アジャスタブルパラメーター – シャシ設定 はじめに

アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
はじめに
はじめに
このアジャスタブルパラメーターのリストを限定するため、ボディ製造業者によ
る使用が想定されるパラメーターのみを記述します。特定の車両に関する現行パ
ラメーターの詳細情報については、認定を受けたワークショップに連絡してくだ
さい。パラメーターは車両の各種コントロールユニットに保存され、SDP3(Scania
Diagnos & Programmer 3) およびボディビルダー用 SDP3 を使用して調整できます。
この文書は包括的なリストです。これらのパラメーターおよび設定のどれが特定
の車両で利用可能なのかは、車両の装備や車両の仕様に依存します。
アジャスタブルパラメーターの他に、SOPS(仕様書一覧)ファイルで車両の物理
的な仕様を記述するパラメーターもあります。このタイプのパラメーターは、コ
ンバージョンを実行する際、更新する必要がある場合があります。
SOPS に関する追加情報は、"General instructions"(一般説明書)の下の文書
"Reprogramming control units"(コントロールユニットのリプログラミング)に
含まれます。
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はじめに
ボディビルダー用 SDP3
架装メーカー用 SDP3 によって、架装メーカーはこの文書で説明されたパラメー
ターを点検および調整できます。
架装メーカー用 SDP3 はスカニアワークショップで使用される SDP3 の限定バー
ジョンです。このツールは架装メーカー用パラメーターのみを扱うように制限さ
れています。
システム称号
BWE
ボディワークシステム
EMS
エンジンマネジメントシステム
SMS
サスペンションマネジメントシステ
ム
COO
コーディネーター
VIS
ICL
視認性システム
インスツルメントパネル
LAS
ロックおよびアラームシステム
調整可能なパラメーターの詳細
各パラメーターは見出しのパラメーター称号によって識別されます。各パラメー
ター称号はそのパラメーターが割り振られているシステム(括弧内に表示)が最
後に付きます。
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シャシの状態
シャシの状態
車両製造期間
製造場所
工場装着オプションパッケージ
車台番号
オプション
オルターナティブ
サブモデルコード
架装コントロールユニット BCI
あり
5837A
Södertälje
-
Zwolle
-
必要である場合
Angers
-
キャブからフレームへのボディワークケーブルハーネ 7+7+7- ピン
ス
2411F
São Bernardo do Campo
-
フレーム内のボディワークケーブルハーネス
2 m
3023A
8 m
3023D
12 m
3023C
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車速
車速
車速制限に関する追加情報は、資料「車速制限用機能」に記載されています。
車速制限 2 (BWE)
ここで車速を設定します。
たとえこのパラメーターが最大速度(エンジンコントロールユニットのパラメー
ター)より高く設定されていても、最大速度が適用されることに注意してくださ
い。
• 10 km/h 刻みで 0 ~ 150 km/h。
基本設定: 10 km/h。
車速制限 3 (BWE)
ここで車速を設定します。
たとえこのパラメーターが最大速度(エンジンコントロールユニットのパラメー
ター)より高く設定されていても、最大速度が適用されることに注意してくださ
い。
• 10 km/h 刻みで 0 ~ 150 km/h。
基本設定: 6 km/h。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
車両ハイト調整
オルターナティブドライブレベル
オルターナティブドライブレベル 1 フロント (SMS)
車両に代替ドライブレベル機能を装備することができます。代替ドライブレベル
は次の段階に設定できます。機能はインスツルメントパネルのスイッチで起動し
ます。
• -80、-60、-45、-30、0、20、30、50、65、80、100、150、200 mm
基本設定: 50 mm
代替ドライブレベル 2、フロント (SMS)
