テーマ「親支援(親育ち)について」の意見の概要 資料 1

資料 1
テーマ「親支援(親育ち)について」の意見の概要
1.公的支援について
≪問題点・課題≫
・医療費・学費の援助(補助)など=親支援・親育ちではないと思う。
・保育参加(親が1日保育士)は積極的な参加が無い状況。親自身も子育てに自信
が無く参加できないのではないか。
・多様な価値観を持った親が多いため、参加されない・したくない親の参加させ
る方法。
・子育ての第一義的な責任は親・家族にあるとの大前提を崩すことなく考えるこ
とが大切。
・相談場所は増加しているが、情報発信が尐ないと感じる。
・インターネットの普及などにより情報が充実している。
≪提案≫
・諸団体が、様々な人間的成長を認める広い見地に立って財政的にも公費で支援
することが必要。
・保育現場を公開(保育参観)し、集団の中でのこどもを見てもらい、保護者と
担任が、悩みや疑問点などを話し合いしている。
・子どもの成長段階に合わせて親支援を行うことが重要であり、働いている夫婦
も参加できる日時設定などが必要。
・乳幼児の親支援も必要だが、小中学児童の親支援も推進してほしい。
・心身ともに健康な子どもを育てるために親に対しての支援が必要だと思う。
・情報提供は、保健・福祉・教育分野の連携が重要。
2.地域の子育て支援
≪問題点・課題≫
・子育て支援(サークル)などで、癒されている方も多い反面、支援に甘やかさ
れている(依存)のではないか
・恵まれた環境の中で、親として「子どもを守る」ということがわからなくなっ
ているのではないか。
・地域の人、異年齢の子どもとの交流。
・孤立しがちな親への支援。
3.親教育・親自身について
≪問題点・課題≫
・子育てアドバイザー、相談窓口なども必要ですが、それ以上に親自身の意識変
更が必要だと思う。
・健康、生活環境、我慢を覚えさせることや親としての協力など、子どものこと
を考え、親自身も頑張っている姿を見せることで子どもが親になったときの見
本になるのではないか。
・親とは、必要なとき必要な分の手助け、助言し、成長を見守るものであって、
必要以上の助言や親自身が手や口を出してしまう事が問題ではないか。だから
子どもも、自立出来ない子が増えているのではないか。
・夜遅くに子どもを連れての外出や、親の要求を一番に考える子育てが目につく。
(正しい生活習慣の重要性を知らない)
・子どもの時に親が子育てをする様子を見聞、体験する機会が減り、子育ての実
感が感じ取れなくなっている。
・情報社会の中で、親世代が自分にあった情報の取捨選択の力が弱い。
・保育園の行事などで園との関わり、コミュニケーションなどを通し親自身も育
つと思う。
・親自らが子育てについて気付き、親が主体的に学んで行こうとする力をつける
ことが重要で、子育ての固定した価値観にならないように、講演ではなく参加
学習型(訓練を積んだ学習指導を促進し支援する人も参加)などがよいと考え
られる。
・朝食を食べない子や親と一緒に食べない子が多い。