学校評価 - 関西創価学園

私 立
校 長
2015 年度(平成 27 年度) 私立 関西創価小学校
関西創価小学校
松 井
義 明
学校評価
1. めざす教育像
・児童一人一人の健やかな心と身体を育み、知性の開花をめざす。
・
「闊達」
「友情」
「根性」をモットーとして、
「世界市民」の基盤を育てる。
・恵まれた自然環境の中で豊かな感性を磨き、平和の心を育む。
2.創価学園ミッション
創造性豊かな世界市民の育成
3.学園生育成ポリシー[関西創価学園一貫教育]
一人も残らず、平和主義、文化主義、人間主義のグローバルリーダーに
4.スクールポリシー
〔Ⅰ〕明日も行きたくなる学校づくり
1. 創立者 池田先生のもとに集い合った全ての児童が「学ぶ喜び」を感じる学校
2. 創立者 池田先生のもとに集い合った全ての児童が「成長する喜び」を感じる学校
〔Ⅱ〕未来につながる学校づくり
1. 世界の平和に貢献する「世界市民」を育てる学校
2. 使命の舞台で活躍する児童の「可能性」を育てる学校
5.中期的目標
(1)学力を身に付けるための教育内容・方法の充実
・ 児童が落ち着いて学習に取り組み、友達と切磋琢磨する中で、基礎・基本の定着を図る。さらに、個に応じたきめ細かな
指導や学力保障の取り組み、ICT 機器の活用等の指導方法の工夫・改善により、児童に学ぶ楽しさを実感させ、授業や家
庭学習等に主体的に取り組む意欲や態度を育成する。
・ 「基礎的・基礎的な知識・技能」、「知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の能
力」及び「主体的に学習に取り組む態度」の、いわゆる学力の三要素から構成される「確かな学力」や、本校の目指す3つ
の学力(「学んだ力」・「学ぶ力」・「学ぼうとする力」)を高めることに力点を置いていきたい。「学んだ力」とは、
教科をはじめとする学習内容の基礎的・基本的な知識や技能であり、「学ぶ力」とは、問題を考えたり、学んだり、学び
あっていく学習方法を含めた学び方である。そして「学ぼうとする力」は、学習内容に関心を持ち、進んで学んでいこう
とする意欲や態度である。さらに、活用しよう、深めようとする力でもある。こうした学力をバランス良く育てることを
目指し、教育目標や内容を見直していく。
・ さらに、育成すべき資質・能力も視野に入れながら、学級やグループで話し合い、発表し合うなどの協同的な学習や言語
活動、各教科等における探究的な学習活動等に力を入れていく。
(2)豊かな人間性を育む教育の充実
・ 価値観の多様化とともに、社会全体のモラルの低下が見られ、社会性や規範意識、道徳心の低下などが指摘される現状を
踏まえ、児童に基本的な生活習慣や規範意識を身に付けさせ、豊かな人間性や社会性を育む「心の教育」の充実を図りた
い。特に、人・社会・自然などとかかわる体験活動や異学年交流、
「ドリーム・プログラム」の充実、家庭との連携を通し
て、心の教育の充実に向けた取り組みを推進する。
・ また、いじめ、不登校等の未然防止、早期発見・早期解決に取り組み、一人一人を大切にする児童の好ましい人間関係つ
くりを推進する。
(3)
「世界市民」を育成するための教育課程の編成
・ 現在、学習指導要領の改定作業が、2020 年の完全実施へ向けて行われている。
「世界市民」育成のために、1.
「世界の翼」となる英語教育の充実、2.
「世界市民」としての「豊かな国際性」を育む、
の2点を柱とした、新しい教育課程の編成や時程表の作成を行う。
・ 具体的には、英語の短時間学習(英語モジュール)を含めた、英語の授業時数の増加を行う。また、創価タイム(総合的な学
習)をはじめとした、英語以外の教科での世界市民教育の取り組みを充実させていく。
(4)時代に即した学校教育の推進(情報教育・連携教育)
・ これからの時代は、情報社会に主体的に対応できる様々な力を育成することが重要である。そのため、ICT 機器を学習活動
に積極的に活用し、児童の情報活用能力を培うとともに、情報モラル教育を推進し、情報社会に主体的に対応できる児童の
育成を図っていく。
・ また、急激に変化する社会の中で自立した一人の人間として成長していくためには、小学校から中学校へと移行していく
段階で豊かな学びと育ちを保障していくことが重要である。そこで、児童の発達を軸に、小学校と中学校が児童の実態や前
後のつながりを視野に入れた一貫性のある連携教育(小・中のブリッジプログラム)の充実に努めたい。
(5)規律正しい、安全で健康的な学校生活
・ 遠距離通学者が多い本校の場合、登下校時をはじめとする児童の生活における安全確保は重要な課題である。また、通学時
のルールの順守やマナーの向上などは、社会生活を営む上で、是非とも身につけさせたい習慣でもある。ルールの徹底とと
もに心を育て、思いやりのあるマナーの向上を図っていきたい。
・ 児童の心身の健康を保持・増進していくために、リズムある生活習慣の定着を図るとともに、健康を大切にする意欲や態度
を育てたい。また、学校給食では、安全・安心を最優先に衛生管理の徹底に努め、栄養教諭と連携して食に関する指導の充
