国際キワニス 規約 2010 年 6 月 25 日代議員会議により修正及び適用 第 1 章 名称及び名称と標章の使用 第 1 条 本団体は、「国際キワニス」と称する。 第 2 条 「Kiwanis(キワニス)」という単語、国際キワニスの名称、標章及び徽章は、 国際キワニスから書面による承認がなければ、個人又は団体も、商号又は商標として 使用してはならない。また、国際役員会による承認を受けた目的以外には使用しては ならない。 第 2 章 目的 第 1 条 国際キワニスの目的は、次の各号の通りとする 人生の物質的な価値より、むしろ人道的、精神的価値を重く見ること。 全ての人間関係において、黄金律に従う日常生活を奨励すること。(黄金律: 他人 からして欲しいと望むことを、人々にもその通りにせよ。) 社会生活、実業界、専門職域に、より高度な水準を採択し、適用するように推進す ること。 規範及び模範によって、より一層知的、進取的、奉仕的な市民性を開発すること。 キワニスクラブを通じて、恒久的な友情を形成し、愛他的奉仕を実行し、より良き 地域社会を建設するための実際的な手段を提供すること。 公正、正義、愛国心および善意を増進させることが出来る健全な世論と、高い理想 主義を創造し、維持するように協力すること。 第 3 章 権力 第 1 条 国際キワニスの権限は、次の各号の通りとする a. 国際キワニスとその支援する組織またはプログラムの事業、資産及び資金の指揮、 運営、監督及び管理をする。 b. クラブ、地区、フェデレーション及びその他のクラブ又はディビジョンのグルー プの設立、監督及び管理をする。(7/88) 1 第 4 章 国際キワニス・クラブのメンバーシップ 第1条 国際キワニスは、国際役員会により承認され、かつ、本規約で定めるところに より認証されたキワニスクラブで構成する。(7/88) 第 2 条 いかなるクラブも、その正会員、特権会員、シニア会員の 4 分の 3(3/4)以上 の賛成による決議を以って国際キワニスから脱会することが出来る。その場合、当該 クラブは国際キワニスに対し、全ての財政上の債務の履行、及びその他の責務を完遂 し、また、その所属する地区への全年会費を納入しなければならない。法人化してい る組織は、正式に解散を完了させなければならない。当該決議は、当該クラブの事務 局長により証明され、国際キワニスに通知されなければならない。この脱会手続きは、 国際役員会に受理されて初めて有効になるものとする。国際役員会は、当該クラブの 書面による申請を以って、そのクラブを国際キワニスに再入会させることが出来る。 (6/89) 第 3 条 国際キワニス規約、クラブ標準規約、又は地区標準規約の規定に関わらず、国 際役員会はキワニスに所属するクラブに、国際キワニスの目的と一致する新会員形態 の創設を認めることができる。当該形態は代議員会議の承認なしに 5 年以内の期間存 続できる。 国際キワニス専務理事は、当役員会が執行又は承認した行為を記述した年 次報告書を代議員会議に対して作成し、該当する活動の有効性評価を行うこととする。 (7/07) 第 5 章 クラブの設立及び認証 第 1 条 キワニスクラブは、クラブ設立に相応しい条件を満たし、かつ、本規約で定め られているような地域社会に設立するものとする。 第 2 条 クラブは、国際キワニスが定めるクラブ会員資格の基準を満たし、当該クラブ の安定した将来性を保証する会員増加の可能性を有する地域社会に設立され、認証さ れるものとする。(7/05) 第 3 条 設立認証は、全ての要件を満たし、義務を果たすことが出来る見込みのあるク ラブに下りるものとする。当該クラブはこの設立認証受領を以って、採択されている、 又は今後改定される国際キワニス規約に従うことに同意するものとする。(7/88) 第 4 条 設立候補クラブの設立と認証に必要な最尐会員数は、国際役員会により決定さ れるが、正会員が 15 人未満であってはならない。(6/97) 2 第5条 a. クラブの設立に関する申請は、国際役員会により決定された標準申請書で行うも のとする。申請書は当該設立予定クラブの正会員候補 10 名により正しく署名され、 当該申請書は、当該設立候補クラブが属する地区の地区ガバナーにより承認又は却 下される。 地区ガバナーにより申請が却下された場合、却下理由は公表されなけ ればならない。地区ガバナーは、申請を直ちに国際キワニス専務理事に転送するも のとする。(7/98) b. 申請及び申請却下の理由の審査後、国際役員会は新クラブの設立の可否について 決定するものとする。(1/85) 第 6 条 国際役員会により新クラブの申請が承認された場合、当該役員会は、公認代表 者を通し、地区ガバナーと共同で、当該クラブの設立手続き完了に向けて指導するも のとする。(6/89) 第 7 条 各新キワニスクラブは、認証状を受け取る前に、国際役員会により定められた 新設会費を国際キワニスに支払うものとする。これは、年会費、公式刊行物費、及び 損害賠償保険費を超えないこととする。(7/07) 第 8 条 公認代表者の指導によるクラブの設立手続き完了及び国際役員会の承認時には、 当該クラブに国際キワニスから国際キワニス会長及び専務理事の署名入り認証状が発 行される。設立にあたっては、当該クラブは次の各号に従わなければならない。(7/98) a. クラブ標準規約を採用するものとし、これは国際役員会から承認がある場合のみ 修正できる。(6/89) b. 国際役員会により定められた必要設立会員数を満たす正会員数を確保し、維持す る。(6/89) c. クラブ規約に従い、役員を選出し、委員会を設け、クラブの設立手続きを完了す る。 d. 国際キワニス専務理事に、公認代表者が役員、委員会、会員をその責務に関し指 導したということを証明する。(7/98) 3 e. 該当する地区規約に従う。(7/05) f. 国際役員会に決定されたクラブの標準慣行及び標準原則を維持する。 第 9 条 認証状を受け取った後、クラブは国際役員会の承認のもと、法人化することが 出来る。しかし、「○○ キワニスクラブ」というように認証状で指定されている名称に しなければならない。また、当該クラブは、法人化に先行する条件として、国際キワ ニス規約を法人として遵守することに同意するものとする。(7/88) 第 6 章 クラブ運営 第 1 条 クラブの役員は、会長、次期会長、前会長、副会長(1 名又は複数)、財務担 当及び事務局長並びに必要に応じクラブ規約に定めるその他役員とする。次期会長と 副会長との兼任及び事務局長と財務担当との兼任を除き、役員は兼任することは出来 ない。役員と理事とを兼任することは出来ない。役員会は、最低 5 人の理事と上記役 員で構成される。役員及び理事は、良好な正会員、特権会員又はシニア会員でなけれ ばならない。役員及び理事は、クラブ規約に規定されている事項の責務を負う。(6/96) 第 2 条 クラブの常任委員会とその責務は国際キワニスに定められたとおりとする。 これはクラブが特別委員会の任命又はクラブ規約により常任委員会の追加をする権利 を奪うものではない。(6/96) 第 3 条 クラブはその認証状で指定されている名称以外使用してはならない。 第 4 条 クラブでは、毎月 2 回以上・毎週1回以下の例会を開催するものとする。開催 日時及び場所は役員会で決定されるものとする。クラブは、また、役員会又は会員の 求める会合等も開催することが出来る。(1/06) 第 5 条 クラブの例会の日時が法定休日又はその前日(イブ)に該当する場合、役員会 は当該例会を同一週内の他の日時に変更するか取りやめることが出来る。但し、同一 年度中に取りやめる会合は 2 回までとする。(6/94) 第 6 条 キワニスクラブは良好な会員に、毎年のクラブ役員選出方法について電子投票 又は投票用紙による投票の選択をさせることが出来る。(6/08) 4 第 7 条 クラブの年次総会、役員及び理事の選出は、4 月第 1 回例会から 5 月第 2 回例 会までの間で行われなければならない。クラブ規約で各役員に関して規定していると ころに従い、役員の任期は1年又は 2 年、若しくは正規の手続を経て後任者が選任さ れるまでとする。理事の任期はクラブ規約で規定されている期間、又は、正規の手続 を経て後任者が選任されるまでとする。 役員及び理事の任期は、10 月 1 日に始まるも のとする。(6/08) 第 8 条 各クラブの会長及び事務局長は、毎年 5 月 31 日までに、次年度の役員に選任 された者の氏名を国際キワニス専務理事に正式に証明するものとする。(7/98) 第 9 条 各クラブの事業年度及び会計年度は 10 月 1 日に始まるものとする。 第 10 条 クラブは、国際キワニスに国際役員会から提出要請のある書類を提出するも のする。(6/09) 第 7 章 クラブ規律 第 1 条 本規約の規定に従うことが出来ないクラブは、国際役員会によりその認証状及 び国際キワニスの会員資格を一時停止、又は、剥奪され得るものとする。クラブ認証 状又は会員資格を一時停止又は剥奪された場合、当該クラブは本規約に規定されてい る手段を以って、次期国際年次総会に訴える権利を有するものとする。これに関する 総会の決定は最終のもので、且つ、拘束力がある。(7/98) 第2条 a. 本規約の規定、又は、定められたクラブ基準に従うことが出来ないクラブは、そ の認証状及び会員資格を一時停止、又は、剥奪され、若しくは、国際役員会全体の 3 分の 2(2/3)の賛成により他の処分を受けることがある。(7/98) b. 国際役員会がクラブに対して認証状の一時停止、剥奪、もしくは他の懲戒処分を 取ってから 15 日以内に、国際キワニス専務理事は、処分対象の事実及び国際役員 会の取った処分の写しを当該クラブの最後に報告されている会長及び事務局長に通 知するものとする。(7/98) c. 当該通知送付後 60 日以内に、当該クラブは専務理事に国際役員会での聴聞を要 求することが出来る。(7/98) 5 d. 専務理事は、国際役員会の最終決定内容を、決定後 15 日以内に書留郵便にて、 当該クラブの最後に報告された会長及び事務局長に伝達するものとする。(7/98) e. 国際役員会による最終決定通知の送付日から 60 日以内に、当該クラブは専務理 事に書面により異議を申し立てることが出来るものとし、その異議は次回国際年次 総会にて検討され決定が下されるものとする。(7/98) f. 認証状剥奪決定の際、当該クラブが法人化している場合、当該法人は、現地法律 に従い解散するものとする。120 日以内に当該法人が解散していない場合、国際キ ワニスは、適切な解散命令を下す申し立てをする権利を有する。(6/89) 第 3 条 国際キワニス若しくはその属するフェデレーション又は地区に対して、クラブ が 60 日以上債務の支払い又は年会費の支払を遅延した場合は、そのクラブは良好なク ラブとは言えず、その認証状及び会員資格を一時停止又は剥奪されるか、本規約に従 い国際役員会によって処分される得るものとする。負債の完済に伴い、国際役員会は 当該クラブの国際キワニスへの復帰を許可することが出来る。