教育学研究科 - 佛教大学 通信教育課程

教育学研究科
教育学や臨床心理学における
「不易」
と
「流行」
を追求し、
理論と実践を融合できる高度専門職業人の養成につとめます。
生涯教育専攻
教育学研究科長
通 学 課 程
修士課程/博士後期課程
通信教育課程
修士課程
学校教育と社会教育に関する高度な教育・研究を展開。
現職教員を含む社会人のニーズにも応えています。
篠原正典
P O I N T
大学院教育学研究科は、
これまで全国各地から多くの学生を集
〈生涯教育専攻〉の通学課程では、学校教育と社会教育の分野において、人間の生涯に
め、研究者はもとより、優秀な教員や臨床心理士を数多く輩出して
きました。本研究科から巣立った皆さんは、
「実践力に富んだ心やさ
しい先生」、
「クライアントの気持ちにより添えるカウンセラー」
とし
て高い評価を受けていることも衆目の一致するところです。
多様な経歴の入学者を受け入れ、
多岐にわたる領域において
懇切丁寧な研究指導を展開
わたる展望をもって創造的に活躍できる研究者および高度専門職業人の育成をめざし
ています。通信教育課程では生涯教育の課題や教育の人間学的歴史的考察、教育観の
変遷をはじめ、教育制度学、教育方法学、教育心理学、特別支援教育、社会教育、法教育、
人権教育などの科目も開講しています。
また、現職教員のニーズに対応するため、教科
教育に関連した科目を開講していることも特色です。
この良き伝統を発展的に継承していくためには、子どもやクライ
アントがどのような考えをもち、何を望んでいるかを敏感に感じ取
り、現代に必要な教育や支援とは何かという大きな問いに対して真
摯に取り組むことのできる高度な専門職業人の養成が急務です。
ま
臨床心理学専攻
通 学 課 程
修士課程/博士後期課程
通信教育課程
修士課程
た同時に、社会がいかに変化しようとも「普遍的な」教育学や臨床心
理学のもつ意味を研究することのできる研究者の育成も重要で
す。前者を学問の「流行」
というならば、後者はその「不易」の側面と
いえるでしょう。
「臨床心理士」養成に関する第1種指定大学院。
心の専門家に求められる高度な能力を育成します。
教育学研究科のカリキュラムは、
この両者を視野に入れながら高
P O I N T
度専門職業人にとって必要な科目群によって構成されており、ま
た、それを教授する側も熱意と強い使命感をもって指導にあたって
います。
教育学や臨床心理学は人間が相手であり、人間を見つめるところ
からその研究は始まります。大学院で学ぼうとする皆さんは、
これま
でも大学や職場、家庭において人間同士の関係づくりがいかに重
〈臨床心理学専攻〉のカリキュラムは、心の病の改善と心の健康生活に寄与しようとする
心理、教育、医学、福祉の
幅広い分野で活躍できる
教育訓練プログラムを提供
要かといった経験を重ねて来られていることでしょう。
教育学研究科では、そうした皆さんの問題意識を大切にしなが
ら、現代的課題に沿った理論と実践を融合できる教員や臨床心理士
の養成を使命としたいと考えています。
資格教員含む)
に加え、本学所属の臨床心理学研究センターにおける臨床心理士有資
格専門スタッフが助言・指導を行います。
また、心の専門家である
「臨床心理士」の資格
取得のための受験資格が本専攻の修了により付与されるようになっています。博士後期
課程では研究者養成を目的とした教育も行われています。
修了までのイメージ(参考)
通 学 課 程
臨床心理学科卒・
他大学心理学科卒の方
など
通信教育課程
教育・医療・福祉現場等の
社会人経験者の方
など
12
臨床心理学に基づき構成されています。専任指導教員(臨床心理士有資格教員、医師有
通学課程(2年間)
専門試験:臨床心理学に広く関係する視点からの外国語(英
語)
と臨床心理学に関する専門筆記試験
面接試験:面接試験
通信教育課程(3年間)
通信教育課程への展開は、本邦では初めての試みとして、文
部科学省をはじめ、さまざまな関係機関の協力と助言を得
て、2003年度に開設しました。
・第1種指定大学院として、
3年間の履修期間を経て、本修士
課程を修了した者は、直近に実施される臨床心理士資格審
査試験を受験することができる。
・専門試験:臨床心理学に関する専門(英語を含む)