実を図り、望ましい食習習慣の確立に取り組んでいきたい。
(6)教員の資質・能力の向上と研修の充実
・ 創価教育の目指す教育のあり方や、学校が直面する様々な教育課題の解決のため、創価学園人材育成基本方針をもとに、教
員の資質・能力の向上のための各種研修の充実を図る。
・ 授業力向上のため、校外研修への参加や、意図的・計画的な校内の授業研修を継続的に行っていく。
(7)入試広報、児童募集の充実
・ 少子化が加速する中、本校の目指す教育として掲げている「可能性」
「心」
「世界市民」の育成を柱にした教育活動をより積
極的に伝えてく。そのために、実践映像となる動画を効果的に使いたい。また、ホームページを活用することによって教育
革新のイメージをアピールしていく。
・ 学校見学会などの募集行事では、より本校の教育に関する理解を深めていただく機会として、体験授業・体験給食などを実
施し、募集に結びつけていきたい。
・ 出願方法を従来の募集要項の頒布式から、受験生や保護者の利便性の拡大を目指し、WEB を使用しての出願(WEB 出願)
に切り替えていく。
【自己評価アンケートの結果と分析・学校評価委員会からの意見】
自己評価アンケートの結果と分析
学校評価委員会からの意見
【児 童】
・学習者(児童)から授業者(教員)に対する授業評価で、比較的低い項
目は、授業での「教員の関わり」と「学習規律」である。経年の分
析という観点も入れながら、授業者個人でのふりかえりや授業者(教
員)同士による協議の場を大切にした。
【学校経営】
・ 御校は、学習面や生活面で目標を立て、それを自己評価しなが
ら進んでいる。創価小学校の教育に学ばせていただくことが多
い。様々な教育実践を拝見し、スクールポリシーにあるように、
誰もが「明日も行きたくなる学校」だと感じた。多くの児童が
毎日喜んで通学していることは素晴らしいことだ。
・研究部が中心となり、学期ごとに「授業の約束」の重点項目を定め
て指導したり、児童へのアンケートを行ったりして、学習規律の定
着に努めた。この取り組みで、チャイムスタートや発表方法など、
教員や児童の意識を揃えて授業に臨むことができた。
・ 我が子も大変なときに教職員の皆様に励ましていただいた。成
長の過程には様々な変化がある。そうしたときに、励ましてい
ただけたことに感謝の念でいっぱいである。このような体験を
もっているご家族も多いと聞く。経験したこと、悩んでいたこ
とが全て児童の成長の力となっている。〝励ましの力〟を今後
も大切にいってほしい。
・「先輩は後輩を、弟・妹のようにかわいがり、大切にしていく。後
輩は先輩を、兄・姉のように尊敬していく」という創価学園合言葉
を、読書・創価タイム(総合的な活動)・生活科など、様々な場面で、
「きょうだい活動」(異学年交流)として生かしていけるようになっ ・ 御校が、
「ティーム関西小」を合言葉として、各種の教育活動を
た。
推進されていることに感心する。関西創価中学校は、御校の取
り組みに影響を受け、実践させていただいている。
・月1回の食育委員会を定期的に開催した。給食時の「もぐもぐタイ
ム」や「お楽しみ給食(高学年)」、
「1・6年ペア給食」など、本校 ・ 成長する過程には、常に現実と理想のギャップがある。そうし
独自の取り組みが定着してきた。児童は、毎日の栄養教諭による「給
た悩みの中で、友達がいたから現実の中で理想を追い求めるこ
食トーク」や「給食クイズ」を楽しみにしている。来年度は、食育
とができた。友達や先生に支えられた経験というのは、とても
の学校全体計画を策定していくことを課題とし、各教科と連動した
大切である。児童が生まれてきたことへ感謝し、使命を感じて
授業を進めていきたい。
生きていけるよう、一人一人の児童への関わりを強くしていっ
てほしい。
・4・5・6年生の「新体力テスト」では、全体的に高い傾向が見
られた。総合評価 A が68名と過去最高になった。体力面が心配 ・ マイノリティ教育について考えていかなければならない。支援
されていた6年生の女子も少しずつ向上の傾向が見られるように
の必要な児童への対応はこれからの課題である。
なった。これは、年間スケジュールに基づいて、体力の向上を目指
し、逆上がり・水泳・なわとび・マラソン・外遊びなど、学校全体 【学習指導】
で取り組んできた成果である。課題は「握力」であった。日常で ・ プログラミング教育について報道されていた。時代は大きく変
取り組むことを児童に紹介しくなどして、運動への意識が高くな
化してきている。今後、変化する社会に対応していく観点も益々
ってきたこの機会を大切にしていきたい。
求められてくるであろう。先進的な内容も取り入れながら教育
活動を行ってほしいと期待する。
【保護者】
・学校での学習と家庭学習の連動を図るため、「家庭学習の手引き」 ・ 図書の本を児童に選書させると読書量が増えたという実践を伺
や「伝言板」を活用した。欠席児童への対応なども含め、家庭との
ったことがある。児童の主体的な姿勢を引き出すという意味で、
