大波スレ−ト用カバールーフ

大波スレ−ト用カバールーフ
®
貫 通 工 法
®
軽量、多面折りのため屋根耐久力に優れ
ラジアル仕様は理想のリフォームを実現!
簡単、確実な施工でしかも経済的!
■特長
ドリルビスφ6mm×105・115mm
パッキン、絞り座金付
1.簡単、確実に施工!
既存フックボルト
(余長切断)
カバールーフ
カバールーフ専用のドリルビスだけで固定できるので、
タイトフレームが不要です。また、縦継ぎができるので、
定尺または長尺の選択ができます。
2.軽量で屋根耐力が向上!
軽量(約5kg/m2)のため、既存構造体への負担が少な
く、また、多面折り加工により高い剛性があり、大波ス
レートにピッタリなじむので屋根耐力が向上します。
26
既存石綿大波スレート
既存母屋 C形鋼
130
60
35
施工手順
130
130
130
130
働き幅 650
発泡ポリエチレン t=4mm裏貼り
130
2.ラジアルの取り付け
1.既存スレート屋根
の調査と確認
●ラジアル仕様の場合には軒先を先行して取り付けます。
その際、必ず母屋を掛けて、水上母屋は全山ドリルビス
にて固定します。
●事前に既存スレート屋
根の調査と確認をしっ
かりと行ないます。
●既存フックボルトの余
長の長い場合クリッパ
ー等で切断します。
■特長
1.既存スレートを剥がさず工期を短縮!
ドリルビス
改修工事中も操業・営業が可能です。また、既存スレートの撤去費用
と産業廃棄物処理費が不要となると共に、工期の短縮となります。
軒先用ラジアル
CS-15
2.屋根環境が向上!
発泡ポリエチレンフォーム4mmの裏貼りにより、断熱性(木毛セメ
ント15∼20mmに相当)を向上させると共に、結露を制御し、裏面
からの錆も防ぎます。
また、既存スレートとの二重構造により、断熱性を一層高めると共に
防音効果も発揮します。
既存スレート
嵌合部に毛細管現象を防ぐ空間部を設けると共に、斜面の多面折り部
と既存スレートとの安定した固定により、雨水の侵入を防ぎます。
リフォーム前
4.美しい仕上りと優れた耐久性を発揮!
原板に当社のガルバリウム鋼板をはじめ、各種塗装鋼板を使用してい
るので、好みに合わせた美しい仕上りと、より高い耐久性を発揮します。
純正部材には各種ラジアルを用意しています。
●やまなみ本体を順次葺
いていきます。
●縦継ぎ部のポリエチレ
ンフォーム裏貼りの場
合、重ね代の上側のポ
リエチレンフォームを
外してから重ね継ぎを
して下さい。
●4枚重ね部分は右図参
照して下さい。
■標準仕様
原
板
4.軒先カバーの取り付け
印4枚重ね部
(縦継ぎ)
●ストレート軒先の納めの場合、軒先カバーを取り付けます。
それぞれの山と谷に1ケ所づつ、ブラインドリベットで
やまなみ本体に固定して下さい。。
流
れ
方
向
3.やまなみ本体の施工
3.優れた防水性!
3
1
4
4
2
葺き
方向
3
ドリルビス
1
2
3枚目
(水上敷込み側)
重ね代200mmを
切り欠く
やまなみ本体
ドリルビス
種
類
板
厚
板
幅
断 熱 材
働 き 幅
ブラインド
リベット
タイマフロンGL・ビニエバー・大同耐摩カラーGL・
カラーグリップGL・ガルバリウム鋼板
貫通工法 0.4∼0.6mm
無塵工法 0.5∼0.6mm
やまなみ本体
914mm
既存スレート
発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り(標準)
650mm
切り欠き
軒先カバー
CS-5
リフォーム後
※詳しくは設計・施工マニュアルをご参照下さい。
1
2
事前確認
無 塵 工 法
工事中でもクリーンな屋内環境をキープ
断熱効果を高める断熱仕様が可能!