筆記試験
面接試験:専門試験の選考で合格された方を対象に実施し
ます。
2年以上学修 → 修了
臨床心理士審査の
受験資格取得
博士後期課程進学の道
教育現場の心理職
医療現場の心理職
福祉現場の心理職
司法現場の心理職
3 年以上学修 → 修了
産業現場の心理職
臨床心理士審査の
受験資格取得
現在の職場においての心理職
13
教育学研究科
開講科目
教育理念・目的
通信教育課程
通 学 課 程
生涯教育専攻
臨床心理学専攻
修士課程
修士課程
生涯教育専攻
臨床心理学専攻
生涯教育専攻
■人材養成の目的
■人材養成の目的
修士課程
修士課程
修士課程
①教育学に関する高度な専門的知識、能力を持ち、人間の生に寄り添って支援し
①高度専門職業人としての「臨床心理士」
を養成する
科目区分
ようとする高度専門職業人を養成する
②教育学に関する創造性豊かな優れた研究者・教育者となるための基礎的能力を
③教育学に関する高度な知識と技能を持って、地域社会を支える高度で知的な素
養のある人間性豊かな人材を養成する
②教育学に関する高度な知識を備えて、研究者や教育者を目指す人
の高度な専門職業人を目指す人
④幼稚園・小学・中学・高校の教員などの職業人で、
さらに知識や能力を高めたい
⑤生涯学習として、教育学を研究し、その知識や能力を知識基盤社会で役立てた
いと考える人
博士後期課程
■人材養成の目的
①教育学に関する高度な専門的知識を持ち、創造性豊かな優れた研究能力を持
①教育学に関して、高度な専門的知識を持ち、創造性豊かな優れた研究能力を持
■求める人材像(①②のいずれかに該当する人)
①「臨床心理士」
として教育、医療、福祉、その他の領域で働く高度専門職業人を
科目区分
科目名
履修
方法
単位数
2
臨床心理学特論 1 T・S 2
臨床心理学特論 2
2
教育人間学特殊研究 2
T 2
臨床心理学特論 2 T・S 2
臨床心理面接特論 1
2
仏教教育学特殊研究 1
T 2
臨床心理面接特論 1 T・S 2
2
臨床心理面接特論 2
2
仏教教育学特殊研究 2
T 2
臨床心理面接特論 2 T・S 2
生涯教育制度学特殊研究 2
2
臨床心理査定演習 1
2
比較教育学特殊研究 1
T 2
臨床心理査定演習 1
S
2
生涯教育方法学特殊研究 1
2
生涯教育方法学特殊研究 2
2
臨床心理査定演習 2
2
比較教育学特殊研究 2
T 2
臨床心理査定演習 2
S
2
生涯教育原論演習 1
2
臨床心理査定演習 3
2
教育制度学特殊研究 1
T 2
臨床心理査定演習 3
S
2
生涯教育原論演習 2
2
臨床心理査定演習 4
2
教育制度学特殊研究 2
T 2
臨床心理査定演習 4
S
2
生涯教育心理学演習 1
2
博士後期課程
臨床心理基礎実習 1
教育方法学特殊研究 1
T 2
臨床心理基礎実習 1
S
生涯教育心理学演習 2
2
1
1
■人材養成の目的
生涯教育制度学演習 1
2
臨床心理基礎実習 2
1
教育方法学特殊研究 2
T 2
臨床心理基礎実習 2
S
1
生涯教育制度学演習 2
2
臨床心理基礎実習 3
1
教育人間学演習
S
2
臨床心理基礎実習 3
S
1
生涯教育方法学演習 1
2
臨床心理基礎実習 4
1
仏教教育学演習
S
2
臨床心理基礎実習 4
S
1
生涯教育方法学演習 2
2
臨床心理実習 1
1
比較教育学演習
S
2
臨床心理実習 1
E
1
教育制度学演習
S
2
臨床心理実習 2
E
1
教育方法学演習
S
2
臨床心理実習 3
S
1
臨床心理学研究指導演習
G
2
心理学研究法特論
T
2
めの専門領域における基礎的能力を持つ人材を養成する
③臨床心理学、心理臨床学に関する高度な知識と技能を活用しながら、地域社会
を支える、
高度で知的な素養のある人間性豊かな人材を養成する
目指す人
②臨床心理学、心理臨床学の高度な知識や能力を備えて、博士課程に進学し、研
究者や教育者を目指す人
①臨床心理学、心理臨床学に関する高度な専門的知識を持ち、創造性豊かな優れ
た研究能力を持つ研究者を養成する
②臨床心理学、心理臨床学に関して、確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた教
育者
(大学教員等)