車両に代替ドライブレベル機能を装備することができます。代替ドライブレベル
は次の間隔にしたがって設定できます。機能はインスツルメントパネルのスイッ
チで起動します。
• -80、-60、-45、-30、0、20、30、50、65、80、100、150 mm
基本設定: -30 mm
注記:
パラメーター「最低レベルの選択」の値が「空ベローズ」である場合、パラメー
ター「オルターナティブドライブレベル 2(フロントおよびリヤ)」は無視されま
す。
オルターナティブドライブレベル 1 リヤ (SMS)
車両に代替ドライブレベル機能を装備することができます。代替ドライブレベル
は次の間隔にしたがって設定できます。機能はインスツルメントパネルのスイッ
チで起動します。
• -90、-60、-45、-30、0、30、50、65、80、100、150、180 mm
基本設定: 50 mm
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車両ハイト調整
説明: シャシハイト、ローおよびエクストラロー、の最低高さは -30 mm です。
代替ドライブレベル 2、リヤ (SMS)
車両に代替ドライブレベル機能を装備することができます。代替ドライブレベル
は次の間隔にしたがって設定できます。機能はインスツルメントパネルのスイッ
チで起動します。
• -90、-60、-45、-30、0、30、50、65、80、100、150 mm
基本設定: -30 mm
注記:
パラメーター「最低レベルの選択」の値が「空ベローズ」である場合、パラメー
ター「オルターナティブドライブレベル 2(フロントおよびリヤ)」は無視されま
す。
説明: シャシハイト、ローおよびエクストラロー、の最低高さは -30 mm です。
最低レベルの選択 (SMS)
ここで、設定パラメーターのオルターナティブドライブレベル 2 フロントおよび
リヤまたは空ベローズのいずれを最低レベルにするかの選択ができます。
オルターナティブドライブレベルスイッチが空のベローズのために操作されると、
スイッチ上部を押して離すまで車両は通常のレベルに戻りません。
• ドライブレベル 2
• ベローズの排気
注記:
パラメーター「最低レベルの選択」の値が「空ベローズ」である場合、パラメー
ター「オルターナティブドライブレベル 2(フロントおよびリヤ)」は無視されま
す。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
スムーズレベルコントロール(SMS)
スムーズレベルコントロールは、システムが通常車両レベルへのコントロールを
行う際の行き過ぎを防止するための自己学習機能です。ELC は、車高がノーマル車
高に近づくとソレノイドバルブブロックの電流パルスを短くします。これは、ベ
ローズの給気または排気速度を低減するためです。
スムーズレベルコントロールは通常は作動されますが、車両ドライバーがリヤサ
スペンションの振動の問題を経験する場合は、機能は非作動にできます。こうし
た特別な場合には、クイックコントロールのスピード制限および静止車両でのコ
ントロール遅延のためのパラメーターはリセットされる必要があります。クイッ
クコントロールのスピード制限は 30 km/h に、静止車両でのコントロール遅延は
2,500 ms に設定されます。
• あり
• なし
注記:
この措置は 2- ベローズサスペンション装備の 4x2 および 6x2 ホイール構成にのみ
適用されることに留意してください。
上昇ドライブレベル
荷重移動時の車両レベルの一時的上昇(SMS)
荷重移動を起動する際、車両はより高いドライブレベルへと設定できます。上昇
が一時的に停止されると、その後車両はパラメーター「荷重移動時のドライブレ
ベル上昇」で設定された値へ戻ります。
• 0 mm
• 30 mm
• 60 mm
基本設定: シャシに応じて 30 または 60mm。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
注記:
このパラメーターは、パラメーター「タグアクスル上昇状態でのドライブレベル
上昇」より高い値にしてはいけません。
荷重移動時のドライブレベル上昇(SMS)
荷重移動中のドライブレベル上昇は区間的に設定できます。ここで、荷重移動中
にドライブレベルを上昇させるか否か、また上昇させる場合どの程度上昇させる
かを選択します。
•
•
•
•
0 mm
20 mm
45 mm
65 mm
基本設定: シャシに応じて 0 または 20 mm。
説明: 0 mm が選択されると、これは上昇なしを意味します。