(6/89) 第 4 条 クラブは、クラブのある国、州又は他の地方自治体の法律、慣習及び伝統に反 していない場合であって、かつ、宝くじ、ラッフル、くじ引き、その他の富くじを資 金調達活動に活用することを地区役員会又は非地区のクラブの管理機関により事前承 認されている場合は、宝くじ、ラッフル、くじ引き、その他の富くじを行なうことが 出来る。この承認が下りた場合でも、国際キワニスはそのような活動を公式に保証す るものではない。 本規定は、いかなるクラブにもキワニスの名を汚すような活動を認 めるものではない。違反した場合、本規約に従い適切な懲戒処分が取られることがあ るものとする。(6/89) 第 5 条 クラブは、他国に所在するクラブに対して、その国の国内又は対外政策の関し、 態度を表明することを求めてはならない。(6/86) 第 6 条 規約を遵守しているクラブには、国際キワニスのメンバーとして、その活動に 関して、国際キワニスが有するサービスマーク及び団体会員マークを使用する非排他 的実施権(取消可能)が与えられる。国際キワニスは、クラブによるキワニス・マー ク使用を規制し、キワニス・マークの使用に関し、クラブのサービス及び会員資格の 性格、品質、一貫性を規制する独占的権利を有する。国際キワニスのクラブ会員資格 を申請又は維持することによって、各クラブはキワニス・マークに関する別個の又は 6 独自の権利を放棄し、以下のようなキワニス・マーク使用の諸条件を承諾しているも のとする。(6/89) a. キワニス・マーク使用に関して、クラブが本規約の諸条項を遵守しない場合、又 は、国際キワニスが要求するサービスや会員資格の性格及び品質の維持が出来ない 場合、国際役員会は、当該クラブの最後に報告された会長及び事務局長に、書面を 以って違反の性格及び内容を通知するものとする。当該クラブは、その通知を発送 した日から 60 日以内に違反を是正し、国際役員会に書面を以って遵守証明を提出 しなければならない。 60 日以内に違反の是正がなされない場合、国際キワニスは 更なる通知をすることなく、即時にかつ自動的に当該クラブからキワニス・マーク 使用権を剥奪するものとする。キワニス・マークの使用権の即時的、かつ、自動的 剥奪は、当該クラブの認証状や会員資格の自動剥奪又は一時停止とはならない。 クラブの認証状、会員資格の剥奪又は一時停止に関しては、ここに規定されている 通りに執行されるものとする。(6/89) b. キワニス・マークの使用権は、クラブの脱会や除名、又は認証状の剥奪や一時停 止の場合に、即時的かつ自動的に消滅するものとする。(1/85) c. キワニス・マークの使用権が一時停止又は剥奪されたクラブ及びその会員は、キ ワニス・マークの使用や、混乱を招くほど類似するマークの使用を直ちに停止しな ければならない。当該クラブがこれに従わない場合、国際キワニスは、適切な法的 救済措置が取れないほど回復不能な損害を受けたこととなる。その故に国際キワニ スは直ちに一時的制限命令並びに暫定的及び永久的差し止め強制命令を求める権利 を有するものとする。(6/89) d. 一時停止又は剥奪された使用権は、国際役員会の賛成絶対過半数を以って回復さ せることが出来る。キワニス・マークの使用権の剥奪又は回復に関しての全ての決 定は、これを最終決定とする。(6/89) 第 8 章 クラブ会員 第 1 条 クラブの正会員は、クラブの所在する地域社会における多様性を反映するもの でなければならない。(7/05) 第 2 条 会員資格 7 a. クラブの会員の主体は本条で規定する正会員とする。それ以外に本条で規定する 会員の種類は、特権会員、シニア会員、及び名誉会員の 3 種類とする。 b. 何人も、18 歳以上であって、かつ正会員、特権会員、シニア会員又は名誉会員 として相応しい人物は、クラブの会員となることが出来る。(6/02) 第 3 条 正会員 a. 正会員は善良かつ地域社会で認められた人物で、当該クラブが所在する地域社会 に居住するか又は何らかの関係を持つ人物でなければならない。(7/88) b. 正会員は、入会費及び年会費を支払い、当該クラブ会員としての全ての権利を享 受出来る。(6/96) c. 正会員は、クラブの例会に出席し、クラブの活動へ積極的に参加しなければなら ない。また、当該クラブの役員会は、各クラブ会員の例会への出席状況及び活動参 加状況を年に 2 回審査するものとする。(6/89) 第 4 条 特権会員資格 a. クラブの正会員で、1963 年7月 31 日以前に特権会員に選出された会員は、特権 会員としての資格を継続するものとする。(1/85) b. 1963 年 7 月 31 日より後、会員は特権会員に選出されることはないものとする。 (1/85) c. 各クラブの役員会は、特権会員のリストを年度中に尐なくとも 1 度点検し、適切 な理由がある時は特権会員資格を終了させ、又は、正会員に復帰させる権限を有す る。(1/85) d. 特権会員は年会費を納め、クラブ会員としての全ての権利を享受出来る。(1/85) e. 特権会員は例会に出席する義務は有しない。(6/89) f. 2010 年 10 月 1 日より、特権会員資格は認められないものとする。(1/06) 8 第 5 条 シニア会員資格 a. 10 年間以上に亘って一つ以上のクラブの会員であったものが、健康上、職業上 その他のやむを得ぬ事情によりクラブへの出席義務を果たせなくなり、かつ、ク ラブ規約が定めるその他の条件を満たした場合、書面により申請すれば、シニア 会員となることが出来る。(6/89) b. 各クラブの役員会は、シニア会員のリストを年度中に尐なくとも 1 度点検し、必 要に応じてシニア会員の資格を終了し、又は正会員に復帰させる権限を有する。 (6/89) c. シニア会員は年会費を納めた上、クラブ会員としての全ての権利を享受出来る。 (6/89) d. シニア会員は、出席や参加に関して当該クラブの役員会の定める基準を満たさな ければならない。(6/89) 第 6 条 名誉会員資格 a. 公共上顕著な功績のあった人物であって正会員又はシニア会員ではない者をクラ ブの名誉会員とすることが出来る。期間は 1 年間とし、年度毎の更新を妨げない。 (1/06) b. 名誉会員は入会費及び年会費の納入を要しない。投票権及び役員就任権以外の全 ての権利を享受出来る。(6/96) c. 名誉会員はクラブの例会に出席する義務は有しない。(6/89) 第 7 条 良好な正会員、特権会員、シニア会員又は名誉会員は、キワニス紋章及びその 他のキワニスの記章を佩用する権利を有する。 第 8 条 複数のクラブに属する会員 a. 1 会員は複数のキワニスクラブの会員となることが出来る。(6/00) b. 複数のクラブに属する会員は次の各号に従うものとする。(6/00) 9 (1) 属している各クラブ及び国際キワニスに支払うべき会費(適用可能ならば、 各地区及びフェデレーションに対するものを含む。)を納めなければならない。 また、終身会員資格は1つのクラブのみで適用されるものとする。(6/00) (2) 主たるクラブを指定しなければならない。終身会員の資格取得および公式刊 行物の購読は主たるクラブで行うものとする。(6/00) (3) 当該会員が本規約で規定されているシニア会員又は名誉会員の資格がなけれ ば、正会員とする。その場合、会員は、会員資格のある階級の全権利を享受で き、全義務を有するものとする。また、出席や参加に関して各クラブの役員会 の定める基準を満たさなければならない。(6/00) (4) 地区又は国際レベルでの投票の際、当該会員の投票権は 1 クラブについての み有するものとする。(6/00) 第 9 条 暫定身分 a. 暫定身分は、全債務を履行し、1 つのクラブを退会した会員が、新クラブへ入会 予定の場合に与えられる。(6/00) b. クラブから退会した良好な正会員、特権会員、シニア会員は、暫定身分を国際キ ワニスに申請することが出来るものとする。ただし、暫定身分は、1年を越えない ものとする。(6/00) c. 暫定身分の会費は、国際年会費(適用可能ならば、その他費用)と同等とし、申 請時に支払うものとする。(6/00) d. 暫定身分の間、当該会員は、クラブ、地区、国際レベルのの会合において、クラ ブを代表することは出来ない。(6/00) e. 当該会員が他のクラブに入会した場合、又は1年以内にクラブに入会しなかった 場合、暫定身分は終了するものとする。(6/00) 第 10 条 終身会員資格 10 a. 正会員資格、特権会員資格、シニア会員資格を持つキワニス会員は、本規約にある国際 年会費の 15 倍の会費を一括払いした場合、終身会員になる権利を得ることが出来る。 (6/89) b. 会員が終身会員の資格を得た場合、当該会員の所属クラブは、国際キワニスへの当該会 員の会費納入義務が免除される。しかし、当該会員の所属クラブ及び地区への会費等や、 公式刊行物の購読料及び本規約に規定されている保険料の支払義務は存するものとする。 (7/07) c. 終身会員資格は、加盟クラブの会員である期間のみ有効であるものとする。(6/89) d. 各年度の終身会員数は、国際キワニス国際役員会により決定されるものとする。(6/89) 第 11 条 会員の入会 a. 新会員候補は、クラブからの招聘、又は他クラブからの移籍によってのみクラブ正会員 になることが出来る。その手続は次の通りである。(6/95) (1) (a) 新会員候補は、事務局長或いはメンバーシップ委員会に対してクラブの良好な 会員が、書面にて推薦しなければならない。当該書面には推薦者の署名及び同じク ラブの他の良好な会員(尐なくとも 1 名)の保証が必要である。 新会員候補の推 薦状はクラブ役員会の審査に付されなければならない。(6/95) (b) 移籍の申請は、活動しているクラブの会員から移籍先のクラブの役員会に直接 することが出来るものとする。移籍は、在籍していたクラブへの出席中止後 6 ヶ月 以内に申請しなければならない。(6/95) (2) 入会及び移籍は、定足数を満たすクラブ役員会において出席者の 3 分の 2 以上の賛 成を以て承認されるものとする 。(6/95) (3) クラブ役員会で承認された新会員及び移籍会員には当該役員会の決定を直接伝達し、 入会金を納入させるものとする。(6/95) b. 特権会員、シニア会員、名誉会員の選任は、クラブ規約で規定されている通りとする。 (10/87) 11 第 12 条 会員の懲戒 クラブ会員の懲戒はクラブ標準規約に定められた通りとする。(10/87) 第 9 章 地区 第 1 条 キワニスの目的を最大限達成するため、国際役員会はクラブから成る地区を設立、監督 及び管理し、その領域を設けるものとする。国際役員会は、最善策となるよう、地区領域を変 更する権利を有する。変更案が有効になる 90 日以上前に、当該変更案の影響を受けるフェデレ ーション、地区及びクラブに通知するものとする。フェデレーション、地区又はクラブは、通 知後 30 日以内に、書面を以って賛成又は反対の意思を表明し、又は、次回年次総会時における、 国際役員会に聴聞会を要請することができる(両手段ともにとることもできる)。