平成 21 年度以降入学生用 デザインの技法 履修年次 開講時期 科目名 1年 前期 図学・製図演習 担当教員 高山 靖子 望月 達也 亀井 暁子 <テーマ> 物 体 及 び空 間 造 形 の図 学 的 把 握 と適 切 な表 現 のための製 図 技 術 を習 得 する。 <授業の目標(学習目標)> 図 学 では、図 形 の正 確 な描 き方 を論 理 的 に学 び、製 図 では製 図 の諸 規 則 等 を学 び、正 確 で効 果 的 な図 面 表 現 技 法 を習 得 する。 基 礎 的 な部 分 については共 通 的 な内 容 で学 び 、展 開 的 な部 分 は各 学 科 独 自 の内 容 とする。 <授業の方法> (生産) 授業前半は講義室にて作図方法の講義を行い、後半にコース演習室にて実習を行う。最終 2 回は製図室にてドラフターの使い方を習得する。 (メディア) 製図室でドラフターを使用して図形の描き方や図面の製図を行う。 (空間) 図面の意味と表現について講義を行い、具体的事例の図面のトレース及び作図等を行う。 <授業計画> 生産造形学科(高山) メディア造形学科(望月) 空間造形学科(亀井) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ガイダンス:図学・製図の目的、意義、道具等解説(生産造形、技術造形、空間造形のデザイン表現事例、共通点と相違点) 製図総則 角度、分割、多角形、曲線等、作図演習(線の引き方、製図道具の使い方、線の種類と使い方等) 基礎的な三面図の作図演習(基本的な作図手法) 測定と表現: 図形と幾何学: 図形基礎: 測定道具・器具、測定方法、演習 図形のための数学的な知識 立体構成の基礎演習 立体物の投影図と展開図: 原理と性質、演習 原理と性質 立体図形作図演習 原理と性質 作図演習 三面図Ⅰ:スケッチ、レンダリング、図面化、演習 平面図形の図案 演習 名作の図面にふれる(読図と立体化(模型製作)) 三面図Ⅱ:スケッチ、レンダリング、図面化、演習 平面図形の図案 演習 名作の図面にふれる(平面図の作図) 三面図Ⅲ:スケッチ、レンダリング、図面化、演習 配列パターンの図案 演習 名作の図面にふれる(立・断面図の作図) 一点透視Ⅰ:原理、応用、演習 配列パターンの図案 演習 名作の図面にふれる(内観・外観の作図) 一点透視Ⅱ:平行透視、原理、応用、演習 複雑な立体の展開図と造形 演習 身近な事例から学ぶ(配置平面図 1) 二点透視Ⅰ:45°、60-30°:応用、演習 複雑な立体の展開図と造形 演習 身近な事例から学ぶ(配置平面図 2) 二点透視Ⅱ:視野、自由角度の透視、応用、演習 立体の投影法 身近な事例から学ぶ(立・断面図 1) 二点透視Ⅲ:自由角度の透視、演習 スケッチから三面図への展開 演習 身近な事例から学ぶ(立・断面図 2) アッセンブル図面:フリーハンド表現、ドラフターを 三面図による立体表現 演習 身近な事例から学ぶ(内観・外観の作図) 使用した演習 まとめ:立体の図面表現:最適表現法 三面図による立体表現 演習 全体まとめ ドラフターを使用した演習 <評価の方法・基準> 日 常 の学 習 状 況 、課 題 提 出 により、実 習 内 容 の 理 解 度 、作 業 手 順 、完 成 度 等 による理 解 及 び習 熟 度 を総 合 評 価 。 <テキスト> 「美術系図学・製図」鳳山社(生産造形学科)、配布資料(メディア造形学科、空間造形学科) <参考書> その他参考書は各学科で紹介 <受講上の注意事項等> 製 図 用 具 〈 で き る だ け 初 回 授 業 ま で に 準 備 す る も の 。その 他 に つ い ては 、各 学 科 で 指 示 〉 : 直 定 規 ( 30 ~ 4 5 c m ) 、 三 角 定 規 ( 最 長 辺 が 30cm程 度 以 上 の45度 と60度 ×30度 のもの)、製 図 用 鉛 筆 、シャー プペン( 0.5 ㎜, 0.3 ㎜) 、コンパス〈 30cm以 上 の円 が描 けるも の、テンプレート(円 )
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