を養成する
■求める人材像(①②のいずれかに該当する人)
①臨床心理学、心理臨床学に関して、高度な専門的知識を持ち、創造性豊かな優
れた研究能力を持つ研究者を目指す人
②臨床心理学、心理臨床学に関して、確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた教
育者
(大学教員等)
を目指す人
※大学院の教育研究上の目的と3ポリシー
(ディプロマ・カリキュラム・アドミッション)
は
ホームページを参照してください
つ研究者を目指す人
2
臨床心理実習 2
1
教育哲学特殊研究 2
2
臨床心理実習 3
1
教育史特殊研究 1
2
臨床心理学研究指導演習 1 1
生涯教育特別演習
G 2
教育史特殊研究 2
2
教育心理学特殊研究 1
2
臨床心理学研究指導演習 2 1
教育史特殊研究
T 2
教育心理学特殊研究
T 2
臨床心理学研究法特論
T
2
障害児心理学特殊研究
T 2
生涯発達心理学特論 1
T
2
生涯発達心理学特論 2
T
2
認知心理学特論
T
2
犯罪心理学特論 1 T
2
犯罪心理学特論 2 T
2
家族臨床心理学特論 1
T
2
家族臨床心理学特論 2
T
2
精神医学特論 1
T
2
精神医学特論 2
T
2
障害心理学特論
T
2
2
学校教育特殊研究 1
2
臨床心理学研究指導演習 4 1
学校教育特殊研究 2
2
心理学研究法特論
2
児童教育特殊研究
T 2
社会教育特殊研究 1
2
社会教育特殊研究 2
2
臨床心理学研究法特論
2
成人教育特殊研究
T 2
児童教育特殊研究 1
2
心理統計法特論
2
児童教育特殊研究 2
2
認知心理学特論
2
図書館学特殊研究 1
2
図書館学特殊研究 2
2
成人教育特殊研究 1
2
成人教育特殊研究 2
2
高齢者教育特殊研究 1
2
高齢者教育特殊研究 2
2
健康教育特殊研究 1
2
健康教育特殊研究 2
2
文学教育特殊研究 1
2
文学教育特殊研究 2
2
環境教育特殊研究 1
2
環境教育特殊研究 2
2
法教育特殊研究 1
B
生涯発達心理学特論 1 2
生涯発達心理学特論 2 2
【修了要件】
・2年以上在学し、所定の30単位以上を修得し、修士論
文を提出して、その審査に合格すること。
【履修方法】
・専攻科目から必修科目「生涯教育特別演習」1科目2
単位、特殊研究8科目16単位以上、演習科目3科目6
単位以上(「生涯教育特別演習」
を除く)、合計30単位
以上を修得すること。
・他の研究科・専攻の授業科目の単位を修得した場合
は、本専攻の関連科目の単位として算入することがで
きる。
B
C
2
犯罪心理学特論 1
2
犯罪心理学特論 2
2
人間関係学特論
2
学校臨床心理学特論 1 T
2
障害心理学特論
2
学校臨床心理学特論 2 S
2
精神医学特論
2
投映法特論
T
2
精神薬理学特論
2
心理療法特論 1
S
2
2
学校臨床心理学特論 1 2
心理療法特論 2
S
2
法教育特殊研究 2
2
学校臨床心理学特論 2 2
心理学特別演習 1
S
2
国語科教育特殊研究
2
投映法特論
2
心理学特別演習 2
S
2
算数・数学科教育特殊研究
2
理科教育特殊研究
2
心理療法特論 1
2
社会科教育特殊研究
2
心理療法特論 2
2
特別支援教育特殊研究
2
心理学特別演習 1
2
人権教育特殊研究 1
2
心理学特別演習 2
2
人権教育特殊研究 2
2
消費者教育特殊研究 1
2
心理学特別演習 3
2
消費者教育特殊研究 2
2
C
群
E
【修了要件】
・2年以上在学し、所定の30単位以上を修得し、修士論
文を提出して、その審査に合格すること。
【履修方法】
・専攻科目より必修14科目を含んで20単位以上、関連
科目はA∼Eの各群からそれぞれ2単位以上、計10単
位以上、
合計30単位以上修得すること。
・第1学年の履修登録上限単位数は、
28単位とする。
単位数
演習
2
生涯教育方法学特殊研究
2
生涯教育制度学特殊研究
2
生涯教育人間学演習
2
専攻科目
特殊研究
科目名
生涯教育人間学特殊研究
科目名
単位数
臨床心理学研究指導演習Ⅰ
1
臨床心理学研究指導演習 Ⅱ
1
臨床心理学研究指導演習 Ⅲ
1
臨床心理学研究指導演習 Ⅳ
1
1