連携を大切にしながら、さらに質の高いものを目指していきたい。
御校の参考になるのではないか。
・昨年に引き続き、夏季休業期間に図書館のリニューアル工事を行っ
た。机や椅子、フリースペースを設けたり、本棚を一部交換し
たりするなど、児童がより図書館を利用しやすいように読書環
境を整備した。また、粘土質のさつまいもの畑の土地改良を行
い、学習環境の整備に努めた。
・ 開校以来、研究集録の発刊をされていると聞く。こうした地道
な授業研究を続けられているということに大変感心している。
より一層、授業の充実に励んでいってほしい。
【生活指導】
・ 社会では、子どもを取り巻く事件・事故が連日のように報道さ
・学校の教育活動の様子を少しでも理解していただくことを目的に、
れている。登下校中に暴言をはかれたとの話も耳にした。社会
行事をはじめとする学習の様子を動画で配信した。児童の様子がよ
が騒然としている中での遠距離通学である。児童に社会的なル
くわかるとの喜びの声が多数寄せられた。
ールを教えたり、マナーの向上に取り組んだりしていくことは
重要である。危険回避の手立てを教えたり、
「ノーベルトレイン」
【教職員】
などの具体的な取り組みも充実させたりするなど、今後も努力
・学校教育目標の実現を目指して、学期ごとに教員による「自己評価」
してほしい。また、親も子の話をゆっくり聞いてあげる時間を
を行った。
「児童の育ち」に視点を定め、課題を出し合う中で、解
持ってあげることが大切だ。
決のための指導方法を共有し、実践した。
・ 学校と保護者が連携した通学教育が大切ではないか。登下校で
・夏季集中討議では、新学習指導要領の改訂も視野に入れた、語学教
の行動を学ぶ機会を増やすなど、安心・安全教育の充実を図っ
育と教育課程・時程をテーマに、全体会・グループ討議を行った。
ていってほしい。
関西創価中学校・高等学校と合同で行われる関西キャンパス研修会
では、一貫教育における各校の教育活動の紹介を行い、教育課題の 【保護者との連携】
共有を図ることができた。
・ 現在の教育の状況を伺い、本当にうらやましく思う。児童の成
長を支える「親育て」が大切である。家庭教育でも創価教育が
・行事や集いについては、行事や集いの終了後、教職員でふりかえり
できるということを学ぶ機会として、両親で参加する「保護者
のアンケートを行った。そして、担当の校務分掌や企画会で分析し、
講座」の機会などを充実させていってほしい。
次年度の内容を討議した。このような学校行事・集い等の改善シス
テムが定着してきた。また、アンケートについては、マークシート ・ 様々な課題を抱えている児童にきめ細かく対応していただいて
方式の集計システムを導入し、利便性を図った。
いる。保護者との連携を密にしながら、こうした姿勢と取り組
みを大事にしていってほしい。
【総括と改善】
自己評価と学校関係者評価を踏まえ、今後の重点的な目標・指導計画・改善方策および学校運営のあり方について以下にまとめた。
1. 今後、重点的に取り組む目標・計画
本校が、今年度設定している学校教育目標は、児童の健全な育成にとって適切なものと考え、来年度も発展的に継続する目標として掲
げていきたい。ただし、小・中・高の一貫性を大事にすることを踏まえ、育成のポイントを三つに集約し、表現していきたい。
目標に示した各項目について、一層その成果を上げるための計画および具体的な方法を検討する必要がある。
2. 今後の改善方策
◎ 学校の重点目標とその実施計画
(1) 自己評価活動の充実
・学期ごとに、学校教育目標の各項目についての「校内学校評価(自己評価)」を行った。1・2学期は、評価資料をもとに、
「児童の
育ち」の観点でグループ討議を行い、意識の共有化を図った。3学期は、学校教育目標の年間のふりかえりを行うとともに、各項
目に対しての評価を行った。このようなスモールステップによる校内自己評価活動と改善のリズムを今後も継続し、充実させてい
きたい。
・学校評価の討議では、本校の「良さ」(魅力・強み)と「課題」(弱点・伸ばすべきところ)を意識して行ったことは良かった。「良さ」
と「課題」については、それぞれ「児童に関すること」「教員やその取り組みに関すること」に大別し、意見をまとめた。今後は、
「創造性豊かな世界市民の育成」へ向けて、教育課程の編成や時程表の作成など、より具体的な形で討議を進めていきたい。
(2) 人材育成の充実による教員の資質向上
・「最大の教育環境は教師自身である」とは、「創価教育の精神」であり、教員の資質の深まり高まりこそが「学校教育力」の基礎と
なる。つまり、
「学校教育力」の向上は「教員の資質の向上」に帰着すると言える。全教員が、研究授業、公開授業を行うという開
校以来の伝統を大切に引き継ぐとともに、
「創価学園人材育成基本方針」を踏まえた研修計画を立て、意図的・計画的な教員の資質
向上を更に目指していきたい。
・人材育成では、
「Off-JT」、「OJT」、
「自己啓発(Self-Development)」の 3 つの手段が相まってはじめて効果的な育成が可能となると