聴聞会が要 請された場合、国際役員会は聴聞会の予定を作成し、当該フェデレーション、地区及びクラブ にその旨を通知するものとする。変更案を実施する場合には、国際役員会は、聴聞会が開かれ ておれば、そこに提出された全ての問題点を考慮し、全ての賛成又は反対の書面を考慮した上 で、これを実施するものとする。(7/98) 第 2 条 地区の役員は、地区ガバナー、次期ガバナー、前ガバナー、地区内各ディビジョンの副 ガバナー又は地区内の各リージョンの理事(どちらか一方でも可)、事務総長及び財務担当と する。地区規約にその規定がある場合、地区は、現職の役員、又は新たな役員を次々期ガバナ ー(以下、次々期ガバナーという)に指名することができる。次々期ガバナーは、次期ガバナ ーの単独候補者とする。本規約に基づきガバナー代理を選出することが出来る。(6/10) 第 3条 各地区の役員は、所属地区の良好な正会員、シニア会員又は特権会員とする。副ガバ ナーは、所属ディビジョンから選出された良好な正会員、シニア会員、特権会員とする。また、 ガバナー、次期ガバナー、及び次々期ガバナー(存在する場合)の各候補者は、国際キワニス が実施、承認する犯罪歴調査により、犯罪歴が無いことが明らかな者とする。(6/10) 第 4 条 地区役員会は、地区ガバナー、次期ガバナー、次々期ガバナー(存在する場合)、前ガ バナー、各ディビジョンの副ガバナー又は各リージョンの理事(副ガバナーと共存可)、当該 地区の財務担当及び事務総長で構成する。本規約に基づきガバナー代理が存在する場合、地区 ガバナーがその任務を果たせない期間、当該代理ガバナーが役員会の一員となる。地区規約に より、当該役員会に元ガバナーを 2 人まで加えることができる。(6/10) 第 5 条 地区役員は、地区規約が特に定める通り、以下の方法で選出しなければならない: (6/10) 12 a. 地区ガバナー、次期ガバナー、及び次々期ガバナー(存在する場合)は、地区年次総会 にて選出される。(6/10) b. 副ガバナーは、各ディビジョンのクラブ代表者会議において選出される。このクラブ代 表者会議は、副ガバナー選出を目的に召集され、4月の第2週までに開催しなければならな い。(6/10) c. 各リージョンの理事は、各リージョンのクラブ代表者会議において選出される。このク ラブ代表者会議は、理事選出を目的に召集され、年度の第1週から5月15日までに開催しな ければならない。(6/10) d. 地区事務総長及び地区財務担当は、選出又は任命により決定することができる。(6/10) e. 事務総長及び財務担当が兼務する場合を除き、役員は兼任することが出来ない。(6/10) 第 6 条 役員の任期は、一般的には次の各項のとおりとし、地区規約で特別に定める場合はこれ に従い、役員交代の場合は当該役員の後任者が正式に選出され、権限が与えられるまでとする。 全地区役員の任期は、10 月 1 日に始まるものとする。(6/10) a. ガバナー、次期ガバナー、次々期ガバナー(存在する場合)、事務総長及び財務担当の 任期は、1年とする。(6/10) b. 副ガバナーの任期は、2年までとする。(6/10) c. 各リージョンの理事の任期は、3年までとする。 (6/10) 第 7 条 国際キワニスの役員としての地区ガバナー、次期ガバナー及び次々期ガバナー(存在す る場合)は、現行又は将来改定される本規約、国際キワニス役員会の方針及び運営手続並びに 地区規約の定める職務を遂行する。(6/10) 第 8 条 その他地区役員及び地区役員会の職務は地区規約に定める通りとする。 第 9 条 各地区役員会は、ガバナーが定める日時と場所で、尐なくとも年 2 回開催するものとし、 そのうち 1 回は 10 月末日までにガバナーが日時及び場所を指定し、他の 1 回は地区年次総会の 13 際に当該役員会が決定する日時及び場所で開催しなければならない。最初の総会が 10 月 1 日ま でに行われた場合、決定事項は 10 月 1 日を以って有効となる。地区役員会開催の通知は、その 30 日前までに国際キワニス専務理事にしなければならない。(7/98) 第 10 条 各地区は、国際役員会が該当地区に年次総会開催が適当でないと認める緊急事態発生 の場合を除いて、ここに規定するように年次総会を開催しなければならない。緊急事態発生の ため年次総会が開催できなくなった場合、国際役員会は地区が本来行なうべき業務を執り行う 為にその最善と認める規定及び手続きを定めることが出来る。 (7/88) 第 11 条 各地区年次総会は、3 月 15 日から 9 月 15 日の間で、地区役員会が決定し、国際キワ ニス役員会の承認を得た日時と場所で開催する。但し、国際キワニス年次総会の前後 30 日、又 はその最中に、開催することを禁ずる。地区年次総会開催の通知は、その 6 ヶ月前までに国際 キワニス専務理事に行なわなければならない。(7/98) 第 12 条 国際キワニス及び当該地区に対して良好なクラブは、地区総会において 3 人の代議員 を持つことが出来る。そのうち 1 人はクラブ会長で、当該代議員は地区規約で定義されている 権限を有するものとする。全ての地区役員及び元ガバナーは、地区年次総会において拡大代表 となるものとする。(7/98) 第 13 条 各地区は年次総会を通して標準地区規約を採用するものとする。当該標準地区規約に 変更又は修正がある場合、国際役員会の承認を以って有効になるものとする。 第 14 条 地区事務総長は、年次総会、地区役員会、および地区役員の会合の終了後 30 日以内に 議事次第報告書を作成し、地区ガバナーの承認を得て、これを国際キワニス専務理事に送付す る。この報告書は、議事次第の要約、議決の概要、及び地区規約修正事項、決議事項及び提案 事項の写しを含めるものとする。(7/98) 第 15 条 新設クラブの公式代議員は、国際キワニス役員会で認証されていれば、それが当該ク ラブに正式に伝達されていなくても、地区年次総会において議決権を行使することが出来る。 (6/89) 第 16 条 国際役員会は、必要に応じて各地区の年次総会に参加する公式代表者を決定すること ができる。(6/89) 第 17 条 キワニス地区内にある各クラブは、各規約及び地区規約を遵守する限り、当該地区の 会員であるものとする。 14 第 18 条 地区は、クラブに規定されているものと同じ方法及び条件で法人化できるものとする。 (7/88) 第 19 条 各地区の事業年度及び会計年度は毎年 10 月 1 日に始まるものとする。 第 10 章 フェデレーション 第 1 条 キワニスの目的を最大限達成するため、国際役員会はフェデレーションの設立、監督及 び管理をし、それらフェデレーションの領域を定める権限を有する。国際役員会は、最善策を 以って、フェデレーションの領域を設定、変更する権利を有する。変更案が有効になる 90 日以 上前に、当該変更案の影響を受けるフェデレーション、地区及びクラブに通知するものとする。 通知後 30 日以内に、フェデレーション、地区、クラブは、書面を以って、賛成又は反対の意思 を表明し、又は、次回年次総会における国際役員会に聴聞会を要請する権利(双方を行なうこ とも可)を有する。聴聞会が要請された場合、国際役員会は聴聞会の予定を作成し、当該フェ デレーション、地区及びクラブにその旨を通知するものとする。聴聞会が開かれた場合、国際 役員会は、最終の変更案を作成する以前に そこに提出された全ての事項、及び全ての賛成又 は反対の書面を考慮しなければなない。(6/90) 第 2 条 フェデレーション役員は、会長(又は会長代理)及びフェデレーション規約によるその 他の役員とする。(7/88) 第 3 条 フェデレーション役員会は、フェデレーション役員及びフェデレーション規約よるその 他の理事で構成する。(7/88) 第 4 条 フェデレーション会長、その他の役員及び理事は、フェデレーション規約に従い選出さ れる。理事よりも上の役職に就いている役員の任期は 1 年間とし、各理事の任期は 3 年間或い は後任が選出されるまでとする。フェデレーション役員及び理事の任期は、10 月 1 日に始まる ものとする。(6/92) 第 5 条 フェデレーション会長は国際評議会のメンバーであり、本規約及びフェデレーション規 約に従い、職務を遂行する。(7/88) 第 6 条 その他のフェデレーション役員及びフェデレーション理事の職務はフェデレーション規 約によるものとする。(7/88) 15 第 7 条 各フェデレーション役員会は、尐なくとも年 2 回開催しなければならない。そのうち 1 回は 10 月末日までにフェデレーション会長が指定する日時及び場所において、他の 1 回はフェ デレーション総会の際、当該役員会が決定する日時及び場所において開催するものとする。最 初の役員会が 10 月 1 日までに行われた場合、決定事項は 10 月 1 日を以って有効になることと する。国際キワニス専務理事に対して、フェデレーション役員会開催の通知をその 30 日前まで にしなければならない。(7/98) 第 8 条 各フェデレーションは、国際役員会が緊急事態が生じ、年次総会開催が現実的でないと 認める場合を除いて、ここに規定するように年次総会を開催しなければならない。緊急事態発 生のため年次総会が開催できなくなった場合、国際役員会は、フェデレーション年次総会が行 なうべき業務を、その最善と認める手段で、執り行う為の規定及び手続を定める権限を有する。 (7/88) 第 9 条 各フェデレーション年次総会は、フェデレーション規約に基づき開催される。但し、フ ェデレーションの領域内で国際キワニス年次総会が開催される場合、又は国際役員会が承認し た場合を除き、同年次総会の前後 20 日、またその最中に開催してはならない。国際キワニス専 務理事に対して、フェデレーション年次総会を開催する 6 ヶ月前までにその旨を通知しなけれ ばならない。(6/10) 第 10 条 国際キワニス、当該フェデレーション及び地区に対して良好なクラブは、フェデレー ション総会において 3 人の代議員をもつことが出来る。そのうち 1 人は会長で、当該代議員は フェデレーション規約で定義されている権限があるものとする。全フェデレーション役員、元 フェデレーション会長、及びフェデレーション内全地区ガバナーは、フェデレーション年次総 会の拡大代表になるものとする。(7/98) 第 11 条 年次総会を通して各フェデレーションは、フェデレーション規約を採択するものとす る。当該フェデレーション規約に変更又は修正がある場合、国際役員会の承認を以って有効に なるものとする。国際役員会が新フェデレーション規約を承認した場合、それは従来の規約に 代わり有効となる。(7/88) 第 12 条 フェデレーション事務総長は、年次総会、役員会又はフェデレーションの役員の会合 の終了後 30 日以内に、議事次第報告書を作成しフェデレーション会長の承認を得て、これを国 際キワニス専務理事に送付する。この報告書には、採択された議事次第の要約及び決議の概要 並びにフェデレーション規約修正事項、決議事項及び提案事項の写しを含めるものとする。 (7/98) 16 第 13 条 フェデレーション区域内の新設クラブの公式代議員は、国際キワニス役員会に認証さ れていれば、それが当該クラブに正式に伝達されていなくとも、フェデレーション年次総会に おいて完全な議決権を行使することが出来る。(6/89) 第 14 条 キワニスフェデレーション内にある各地区及び各クラブは、当該フェデレーションの 会員とし、本規約とフェデレーション規約を遵守しなければならない。(7/88) 第 15 条 フェデレーションは、クラブに規定されている同じ方法及び条件で法人化できるもの とする。(7/88) 第 16 条 フェデレーションの事業年度及び会計年度は 10 月 1 日に始まるものとする。(7/88) 第 17 条 フェデレーション役員会は、可能であれば、フェデレーション内の各地区の年次総会 に参加する公式代表者を決定することが出来る。(6/89) 第 11 章 役員 第 1 条 国際キワニス役員は、会長、次期会長、前会長、副会長、専務理事、国際理事 15 人及 び各地区の地区ガバナーとする。各役員の権限と責務は、本規約に定めるところによる。(6/10) 第 2 条 国際キワニス役員の事業年度は毎年 10 月 1 日に始まるものとする。(6/97) 第 3 条 選挙による役員は、クラブの良好な正会員、特権会員又はシニア会員でなければならな い。国際役員会のメンバーは、地区ガバナーとして務めた経験がなければならない。また、各 役員は、国際キワニスが実施、承認する犯罪歴調査により、犯罪歴が無く、今後も無いことが 明らかな者でなければならない。いかなる国際役員職も同一人物が兼任することは出来ず、い かなる役員も 1 を超える国際役員に就任することは出来ない。(6/10) 第 4 条 専務理事を除き、役員は報酬なしで務めるものとする。選挙された役員は、国際キワニ スと報酬を伴う雇用関係を持ってはならない。(6/10) 第 5 条 国際役員会は、専務理事の給与を決定し、必要と認めればその他の職員を任命し、その 報酬決定の権限を持つものとする。(6/10) 第 6 条 会長、次期会長、及び副会長は、国際年次総会で選任され、任期は 1 年間とする。これ らの役員に就任するには、国際理事を 2 年間務めなければならない。(7/06) 17 第 7 条 国際理事 a. 本規約に定める空席を埋める場合を除いては、国際理事の任期は 3 年間とする。 b. いかなる者も 4 年を超えて国際理事を務めることはできない。しかし、空席の (国際理事)ポストの残余期間を埋めるべく国際役員会で選任された場合は、その 年数は本条項で定める年数に含まないものとする。(6/01) c. 毎年度、理事は 5 人選任されるものとする。その内 3 名は、アメリカ合衆国及び太平洋 カナダ地域から、2 名は本規約が規定するその他の地域から選出する。(6/10) 第 8 条 地区ガバナーは、地区規約に従い、所属地区より選任されるものとする。 第 9 条 全ての役員は、後任が選出されるまでその職を務めなければならない。 第 10 条 選挙による役職に空席が出た場合、本規約に従い埋めるものとする。 第 11 条 残り任期が 1 年の国際理事が国際理事以上の役職に立候補した場合、当該国際理事の 任期は、当該国際理事が立候補した国際年次総会後の 9 月 30 日に終了するものとする。(7/98) 第 12 章 役員の職務 第 1 条 会長 会長は、国際キワニスの国際年次総会、国際役員会、執行委員会、国際評議会の全ての会議の 議長を務めるものとする。会長は、国際キワニスの活動を総覧し、その他通常会長職に属する 職務を遂行するものとする。(7/07) 第 2 条 次期会長 次期会長は、国際役員会により時に応じ課された任務を遂行するものとする。 第 3 条 前会長 18 前会長は本規約に定められた職務、或いは時に応じ国際役員会により課された任務を遂行する。 (6/89) 第 4 条 副会長 副会長は、国際キワニスの財政状況を定期的に審査し、それにつき国際役員会に建言し、国際 年次総会にその報告をする。副会長は通常その職に属する職務、若しくは会長又は国際役員会 により課された任務を遂行する。(7/06) 第 5 条 専務理事 a. 専務理事は、会長及び国際役員会の監督と指揮の下にある国際キワニスの常勤管理役員と する。専務理事は、国際キワニスの活動実施の際、会長及び国際役員会を補佐し、本規約に 明示され、又は黙示される職務、又は国際役員会より課された任務を遂行する。(6/10) b. 専務理事は、国際役員会、執行委員会、国際評議会及び国際年次総会の全ての会合に出席 し、事務総長の役割を果たすものとする。但し、投票権を持たない。(6/10) c. 専務理事は、その課せられた職務を、全体として、かつ、国際役員会が求める確実性を以 って、忠実に遂行することを約さなければならない。(6/10) d. 専務理事は、必要に応じ国際キワニスの発行する全ての書類に署名し、本組織印を捺印し、 会計帳簿を管理し、国際役員会によって権限が与えられ、定められた方法で国際キワニス資 金の受理、預け入れ、及び支出を行なうことを含めた適切な内部管理全般に責任を有する。 (6/10) e. 専務理事は、国際年次総会において国際キワニスへの報告及び会長又は国際役員会から別 途指示があった報告を行なわなければならない。国際キワニスの口座、会計及び帳簿は会長、 国際役員会及び国際役員会に委任を受けた監査人に対し監査のために常時開示されなければ ならない。(6/10) f. 専務理事は、国際役員会の指揮監督に従い、キワニス国際本部、地域本部及びそれら の内部部局を管理し、並びにスタッフ及び従業員の選抜及び管理をする責任を負う。専 務理事は、本規約に則り、国際キワニス公式刊行物の編集長を務める。(6/10) 第 6 条 地区ガバナー 19 地区ガバナーは、国際キワニス役員会の指揮監督の下、国際キワニスの目的を推進し、その地 区内のクラブの利益を振興しなければならない。(6/89) 第 7 条 国際役員会 国際役員会の全役員は、国際キワニスの役員として、現行又は将来改定される本規約並びに、 国際キワニス役員会方針及び運営手続の定める任務及び責務を遂行しなければならない。(7/98) 第 13 章 国際役員会 第1条 a. 国際役員会は、会長、次期会長、前会長、副会長及び 15 名の国際理事を以って 構成する。(7/06) b. (1) 各地域から国際役員会に国際理事を選出するため、国際キワニスは、以下の 通りに 7 つの選出地域を設ける。各地域は、国際役員会が規定する地区を含む。 (6/10) アフリカ地域 アジア太平洋地域 カナダ及びカリブ海地域 ヨーロッパ地域 ラテン・アメリカ地域 中東地域 アメリカ合衆国及び太平洋カナダ地域 (6/10) c. 国際役員会の国際理事は以下により選出される。(6/97) (1) アジア太平洋地域は理事 2 名が保証され、それが推薦し、国際役員会で承 認された手順を以って地域が選出するものとする。(6/10) 20 (2) カナダ及びカリブ海地域は国際理事 1 名が保証され、それが推薦し、国際 役員会で承認された手順を以って地域が選出するものとする。(6/10) (3) ヨーロッパ地域は国際理事 2 名が保証され、それが推薦し、国際役員会で 承認された手順を以って地域が選出するものとする。(6/10) (4) アメリカ合衆国及び太平洋カナダ地域は国際理事 9 名が保証される。これ らの国際理事は、当該地域から代替案が提出され、それが国際役員会で承認さ れるまでの間、国際年次総会において地域全体の代表として、当該地域の代議 員により選出される。(6/10) (5) その他の地域 に 2 地区以上ある場合、国際役員会は、本章の適切な修正に 従い、当該地域に国際理事 1 名が保証されるよう検討する。(6/10) (6) 規定の全地域に尐なくとも 1 名の国際役員が保証されるまで、アメリカ合 衆国及び太平洋カナダ地域を除く全地域から指名された者 1 名が、拡大理事を 務める。拡大理事は、国際年次総会において、全地域の代議員及び拡大代表に よって選出される。(6/10) d. いかなる地区も、2 名以上の国際役員会にメンバーを出すことは出来ない。 e. 地区選出のメンバーが国際役員としての資格を完了した後 1 年間、同一地区から 他の会員を国際役員会に選出することは出来ない。但し、本規約に従い、空席を埋 める必要がある場合を除く。 第 2 条 国際キワニス役員会は、国際役員会決議、会長の招集、又は役員会の 7 名以上の書類要 請によって定められた日時と場所で、1 年に 3 回以上会合を開かなければならない。国際役員 会の会合の日時と場所は、当該会合開催の 30 日以上前に、専務理事より各役員会メンバーに通 知するものとする。(1/06) 第3条 会長の承認があれば、国際役員会は、会合せずとも望まれる最も効率的及び時間節約 的な方法を以って専務理事から当該役員会へ通知された決議案に対し投票するという形の法律 で認められている郵便決議をすることが出来る。20 日以内に国際役員会役員の過半数が決議賛 成の旨を専務理事に郵送した場合、当該決議は可決されるものとする。但し、専務理事が、各 21 国際役員会役員に投票結果表を送付してから 10 日間は、決定事項は有効にならないものとする。 投票及びその報告は議事録に記載するものとする。 投票用紙は、破棄する前に、次回国際役員 会会合に提示されなければならない。(1/06) 第 4 条 本規約によってより多数の賛成が求められている場合を除き、議決のための国際役員会 の定足数は 10 人とする。(6/97) 第 5 条 国際役員会は、国際キワニスの方針を定義し、国際キワニス事業全般についてそれを実 施する権限を有する。国際役員会によって採択された全方針は、120 日以内に公式刊行物によ って報告されなければならない。(6/10) 第 6 条 国際役員会による本規約の解釈は、最終であり拘束力を持つものとする。但し、続く国 際年次総会において、変更又は却下された場合を除く。解釈を変更する場合、提案者は変更案 の文言を提出しなければならない。(7/98) 第 7 条 国際役員会は、国際キワニスの長期計画を作成し実行する。計画は毎年見直され、必要 に応じて修正されるものとする。(6/89) 第 14 章 国際評議会 第 1 条 国際評議会は、本規約によって創設され、国際役員会の要請により開催されるものとす る。国際役員会執行委員会は臨時会合を、招集することが出来る。国際評議会の会合の日時と 場所は、専務理事が 30 日以上前に各国際評議会メンバーに、書面により、その希望する最も効 率的かつ時間節約的方法で、通知しなければならない。(7/07) 第 2 条 国際役員会の承認があれば、国際評議会は、会合せずとも、最も効果的かつ時間節約的 方法を以って、専務理事から当該評議会へ通知された決議案に対し投票するという形の法律で 認められている郵便決議をすることが出来るものとする。20 日以内に評議会メンバーの過半数 が書面により決議賛成の旨を専務理事に送付した場合、当該決議は可決されるものとする。