1
生涯教育方法学演習 1
2
臨床心理学研究指導演習 Ⅴ
生涯教育方法学演習 2
2
臨床心理学研究指導演習 Ⅵ
生涯教育制度学演習
2
【修了要件】
・3年以上在学し、
所定の6単位以上を修得し、
博士論文
を提出し、
その審査に合格すること。
【履修方法】
・特殊研究は3領域にわたり3科目6単位以
上、
演習は1領域について4単位以上、
合計10単位以上
を登録履修すること。
※所定の単位を修得したのち、
学位論文を提出し、
最終
試験に合格すると博士の学位が得られます。
E
【修了要件】
・3年以上在学し、所定の30単位以上を修得し、修士論
文を提出して、その審査に合格すること。
【履修方法】
・専攻科目は、必修科目11科目18単位を履修するこ
と。
・関連科目は、A∼Eの各群からそれぞれ2単位以上、計
10単位以上を選択履修すること。
・合計30単位以上を修得すること。
T=テキスト履修
S=スクーリング履修
T・S=テキスト・スクーリング履修
E=実習
G=修士論文・課題研究
※くわしくはP.3を参照してください。
博士後期課程
科目区分
博士後期課程
D
群
群
関連科目
D
群
家族臨床心理学特論
【修了要件】
・2年以上在学し、
所定の30単位以上を修得し、
修士論
文を提出して、
その審査に合格すること。
【履修方法】
・専攻科目から特殊研究4科目8単位以上、
演習6科目12単位以上、
研究指導4科目4単位、
関連
科目から4科目8単位以上、
合計32単位を登録履修す
ること。
・修士論文を提出して、
その審査に合格すること。
・
「生涯教育研究指導」
を除き、
重複履修しても、
修了要
件の単位に算入できない。
・第1学年の履修登録上限単位数は、
年間24単位とする。
科目区分
A
A
群
教育心理学特殊研究 2
臨床心理学研究指導演習 3 1
群
関連科目
1
教育哲学特殊研究 1
関連科目
等)
を目指す人
臨床心理学特論 1
生涯教育研究指導
群
②教育学に関して、確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた教育者(大学教員
14
単位数
T 2
群
■求める人材像
(①②のいずれかに該当する人)
生涯教育制度学特殊研究 1
履修
方法
群
等)
を養成する
2
修士課程
科目名
群
②教育学に関して、確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた教育者(大学教員
2
生涯教育心理学特殊研究 2
科目区分
関連科目
つ研究者を養成する
2
生涯教育心理学特殊研究 1
単位数
専攻科目
︵演習︶
人
生涯教育原論特殊研究 2
科目名
教育人間学特殊研究 1
専攻科目
③教育学に関する高度な知識を活用して、幼稚園・小学・中学・高校教員、その他
2
科目区分
専攻科目
①教育学に関する専門的知識・能力を高めたい人
生涯教育原論特殊研究 1
専攻科目
■求める人材像
(①∼⑤のいずれかに該当する人)
単位数
専攻科目
︵特殊研究︶
持つ人材を養成する
②臨床心理学、心理臨床学に関する創造性豊かな優れた研究者・教育者となるた
科目名
臨床心理学専攻
【修了要件】
・3年以上在学し、所定の6単位以上を修得し、博士論
文を提出し、その審査に合格すること。
【履修方法】
・
「臨床心理学研究指導演習Ⅰ∼Ⅵ」6科目6単位を修得
すること。
15
教育学研究科
教員一覧
研究テーマ・論文題目
(修士・博士)※これまでの修了者のものより抜粋しています。
※2016年度
氏 名
専門分野
研究課題
・地域の教育資源を活用した高等学校教育の取組−総合学科高校の取組から−
・教育の関係構造についての考察−協働・協存体の成立に着目して−
ユーモア的構造テクスト
(落語など)教材としての価値、
学校教育における
「ユーモア能力」
の育成について、
・生涯学習社会において公民館が果たす役割について
・訪問介護員のための教育支援−職業的能力向上と継続のための生涯学習−
認知的なズレを視点とした文学教育の展開
・数学の授業における先行学習の効果−定時制高校における事例−
・小学校の英語教育における中日比較研究
人間の生とライフサイクルの全体を見渡した教育学、
日本の伝統に立脚した教育哲学の構築、