の考えをもとに、授業力・教育力向上のための初任者研修会、青年研修会、全体研修会など、昨年からの流れを継続した研修を開
催していきたい。
(3) 学習指導要領改定を見据えた教育課程や新時程表の検討と作成
英語をはじめとする学習指導の充実
・夏に「新教育課程の編成に向けて」というテーマで、夏季集中討議を行った。また、冬には、
「課題(特別)クラブ活動を問う」-課
題(特別)活動の教育的位置-」というテーマで冬季集中討議を行った。二つの討議とも、
「世界市民の育成」という目標に向かって、
どのような取り組みを行っていくのかという点を中心に話し合った。具体的には、来年度も、全学年で行っている担任による「イン
グリッシュタイム(英語モジュール学習)」を行うことにした。
○ 毎朝(月〜土)の朝の時間を活用して行う。
○ そのために、時程(生活時間帯)を変更する。
○ 推進するための授業研究会を行い、組織をつくる。⇒英語推進部会
上記のような取り組みに加え、各教科や道徳・創価タイム(総合的な活動)・特別活動なども「世界市民」育成という観点を視座に学
習活動を充実させていきたい。
3. 今後の学校運営のあり方
創立精神や教育方針(創価学園・関西キャンパス・本校)を根幹に据えつつ、現在、社会が抱えている教育課題や児童・保護者のニ
ーズに応えうる教育活動をさらに展開していきたい。そのためには、保護者や学校を支えていただいている関係者による学校関係者
評価や第三者評価でいただいたご意見を謙虚に受け止め、常に改革・改善に努めていきたい。そして、教育内容の充実を一層図ると
ともに、教育目標が達成できるよう教育計画を立案し、学校組織を整えていきたい。さらに、人材育成プログラムの充実により、教
員の資質向上に努め、教員間の連携を強化し、「ティーム関西小」として、学校全体の教育力向上に一層努めたいと考えている。
2015 年度 自己評価授業アンケート
実施時期/2015 年
5月
保護者授業アンケート
2015 年
6月
教員授業ふりかえりシート
(授業者→授業者)
2015 年 12 月
児童授業アンケート
(学習者→授業者)
2016 年
2月
教員授業ふりかえりシート
(授業者→授業者)
2016 年
2月
保護者授業アンケート
(保護者→授業者)
2016 年
2月
教員授業ふりかえりシート
(授業者→授業者)
2015 年度 自己評価の実施
実施時期/2016 年
3 月 4 日(金)
評価委員/小学校教員(33 名)
評価項目/教育活動全般、学校運営に係る項目
評価方法/各項目について 4 段階評価で実施
4:充分達成できた
3:少しは進んだ
2:現状維持だった
1:後退した
(保護者→授業者)
5.本年度の取り組み内容及び自己評価
重点目標
具体的な取組計画・内容
評価指標
評価
自己評価
3.4
・道徳部会が中心となって、毎月のコス
モタイムの充実を図った。
・代表委員や各種委員など、児童が中心
となり、三大行事に取り組んだ。特に
創立者が入学時のメッセージで示され
た「三つの約束」を各学年に応じた具
体的な実践として取り組むことができ
た。
・創立記念日の前に、池田記念館の見学
を通して創立精神の学習を行った。ま
た、創立者の創作童話の読了やドリー
ムプログラムを生かして、創立者の心
を学んだ。
2.8
・児童部が中心となり、一列登下校の指
導やマナー向上への取り組みを行っ
た。
・高学年は、給食時の「もぐもぐタイム」
が定着し、マナーよく食事をしている。
低学年での定着を進めていきたい。
・チャレンジ図書(校内推奨図書)は、全
校児童が達成した。
・ノーベルタイム(朝読書)、ノーベルト
レイン(車内読書)、ワンブック運動等
の日常的読書活動の推進に努めた。
・
「英知の日」の取り組みで、全校読書運
動に取り組むことができた。
・6 月「ノーベル図書館まつり」の実施
をはじめ、図書館や図書委員主催の読
書推進の取り組みを積極的に進めた。
3.1
・昨年に引き続き、研究部が学期ごとの
「授業の約束」を明確にし、全教員で
授業の約束を実践。クラスで重点目標
を掲示して意識の共有を図るなど、全
校的な取り組みを行うことができた。
また、授業規律についてのアンケート
を分析し、課題を共有した。
・家庭学習の手引きを保護者に配布し、
「3つの学力」の考えを伝えた。また、
家庭学習の習慣化を定着させるため、
個人記録表などを学年やクラスで作成
した。
・
「標準学力調査」を 3 年以上で実施した。
その学力評価で児童への手立てを考
え、学力保障の取り組みを各学年単位
で行った。
3.2
・国語を教科研究の重点教科と定めた。
言語活動を充実させ、言葉を大切にす
る教育活動の充実を図った。
・「漢字のまち枚方」にある学校として、
地域の特色文化である漢字の学習や漢
字を活用した作文に取り組んだ。最優
秀賞をはじめ、各種の表彰を受けた。
・漢字指導の充実を図り、漢字検定では、
「最優秀団体賞」の結果を残した。
・ET(イングリッシュ・タイム)を各クラスで行い、
4・5・6 年生では、英検ジュニアを受験
した。また、英語の授業と ET との連
動を意識し、毎週、教員の英語推進委