但 し、専務理事が各評議会メンバーに投票結果表を送付してから 10 日間は、決定事項は有効にな らないものとする。投票及びその報告を議事録に記載するものとする。 投票用紙は、破棄する 前に、次回国際役員会会合に提示するものとする。(7/07) 第 3 条 国際評議会は、国際役員会、元国際会長フェデレーション会長、キワニス・ア ジア太平洋議長、及び地区ガバナーを以って構成する。地区ガバナーが当該評議会に 参加不可能な場合、国際役員会の承認を受けて、ガバナーは、地区次期ガバナー、地 22 区次々期ガバナー、リージョンの理事又は副ガバナーを同一権限を有する代理として 任命出来るものとする。(6/10) 第 4 条 国際評議会は、国際キワニスに関連する事項について国際役員会と協議し、助言をする ものとする。評議会開催の 30 日以上前に変更案の写しを評議会の各役員に送付すれば、会合に おける評議会の 3 分の 2 以上の投票を以って、過半数必要な本規約の条項を制定もしくは改正 することが出来る。国際評議会により承認された本規約への修正事項は、次回国際年次総会に おいて却下されない限り、有効なものとして存続するものとする。(7/07) 第 5 条 会長は国際評議会の議長を務めるものとする。会長不在の場合は、副会長が議長を務め るものとする。副会長不在の場合は、評議会が議長を選出する。(7/06) 第 15 章 国際総会 第 1 条 国際年次総会は、国際役員会が定めた日時、且つここに規定されている方法で、各年度 1 回開催しなければならない。但し、緊急事態が発生し、その為に総会の開催ができなくなっ たと国際役員会が判断した場合、通常国際年次総会で議決すべき事項を国際役員会が、本規約 に定めるところに従い、最善と認める手続で執り行うことが出来る。但し、役員の選任は除く ものとする。(7/98) 第 2 条 国際年次総会は、5 月、6 月又は 7 月に属し、国際役員会が、開催の 90 日以上前に決定 する日時に開かれるものとする。(7/98) 第 3 条 国際年次総会の日時及び場所の選定は、国際役員会により当該年次総会開催の 3 年以上 前に行なわれるものとする。但しその後の情勢の変化により必要があり、望ましい場合、国際 役員会は決定された場所及び日時を変更する権利を有する。(1/06) 第 4 条 臨時国際総会は、良好なクラブの過半数以上、又は、国際役員会のメンバーの 4 分の 3 以上の要請に基づいて、会長が招集する。(7/98) 第 5 条 臨時国際総会の日時及び場所は、国際役員会の過半数の賛成を以って決定する。 (7/98) 第 6 条 専務理事は、各クラブに対し,年次総会開催日の 90 日前までに、また、臨時総会にあ っては 30 日前までに、公式招集状を送らなければならない。(7/98) 第 7 条 国際役員会は、全ての国際総会の監督及び運営の全責任を負い、各総会の公式プログラ 23 ム及び議事次第を発表する。(7/98) 第 8 条 国際役員会は、国際総会参加者全員から国際キワニスに支払われる統一登録料を設定す る。(7/98) 第 16 章 代議員及び拡大代議員 第 1 条 良好なクラブは、国際総会において、2 人の代議員及び 2 人の代理人を選出することが 出来る。(7/98) 第2条 a. 各クラブの代理人は第 1 号及び第 2 号として指名され、クラブの代議員が 1 人又 は 2 人とも年次総会を欠席する場合、番号順に代理を務める。(7/98) b. 代議員及び代理人は、代表するクラブの良好な正会員、特権会員又はシニア会員、 若しくは副ガバナー、元副ガバナー、地区事務総長又は元地区事務総長とする。 (7/98) c. 副ガバナー、元副ガバナー、又は、元地区事務総長は、所属するディビジョン内 のクラブで代議員 2 名の指名がされていなければ、どのクラブでも代表することが 出来る。(7/98) d. 地区事務総長は、所属する地区のクラブで、代議員 2 名が指名されていなければ、 どのクラブでも代表することが出来る。(7/98) e. 副ガバナー、元副ガバナー、地区事務総長又は元地区事務総長は、国際年次総会 開催の 60 日以上前、又は、臨時国際総会開催の 20 日以上前に、上記のクラブによ り選出されなければならない。その選出は、 当該クラブの会長及び事務局長によ って発せられた正式な証明書によって証明されなければならない。元副ガバナー又 は元地区事務総長としての地位は、地区ガバナー又は地区事務総長によって証明さ れなければならない。(7/98) f. 代議員及び代理人の選任証明が出来ない場合は、資格認定委員会が当該クラブの 代議員又は代理人を決めるものとする。(6/89) 24 第 3 条 新設クラブの公式代議員は、国際キワニス役員会が認証していれば、認証状が当該クラ ブに公式に伝達されていなくとも、国際総会において全特権が与えられる。 第4条 第11章第1条で規定されている選挙による国際役員、或いは元国際会長、国際キワニスの 国際常任委員会及び特別委員会の委員長、次期ガバナー、地区理事、地区財務担当、地区事務 総長、副ガバナー、次期副ガバナー、元地区ガバナーであり、且つ正会員、特権会員、シニア 会員であるならば、全ての国際総会において拡大代議員となるものとする。(7/05) 第 5 条 国際総会出席の代議員及び拡大代議員は、本規約に規定のない限り、各議案に対して自 らの投票により議決権を行使する権利がある。代理投票又は不在に伴う委任状による投票は認 められない。(7/98) 第 6 条 総会にてこれら投票をする代議員は、登録料を納めていなければならない。(7/98) 第 7 条 国際総会の定足数は、代議員及び拡大代議員尐なくとも 500 人とし、緊急時の定足数は 代議員及び拡大代議員 300 人とする。(7/98) 第 8 条 代議員会議にて表決される議題に関して、公認代議員及び拡大代議員は投票を棄権する ことが出来る。投票結果の決定の際、議長を務める役員は、投票総数を確定するものとする。 棄権があった場合は、これを含めないものとする。 第 17 章 総会運営手続 第 1 条 国際年次総会の公式プログラムを以って総会の議事次第とする。この議事次第は、代議 員と拡大代議員の過半数の投票によって変更することが出来る。(7/98) 第 2 条 国際キワニス役員は、各国際総会の役員であるものとする。総会前、又は、その場にお いて、会長は、会長及び専務理事の補佐として記録係を指名できる。(7/98) 第 3 条 国際総会の前に、会長は総会の会場警備担当者及び、必要であれば、会場警備担当補佐 を指名するものとする。(7/98) 第 4 条 国際総会の前に、会長は資格認定委員会及び選挙管理委員会を指名するものとする。各 委員会は 15 名以上のクラブ会員から構成する。選挙管理委員会に関しては、全委員は代議員又 は拡大代表で構成するものとする。前述の各委員会の定足数は、5 名とする。(7/98) 25 第 5 条 委員会報告、国際総会への報告、決議、規約改正及び全ての動議は、代議員会議におい て討議することが出来る。但し、ロバート議事規則改訂版により討議不適とされているもの、 又は総会において、3 分の 2 の投票で、討議不要と議決されたものは除く。発言者は、議事次 第又は代議員の過半数による承認を得た場合を除き 5 分以上は発言出来ない。(4/99) 第6条 a. 決議案を提出出来るのは以下の通りである。(7/98) (1) 国際役員会 (7/98) (2) 地区役員会又は地区代議員会議 (7/98) (3) 会員の過半数の議決を得たクラブ (7/98) b. 決議案は、次回国際年次総会以前に専務理事に提出しなければならない。但し、提出は 2 月 15 日を過ぎてはならない。(7/07) c. その後 60 日以内に、国際決議委員会は、当該委員会が提出した決議を含め、決議案を検 討する会合を持たなければならない。(7/07) d. 国際総会開催日の 30 日前までに、専務理事は、各クラブの事務局長に追悼及び謝意を表 する決議案以外の、全決議案の写しを送付しなければならない。国際総会では、各クラブ に送付されている決議案以外の決議案は討議されないものとする。但し、国際役員会の 3 分の 2 の承認を得た決議案はこの限りではない。(7/98) e. 決議委員会による報告がなければ、決議案の討議は行なってはならない。代議員の投票 前に、決議委員会は決議案を修文することが出来る。但し、修文によって決議案の趣旨が 変わらない場合のみとする。 f. 決議委員会の委員は、代議員会が決議案を討議している場において、発言権を与え られるが、決議案への投票権はないものとする。但し、当該委員が公認代議員である 場合は、この限りでない。(4/99) 第 18 章 役員の指名及び選挙 26 第 1 条 国際年次総会の公式プログラムは、役員の指名及び選挙の時間と場所を明示するものと し、これは総会運営手続に反しない限りにおいてのみ変更出来るものとする。 (7/98) 第 2 条 選挙管理委員会は、投票用紙の配布及び集計を含め、選挙全般に責任を負うものとする。 (6/89) 第3条 a. 国際年次総会においての役員の指名及び選挙運営手続きは以下の通りとする。(7/98) (1) 次期会長は、唯一の会長候補とする。(6/95) (2) 副会長は、唯一の次期会長候補とする。(7/06) (3) 次期会長、副会長、該当任期毎の国際理事の全候補者は、専務理事に対し、国際年 次総会第一回セッション開会までに書面の候補者届を提出しなければならない。(6/10) (4) 何人も以下の要件を満たさない場合、候補者としてみなされない: 書面による本人の同意が示されている 候補者の所属する地区の役員会又は代議員会議から、事前に承認を得てい る 国際キワニスが実施、承認する犯罪歴調査により、犯罪歴が無いことが明 らかな者。 (6/10) (5) 本規約で別に定める場合を除き、本条のいかなる内容も、年次総会の場で新たな候 補者指名を行なう権利を制限するものと解釈されてはならない。(6/10) b. 候補者指名の前に、正式候補者報告を代議員会議に提出しなければならない。 候補者は 国際役員会に決定された順番に指名され、投票されるものとする。(6/08) c. 1 つの役職に 2 人以上の候補者がある場合のみ、投票で選任する。投票用紙には番号を付 すものとする。公認代議員又は拡大代議員のみ投票権を有する。(6/97) d. 投票者が空席数を超え、又は未満の数の候補者に投票した場合、投票は無効とする。 (6/97) 27 e. 会長及び次期会長の選任には、有効投票総数の過半数を必要とする。会長又は次期会長 の各候補者が過半数をとれなかった場合、会長は、再投票の時間と場所を定めて投票を行 う。第 2 回目の投票の前に、第 1 回目の投票で最低得票者を候補者から削除し、最終的に 1人の候補者が過半数を獲得するまで、同様の手続きが行われる。(6/97) f. 副会長の当選には、有効投票総数の過半数が必要であり、代議員会議は候補者 1 人に投 票する。いずれの候補者も過半数をとれない場合、会長は、最終投票の時間と場所を定め て投票を行う。