はデータベース化が可能な11項目の抽出をした。
19年度はデータベース化項目の内容の検討した。
20年度にデータベース化が完了した。
○ 度;110件 22年度;138件)
6) 市立小中学校図書館機能のシステム化
③
●
○
41
43
個別案件ごとに意見公募を行うことに決定した。
19年度は「(仮称)健康プラザ基本計画及び事業手法調査に関する報告書」に対する意見公募を実施した。
20年度は「(仮称)健康プラザ基本計画及び事業手法調査に関する報告書」、「稲城市食育推進計画(案)」「第2期稲城市障害福祉計画」及び「稲城
市環境基本計画」に対する意見公募を行った。
21年度は「市民会議提言書(中間取りまとめ)」、「緑確保の総合的な方針(案)」に対する意見公募を行った。
22年度は「第四次稲城市長期総合計画・基本計画(素案)」、「稲城市森林整備計画(案)」、「第三次稲城市農業基本計画(案)」に対する意見公募を
行った。
18年度は自治体間ベンチマーキングを調査・検討した。
19年度は政策課題研究の中で学校給食事業をモデルケースとして比較を行った結果、稲城市の学校給食の状況を把握し、今後の事業展開に活用し
た。
(仮称)健康プラザについて、PFIを含めた事業手法を検討した。
市立病院駐車場については事業手法調査を実施した結果、PFI手法の導入を決定し、21年度はPFIによる市立病院新駐車場の整備が完了した。
行政改革の中でアウトソーシングに取り組んでいることから、導入については見送り。
他の起債方法と比較検討した結果、国・都からの起債を活用することとした。
19年度に「公立病院改革プラン」を策定。公立公営により地域に根ざした地域の中核病院としての医療の提供を継続していく。
●
18年度は学校図書電算化検討会、庁内電算検討委員会において、学校間をネットワークした場合の取扱い、基本的な学校図書館の機能を検討し
た。
○ 20年度策定の稲城市子ども読書活動推進計画の報告書の中で、学校図書館の活性化について提言がなされた。今後は、検討会を設置して学校図
書館のあり方や導入を含めた環境整備などについて協議していくこととなった。
21年度は学校図書活性化検討会を設置し、学校図書の活性化について調査・分析を行い報告書を作成した。
18年度は将来電子カルテ対応可能なソフトの選定の検討を行った。
○ 19年度は電子カルテ対応可能なシステムを導入した。
入院患者に関しては平成20年11月から、外来患者に関しては平成21年3月から、電子カルテを導入した。
18年7月開館。サービス水準を維持向上し、適切なサービス対価を支払うためのモニタリングを実施した。
○ 貸出冊数(19年度:88万冊,20年度87.8万冊,21年度84.5万冊,22年度77.6万冊),事業契約の基準冊数(50万冊)
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
18 19 20 21 22
推進状況
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
18年度は、中学校全6校を委託し、小学校1校を委託した。21年度から小学校においては「学校用務業務のセンター化」を実施し共同作業を行った。
44
1) 学校用務業務
45
2) 保育園運営業務
子育て支援課
推進
46
3) 指定管理者制度の活用
政策室
●
47
4) 撤去自転車等返還業務
管理課
●
学校教育課
△ 民間委託より再雇用職員・臨時職員の方が費用及び業務に対する柔軟性に優れているために、当面は、再雇用職員・臨時職員によって対応すること
●
にする。ただし、退職者の状況等を踏まえ、委託化についても検討することとする。
18年度は民営化に向けての検討を開始した。
19年度は代替地等の調整を行うなど、民営化に向け準備を進めた。
20年度は民営化ガイドラインを策定し、民営化事業者を公募し、事業者を決定した。
○ 21年度は第一保育園の仮園舎建設及び本園舎の解体を行った。また、決定した民間事業者と保育士同士の意見交換や保護者との引継懇談会を実
施した。
22年度は第一保育園民営化に向け新園舎に移転し、継続した合同保育を実施することで、23年4月からの民営化に向けて準備を進めた。
○ 22年度も引き続き12施設(内4施設:コミュニティ防災センター)で指定管理者制度を導入している。
18年度は放置自転車の撤去、保管、返還、処分の一連業務の委託化への方針を策定した。
○ 19年度から撤去自転車保管場所の管理及び保管場所での撤去自転車返還業務を委託し、撤去、保管、返還、処分の一連の業務委託が完了した。ま
た、日曜日の返還業務の対応を実施した。
管理課
●
19年度は矢野口駅に監視誘導員を配置した。