・小4
「大和川学習」
の単元の開発−実践の歴史的変遷の整理に基づいて−
・大学全入時代における進路多様校生徒の進路形成とその意識に関する実証的研究
実践知・臨床の知に焦点づけた教育学
・教員の資質を高めるための、
MI理論を取り入れた授業方法と実践
−なぜ、
4年制大学に進学しないのか−
近代教育学の仏教的脱構築、
浄土教の教育哲学−法然と親鸞を中心に−、
・中国の医食同源と日本の食育について
・情報モラル教育はネットいじめに効果的か
人間形成における言語と文化の人間学的意味
・生徒の自己指導能力を高める運動部活動の指導方法に関する考察
・人間関係構築におけるケアリングの研究−関係性における相互作用の様態−
−A中学における指導実践の検証から−
・初年次における看護学生の汎用力育成方法の検討
生涯教育専攻
青砥 弘幸
大西 正倫
川村 覚昭
後藤 直
学校教育学(国語科教育学)、
ユーモア学
教育人間学、
幼児教育学
教育哲学、
教育人間学
人権・同和教育、地域教育、
まちづくり
大学を拠点とした地域教育、
まちづくりとしての教育の検証、
被差別部落におけるまちづくりの新展開に関する研究
小林 隆
学校教育学(社会科教育学) 篠原 正典
教育工学、
教育方法学 髙橋 司
保育内容、児童文化
幼児の社会認識、
保育行事に関する研究、児童文化財の創作と開発
高見 仁志
学校教育学(音楽科教育)、
教師教育
音楽科における教師の力量形成、学級づくり・授業づくりと教師力
西岡 正子
生涯学習論、
成人教育学、
キャリア教育
e-learningを活用した生涯学習の開発、
キャリア形成に影響を与える社会・文化的要因の研究
二澤 善紀
数学教育学
橋本 憲尚
教育心理学 児童の学習行動に及ぼすメタ認知の影響、幼児の自己制御力と家庭・園における対話の質
原 清治
教育社会学、
教員養成
いじめや学力低下など、
学校で起こるさまざまな問題の発生メカニズムについての研究
平田 豊誠
学校教育学(理科教育学)
科学的思考力の育成と評価に関する研究、科学用語・科学概念の認識と理科授業法に関する研究、理科授業教材開発研究
堀家 由妃代
特別支援教育
国内外の特別ニーズ教育に関する研究、
マイノリティの教育課題に関する臨床社会学的研究
松戸 宏予
図書館情報学、
学校図書館
大学図書館における特別な支援の在り方、
学校図書館における特別な支援の在り方
山口 孝治
学校教育学(体育科教育学)、
教育実践学
社会科における構成主義的授業モデルの開発
ICT(情報コミュニケーション技術)
の活用を含めた効果的で柔軟な教育方法
・児童の力を伸ばす国語科授業の在り方を考察する
∼
「ことば」
を育む国語授業を目指して∼
・幼児期の言語生活にみられる子どもと養育者の聞く力についての研究
−野地潤家著『幼児期の言語生活の実態』の分析を通して−
・小学校体育授業における教師の実践的思考様式の検討
−自己評価指標を用いた意識調査結果を基に−
・ポートフォリオを用いた学習に関する一研究
−看護職の現任教育への活用に向けて−
・現代に求められる看護教育
∼看護学生の臨地実習における受け持ち患者との関係の実態から∼
−授業中の教師の視線の動向を手がかりにして−
関数概念の認識に関する研究、
小中高連携を意識した算数・数学の授業研究、
数学の体系的理解を取り入れた数学的モデリング教材と授業研究
優れた体育授業を創造する教師の知識・実践的思考様式の研究、
小学校体育科・中学校保健体育科の教材開発
吉川 明守
特別支援教育
障害児やその保護者のQOLの向上に関する研究、
開発途上国に対する特別支援教育における支援プログラムの開発
渡邉 照美
障害者心理学、
生涯発達心理学 身近な他者を死別で喪失した後の成長・発達、病気の子どもと家族の支援
臨床心理学専攻
・子育て相談における母親の性格傾向と子の認知の関連について
・薬物使用者の心理的特性とその支援について−特にアルコール依存者を中心として−
・不登校経験者の職業アイデンティティ形成過程に関する研究
−SSTとトークンエコノミーを用いて−
・青年期における現在と理想の家族イメージから家族を考える
∼家族イメージ法と幼少期の絵本の読み聞かせ体験を手がかりとして∼
・中年期以降にキャリアチェンジをした臨床心理士のアイデンティティ再構築過程について