最終投票では、上位 2 名の有効投票を獲得した候補者に対して投票が行わ れ、過半数を獲得した候補者が当選する。(7/06) 第 4 条 地域からの国際理事候補者は、代議員会へ紹介され、10 月 1 日からの国際役員会への 当選した旨を代議員会に告げられるものとする。(6/10) 第 5 条 任期 3 年の国際理事に立候補したアメリカ合衆国及び太平洋カナダ地域からの候補者は、 有効投票の獲得得票数の順で当選とする。本規約に定めるように、地域全体を代表する保証理 事を選出する必要がある場合、候補者は、有効投票の最大得票数の獲得で当選とする。(6/10) 第 6 条 累積投票方式は認められない。(6/97) 第 7 条 選挙管理委員会は、当該委員会の過半数の署名をした投票結果を直ちに国際年次総会に 報告するものとする。当該委員会の報告後、委員長は、全ての投票用紙を専務理事に提出する。 提出された投票用紙は、当該年次総会閉会後 90 日間保存され、破棄される。(7/98) 第 8 条 国際キワニス及びその地区の全役員は、当選後から就任前まで、各候補者が当選した役 員の役職名に「 次期(designate)」を付するものとする。 第 19 章 役員の空席 第 1 条 会長が事業年度中に空席になった場合は、国際役員会は、国際役員会メンバーから会長 を選ぶものとする。この場合、新会長の任期は前任者の残任期間とする。 第 2 条 次期会長が事業年度中に空席になった場合は、国際役員会は、国際役員会メンバーから 次期会長を選ぶものとする。この場合、新次期会長の任期は前任者の残任期間とする。 第 3 条 前会長が事業年度中に空席になった場合は、直近の元会長(正会員又はシニア会員であ 28 る者に限る。)が前会長への就任を快諾する場合、自動的に前会長職に就任する。(7/98) 第 4 条 副会長が事業年度中に空席になった場合は、国際役員会は、クラブの正規会員から副会 長を選ぶことが出来る。この場合、新副会長の任期は前任者の残任期間とする。(7/06) 第 5 条 国際理事が事業年度中に空席になった場合、保証代表に関する条項に準じ、国際役員会 は、クラブの正規会員から新国際理事を選ぶことが出来る。この場合、任期は当該事業年度が 終わるまでとする。(6/89) 第 6 条 理由の如何を問わず、1 年以上国際理事が空席になり、任期が 1 年、2 年又は 3 年の国 際理事選挙が必要となった場合、以下の運営手続きに従い空席を埋めるものとする。(6/97) a. 専務理事は、関係する地域内の地区ガバナーと、必要に応じヨーロッパ・フェデレーシ ョンの会長及びキワニス・アジア太平洋の議長に、1 年、2 年又は 3 年の任期の別を伝える。 保証国際理事選出に関する条項に従い、空席を埋める者を選出するものとする。(7/98) b. 選挙主催者は、選出される国際理事の数及びその任期を公表する。選挙主催者は、埋め るべき空席の発表も行う。 c. 国際理事候補者と選任に必要な人数が同じで、任期の違う役員を選任する場合、代議員 は、選任される役員数より 1 人尐ない人数を投票する。(6/97) d. 国際理事は、出席し、投票した代議員により選出されるが、一番多くの投票を獲得した 候補者が、任期 3 年の国際理事に選出され、次に多くの票を獲得した候補者が、任期 2 年 の国際理事に、次に多くの票を獲得した候補者が、任期 1 年の国際理事に選出されるもの とする。(6/97) 第 7 条 会長が、一次的に会長としての任務を遂行出来なくなった場合、国際役員会の 3 分の 2 以上の投票を以って、会長が職務に復帰できるようになるまでの間、前会長が会長代理として 任務を遂行する。会長が職務を果たすことが出来ない期間、会長代理を国際キワニスの業務責 任者とし、規約に定められた会長の義務、責任及び権限を有するものとする。60 日経っても、 会長が職務に復帰出来ず、会長としての責務が果たせないと国際役員会が判断した場合は、国 際役員会は会長の席の空席とみなしてこれを明らかにし、本規約に定めるところに従い空席を 埋めるものとする。(6/10) 第8条 29 a. 国際役員会のメンバーがその任務を遂行せず、又は相応しくない行為を行なっているこ とが、会長又は国際役員会の 3 分の 2 以上にとって明白である場合、当該役員にその事実 を 30 日以内に書面で通知しなければならない。(6/10) b. その通知後 35 日以内に、通常会合が設定されていなければ、指摘された事実を審議する ための臨時国際役員会が開かれなければならない。この場合、尐なくとも 21 日以上前に全 国際役員会メンバーに対し、当該事実及び臨時会合につき書面で通知しなければならない。 通知は、郵送されてから 5 日後に有効になる。問題となったメンバーは、国際役員会に出 席し、問題とされる事実を告げられ、キワニス運営手続きに従って当該事実についての弁 論を述べる権利を有する。(6/10) c. 国際役員会は、3 分の 2 以上の投票を以って、当該役員がその任務を果たしていない、又 は国際役員会メンバーとして相応しくない行動をしていると判断し、キワニス運営手続き に従い処分を行ない、又は、当該メンバーのポストを空席と宣言し場合は、本規約に規定 する所要の手続により空席を埋めなければならない。(6/10) d. 「国際役員として相応しくない行動」は以下の通りである。 (1) 社会公共又はキワニス会員の利益にならない行動。 (2) 国際キワニス役員会方針において「国際役員として相応しくない行動」と規定され ているような地域社会又は国際社会おいてキワニスの立場に悪影響を与える行動。 (7/06) e. 地区役員又は国際役員が、キワニアンとして相応しくない行為を行っている場合、その任 務を遂行してない場合、又はその職を辞した場合、国際役員会は、当該役員を国際役員又は 指名に不適格とみなすことができる。(6/2010) 第 9 条 次期国際役員会メンバーが、その任期における任務の遂行が出来なくなった旨、 次期 会長が認定し、次期国際役員会メンバーの 3 分の 2 がこれを承認した場合には、次期国際役員 会は、本規約に定める空席役員の後任者を埋める手続を進めるものとする。(6/89)第 10 条 国際 年次総会が開催されなかった年には、国際評議会で、翌年度の役員をクラブの正規会員から選 出する。該当役員は以下の通りである。会長、次期会長、副会長及び保証国際理事の条項に従 った通常任期の国際理事とする。(7/06) 30 第 11 条 地区ガバナーが空席になった場合、地区役員会は、当該地区のクラブに正会員、特権 会員、シニア会員として所属している当該地区の元ガバナー、副ガバナー又は元副ガバナーの 中から、3 分の 2 以上の投票によって新ガバナーを選ぶものとする。 但し、緊急事態のため地 区年次総会が中止となった場合、地区規約に基づき年次総会にて選出される地区役員は、地区 年次総会開催期間中に行われる地区評議会で選出されるものとする。地区評議会は、地区役員 会及び中止された年次総会で拡大代議員の資格を持っていた会員で構成されるものとする。 (10/90) 第 12 条 次期ガバナーが、その任期の任務を遂行することができなくなった旨、地区ガバナー が認定し、次期地区役員会の 3 分の 2 がこれを承認した場合には、次期地区役員会は、地区規 約に従い、空席を埋める後任を選出する手続きを進めるものとする。(6/89) 第 13 条 地区ガバナーが一時的に任務を遂行できなくなった場合、地区役員会は、3 分の 2 以 上の投票を以って、当該地区クラブに正会員、特権会員又はシニア会員として所属している元 ガバナー、副ガバナー又は元副ガバナーの中から、当該ガバナーが職務復帰可能となるまでの 間のガバナー代理を選ぶものとする。ガバナー代理は、当該地区の業務責任者として地区規約 及び国際キワニス規約で定められている地区ガバナーの全ての義務、責任及び権限が与えられ る。60 日経っても、地区ガバナーが任務に復帰出来ない、又は地区ガバナーとしての責務が果 たせないと地区役員会が判断した場合は、地区ガバナーが空席である旨を宣言し、地区規約が 定める役員の空席を埋める条項に従い、空席を埋めるものとする。(6/89) 第 20 章 委員会 第 1 条 国際役員会の同意を得て、会長は、会長、次期会長及び前会長の 3 名を含む、合計 7 名 を国際役員会から選び、執行委員会を設けるものとする。執行委員会は、国際役員会により当 該委員会に委託された管理的任務を遂行し、管理的権限を執行する。 会長は、執行委員会の全 会議の議長を務めるものとする。会長が欠席の場合、委員会は議長を選出する。 第 2 条 執行委員会は、会長の招集により、又は、当該委員会の 3 名以上の書面による要請によ り開催する。専務理事は、 執行委員会の会議予定日の 3 日以上前に国際役員会の全役員が受け 取ることが出来るよう招集状を送付する。執行委員会の定足数は 4 名とする。(7/98) 第 3 条 会長は、国際役員会の同意を得て、副会長、執行委員会役員 2 名以上を含む財務委員会 を設け、委員のうち一人が委員長を務める。財務委員会は、役員会が定めた管理業務を行う。 (7/06) 31 第 4 条 元国際会長で構成される元国際会長常任委員会を設ける。また、毎年退任する前国際会 長も、当該委員会に参加するものとする。(6/89) a. 元国際会長常任委員会の定足数は、5 名とする。(6/89) b. 元国際会長常任委員会は、委員会に付託された事項を審議し、結論を国際役員会に報告 する。委員会は自ら提起する問題を審議し国際役員会にその結論を報告することができる。 委員会議事のまとめを、委員会のメンバー、国際会長及び専務理事に提出するものとする。 (7/98) c. 本委員会は、国際年次総会において会合を開く。また、年次総会開催の 30 日以上前に開 催するという条件で、本条項に定められたところに従い他の会議を開くことが出来る。 (7/07) 第 5 条 決議常任委員会を設けるものとする。当該委員会は、尐なくとも 1 名の元国際会長を含 む 7 名のクラブ会員から構成される。(6/89) a. 決議委員会の定足数は、4 名とする。(6/89) b. 決議委員会は、本規約に従い国際年次総会の議題として提案される決議案を審議し、推 薦する。委員会は、決議を発議し、修正、連結又は編集する権限がある。また、提出され たいかなる決議案も却下することが出来る。国際キワニス役員会が、次年度のプログラム を、決議委員会に提案したときには、決議委員会は、そのプログラムを適切な決議に取り 入れるものとする。(7/98) 第 6 条 国際役員会の同意を得て、国際キワニスの次期会長は、在任中に、直接的かつ効果的な 指導が出来る国際委員会(複数)を設けるものとする。(6/83) a. 国際委員会は与えられた在任期間活動する。(6/82) b. 国際委員会の任務は、国際役員会の同意を得て、次期会長により定められる。(6/82) c. 国際委員会は、本規約で別にさだめられている場合を除いて、1 名の委員長を含む 3 名 以上の委員で構成する。委員長は、会長により任命され、又は、次期会長が委員会を創設 した場合は次期会長が任命をする。(1/06) 32 d. 