従来工法(大波スレート用カバールーフ工法)では、ビスの貫通時に粉塵、切り粉等が屋内に落下す
るため、養生・ライン停止を余儀なくされる場合がありました。特に操業中、クリーンな環境を必要と
する食品・精密機械・高級塗装工場や断熱効果を必要とする建物等の厳しいニーズにお応えするため、
スピードフレームのタイプを確認
ボルト長さの確認
屋根上の緊結金具(スピードナット)の強度
●フックボルトのピッチによって、スピードフレ
ームのタイプが異なります。
390タイプ(CS-30)
ボルトピッチが2山とばし(390mm)の場合。
520タイプ(CS-31)
ボルトピッチが1山とばし(260mm)の場合。
●現状のボルト長さ(標準
10∼40mm)を確認し
て下さい。
余長が10mm未満の場
合に限りサポート金具が
必要となります。
●右の写真は施工後約40年経過した
フックボルトの外観です。この状態
にスピードナットを装着したもので
も200kgf/本以上の引張強度があり
ました。
施工手順
1.フックボルトの処理
フックボルトの余長が10mm以下の場合
●余長が10mm以下で金具が取り付けられない場合は、余長を全てカットし、ナッ
トを若干緩め、SFサポート金具(CS-33)を水上側から差し込んでスピードフレー
ム(CS-30・31)
と緊結します。
に新工法(無塵工法)が誕生しました。
®
スピードフレーム(CS-30・31)
既存フックボルト
発癌性の高いアスベストを含む切屑や鉄板の切り粉が室内に落下
しない無塵工法です。しかも工具を使わずに手で圧入するだけの
ワンタッチ取り付けのスピードフレームで施工がスピーディです。
2.断熱効果を高め、空調費を大幅に削減!
エバールーフやまなみと既存スレートの間にグラスウールを充
填することで断熱性が向上し、夏涼しく冬暖かい屋内環境が実
現、さらに空調費を大幅削減します。
を
房費
冷暖 削減
大幅
0.53
2.59
既設スレート屋根のみ
5.52
3.優れた作業性!
スピードフレームを使用することにより、老朽化した危険な既存
スレートでの面倒なフックボルトの切断作業が不要なうえ、取り
付けピッチのズレや倒れにも柔軟に対応できます。また、既存ス
レートが老朽化して通りの悪くなった状態でも美しく仕上がります。
余長
カッ を
ト
緩め
る
2.スピードフレームの取り付け
リフォーム前
熱貫流率
(kcal/m2h℃)
カバールーフ無塵工法/断熱仕様(グラスウール50mm厚)
差込
む
スレート 頂部
仕 様
カバールーフ無塵工法
許容範囲
で
迅速
簡単 も向上
境
室内環
最小
10mm
1.既存スレートに一切穴をあけないため無塵!
緊結金具
(スピードナット)
最大40mm
■特長
置に調
フックボルト位
スピードフレーム
390タイプ(CS-30)
整
タッチ
ワン
圧入
叩かない!
踏みつけない!
