英語の学力向上に関する問題点と解決法 ▼英語の文法と構文について 問題点: 現時点において,自分でも英語の文法をしっかりと理解できていないことを認識してい ます.修士の入試を受ける際は「この文は第何文型だからこの節はこれを修飾している」という様 にしっかりと理解して和訳をすることができていましたが,しばらくの間「この文はこういうこと を言っているだろう」と曖昧な訳をすることが多かったので,正確に訳す力がすっかり落ちてしま いました.また,構文についても「 (so~that…)=(such~that…)だが, (so that…)=(in order that…)と同様な意味になるなど」忘れてしまっている構文が多々ありますので,和訳する時に何 かで調べればいいではなくて,しっかりと記憶しておかなければと考えています.英語の基礎であ る文法と構文がしっかりと理解できていないために,正しい和訳をすることはもちろん,書きたい 英訳を作ることもできていません.今回の試験の並び替え問題が解けていないことからも文法と構 文をきちんと理解していないと認識しています. 解決方法: 英語の文法と構文に関しては「総合英語フォレスト」という本を使って,また一から 勉強し直そうと考えています.平日では最低でも1時間程度は文法と構文を勉強する時間を作ろう と考えています.一通り勉強し直した後は,論文や英字新聞に目を通し文法を意識して正確に訳す といった実践をして,訳す時には必ず文法を意識するということを定着させたいと考えています. 研究生や修士1年の頃は毎日英語に触れるようにしていましたが,修士2年になってからまったく論 文に目を通さない日などがあり,せっかく身に付けた英語力を落としてしまいましたので,今後は 身に付けた英語力を落とさないためにも論文に目を通すなど英語に触れる機会を作ろうと考えて います. ▼英単語の語彙力 問題点: 基本的な英単語はもちろんですが,科学英語の語彙力が他の院生と比べて圧倒的に劣っ ていると感じています.例えば「accuracyとprecision」は両方とも「正確」という意味ですが, どれをどの場合に用いるのか?「それなりに正確」と「厳密に正確」という度合いの違いなのか? 等がよくわかっていません. 解決方法: 英英辞書を使えればよいのでしょうが,まずは英和辞書を使ってニュアンスの違いを 意識しようと考えています.ある意味の単語を調べることがあれば,同様な意味をもつ単語が他に もあるのか?あればその違いは何であるのか?も調べる習慣をつけようと考えています.科学英語 については、論文では「 (何かの実験を)行う」は「carry out」をもちいるというように、ただ訳 すのではなく、どんな単語を使ってどう表現しているのかを意識して読もうと考えています.また, 自分で書くことで英語が身に着くと思いますので,実験ノートに書く文も徐々に英文に変更してい き,普段から英語を使う状況にしようと考えています. ▼日常会話の英語 問題点: 話そうとしても上手く英語に変換できないことが多く,その原因は2つあると考えていま す.1つ目は先にも記述した文法がしっかりと理解できていないこと,2つ目は単語がすぐに出てこ ない(語彙力が無い)ことだと考えています.外国の大学院生がいた頃は,英語の文法と単語がそ れなりに頭に入っていたので英会話もできていましたが,現在,外国の大学院生と話をするときは, 文法と単語をあまり覚えていないため,相手が何を言っているのか理解することと自分が話すとき にすぐに英語にすることができていません. 解決方法: 以前に研究室の先輩にもアドバイスされたことですが,一日に一度でも英会話をする 機会を作る(英語会話に触れる)だけでも違うとのことですので,できるだけ英語を使って話をし てみようと考えています.英会話をする際にすぐに英語を話すことができれば,英文を書くときに もすぐに文を組み立てることができるのではないかと思います.
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