注記:
このパラメーターは、パラメーター「タグアクスル上昇状態でのドライブレベル
上昇」より高い値にしてはいけません。
タグアクスル上昇状態でのドライブレベル上昇(SMS)
タグアクスルリフト時のドライブレベル上昇は段階的に設定できます。ここで、
タグアクスルリフト時にドライブレベルを上昇させるか否か、また上昇させる場
合どの程度上昇させるかを選択します。0mm が選択される場合、リフトなしが選択
されたことを意味します。65 mm の選択は最高許容ドライブレベルが選択されたこ
とを意味します。
注記:
タグアクスルリフトに関するスカニア スタンダードより低いドライブレベルが
選択される場合、タグアクスルホイールが走行中に地面とぶつかる危険がありま
す。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
•
•
•
•
•
0 mm
15 mm
30 mm
45 mm
65 mm
基本設定: シャシに応じて 30 または 65 mm。
その他
レベルの最大許容差異、フロント / リヤ
• 10 mm
• 20 mm
• 30 mm
基本設定: 30 mm
コントロールボックス 2(SMS)
コントロールボックス 2 を接続した後、ここでパラメータを変更することができ
ます。このコントロールボックスを接続し、パラメータを変更したのち、SDP3 に
はサーキットまたは部品として表示されません。
同時に 2 つのコントロールボックスが接続されたとき、2 つのコントロールボック
スが同時に使用される場合には、車両の設定は変更されません。
• なし
• あり
基本設定: なし
スターターキー電圧 ON 時の通常レベルの自動起動(SMS)
この設定は、スターターキー電圧が ON になると車両が標準ドライブレベルに復帰
するか否かを定義します。
• なし – このパラメーターが「なし」と設定されている車両は、スターターキー
電圧が OFF になったときのレベルに復帰します。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
• あり – このパラメーターが「あり」と選択されている車両は、スターターキー
電圧が ON になると、代替レベル用スイッチでドライバーが選択したドライブ
レベルのいずれかに戻ります。
基本設定: なし
静止車両でのコントロール遅延(SMS)
静止車両でのコントロール遅延の値は通常 1,500 ms で、これはクイックコント
ロールにおける 2 つのコントロール間の時間です。リヤサスペンションが振動す
るという症状を車両のドライバーが経験する場合は、このパラメーターを 2,500
ms に設定できます。こうした特別な場合には、クイックコントロールのスピード
制限およびスムーズレベルコントロールのためのパラメーターはリセットされる
必要があります。
クイックコントロールのスピード制限は 30 km/h に設定されます。スムーズレベル
コントロールは「なし」に設定されます。
この措置は 2- ベローズサスペンション装備の 4x2 および 6x2 ホイール構成にのみ
適用されることに留意してください。
• 1,500 ms
• 2,500 ms
クイックコントロール用の速度リミット(SMS)
クイックコントロールのスピードリミットは、間隔毎に設定可能です。通常、ク
イックコントロールは静止状態の車両で使用します。ELC3 用のコントロールユ
ニットが車速が少なくとも 1 km/h であるという信号を受信すると、システムはよ
り長い時間間隔での車両高さコントロール(スローレベルコントロール)へ変更
されます。
クイックコントロールにスピード制限パラメーターを使用すると、クイックコン
トロールが作動するレベルにまでスピードを設定することができます。例えば、
アスファルト敷設、塩や砂の散布および散水などで、走行中に荷重が変化する車
両では、作業に応じてクイックコントロールを 15、30、50 または 100 km/h に変
更することをお勧めします。
車両のドライバーがリヤサスペンションの振動の問題を経験する場合、クイック
コントロールのスピード制限は 30 km/h を選択することもできます。こうした特別
な場合には、スムーズレベルコントロールおよび静止車両でのコントロール遅延
のためのパラメーターはリセットされる必要があります。スムーズレベルコント
ロールは「なし」に、静止車両でのコントロール遅延は 2,500 ms に設定されま
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