手間
作業 削減
の
費用 も向上
仕上り
※積雪地域には本工法は適しません。ご検討の際にお問い合せ下さい。
既存大波スレート
●フレーム上面の矢印とスレート
の葺方向を合わせます。
●スピードフレームの緊結金具(スピードナット)
をスライドさせ、
フックボルト位置に合わせます。
●ボルトの先端が緊結金具の底面中央部に当っていることを
確認後、
フレーム上面を手で押しながら圧入し、緊結します。
●スピードフレームジョイント差込み部には、調整代があります。
リフォーム後
構成図
やまなみ本体
4.やまなみ本体の施工(中間部)
/SF枕座の取り付け
3.けらば部の納め
スピードフレーム390タイプ(CS-30)
を
長
余 ット
カ
SF枕座
(CS-32)
やまなみ本体
スピードフレーム520タイプ(CS-31)
スピードフレーム
390タイプ(CS-30)
既存
大波スレート
両側
テクス止め
既存大波スレート
スピードフレーム390タイプ
(CS-30)
軒先カバー
(CS-5)
SF軒先面戸
(CS-35)
SF枕座
(CS-32)
既存
大波スレート
●けらば部はスピードフレームを切断加工して納めます。
●補強のため側面の下穴部をテクス
(φ4)
にて固定し、
フレームどうしを連結します。
●やまなみ本体の割付けは、既存のスレートに関係なく自由に行えます。
●本体重ね部には、ワンタッチで取付けられるSF枕座(CS-32)を先に取り付
けます。(@650mm)
※詳しくは設計・施工マニュアルをご参照下さい。
3
4
参考標準納まり図
無 塵 工 法
貫 通 工 法
軒先部(ストレート)
棟 部
軒先部(ストレート)
650
ドリルビス6φ
@130全山
200
200
棟用ラジアル(CS-17)
スピードフレーム
シールパッキン
本体
(発泡ポリエチレンフォーム
t=4mm裏貼り)
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
スピードフレーム
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
ドリルビス6φ
10
3
棟 部
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
既存フックボルト
(余長切断)
35
母屋
10
400
300∼
300
250∼
3
250∼
棟芯
300
棟包み板
50
既存大波スレート
既存スレート面戸 30
既存大波スレート
50
端部つかみ上げ
既存フックボルト
(余長切断)
ドリルビス6φ
本体
(発泡ポリエチレン
t=4mm裏貼り)
棟包み板
既存大波スレート
ケミカル面戸(CS-11)
エプロン面戸(CS-7)
既存スレート波棟
35
既存フックボルト
軒先カバー
(CS-5)
既存スレート波棟
SF軒先面戸
(CS-35)
既存大波スレート
既存フックボルト
35
軒先カバー
(CS-5)
棟天端
既存大波スレート
軒先部(ラジアル)
谷 部
定尺
(
)・
1350
スケ
ッチ
A
軒先部(ラジアル)
スピードフレーム
250
150
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
ドリルビス
@130全山
100
3
ドリルビス6φ
本体
(発泡ポリエチレンフォームt=4mm裏貼り)
本体
(発泡ポリエチレンフォーム
t=4mm裏貼り)
既存フックボルト
(余長切断)
ケミカル面戸(CS-9)
軒先ラジアル
スケッチ
(CS-16)
スピードフレーム
ストレートそろえ切り
200
定尺(450)・スケッチB
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
10
ドリルビス
@260
軒先ラジアル
定尺(CS-15)
スケッチ(CS-16)
谷 部
既存大波スレート
35
既存フックボルト
既存大波スレート
既存スレート面戸
既存大波スレート
新設谷樋
新設谷樋(取り替え)
既存フックボルト
フックボルト
既存母屋
母屋
ドリルビス
@130全山
既存樋受け金物
既存大波スレート
既存樋受け金物
胴縁
小波スレート壁
けらば部
外壁取り合い部
けらば部
ドリルビス6φ
既存フックボルト(余長切断)
26
本体(発泡ポリエチレンフォームt=4mm裏貼り)
本体
(発泡ポリエチレンフォームt=4mm裏貼り)
130
130
130
215
130
ドリルビス
6φ
既存大波スレート
スピードフレーム
20
10
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
20
35
外壁取り合い部
既存胴縁
取り合い水切板
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
スピードフレーム
けらば包み板
取り合い水切板
水上側
流れ側
20
26
けらば包み板
10
スレート用取合水切板取外し
スレート面戸板取外し
既存母屋
20
既存けらばスレート