員会やイングリッシュミーティングを
行った。
・グローバルキャンプ(5 年)、イングリッ
シュ・サマーセミナー(6 年)など、コミ
ュニケーション力を高める取り組みを
行った。
・オーストラリア「ティーンブーン P-12
校」の教員・生徒12名が来校し、4
年生と交流した。
・演劇鑑賞から芸術鑑賞と名称変更し、
〔Ⅰ〕ティーム関西小として、
「5つのミッション(使命)」(Five Missions)を遂行
教
1.「心の教育」の育成
育
ア.「健全な精神の土台」をつくるために、 ア.創価道徳の時間である「コスモ
創価道徳を中心とした心の教育を充実
タイム」を計画的に実施し、学ん
させる。
だ内容を実践する場面を意図的に
設定するなどの取り組みを行い、
健全な精神の土台をつくろうとし
ている。
私たちが育てたいのは
モットーの「心」です。 イ.学園三大行事を充実させることによ
り、創立精神の学習深化を図り、「モ
ットーの心」を育成する。
活
ア.人生の土台となる「よい生活習慣」を
確立させ、
「創価の誇りあるマナー」を
身につけさせる。
動
・
イ.学園三大行事に向けて、実行委員
会や代表委員などが中心となり、
全校で創立精神を学ぶ具体的な取
り組みを行い、「モットーの心」
を育成しようとしている。
ア.駅までの通学路では、一列登下校
をし、お世話になる人々にさわや
かな挨拶をしている。給食時の「も
ぐもぐタイム」の取り組みが定着
し、マナーよく食事をしている。
2.「人間力」の育成
実
私たちが育てたいのは
「人間力」です。
践
イ.良書に親しむ「読書力」の伸長を図り、
「読書習慣」を定着させる。
イ.チャレンジ図書(学年別課題図書)
を読了し、朝読書(ノーベルタイ
ム)、ワンブック運動などが、児童
の日常の生活の中に習慣化してい
る。
に
お
け
3.「学力」の育成
る
私たちが育てたいのは
「学ぶ喜び」です。
ア.「3つの学力」
(※2)を意識した授業 ア.学習者や保護者による授業アンケ
を行い、児童に学ぶ喜びを実感させる。
ートを行うことにより、授業者の
(※2)「3つの学力」とは、「学んだ力」
授業を振り返り、改善の努力をす
「学ぶ力」「学ぼうとする力」
ることによって、「学んだ力」「学
ぶ力」
「学ぼうとする力」を伸ばそ
うと努力している。
イ.勉学第一を柱とする「学習習慣」を確
立させ、学力向上への取り組みを推進
する。
イ.家庭学習の手引きに示された各学
年 の 家 庭学 習 時 間を 達 成し てい
る。標準学力調査(国語・算数)を実
施した結果をもとに、学力保障の
取 り 組 みを 学 年 ごと に 行っ てい
る。
ア.「日本の文化」
(※3)を理解するとと
もに「英語力」の向上を図る。
(※3)書道 漢字 音楽 食
ア.書道、音楽(和太鼓)、食(和食)の学
習 や 漢 字作 文 コ ンク ー ルへ の出
品、漢字検定の受験などの取り組
みを通し、日本文化への理解を深
めている。各クラスでのイングリ
ッシュ・タイムや英検ジュニアの
取り組みにより、英語力が向上し
ている。
重
点
項
目
4.「世界市民」の育成
私たちが育てたいのは
「世界市民」です。
イ.海外との交流活動を通して、異文化へ
の興味・関心を高め、
「豊かな国際感
覚」を育む。
イ.創価大学の留学生との交流や海外
からの来客との交流を行うことに
より、異文化への興味・関心が高
まっている。
舞踊集団菊の会を招いて、芸術教室芸
術鑑賞教室を開催した。日本のおどり
が大切な日本の文化財産であるとの認
識を深めることができた。
ア.豊かな感性を磨き、創造力を高める
「情操教育」を積極的に推進する。
ア. 児童の表現活動の場となる、校内
写生展・児童作品展・書き初め展
音楽発表会を開催し、「情操教育」
をより一層充実させている。各種
の コ ン クー ル に 児童 作 品を 出品
し、表現する喜びを高めている。
イ.基礎体力を育み、運動能力を高める
「体力向上」への取り組みを推進する。
イ.運動能力・体力向上のための各種
の 体 育 的な 取 り 組み を 行っ てい
る。
・運動能力向上月間(5 月)
外遊びの推奨・鉄棒の取り組み
・水泳強化月間(6~9 月)全校共
通の水泳級表を使った泳力向上
への取り組み
・なわとび強化月間(11 月~1 月)
」
なわとびギネス・なわとび大会の
取り組み
・
「冬季体力強化月間(2 月)」持久
走・マラソン大会の取り組み
・関西小三大芸術展(校内写生展・児童作
品展[絵画・陶芸・書写]・書き初め展)を
充実させた。各種のコンクール出品し、
成果を挙げるとともに、児童の表現す
る喜びを高めることができた。
・特に書道においては、第 59 回全国書き
ぞめ作品展覧会で、団体賞として「全
国優勝」
(小学校全国 1 位相当・通算 9
回目)した。個人でも「文部科学大臣
賞」を受賞した。
5.「感性・体力」の
育成
私たちが育てたいのは
「豊かな感性と体力の
向上」です。
3.6
・年間を通じて、鉄棒、水泳、なわとび、
持久走、マラソン大会など、体力向上
の取り組みを行った。