・バウムテストの根の一研究−根と愛着の関連について−
・自閉症スペクトラム児をもつ母親の心理的経験−乳幼児期から就学前後まで
・大学生における対人恐怖心性と親とのコミュニケーションの関連について
・大学生の授業出席と欠席に至るプロセスとその要因についての質的研究
・社会不安によって生じる安全確保行動に関する研究
・青年期の自己愛と自己対象体験との関連
・青年期における同一性地位とストレスコーピング及びレジリエンスの関連
・親のジェンダータイプが子どもに及ぼす影響
・収支表によるギャンブル行動低減効果の検討
家族機能および子どもの
「なりたい親」
の観点から
臨床心理学専攻
・擬似体験がもつ発達障害理解と支援への効果
−書きにくさ体験からの学習障害理解−
荒井 真太郎
臨床心理学 心理療法に関する研究、
家族イメージと自己イメージ
・心理臨床における粘土表現の体験的基礎としての
「粘土性」
の検討
石岡 千寛
小児医学、
小児保健、小児発達
種々の生活環境
(家庭・保育園・幼稚園・小中学校・病院)
での健常児・障害児の研究
・主観的感覚から考察する
「傷ついたこころ」
箱庭療法に関する研究、
心理臨床の研究法に関する研究
・ストレスと攻撃性の抑制について−性格特性との関連−
・大学生における両親との関わりによる自己受容の変化
・箱庭制作者の主観的体験に対して多元的方法を用いた質的研究
石原 宏
臨床心理学、
箱庭療法
近藤 日出夫
犯罪心理学、
非行臨床心理学
殺人等の凶悪犯罪に関する研究、
犯罪者・非行少年の心理査定に関する研究、
犯罪被害に関する研究
・小学校の授業場面における教師および子どもの行動分析
鈴木 康広
ユング心理学、
箱庭療法、精神医学
夢分析、
箱庭療法、描画療法と自己実現。
病態水準による見立てと精神力動的理解
・居場所がもつ二面性に関する研究−
『居心地』の観点からみた居場所−
中道 泰子
臨床心理学、
箱庭療法
心理臨床における
「関係性」
の研究、箱庭療法の研究
・小学生男児における学校生活での問題行動に対する行動変容
心理療法としての内観研究、
嗜癖問題
(アルコール・ギャンブル・ネット依存や摂食障害など)、
・主体の身体への関わり方に関する心理臨床学的研究
・思春期から中年期にかけての痩身願望に関する横断的研究
−
“母親になること”
が痩身願望に与える心理的影響について−
−M-GTAによる促進機能に関する理論生成と単一事例質的研究による系列的
理解を中心に−
真栄城 輝明
心理臨床学、内観療法学
牧 剛史
臨床心理学
学校臨床の実践に関する研究、
夢への内在的アプローチに関する研究
・境界性人格障害と自我構造−
「枠のない境界例」
と
「枠のある境界例」
−
松瀬 喜治
心理臨床学、心理アセスメント、
アートセラピー
描画・ロールシャッハ・テストの援助的活用、
絵本に学ぶ臨床心理学序説、宗教(仏教)
と心理臨床学
・カウンセリングにおける宗教性−アニミズム的汎神論的宗教性とトポス−
・子どもおよび育児に対する母親の否定的感情と肯定的感情の揺れについて
・Squ
i
gg
l
eにおけるイメージコミュニケーションプロセスの分析
・社員研修における集中内観が職場の対人認知に及ぼす変化
・青年における思春期イニシエーション体験の意義について
・新版K式発達検査を通して、
発達障害成人のアセスメントを考える
宮下 照子
免田 賢
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生涯教育専攻
行動療法の視点、学校等への支援としての行動
分析のアプローチ、顔刺激の認知
行動療法、臨床心理学教育
家族問題
(DV被害者・加害者の回復)
行動療法の科学性を明確にし、
特に学校、
幼稚園の現場での行動分析法の工夫を研究する
子どもの行動療法、
ペアレント・トレーニング
−思春期・青年期における身体感覚への意味づけプロセスという視点から−
・ひきこもり状態からの
「回復」
に関する一考察
∼ひきこもっている状態から
「一歩」
を踏み出した人の
「今」
から考える∼
・学童保育における挨拶行動への行動的介入
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