20年度は若葉台駅に監視誘導員を1人増員した。
○ 21年度はよみうりランド駅駐輪場の有料化に伴い、よみうりランド駅駐輪場の監視誘導員を3名から2名へ減員し、1名を若葉台駅に増員した。
22年度は矢野口駅北口駐輪場について、昼まで監視誘導時間を延長して実施した。
49
再任用職員、嘱託・臨時職員等の活用
市民課
1) 市民窓口・受付・案内等業務
●
○ 再雇用職員(19年度;1人 20年度;1人 21年度;2人 22年度;2人)、専務的非常勤職員(19年度;3人 20年度;3人 21年度;3人 22年度;4人)
50
2) 文化センター運営業務
文化センター課
●
図書館
消防総務課
●
○ 度;25人 21年度;30名 22年度;34名)
○ 再雇用職員(19年度;1人 20年度;1人 21年度;2人 22年度;2人)、専務的非常勤職員(19年度;3人 20年度;3人 21年度;3人 22年度;4人)
○ 再雇用職員(19年度;1人 20年度;1人 21年度;1人 22年度;1人)、専務的非常勤職員(20年度;1名 21年度;1名 22年度;1名)
48
5) 駅周辺放置自転車監視業務
②
51
52
3) 図書貸出等業務
4) 通信指令・防災等消防業務
(4)定員管理・執行体制の適正化
再任用職員(21年度;2人 22年度;5人)、再雇用職員(19年度;4人 20年度;3人 21年度;2人 22年度;2人)、専務的非常勤職員(19年度;21人 20年
●
20年度は定額給付金事業の実施決定に併せて、組織の変更を実施した。
21年度は「多7・4・5号線」「補助市道1号線」「坂浜・平尾区画整理地域外拡幅道路用地」について、緑と建設課内に用地係を設置する組織変更を
○ 行った。
22年度は組織の一部を改正し、23年度から新たな組織でスタートした。
職員数(19年度;468人 20年度;465人 21年度;442人 22年度;438人)
○ 職員一人あたり受持ち人口(19年度;172人 20年度;176人 21年度;188人 22年度;193人)
53
①
組織機構の見直し
政策室
●
54
②
職員数の適正化
人事課
●
55
③
事務従事職員及び職員派遣の適正化
人事課
●
○ 派遣実績 19年度、20年度:社会福祉協議会 1人 21年度、22年度:0名
56
④
目標管理制度の充実
人事課
●
○ 19年度は人事考課の配点を「稲城市職員人材育成基本方針」と整合性を図った形へ変更した。
57
58
59
⑤
⑥
⑦
⑧
職員提案制度の充実
市民満足度調査による職員意識の向上
人事課
民間企業の人材を採用
人材育成の充実
●
●
●
22年度も継続して目標管理制度の充実に努めた。
○ 提案件数(目標;100件 19年度;116件 20年度;112件 21年度;63件 22年度;103件)
○ 窓口アンケートを実施した。(調査件数18年度373件、20年度370件、21年度268件)
○ 新規職員採用時に民間経験者を採用(19年度:19人中11人,20年度:23人中10人,21年度:27名中17名,22年度:30名中18名)
18年度は目標管理を人事考課へ反映させるための段階的な検討のため、職員にアンケート調査を実施した。
政策室
政策室
60
1) 職員研修
人事課
●
19年度は市町村職員研修所の「政策課題研究」へ2人派遣、6人が庁内の政策課題研究を実施した。外部機関研修へ43人派遣した。
20年度は市町村職員研修所の「政策課題研究」へ2人派遣、6人が庁内の政策課題研究を実施した。外部機関研修へ34人派遣した。
○ 21年度は市町村職員研修所の「政策課題研究」へ3人派遣、6人が庁内の政策課題研究を実施した。外部機関研修へ34人派遣した。
22年度は市町村職員研修所の「政策課題研究」へ1人派遣。外部機関研修へ 38人派遣した。
61
2) 外部機関との人事交流
ア. 国や他自治体等への派遣
人事課
●
○ 22年度も継続して厚生労働省と人事交流(1人)を行った。
62
イ. 民間企業等の体験
人事課
●
19年度は新規採用研修の中で、ごみ収集業務委託先へ新規採用職員を10人派遣した。産業体験研修として入庁5年目職員10人を市内の果樹園や
青果店、そば店、牧場、農家等へ派遣した。
○ 20年度は新規採用研修の中で、ごみ収集業務委託先へ新規採用職員を6人派遣した。産業体験研修として採用後5年目の職員12名を対象に市内事
業所へのヒアリング調査を行い、問題点・課題点を検討した。
21年度は産業体験研修として採用後5年の職員10名を対象に実施した。
63
ウ. 専門機関等との交流
電子情報課・病
院管理課
●
○ た。
電子情報課;東京電子自治体共同運営協議会で共同利用処理を実施。22年度システム更新について、行政書士の代理申請機能の追加を実施し