35
@130
既存フックボルト
130
10
130
3
既存フックボルト
205
既存大波スレート
150
既存母屋
スピードフレーム
10
既存ケミカル面戸
3
ケミカル面戸(CS-11)
鉄骨天端
水切鉄板
20
既存けらばスレート
既存大波スレート
既存胴縁
既存フックボルト
流れ側
本体
(発泡ポリエチレンフォーム t=4mm裏貼り)
ドリルビス6φ
ドリルビス
水上側
エプロン面戸(CS-7)
本体
(発泡ポリエチレンフォームt=4裏貼り)
40
水切鉄板
既存ケミカル面戸
本体端部つかみ上げ
既存フックボルト、水切、面戸類取り外し
既存大波スレート
既存フックボルト
35
既存大波スレート
既存母屋
5
既存大波スレート
既存フックボルト
6
純正部材
貫通工法部材
無塵工法部材
ケミカル面戸 CS-9
共通部材
軒先用ラジアル(定尺) CS-15
軒先カバー CS-5
43
40
スピードフレーム390タイプ CS-30
92
0
39
:
さ
長
効
有
5
0
65
40
:
幅
き
働
4
41
25
1350
72
450
25
(下面用)
スピードフレーム520タイプ CS-31
92
43
40
タイトフレーム(明り採り用) CS-13
エプロン面戸 CS-7
61
0
軒先用ラジアル(スケッチ) CS-16
41
0
62
52
:
さ
長
効
有
半径 R=250
0
54
4
30
A
15
t=1.6mm
SF枕座 CS-32
タイトフレーム(新築用) CS-14
34
27
B
30
SFサポート金具 CS-33
棟用ラジアル(定尺) CS-17
(棟部溢止用)
42
36
2.3φ
プレス穴
半径 R=250
0
65
:
幅
き
働
枕座(嵌合部用タイトフレーム) CS-23
42
32
(新築用 t=1.6mm)
※カバールーフとしては不要
52
39
0
60
ケミカル面戸 CS-11
650
26
64
明かり採り CS-12
15
21
t=1.2mm
105
63
0
8
10
(FRP製) 鋸棟用ラジアル(スケッチ) CS-18
t=1.5mm
軒先見切用ケミカル面戸 CS-26
A
ドリルビス CS-36
6φ
6φ
x1
x1
05
6φ
15
x6
38
B
ドリルビス CS-21・22
18
0
65
:
幅
き
働
00
32
29
30
※無塵工法には不適
20
SF軒先面戸 CS-35
雪止め金具 CS-25
0
25
73
CS-21
CS-22
半径 R=250
※最長寸法L=A+B=2500mm
CS-36
本 社・鋼 板 営 業 部
〒135-0016
東京都江東区東陽7-5-8 東陽町MLビル
TEL 03-5653-5124(代) FAX 03-5653-5198
本 社・パ ネ ル 建 材 営 業 部
〒135-0016
東京都江東区東陽7-5-8 東陽町MLビル
TEL 03-5653-5128(代) FAX 03-5653-5199
大
社
〒530-0005
大 阪 府 大 阪 市 北 区 中 之 島 3 - 2 - 4 大 阪 朝日ビル 2 F
TEL 06-6228-8330(代) FAX 06-6228-8506
宮 城 県 仙 台 市 青 葉 区 一 番 町 3 - 7 - 1( 電 力 ビ ル ) TEL 022-264-9861(代) FAX 022-264-9866
東
名
九
阪
支
北
古
支
屋
州
支
支
店
〒980-0811
店
〒450-0003
愛 知 県 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 南 2 - 1 3 - 1 8( N Sビル ) TEL 052-564-7258(代) FAX 052-564-4759
店
〒812-0025
福 岡 県 福 岡 市 博 多 区 店 屋 町 5 - 1 8( 博 多 N Sビ ル ) TEL 092-281-0051(代) FAX 092-281-0230
札
幌
営
業
所
〒060-0002
北 海 道 札 幌 市 中 央 区 北 2 条 西 4 - 1( 北 海 道 ビ ル ) TEL 011-251-8091(代) FAX 011-251-2906
北
陸
営
業
所
〒930-0004
富 山 県 富 山 市 桜 橋 通 5 - 1 3( 富 山 興 銀 ビ ル ) TEL 076-432-9898(代) FAX 076-442-2924
中
国
営
業
所
〒730-0037
広島県広島市中区中町7-22(住友生命広島平和大通りビル) TEL 082-240-1601(代) FAX 082-240-1900
ホームページアドレス h t t p : / / w w w . n i t t e t s u - k o u h a n . c o . j p /
●お問い合わせは・
・
・
・
・
・
●内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい。
N.M 2003.11.10000–2R