車両ハイト調整
す。この措置は 2- ベローズサスペンション装備の 4x2 および 6x2 ホイール構成に
のみ適用されることに留意してください。
•
•
•
•
•
0 km/h
15 km/h
30 km/h
50 km/h
100 km/h
基本設定: シャシに応じて 0 または 15 km/h。
注記:
クイックコントロールのスピード制限が上昇されると、これはより高いエア消費
を招き、このためコンプレッサーおよび APS ユニットの摩耗を増大させます。バ
ルブブロックの作動回数もまた増加し、摩耗を速めます。
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アクスル荷重
アクスル荷重
タグアクスルリフト中の最大許容リヤアクスル重量(SMS)
タグアクスル上昇の最大許容リヤ軸荷重が区間的に設定されます。ここで、最大
許容リヤ軸荷重が入力されます。車両がタグアクスル付きの場合、これはまたタ
グアクスルが自動的に降下される場合の限度でもあります。
一部の国では、許容軸荷重の 60% でタグアクスルを下げなければならないことが
法律で規制されています。
無制限のオプションは例外的状況でのみ選択される必要があります。リヤアクス
ルおよびリヤギアへの損傷を招くリスクがあります。
• 3.0 / 6.0 / 6.3 / 6.5 / 6.9 / 7.8 / 8.5 / 9.5 / 9.9 / 10 /10.5 / 11.5 /
13.0 / 13.6 / 14.9 / 16.9 トンまたは無制限
基本設定: 車両仕様に従います。
荷重移動中の最大許容リヤアクスル荷重(SMS)
荷重移動の最大許容リヤ軸荷重が区間的に設定されます。ここに、荷重移動実行
中の最大許容リヤ軸荷重が入力されます。全荷重移動がリクエストされると、リ
ヤアクスルはここで入力される値まで負荷がかけられます。
過度な荷重はタグアクスルに負担をかけます。無制限の荷重移動は例外的状況で
のみ選択される必要があります。これはリヤアクスルおよびリヤギアへの損傷を
招くリスクを相当程度増大させます。
• 10.0 / 12.35 / 13.0 / 13.6 / 14.9 / 16.9 トンまたは無制限
基本設定: 車両仕様に従います。
アクスル荷重配分のタイプ(SMS)
ここで、ボギーの軸荷重配分のタイプを変更できます:
• Optimal traction(最適トラクション)– Optimal traction(最適トラクショ
ン)オプションは、「タグアクスルリフト時の最大許容リヤ軸荷重」用に設定
された値まで、ドライビングアクスルに最大の軸荷重を供給します。この値に
達するとタグアクスルは下降し、2 トンのボギー荷重がタグアクスルへ移行し
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
アクスル荷重
ます。タグアクスルが下がった状態で再びドライブアクスル値に達すると、
「ボ
ギー荷重配分」パラメーターでの選択に従って配分が行われます。
• Pressure ratio(圧力比)– Pressure ratio(圧力比)を選択すると、ボギー
荷重配分は荷重に関係なく、パラメーター「ボギー荷重配分」で選択された値
と同一になります。
基本設定: 最適トランクションまたはプレッシャーレシオ 。
注記:
最適トランクションが選択された場合、ある荷重状態によってはフロントアクス
ルへのオーバーロードとなる場合があります。BUC (Build-Up Calculation
Program) を使用して、当該車両の制御計算を行ってください。
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アジャスタブルパラメーター – シャシ設定
アクスル荷重
リヤアクスル過負荷時のタグアクスルの自動降下(SMS)
タグアクスルの降下を自動で行うか手動で行うかをここで選択します。
• 自動降下 – 最大許容リヤ軸荷重機能で設定された荷重に達すると、タグアクス
ルが降下することを意味します。
• 手動降下 – 降下ボタンを押した場合のみ、タグアクスルが降下することを意味
します。ただし、リヤアクスルの最大荷重が「最大許容リヤ軸荷重」で設定さ
れた値を超えた場合、タグアクスルを再度上昇させることはできません。
基本設定: 自動降下。
注記:
この機能の設定は、各国により異なる法規要件に依存します。
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