病院管理課;三多摩島しょ公立病院間で研修、交流会を実施した。
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
18 19 20 21 22
推進状況
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
(5)給与等の適正化
64
①
給与水準の適正化
人事課
●
○ 給与構造改革の完全実施をした。
65
②
特殊勤務手当の適正化
人事課
●
○ 20年度、21年度、22年度は病院・消防署を除く全手当の見直しに向けて引き続き調整を行った。
●
○ 東京電子自治体共同運営協議会による電子調達・電子申請の運用。
図書館
●
○ 京王線沿線7市図書館連携を開始した(開始20年4月1日)。
学校教育課
●
○ 教育センター(六小)、教育センター(六中)、防災倉庫(小中8校)として余裕教室を活用している。
18年度、19年度は給与構造改革の見直しに合わせて、情報取得した。
(6)自治体間の連携と業務の共同処理
①
広域的業務処理の推進
66
1)
67
2) 図書情報の共有化
電算業務のシステム開発および機器の運用管理 電子情報課
18年度から都立図書館が運営する東京都公立図書館横断検索システムに参加した。
(7)施設運営の改善
学童クラブ(一小、二小、四小、六小、城山小)、ふれあいセンター(向陽台小、平尾小)、子供家庭支援センター(向陽台小)、文化財展示室(六小)、
68
①
学校余裕教室の活用
69
②
図書館の運営整備
図書館
●
70
③
公民館運営の改善
文化センター課
●
71
④
体育施設の活用
体育課
●
19年度、20年度、21年度、22年度に関しては従前以上の余裕教室は発生しなかったため、新たな活用が無かった。
平成21年度はiプラザ図書館を開館し、第四図書館について改修工事を行い分館の充実を図った。また、夏休み期間は開館時間を9時~18時までに
○ 延長した。
○ アンケート等により、事業内容の精査を実施した。
19年度利用者数44万2千人(総合体育館;20万9千人 総合グラウンド;1万6千人 テニス場;15万9千人 野球場;5万8千人)
20年度利用者数44万3千人(総合体育館;22万人 総合グラウンド;9千人 テニス場;16万1千人 野球場;5万3千人)
○ 21年度利用者数43万9千人(総合体育館;21万1千人 総合グラウンド;2万1千人 テニス場;16万3千人 野球場;4万4千人)
22年度利用者数44万7千人(総合体育館;20万9千人 総合グラウンド;2万人 テニス場;16万9千人 野球場;4万9千人)
4 市財政の健全化
(1) 支出の適正化
72
①
財政の弾力性
財政課
●
73
②
③
時間外勤務手当ての削減
契約手続きの適正化
人事課
●
74
75
1) 入札制度の充実
2) 電子入札制度の推進
市立病院の経営健全化のための目標
1) 病院職員数
2) 入院病床稼働率
(2) 受益と負担の公平性の維持
①
市税収入の確保
目標;経常収支比率85.0%以下 公債比率10.0%以下
18年度経常収支比率84.9% 公債費比率7.3%
19年度経常収支比率87.7% 公債費比率7.3%
○ 20年度経常収支比率88.5% 公債費比率7.1%
21年度経常収支比率85.7% 公債費比率6.6%
(22年度経常収支比率、公債費比率については算定中)
○ 時間外勤務手当(18年度;38,665時間 19年度;30,482時間 20年度;38,783時間 21年度:39,354時間 22年度:32,096時間)
契約管財課
●
19年度は新たな工事成績評定制度に基づき運用を開始した。
20年度は一般競争入札の範囲拡大、円滑な執行を確保するために、契約事務規則の改正を実施した。
○ 21年度は総合評価落札方式の導入検討を行い、22年度施行に向け要綱等の整備を行った。
22年度は試行で総合評価落札方式を導入。5件実施。
契約管財課
●
○ 電子入札制度の実施。(19年度;51件 20年度;109件 21年度;205件 22年度;262件)
病院管理課
病院管理課
●
●
○ 定数:311 職員数(18年度:294人 19年度;281人 20年度;256人 21年度;263人 22年度;277人)
△ 入院病床稼働率(目標;90.0%以上 19年度;83.7% 20年度81.7% 21年度;85.4% 22年度;83.8%)
納税課
●
○ 徴収率(目標;95.0%以上 19年度;96.5% 20年度;96.4% 21年度;95.7% 22年度;95.5%)
④
76
77
78
79
②
未収金対策の強化
納税課・保険年
金課・高齢福祉
課・子育て支援