・春季には、運動能力や体力を養う目的
で、鉄棒強化月間を設定し、鉄棒と体
力テストに取り組んだ。中休み・昼休
みを活用し、外で遊ぶ習慣を身につけ
させるための外遊び月間なども設定し
て、運動能力の向上に努めた。
・新体力テストの結果にも体力向上の結
果が見られた。
〔Ⅱ〕ティーム関西小として、
「3つの教育推進力」(Three engines of education)を遂行
ア.「教員人材育成基本方針」に示された
学園教員能力の向上をめざす。
1.「教師力」の向上
私たちが身につけたい
のは「創価の教師力」
です。
ア.「学習指導力」
「生活指導力・キャ
リア指導力」「連携・折衝力」「学
校運営力・ティーム力」の 4 つの
学園教員の能力向上を図るための
研修や自己研鑽を積極的に行って
いる。
イ.「教員キャリアデザイン」に基づいた
意図的・計画的な人材育成を行う。
イ.年間研修計画に則り、全体研修、
青年研修、初任者研修など、各種
の研修を行い、教員の資質向上を
行っている。
ア.「学園の合い言葉」が響き合い、のび
のびと自己表現できる創価の校風を構
築する。
ア.授業を中心とした学校生活の中
で、お互いを認め合い、励まし合
う人間関係が高まり、楽しく学級
や学校生活を送っている。
イ.学園兄弟・姉妹の「きょうだい活動(異
学年交流)」で竹林の友情連帯を目指
す。
イ.「きょうだい活動(異学年交流)」
を積極的に推進している。
ア.心の滋養となる読書環境と四季の移
り変わりを体感できる自然環境を整備
する。
ア.図書館のフリースペースをリニュ
ーアルし、読書環境を整備する。
なかよし農園の土地改良を行い、
学習環境を整えている。
3.3
・昨年度末に策定された「教員人材育成
基本方針」に則り、意図的・計画的な
学園教員の能力の向上をめざす研修を
年間計画のもとに行った。
・OJT とともに、いじめ研修をはじめ、
英語研修や救急救命研修などの校内全
体教員研修を充実させた。
・夏には、業者によるアクティブ・ラー
ニングについての研修を行った。
・青年研修・初任者研修は、4 つの学園
教員の能力向上を図るための研修をそ
れぞれ 7 回にわたって実施した。
3.3
・1年生を各学年が支える活動する「き
ょうだい活動(異学年交流)」をはじめ、
各学年間の交流活動の充実に努めた。
(1・6年 交流)入学式、新入生歓迎の
集い、紙兜贈呈、ペア給食、清掃活動
(1・2年 交流)学校たんけん
(1・3年 交流)折り紙
(1・4年 交流)たけのこほり
(1・5年 交流)さつまいもの植え付け・
収穫
(1・6年、2・4年、3・5年の交流)
ペアード・リーディング
グループ・リーディング
(3・6年 交流)リコーダー
3.5
・昨年に引き続き、図書館のリニューア
ル工事を行う。机と椅子を全て新しい
ものに交換し、フリースペースのカー
ペット部分を畳敷きにした。また、本
が手にとりやすいように、児童の背丈
にあわせた低い本棚に一部交換したり
するなど、児童がより図書館を利用し
やすいように読書環境を整備した。
・粘土質のいもばたけの土地改良を行い、
学習環境の整備に努めた。
・ICT モデルルーム(第 1 理科室)の 40 台
のタブレット端末に加え、105 台を追
加し、1 学年分が同時に使用できるよ
うにした。
・各教科別に、アプリの推薦を行い、習
熟用のアプリを入れた。また、2 月に
ICT の研修会を開いた。
2.「信頼・安心」の
教育
私たちが守りたいのは
「子どもたちの笑顔」
です。
3.「教育環境」の整備
私たちが整えたいのは
「豊かな学びの環境」
です。
イ.21 世紀型の学びに対応できる「IC
T環境」の研究と整備をする。
イ.モデルルーム(第 1 理科室)での
タブレット端末を使用した授業実
践を行うとともに、タブレット端
末を一学年分整備し、活用方法の
研究・研修を行っている。
ア.英検ジュニア(5・6 年生)の実施やグロ
ーバルキャンプの開催など、新たな視
点で英語教育に取り組む。
ア.2 月に英検ジュニア(高学年)、9
月にグローバルキャンプ(5 年生)
を実施するなど、常に学習意欲を
喚起する新たな視点で英語教育に
取り組んでいる。
イ.英語カリキュラムの編成を行い、担任
による ET(イングリッシュタイム)を実施する。
イ.担任による ET(イングリッシュタイム)の授
業実践とカリキュラム編成を行う
ため、毎週、英語推進委員会を開
催し、日常における英語力の向上
に努めている。
ウ.漢字作文や漢字検定への取り組みな
どを通し、言葉を大切にする学びを推
進する。
ウ.3 年生以上全員が漢字作文や学年
相当級以上の合格を目標にした漢
字検定の取り組みなどで、言葉を
大切にする学びを推進している。
教
・5.6 年生に加え、英検ジュニアを 4 年
生も受験した。9 月にグローバルキャ
ンプを実施し、海外留学生との交流を
深めた。
・4 月から朝の ET(イングリッシュタイム)をスター
ト。火曜から金曜に担任のもとでの短
時間(モジュール)学習を行った。
・イングリッシュミーティング、英語推