国際委員会が、地理的に細分化された場合、細分化された各委員会の定員は、4 名を越 えてはならない。(10/90) 第 7 条 各委員会は、国際会長の承認を得て、委員長が招集し、会合を開くものとする。委員会 の会合については、 専務理事に対して、会合開催の 30 日前までに書面により通知しなければ ならない。全ての委員会は、会長又は国際役員会の要求があり次第、報告をしなくてはならな い。(7/98) 第 8 条 特別委員会は、国際役員会の過半数が必要又は適当であると判断した場合、会長によっ て設置され、創設時に国際役員会が与える任務を遂行するものとする。 第 9 条 特別委員会は、1 名で構成できる。(1/06) 第 10 条 特別委員会の開催通知は、その開催 10 日前までに専務理事になされなければならない。 (7/98) 第 21 章 公式刊行物 第 1 条 国際役員会は、その監督及び管理の下、定期刊行物を発行、又は、発行させるものとす る。これらの定期刊行物は、国際キワニスの公式刊行物とする。(6/10) 第 2 条 国際役員会は、公式刊行物の編集及び発行方針を決定する。(6/10) 第 3 条 専務理事は、編集長として、国際役員会の指示と監督に従い、公式刊行物発行の責任を 負う。専務理事は、国際役員会での決定に従い、公式刊行物製作に必要である場合、追加スタ ッフを選任することが出来る。専務理事は、編集長の任務遂行に関する追加的な報酬は受けな い。(6/10) 第 4 条 米国及びフランス語圏を除くカナダのクラブは、正会員、名誉会員、特権会員及びシニ ア会員に、会員である間は国際キワニスの公式刊行物を購読することを会員資格の条件とし、 会員である限り続けさせなければならない。夫婦ともにクラブの会員である場合には、どちら か一方は定期購読しないことも可能である。(6/10) 第 5 条 国際キワニスの公式刊行物の購読料は、年間 8 米ドルとする。購読料は、国際キワニス の公式刊行物の発行に充てられ、キワニスの一般財源に戻すことは出来ない。請求は、国際キ ワニスに提出する会員報告書に示されているところによるものとする。国際キワニスの公式刊 33 行物は、国際役員会にて決定された料金で、10 冊以上まとめて購読が出来る。(6/10) 第 6 条 米国及びフランス語圏を除くカナダのクラブは、国際キワニスの公式刊行物の購読料を 会費と一緒に徴収しなければならない。国際キワニスの公式刊行物の購読料は、購読料会計と して帳簿に計上し、国際キワニス専務理事に転送しなければならない。但し、夫婦ともにクラ ブの会員であり、どちらか一方が定期購読しないことを選べば、両方から購読料を徴収するこ とは出来ない。(6/10) 第 22 章 収入 第 1 条 本章第 2,3 条、及び 4 条に従い、各クラブは、国際キワニスに対し、各所属会員につ き年間 42 米ドル支払わなければならない。但し、終身会員資格及び名誉会員資格保持者は除く。 会費は、毎年 9 月 30 日付の各クラブの年次報告書に基づき、会費支払期日を毎年 10 月 1 日と し、11 月 30 日までに支払わなければならない。(6/09) ただし書き: 2010 年 10 月 1 日から 2012 年 10 月 1 日まで 9 月 1 日から 12 月 31 日の間に設立したクラブ o 2010-11 年については、2010 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2010 年 10 月 1 日とし、2010 年 11 月 30 日までに遅滞なく支払わなければなら ない。 1 月 1 日から 4 月 30 日の間に設立したクラブ o 2010-11 年については、2010 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2010 年 12 月 1 日とし、2011 年 1 月 31 日までに遅滞なく支払わなければなら ない。 o 2011-12 年については、2011 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2011 年 10 月 1 日とし、2011 年 11 月 30 日までに遅滞なく支払わなければなら ない。 5 月 1 日から 8 月 31 日の間に設立したクラブ o 2010-11 年については、2010 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2011 年 2 月 1 日とし、2011 年 3 月 31 日までに遅滞なく支払わなければならな い。 o 2011-12 年については、2011 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2011 年 12 月 1 日とし、2012 年 1 月 31 日までに遅滞なく支払わなければなら 34 ない。 o 2012-13 年については、2012 年 9 月 30 日付のクラブ名簿に基づき、会費支払期日 を 2012 年 10 月 1 日とし、2012 年 11 月 30 日までに遅滞なく支払わなければなら ない。 第 2 条 国際役員会は、世界銀行が公表している国民 1 人当たりの国民総所得が、10,000 米ドル 未満の国の会費を調整するものとする。 支払い区分は以下に示す通りとする。(6/03) 国民 1 人当たりの所得が 10,000 米ドル以上の国は、42 米ドル。(6/03) 国民 1 人当たりの所得が 5,000 米ドル以上 9,999 米ドル以下の国は、27 米ドル。(6/03) 国民 1 人当たりの所得が 4,999 米ドル以下の国は、18 米ドル。(6/03) ただし書き: 2009 年 6 月 27 日から 2012 年 9 月 30 日まで、各クラブに、2008-09 年度と同様の 区分の会費を課す。(6/09) 第3条 国際キワニスがスポンサーとなっているプログラムの会員であった者がクラブの会員と なった場合、クラブ入会後2 年間に限り、当該会員の国際会費を免除するものとする。当該会 員の所属クラブ及び地区への会費、公式刊行物の購読料並びに本規約に規定されている保険料 は支払わなければならない。(7/07) 第 4 条 キワニス年度末に 25%以上の会員数の純増を達成したクラブは、前年度の会員数を超 えた分の国際会費を免除されるものとする。当該会員の所属クラブ及び地区への会費、公式刊 行物の購読料及び本規約に規定されている保険料は支払わなければならない。(7/07) 第 5 条 各クラブは、所属地区より、名誉会員を除いた各会員について地区の定めた会費を課さ れることがある。これらの会費は、各クラブの年次会員報告書に基づく。(6/04) 第 6 条 名誉会員を除くクラブの各会員は、当該クラブの規約で規定されている入会費及び年会 費を所属クラブに納めなければならない。(7/05) 第 7 条 各クラブは、フェデレーション規約で規定されている名誉会員を除く各会員の会費及び その他費用を所属フェデレーションに納めなければならない。(7/88) 35 第 8 条 「ドル」とは「アメリカ合衆国のドル又はそれと同等の通貨単位」を意味する。(7/88) 第 9 条 本章で定義している収入源外からの収入は、本規約で規定された方法により調達する。 (7/88) 第 10 条 a. 国際役員会は、本規約で公認されている以外の資金調達方法でも資金を調達出来る。但し、 当該役員会は、本規約で規定された場合を除き、クラブ又はクラブ会員に賦課金を課すこと、 又は、キワニスの資産をビジネス目的に使用することは出来ない。(6/92) b. 倫理的及び健全な経済的行為に反し、キワニスの目的、方針、運営手続きに違反し、又は、 キワニスの名を汚すような資金調達活動は明確に禁止する。(6/92) c. 本条で認められた活動には、クラブ会員の氏名、住所又は電話番号を含む国際キワニス名 簿、又はメーリングリストの公開又は使用についての第三者契約締結は含まない。但し、国 際年次総会にて、それらの公開又は使用に関し、代議員の過半数の事前同意がある場合を除 く。(7/98) d. 国際キワニスのクラブに所属する会員は、第三者に提供又は販売される全リストから、 氏名、住所、ファックス番号、電話番号を削除するよう要求出来る。(7/98) 第 23 章 財務及び会計 第 1 条 国際キワニスの会計年度は、10 月 1 日から翌年 9 月 30 日までとする。(6/89) 第 2 条 国際役員会は、国際キワニスに効率的な会計システムを導入し維持するものとする。 (6/89) 第 3 条 国際役員会は 10 月 1 日までに会計年度の収支予算を採択しなければならない。収支予 算は、収入の見積額及び収入源並びに費用支出及び調達支出の目的とその金額を明示しなけれ ばならない。 第 4 条 全ての支出は、日付、受取人、受けたサービスもしくは購入した商品又は購入資産の種 類及び支払金額の入った証憑書類付き小切手で行う。(6/89) 36 第 5 条 出費額は、年度予算の総額を超えてはならない。 第 6 条 国際役員会は、国際キワニスの全資金の口座を指定するものとする。(10/85) 第 7 条 国際役員会は、役員及び従業員に対して、証憑書類及び小切手を発行し、副署する権限 及び本章の目的遂行するために必要なその他の権限を与えることが出来る。(6/89) 第 8 条 国際役員会は、毎年一回、又は独自の判断によってより頻繁に、公認会計士による国際 キワニスの会計帳簿の監査を受けるようにしなければならない。監査のために、専務理事及び 副会長は、全ての会計帳簿、報告書及び証憑書類を提出しなければならない。(7/06) 第 9 条 国際役員会は、 国際キワニス公式刊行物に、キワニスの会計年度終了後 6 ヶ月以内に、 監査人の認証を添えて、国際キワニスの貸借対照表及び前会計年度の収支計算書並びに国際キ ー・クラブ及び国際サークル K の財務諸表を掲載するものとする。 同時に支出に関する詳細 情報の一覧を掲載する。(6/04) 第 24 章 保険及び保証 第 1 条 国際役員会は、アメリカ合衆国及びカナダの全てのクラブ及びキワニスがスポンサーに なっている組織並びにそれらのクラブ及び組織の会員、ボランティア及び従業員を保護するた め、その独自の判断で、総合損害賠償責任保険又は限定損害賠償責任保険プログラム及び定期 総合災害医療保険(どちらか一方でも可)プログラムに加入することができる。役員会は、独 自の判断で、上記以外のキワニス関連の組織に保険プログラムに加入することが出来る。(4/99) 第 2 条 保険に加入しているクラブは、会員数に比例させた保険料及び管理費を、国際キワニス から請求されるものとする。クラブは資金調達プロジェクトの収入から、年間 1 会員につき 0.25 米ドルを超える部分の保険料を支出する権限がある。会員年間一人当たりの保険料 0.25 米 ドル分は、クラブ管理経費から支払われなければならない。(4/99) ただし書き: 2009 年 10 月 1 日より、本章第 2 条は、以下のとおり修正する: 保険に加入しているクラブは、会員数に比例させた保険料及び管理費を、国際キワニスから請 求されるものとする。