課・学校給食共 ●
同調理場・病院
医事課・水道課・
下水道課
80
81
③
④
保育料金の見直し
使用料・手数料の適正化
子育て支援課
政策室
(主な対策)
21年当初納税通知分からコンビニ収納について運用開始。
口座振替への切替えを促進した。
少額訴訟制度を利用し、滞納整理を実施した。
○ 広報紙、パンフレットに掲載した。また、窓口説明を通してPRを実施した。
督促書類を配布、納付指導、訪問徴収等の滞納整理を実施した。
納付環境の拡大やPR方法について検討した。納税キャンペーンを実施した。
介護保険被保険者全員に保険料についてのパンフレットを送付した。
検討
●
○ 所得税額の改正に伴い平成20年度の保育料のD階層区分(所得税額の範囲)を変更した。
○ 財政課にて使用料及び手数料について、原価計算書に基づいて見直しの検討を行った。
第三次行政改革大綱及び実施計画の推進状況 №
大 中 小 細
項 項 項 項
目 目 目 目
項目名
主たる担当課
企画政策課作成 スケジュール年度
●:実施
18 19 20 21 22
推進状況
○:完了又は計画通り進んでいる △:計画より遅れている ×:凍結又は廃止
20年度は全補助金(112件)の見直しを実施した。
82
⑤
補助金の適正化と制度の有効活用
政策室
○ 21年度は全負担金事業(199件)の見直しを実施し、3負担金事業について廃止、3負担金事業について廃止検討とした。
●
22年度は負担金見直しを実施した中での3負担金事業について廃止。また、事業仕分けを実施した1交付金事業が廃止となった。
⑥
税外収入の確保
19年度はバナー広告以外に市内観光マップの広告を募集した。
83
1) 広告収入等の検討
政策室
○ 20年度はごみ・リサイクルカレンダーへの広告掲載を実施した。
検討
21年度は「いなぎ市の手引き」発行に当たって、広告掲載事業者を募集した。また、市民課にて広告付き窓口封筒を作成した。
84
2) 未利用財産の売却・貸付等の促進
契約管財課
検討
●
○ 市有地の売り払い(19年度;3件 20年度;7件 21年度;11件 22年度;6件) 普通財産の貸付(19年度;4件 20年度;5件 21年度;5件 22年度;3件)
第三次行政改革大綱の主な財源効果
【歳入】
事
業
単位;千円
名
18 年度からの
累計増収額
NO84 未利用財産の売
278,623
内訳
却・貸付等の促進
22 年度
増収額
増
収
根
拠
14,697 ●市有地の売り払い
・22 年度; 6 件
18 年度 17,652
●普通財産の貸付
19 年度 21,021
・22 年度; 3 件
20 年度 52,850
21 年度 172,403
22 年度 14,697
歳入合計
278,623
【内訳】18 年度;17,652 19 年度; 21,021
14,697
20 年度;52,850 21 年度;172,403
22 年度;14,697
【歳出】
事
NO54
業
名
18 年度からの
累計節減額
512,548
職員数の適正化
22 年度
節減額
142,876
節
減
根
拠
*17 年度の職員数、再任用職員数、嘱託職員数を基準
内訳
に算定しています。
18 年度 43,778
*人数は各年度 4 月 1 日を基準日とする。
19 年度 37,520
●職員数
20 年度 52,004
・438 人-476 人=△38 人
21 年度 236,370
●再任用職員数(但し、22 年度から短時間再任用)
22 年度 142,876
・8 人-2 人=6 人
●嘱託職員数(専務的非常勤職員・再雇用職員等)
・154 人-88 人=66 人
NO73 時間外勤務手当
ての削減
内訳
80,206
18,272
*17 年度実績を基準とする。
●17 年度実績-22 年度実績=18,272 千円
18 年度 17,901
19 年度 29,647
20 年度 12,476
21 年度
1,910
22 年度 18,272
9,716
NO82 補助金の適正化
内訳
と制度の有効活用
歳出合計
財源効果(累計)
465 *22 年度に見直しを行った負担金について節減額を算
出しています。
18 年度 6,075
・東京都公民館連絡協議会負担金
19 年度 2,422
・東京都公民館研究大会参加負担金(委員)
20 年度
696
・東京都公民館研究大会参加負担金(職員)
21 年度
58
22 年度
465
602,470
881,093 千円
・稲城市循環型社会推進事業交付金
【内訳】18 年度;67,754 19 年度; 69,589
161,613
20 年度;65,176 21 年度;238,338
22 年度;161,613
(22 年度)
7
176,310 千円