METT管弦楽団 第20回スプリングコンサート 2016年3月27日(日) 午後2時開演 1時30分開場 タワーホール船堀大ホール 指揮:久世武志 入場無料 演奏曲目 O. ニコライ 「ウインザーの陽気な女房たち」序曲 B. スメタナ 交響詩「ボヘミアの森と草原から」 P. チャイコフスキー 「交響曲第5番 ホ短調」 ●METT管弦楽団のご紹介● 当楽団の由来は古く、戦前中野区内にあった7年制高校・東京高等学校(東高)の音楽部に遡ります。後の 世界的な名指揮者、第1回生朝比奈隆らが1928年(昭和3)に創設した音楽部では室内楽や合唱とともに オーケストラ活動がたいへん盛んに行われていました。戦後の1950年(昭和25)、学制改革により旧制高 校は廃止され、東高も東大教養学部と東大教育学部附属中学・高等学校に移管吸収されました。しかし熱 心なOB達は1958年(昭和33)に東高音楽同好会を結成して演奏活動を始め、1988年(昭和63)には管弦 楽団・合唱団それぞれをMETT管弦楽団・METT合唱団(METT=Music Ensemble of Toko & Todai-fuzoku)と称 するようになりました。以来各大学OBなど多くの同好の士の参加を得て毎年秋には合唱と共同で定期演 奏会を、また1997年からは管弦楽団単独でスプリングコンサートを開催してきており、今年で20回目を迎 えました。経験豊かな高齢団員とパワフルな若手団員とが溶け合って、力強く感動を与える演奏を行って います。 ●指揮者プロフィール● 久世 武志 (くせ たけし) 大阪生まれ。洗足学園大学付属指揮研究所マスターコースを修了。指揮を秋山和慶、河地良智、川本統 脩の各氏、室内楽及びオーケストラ・スタディを中川良平氏に師事。これまで各地のオペラ・カンパニーにて、 ロッシーニ「ランスへの旅」、モーツァルト「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」、 ビゼー「カルメン」、プッチーニ「ラ・ボエーム」「三部作」、ラヴェル「子供と魔法」、ヴェルディ「仮面舞踏会」 「リゴレット」「トロヴァトーレ」等を指揮したほか、数多くの公演で音楽スタッフを務められました。 2011年秋には、フランス・アングレーム市で開催されたコミクストゥス国際室内楽フェスティバルに招待され、 音楽祭室内アンサンブルにおいてシェーンベルク、ミヨー、リヒャルト・シュトラウスなどの作品を指揮し好評 を博しました。再び翌年9月にも招待され、トゥール歌劇場の特別プログラムにおいてメゾ・ソプラノのニコ ル・ブーシェ、俳優のマルク・ルグラと共演し、モーツアルト、サリエリ、ロッシーニの作品を指揮。さらに10月 には、フォーレ音楽院の教授と学生からなるオルケストル・エクトル・ベルリオーズにも客演し、すべての公 演を成功に導き、新聞各紙で好評を得ています。2016年にはイタリア・トスカーナ州の音楽祭への客演が 予定されている。 問合せ先:管弦楽団総務・金澤 [email protected]
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