クラブは、保険料を管理経費資金又は奉仕活動経費資金のいずれかから も支払うことができる。 (6/09) 第 3 条 国際役員会は、保険又はそれ以外の方法を通して、インディアナ州の非営利法人に適用 37 される法律で許可されている範囲で、元及び現在の国際理事、役員、従業員又は国際キワニス のエージェントへの免責保証を提供することができる。(10/98) 第 25 章 モットー 第 1 条 国際キワニスのモットーは「世界の子どもたちに奉仕する」である。(7/05) 第 26 章 補助的団体 第 1 条 本組織内での補助的団体の設立は禁止する。 第 27 章 議事手続の典拠 第 1 条 本規約に規定されていない限り、議事手続は「ロバート議事運営規則最新改訂版」に則 るものとする。(6/89) 第 28 章 非営利団体 第 1 条 国際キワニスは、インディアナ州の法律に則り、非営利団体として運営される。(7/05) 第 2 条 国際キワニスは、専ら 1986 年改定歳入法 第 501 条 (c) 3 に定める目的の範囲内で組織さ れ運営されるものとする。本規約第 2 章の目的は、専ら 1986 年改定歳入法第 501 条 (c) 3 に記 載されている慈善活動及び教育活動を通して達成されるものとする。(7/05) 第 29 章 規約改正及び解釈の取り消し 第 1 条 国際キワニス規約は、国際総会において、有効投票数の 3 分の 2 を以って制定又は修正 することが出来る。本章第 7 条記載の各章及び各条は、第 7 条で明記されていない章又は条を 改正、変更、修正又は改編しない限り、有効投票総数の過半数を以って制定又は修正すること が出来る。(7/07) 国際キワニス規約は、第 14 章第 4 条に記載されている如く、国際評議会によっても制定又は修 正することが出来る。(7/07) 第 2 条 専務理事は、次回予定の国際年次総会に先立って、2 月 15 日までに、以下に記された 書類を受取らなければならない。(7/07) 38 a. 国際年次総会において議決される規約改正案(国際評議会を通った提案及び国際役員会 から提出される提案は除く。)(6/91) b. 国際評議会に可決された規約を廃止する提案 (6/91) c. 国際役員会による規約解釈を変更又は廃止する提案 (6/91) 第 3 条 規約修正案、国際評議会で可決された規約を廃止する提案若しくは国際役員会による規 約解釈を変更又は廃止する提案は次に掲げる組織によってなされなくてはならない。(6/91) a. 国際役員会 (7/88) b. 地区役員会又は地区代議員会議 (6/91) c. 会員の過半数の議決を得たクラブ (7/88) 第 4 条 国際年次総会開催日の 30 日以上前に、専務理事は、国際評議会に可決された規約改正 案を含む全ての規約改正案及び国際評議会に可決された規約を廃止する提案若しくは国際役員 会による規約解釈を変更又は廃止する提案の写しを各クラブの事務局長に送付しなければなら ない。(7/98) 第 5 条 規約解釈の変更又は取り消しは、国際キワニスの国際総会において有効投票総数の過半 数以上を以って行なわれるものとする。(7/98) 第 6 条 以下に掲げる本規約の条項の修正には、代議員会議にて書面投票又は電子的投票による 有効投票総数の 3 分の 2 が必要である。(7/07) 第 1 章: 全条 第 2 章: 第 1 条 第 3 章: 第 1 条 第 4 章: 第 1 条、第 3 条 第 5 章: 第 1 条、第 3 条、第 7 条、第 9 条 第 7 章: 第 1 条 第 8 章:第 2 条、第 3 条 a, b、第 7 条、第 8 条 a 第 9 章:第 1 条、第 8 条、第 11 条、第 15 条、第 16 条 39 第 10 章:第 1 条、第 8 条、第 11 条、第 14 条、第 15 条 第 8 章: 第 2 条、第 3 条 a、第 3 条 b、第 7 条、第 8 条 a 第 9 章: 第 1 条、第 10 条、第 13 条、第 17 条、第 18 条 第 10 章: 第 1 条、第 8 条、第 11 条、第 14 条、第 15 条 第 11 章: 全条 第 13 章: 第 1 条、第 5 条、第 6 条 第 14 章: 全条 第 15 章: 第 1 条、第 4 条 第 16 章: 第 1 条、第 4 条、第 5 条~第 8 条 第 20 章: 第 1 条、第 3 条、 第 21 章: 第 1 条、第 4 条 第 22 章: 第 1 条~第 8 条 第 26 章: 第 1 条 第 29 章: 全条 第 7 条 以下に掲げる本規約の条項の修正には、代議員会議にて有効投票総数の過半数が必要で ある。(7/06) 第 4 章: 第 2 条 第 5 条:第 2 条、第 4 条~第 6 条、第 8 条、第 9 条 第 5 章: 第 2 条、第 4 条~第 6 条、第 8 条、第 9 条 第 6 章: 全条 第 7 章: 第 2 条~第 6 条 第 8 章:第 1 条、第 3 条 c、第 4 条~第 6 条、第 8 条 b、第 9 条~第 12 条 第 9 章:第 2 条~第 7 条、第 9 条、第 10 条、第 12 条~第 14 条、第 17 条 第 10 章:第 2 条~第 7 条、第 9 条、第 10 条、第 12 条、第 13 条、第 16 条、第 17 条 第 8 章: 第 1 条、第 3 条 c、第 4 条~第 6 条、第 8 条 b、第 9 条~第 12 条 第 9 章: 第 2 条~第 9 条、第 11 条、第 12 条、第 14 条~第 16 条、第 19 条 第 10 章: 第 2 条~第 9 条、第 11 条、第 12 条、第 14 条、第 15 条、第 18 条、第 17 条 第 12 章: 全条 第 13 章: 第 2 条~第 4 条、第 7 条 第 15 章: 第 2 条、第 3 条、第 5 条~第 8 条 第 16 章: 第 2 条、第 3 条、第 6 条、第 7 条 第 17 章: 全条 第 18 章: 全条 第 19 章: 全条 40 第 20 章:第 2 条、第 4 条~第 7 条、第 9 条、第 10 条 第 20 章: 第 2 条、第 4 条~第 7 条、第 9 条、第 10 条 第 21 章: 第 2 条、第 3 条、第 5 条、第 6 条 第 22 章: 第 9 条 第 23 章: 全条 第 24 章: 全条 第 25 章: 第 1 条 第 27 章: 第 1 条 第 28 章: 第 1 条、第 2 条 公文書・準拠書類・国際キワニス・国際規約 41 国際規約解釈 解釈の公表 第 13 章第 6 条では、「国際役員会による本規約の解釈は、最終であり拘束力を持つものとする。 但し、続く国際年次総会において、変更又は却下された場合を除く・・・」とある。 解釈:本会員に適切な情報を提供するために、規約の全ての解釈は、キワニスマガジンに、そ の実質が伝わるように、掲載する。(5/83) 善良な人物{XE”クラブ会員/会員資格:善良} 第 8 章第 3 条 a では、「正会員は善良かつ地域社会で認められた人物で、当該クラブが所在す る地域社会に居住するか又は何らかの関係を持つ人物でなければならない。」とある。 解釈:「善良な人物」には、現在、有罪判決を受け服役中の人物は含まれない。(1/91) 役員会での地区「ダーク・イヤー」 第 13 章第 1 条 e では、「地区選出のメンバーが国際役員としての資格を完了した後 1 年間、同 一地区から他の会員を国際役員会に選出することは出来ない。但し、本規約に従い、空席を埋 める必要がある場合を除く」とある。 解釈:本条項は、国際規約で規定されている基準と資格を満たしていれば、国 際役員が任期を続けて国際役員会メンバーに立候補することを排除するもので はない。(10/01) 年次総会の第一回セッション{XE「国際年次総会:第一回セッション」 第 18 章第 3 条 a (3)では、「次期会長、副会長、該当任期毎の国際理事の全候補者は、専務理 事に対し、国際年次総会第一回セッション閉会までに書面の候補者届を提出しなければならな い。」とある。 解釈:第一回セッションとは、年次総会プログラムで確認することができ、開会式でも年次総 会プログラムに載っている通りである旨発表されたものとする。(2/05) 42 ラッフル及びくじ引き{XE「クラブ資金:資金調達活動」} 第 7 章第 4 条では、「クラブは、クラブのある国、州又は他の地方自治体の法律、慣習及び伝 統に反していない場合であって、かつ、宝くじ、ラッフル、くじ引き、その他の富くじを資金 調達活動に活用する・・・」とある。 解釈:本条項は、外部の公衆から調達する全資金活動を対象としており、出席及び親睦を目的 としたキワニスクラブの会合において主として会員のみで行われるくじ引きを対象とはしてい ない。(5/83) 電話会議 第 13 章第 2 条及び第 3 条:第 2 条では、「国際キワニス役員会は、・・・によって定められた 日時と場所で、1 年に 3 回以上会合を開かなければならない」とあり、第 3 条では、「・・・ 国際役員会は、会合せずとも、・・・法律で認められている郵便決議をとることが出来る。」 とある。 解釈:本規約で規定されている適切な招集及び通知をされた国際キワニス役員会の公 式会議は、法人設立をしている州(インディアナ州)の法律に従い、電話会議、又は 関係者全員に一斉に伝わる方法で開くことが出来る。 (4/02) 新設クラブの新設会費支払い 第 22 章第 1 条では、「・・・各クラブは、国際キワニスに対し、終身会員資格及び名誉会員資 格保持者を除き、各会員につき年間 42 米ドル支払わなければならない。・・・会費支払日は毎 年、10 月 1 日である。」とある。 第 21 章第 6 条では、「米国及びフランス語圏を除くカナダのクラブは、公式刊行物の購読料を 会費と一緒に徴収しなければならない。」とある。 第 24 条第 2 条では、「保険に加入しているクラブは、会員数に比例させた保険料及び管理費を、 国際キワニスから請求されるものとする。」とある。 解釈:事業年度の 1 月 1 日から 9 月 30 日に設立されたクラブに関して、当該新設クラブが支払 った新設会費については、10 月 1 日から開始する次事業年度の年会費、キワニスマガジン購読 料及び保険料に対する当該新設クラブの支払いとみなす。(例:2010‐11 年事業年度内の 2011 年 1 月 14 日に新設されたクラブは、設立の際に新設会費を支払う。当該クラブにより支払われ 43 た新設会費は、2011‐12 事業年度の年会費、キワニスマガジン購読料及び保険料に対する支払 いとみなす。但し、当該新設クラブは、2012‐13 事業年度以降の年会費、キワニスマガジン購 読料及び保険料を支払う必要がある。)(6/10) これは英文の原本を翻訳したものである。訴訟の際は原本のみを有効とする。 公文書・準拠書類・国際キワニス・国際規約 44
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