進会議を週1回定期的に開催し、英語
学習を推進した。また、4 年生の英語
授業に「英検タイム」を導入した。
育
力
向
上
の
た
め
〔Ⅰ〕教育力の向上の
の
ための重点教育活動
取
り
エ.きめ細かい学習指導で、基礎的な学力
伸長を図り、算数の学力保障を行う。
エ.3 年生以上の標準学力調査(国語・
算数)で評定 1 の児童に対して、学
年で補習を行うなど、学力保障に
努めている。
オ.タブレット端末(iPad)を使用し、教育
の情報化ビジョンとして示される「協
働学習」
「個別学習」「一斉学習」の 3
つの学習形態の試験的活用を行う。
オ.モデルルームを使用し、様々な
ICT を使った学習形態を模索する
とともに、習熟をねらいとしたア
プリの選定や ICT 研修を行うな
ど、新しい学びのあり方を研究・
推進している。
組
み
・校内の漢字作文コンクールを開催し、
「漢字のまち枚方」とリンクした取り
組みを行った。漢字検定では、団体で
小学校最高位にあたる「最優秀団体賞」
を受賞した。また、
「お母さんの詩」を
はじめ、各種の作文コンクールへ積極
的に取り組み、全国レベルの入賞者を
出した。
3.4
・モデルルームにあたる第一理科室では、
端末機のソフト・ロイロノートを使用
し、プレゼーンテーション機能を使っ
た学習を行った。また、3 学期には、
追加で端末機を 105 台導入。各教科別
に習熟用を中心としたアプリの選定を
行った。2 月には、ICT の研修を行い、
使用方法などの情報共有を行い、活用
の意識を高めた。
ア.授業評価を軸とした学校評価活動を ア.保護者・児童・教員の授業評価を
充実させ、学校評価委員会を開催する。
行い、学校力を高めるための学校
評価委員会(学校関係者評価委員
会・第三者評価委員会)を行うな
ど、学校力を高める評価活動を行
っている。
〔Ⅱ〕学校力を高める
3.1
学校評価活動
小・中の連携活動
〔Ⅰ〕安全・安心と
健康の推進
・年間の計画に従って、授業評価アンケ
ート(授業者・学習者・保護者)を行
い、授業改善のための評価活動を行っ
た。
・学期ごとに、教職員による自己評価活
動を行い、それらをもとに、学校関係
者評価委員会や第3者評価委員会を開
催し、改善に努めた。
イ.ふりかえり活動で、児童の育ちに繋が
る創造的な集いや行事の改善を行う
イ.各種の集いや行事では、実施にあ
たって、その目標を確認するとと
もに、終了後には、今後の改善の
た め の アン ケ ー トを 実 施す るな
ど、児童の成長に繋がる集いや行
事が行えるよう努力している。
・行事や集いの実施後にアンケートをも
とに企画会②で、ふりかえりを行った。
明年の改善案を提示し、職員会議等で
検討する流れが定着してきた。
ア.保護者ハンドブックや家庭学習の手
引きを効果的に活用する。
ア. 保護者ハンドブックや家庭学習
の手引きで、学校情報を伝えたり、
家庭での学習方法の提示を行った
りして、家庭との連携力を強めよ
うと努めている。
・保護者ハンドブック「希望の城」の内
容を見直し、学校の基本的な確認事項
を明示し、保護者への情報提供を行っ
た。
・6 年間にわたる家庭学習の内容を横断
的・系統的に確認した。がんばり表や
伝言板を活用し、家庭学習の充実に努
めた。
イ.小・中の連携プログラムや、児童の夢
を広げるドリームプログラムの充実を
図る。
イ. 小・中の連携プログラムである
学 園 ス テイ や 中 学生 活 ガイ ダン
ス、校長面談などを行うとともに、
全 校 や 学年 の 単 位で 卒 業生 を迎
え、ドリームプログラムを実施し、
児童の夢を広げ、将来のビジョン
を 持 た せる 取 り 組み を 行っ てい
る。
ア.登下校の安全・通学マナー向上への取
り組みと公共ルール順守の指導を行
う。
ア.安全教室の開催、登校指導やマナ
ー強化月間を設け、児童の安全を
確保しようとしている。
〔Ⅲ〕その他
保護者及び、
・標準学力調査の結果をもとに、各学年
で放課後や休憩時間を使い、該当する
児童に対して、補習行ったり、家庭学
習の個別課題を与えたりして、学力保
障の取り組みを行った。
3.4
・小中の連携プログラムである学園ステ
イ(6年)、ドリームプログラム(5年)
で卒業生を迎え、児童との交流を図っ
た。
・
「英知の日」には、世界陸上の日本代表
選手である本校 20 期生の小西勇太さ
んを全校で迎 え、ドリームプログラ
ムを実施。6 年生では、体育の特別授
業も行ってもらい、交流した。
・毎学期、安全教室を開催し、登下校時
における危険箇所の確認やルールの指
導・徹底を行った。通常の登校指導に
安
全
・
安
心
加え、マナー強化月間などを設け、児
童の安全確保に努めた。
イ.防火・防犯・地震・交通・情報等におけ
る教育を推進し、安全教育の充実を図
る。
イ火災・地震の避難訓練や防犯・安全
教室を実施し、安全意識を高める
取り組みを行っている。
/
施
設
・
設
備
の
充
実
の
た
め
の
重
点
項
目
3.2
〔Ⅱ〕教育環境の充実
そ
の
〔Ⅰ〕広報活動の充実
と積極的な広報戦
