め ざ す 会 会 報 - 市民の裁判員制度・つくろう会

市民の裁判員制度
め
ざ
す
会
2006年3月発行
会
報
0601
事務局長 岩崎光記(岩崎法律事務所)
www.saibanin.jp
電話 052―524―2216
めざす会の皆さん何人かが応募し
そのうちの5名が 優秀作品や佳作に選
ばれました。(愛知県弁護士会の「裁判員制度・懸賞作文」)
*原稿が整い次第
3月の定例会
めざす会のホームページに掲載します。
11日12 時15分~
テレピアホールにて
愛知県弁護士会の模擬裁判イベントに参加し
また会場入り口で
終了後
茶話会。
めざす会の勧誘パンフを配りました。その結果2名の方から
の問い合わせがありました。4月1日の定例会に参加してもらうよう
入会
案内しました。
模擬裁判終了後の 会合での皆さんの模擬裁判に関する感想
裁判長の進行がよくない。
裁判員が意見を言うたび その意見を自分の言葉でもう一度言い直し 思考過程ま
で解説してしまうと、裁判員は自由に発言することができなくなってしまう。
裁判長はコーディネイターとして裁判員の多様な意見を引き出すべきだ。
裁判長の時間配分が悪いのでだらだらしていて、時間超過してしまった。
など、裁判長の進め方への批判が 結構ありました。裁判官の 裁判員参加の合議
の進め方にも もっと訓練が必要ではないか。
「陪審員のメンタル」
・・・裁判員のPTSDなどケアに関しての外国の文献?
(市民の裁判員制度をめざす会メールから)
米では
陪審員が刑事裁判の生々しい証拠写真や証言を聞いて、これがトラウマとなり不
眠、拒食症などの精神障害に陥ってる例が報告され
また
英でも調査に乗り出すという
事に対して、
「裁判員制度の事後のメンタルに関して議論をしなくていいのでしょうか?」
(原文)(日本語翻訳)・・・・(著作権通信協会2006)の一部です。
・・・・・
「合衆国とカナダでの最近の研究は、痛ましい証言にさらされた陪審員・・・・
がさまざまな不穏な反応を受けることができるのを示しました。」
「'身代りの外傷性'と呼ばれることにさらされた陪審員によって報告された兆候の中
に、悲しいのと、疲労、および短気があります、・・・・・ロバートソン博士は、Court
条例のContemptが、陪審員が彼らの熟考に関して情報を開示するのを防ぐので陪審員の
経験の研究がまれであると言いました。・・・
*このようなことについて
ひとつは
めざす会のメンバーは知っておく必要があるようです。
事件の残虐性を示す遺体の写真などを見ることにより起こる心理的問題と
そういう研究が
陪審員(裁判員)の守秘義務の壁で
進まないこと。
取調べの可視化(録画・録音)シンポジウムPart.2
-裁判員制度が始まるまでに、取調べの可視化実現を!-
取調べが密室で行われている限り、その実態はなかなか明らかになりません。そこでまず、
日本で行われている取調べがどのようなものか、なぜ問題なのか、実際に取調べを体験さ
れた方の証言をもとに、今一度検証してみたいと思います。
日時 2006年3月25日(土)13:00~16:00 (開場12:30)
場所 弁護士会館2階講堂「クレオ」 東京都千代田区霞が関1-1-3
内容 1
模擬実演『尋問』
被告人:「認めたら保釈で出られる、ゆわれて…。ほんまは、やってません。
」
警察官:「放火ですよ。出られるなんて言うはずありません。」
( 冤罪か… 言い逃れか… 真実は…)
刑事裁判でしばしば繰り返される自白調書をめぐる争い。自白の真相をめぐる証人尋
問・被告人質問を再現
内容2
意見交換とパネルディスカッション
密室での取調べの場面をビデオで再現 、取調べの可視化について議論します。
パネリスト
大下
容子 氏(アナウンサー)
後藤
貞人 氏(弁護士)
(現職裁判官の方にもご出演いただく予定です)
コーディネーター
秋田
真志 氏(弁護士)
主催 日本弁護士連合会
4 月の定例会
1日13時
消費生活センターにて