佳作 ジュニア部門〈母への思いに関す る作文〉 中高校生部門 私のお母さん お茶の水女子大学附属中学校 はま 濵 ぐち 口 め 芽 い 生 さん [応募動機及びコメント] [応 私募 は動 、機 自及 分び のコ 作メ 文ン がト ま] さか 選ば れ る と は 思 って い なか った ので 、 学私 校は の、 担自 任分 のの 先作 生文 かが らま 佳さ 作か に選 選ば ばれ れる たと とは い思 うっ 電て 話い をな 頂か いっ たた との きで は、 、学 校 か。 ら連 佳絡 作を に頂 選い ばた れの たが と定 い期 うテ 電ス 話ト を最頂終い との て担 も任 驚の き先 ま生 した 日た だと っき たは こ、 とと もて も きな まに しか た提 。出 連物 絡で をも 頂出 いし た忘 のれ がた 定か 期な テ? ス」 トな 最ど 終ハ 日ラだ あ驚 り「 ハっ ラた しこ てと しも まあ いり 「 に。 か本 提当 出に 物こ での もよ 出う しな 忘 ハで ラす ハ。 ラこ しの てコ しン まク い まな した 賞れ をた いか たな だ? け」 てな 嬉ど しい ーま ルし た よの う大 な切 賞さ を、 い 。と こが ので コき ンま クし ーた ル。 を を。 通本 じ当 てに 私こ はの 、母 偉た 大だ さけ にて 改嬉 めし てい 気で づす くこ 通 のま 大し 切た さ。 、 偉 大 さ に 改 めて 気 づ くこ と がで き ま し た 。 あじ りて が私 とは う、 ご母 ざい ありがとうございました。 やっと終わったと思うと、ぽこぽことため息をつく。そして最後は話し 上最悪のトリオがやってくる。小言は、ぶつぶつと同じ内容を繰返し、 先ほど登場した、ため息は勿論のこと、小言そして無口になるという史 う。一番恐ろしいのは世界中の学生達の敵、テスト…の時の母である。 く。まさに負の連鎖である。しかし、私はへまをした時はまだ良いと思 してその苛苛を解消するべく、また私のへまを見つけては、ため息をつ つかれた方も、心がどんよりと曇り、体が重くなり、苛苛してくる。そ れないが、ため息というものは不思議なもので、ため息をついた方も、 とため息をつかれる。ため息ぐらい、何ともないと思う人もいるかもし をならべるし、私が少しでもへまをすると「まったく不器用なんだから。 」 私には母がいる。面倒臭がりな母がいる。何にでも、ぶつぶつと小言 の、私だけの、たった一人のお母さんだから、私の気持ちがわかるんだ。」 ちがわかったのだろう。私は「お母さんだからかなぁ。」と思った。 「私 気持ちを読みとって言った言葉だった。不思議だった。なんで私の気持 くれた。 「私だって死ぬのは怖いよ、だけど大丈夫死なないから。」私の のだ。別れるなんて、やだ。すると、泣いている私に母は優しく言って てしまう。そんなの悲しすぎる。まだ話したいことだってたくさんある れた。元気だった母が死んでしまうかもしれない。私の前から居なくなっ だ。なのに、なんで笑っていられるのだろう。私はショックで涙があふ いないそうだった。しかし、癌なのだ。死んでしまうかもしれない重病 れるのか。母の癌は左右両方にあったが幸い左の方は少ししか転移して がした。」と苦笑していた。私にはわからなかった。なぜ平然としていら 手術も無事、成功し母は毎日元気に過ごしている。生きている。それ と。 句を言われないような点数をテストでとれば全てが解決だ。しかし、悔 だけで良い。それだけで怒ることもできる、泣くこともできる、笑うこ かけても何も答えない。俗に言う無視というやつだ。たしかに、私が文 しいが私は器用ではない。寧ろ不器用な方だ。だから私はいつも史上最 とだってできるのだ。 しかいない、私のお母さんだ。 私には母がいる。文句ばかり言って、うるさい母だけど、世界に一人 悪トリオの攻撃を真正面から受けなければならないのだ。このように、 母は口うるさくて、怒ると色々面倒臭い。 しかし、 「母親なんて、うるさいだけ」と思っていた私に、母親のあり がたさ、尊さを教えてくれた出来事がある。 ある日、母が「最近胸が痛い。」と言った。その時私は宿題をやってい て、軽く受け流した。 「どうせすぐに治るだろう。 」と思っていたからだ。 しかし、一週間、二週間たっても痛みは消えず、前よりも痛くなってき ているようだった。さすがに私たち家族も本人自身も心配になり、お医 者さんに診てもらうことになった。お医者さんに診てもらうと「検査を した方が良い。」と言われ検査をすることになった。私は「まさか重い病 気なのではないか。」とうっすら感じた。後日出た検査結果に私たちは、 青ざめた。母の検査結果は、乳癌だった。私は、一瞬意味がわからなかっ た。検査結果を聞いた母は意外と平気そうな顔をしていて「そんな感じ
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