略の展開
他
ウ.保健衛生指導を推進し、児童の健康増
進のため、食育を中核とした健康教育
の充実を図る。
ウ.季節ごとに保健指導を行うととも
に、毎月、食育委員会や衛生委員
会を開催し、児童の衛生や食への
興味・関心を高め、健康教育の充
実に努めている。
・インフルエンザ等、伝染病についての
対策会議を行い、早期の予防に努めた。
毎月、食育委員会を開催し、
「おかわり
のルール」改善したり、食育の全体計
画策定の作業を進めたりした。
「給食ト
ーク」や「給食クイズ」など、栄養教
諭の活動によって食への興味・関心を
高める取り組みを行った。
エ.児童の心身の健全な発達を支える児
童セーフティネットシステムの充実を
図る。
エ. 児童一人一人を大切にした関わ
りを行うため、児童の個別記録を
作成したり、いじめ・人権研修・
ケースカンファレンスを開催した
りするなどの取り組みを行ってい
る。
・スクールカウンセラーとも連携しなが
ら、ケースカンファレンスを実施した。
また、いじめや人権についての研修を
全体研修として行い、児童理解を深め
るとともに、児童の個別記録を作成し、
一人を大切にする関わりを目指した。
ア.デジタル教科書を有効に活用し、電子
黒板(IWB)の効果的な使用を行う。
ア.各教科のデジタル教科書を整備
し、電子黒板(IWB)を日常の授
業の中で効果的に使用している。
・電子黒板(IWB)に移行して 3 年目。
全教科のデジタル教科書を整備し、分
かりやすい授業の充実に努めた。
イ.ICT機器(端末機)の研究と試験的
な活用をする。
イ.協同学習用ソフトを使った授業
実践をモデルルームで行い、習熟
用アプリの選定やICT研修会を
行っている。
ア.ホームページの充実とリニューアル
に向けて素材の蓄積を行う。
ア.ホームページの「関西創価小学校
ニュース」を定期的に更新し、全
面リニューアルに向けて、写真や
取り組みなど、教育活動の蓄積を
行っている。
イ.新たな視点で、広報活動を積極的に推
進する。
イ.見学会や説明会などの募集行事
に新たな視点を加えた取り組みを
行ったり、学校紹介 DVD やパンフ
レットを刷新したりするなど、広
報活動を積極的に推進している。
・募集行事の振り返りを丁寧に行い、新
たな視点を加えた取り組みを行った。
・新しい「学校紹介 DVD」や「パンフレ
ット」を作成。
「入学の手引き」の改訂
も行った。
ア.保護者との綿密な連携(情報提供・情
報共有)を行う。
ア.メルポコを積極的に活用したり、
ホームページを使って保護者に教
育活動の情報を提供したりするな
ど、情報の提供や共有に努めてい
る。
・メルポコを活用し、毎月の行事予定を
保護者に配信。また、早期下校や校外
学習の解散時刻の通知等に有効利用し
た。
・教育活動の様子をホームページで紹介
するとともに、動画でも配信するなど、
広く情報提供を行った。
イ.保護者講座をはじめとする創価教育
啓蒙活動の充実を図る。
イ.創価教育啓蒙活動の充実を図る
ため、保護者講座や創価教育ガイ
ダンスを推進している。
ア.端末機(iPad)使用による会議の効率
化を図る。
ア.端末機(iPad)で各種の会議を行
い、業務負担を軽減するなど、業
務改善に努力している。
の
重
点
項
目
〔Ⅱ〕きめ細やかな保
護者対応と創価教
育啓蒙活動の推進
・避難訓練を年間計画に沿って行い、安
全意識の向上に努めた。
・4 月;避難経路 5 月;火災(消火)
・6 月;台風(下校訓練・帰着連絡)
・2 月;防犯教室
また、月末点検と災害時点検実施し
た。
3.1
3.6
3.3
・ICT 活用研究のためのモデルルーム(第
1理科室)で、専用のソフトを使用し、
協同学習を行った。
・アプリケーションソフトの情報収集と
活用の紹介を行った。端末機(iPad)に
教科ごとに選定したアプリケーション
ソフトを入れ、授業実践を開始した。
・学校行事を中心とした教育内容をホー
ムページの「関西創価小学校ニュース」
で随時更新。動画でも児童の活動の様
子を広く紹介した。年度末にホームペ
ージの全面リニューアルを行った。
・保護者講座では、校長が「子どもとの
関わり方」をテーマに講演を行った。
・5 月に創価教育ガイダンスを 19 会場で
行い、創価教育の啓蒙と児童募集を推
進した。
・職員会議や企画会等、各種の打ち合わ
せを、端末機(iPad)を使用してペーパ
レスの会議・打ち合わせを行い、業務
負担の軽減に努めた。
〔Ⅲ〕その他
会議の効率化
価値化の推進
イ.書類の標準化を進め、会議の価値化を
図る。
イ.目的や趣旨を示したり、ポイント
を太字で強調するなどして、分か
りやすい企画書を作成したり、会
議を価値的に行うため、目的や時
間等を示し、議事録等を作成する
など、会議の効率化と価値化を推
進している。
3.1
・企画書に目的や趣旨を明示し、それら
を共有する中で、価値的な行事運営を
目指した。終了時には、アンケート等
を活用し、改善案を検討した。
・テレビ会議を含め、会議が増加傾向に
あり、会議の精選と効率化を進めてい
く必要がある。