情報ビジネス学科

情報処理論
福森 護・古谷俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
必修
授業概要
本授業では,パソコンのハードウェア,ソフトウェアに関する基礎知識,ならびにネットワーク関連,マルチメディア関連,情
報セキュリティなどについての基本的な知識について学習する。
到達目標
現代の情報化社会におけるコンピュータ利用に関する基本的な知識を習得することを目標とする。
授業計画
第1回
ハードウェアの仕組み1(チップセット,CPU,メモリなど)
(担当:福森)
第2回
ハードウェアの仕組み2(ハードディスク,ビデオカード,サウンド関連など)
(担当:福森)
第3回
ハードウェアの仕組み3(キーボード,ディスプレイ,プリンタなど周辺機器)
(担当:福森)
第4回
ソフトウェアの仕組み1(OS,ドライバなど)
(担当:福森)
第5回
ソフトウェアの仕組み2(アプリケーションソフト)
(担当:福森)
第6回
インターネットの基礎
(担当:福森)
第7回
不正侵入とWebページの改ざん
(担当:古谷)
第8回
急増するサイバー犯罪
(担当:古谷)
第9回
個人情報流出事件
(担当:古谷)
第10回
不正アクセスの動機と主体
(担当:古谷)
第11回
インターネットの盗聴対策
(担当:古谷)
第12回
スマホやタブレットの普及
(担当:古谷)
第13回
社会とインターネット1(SNS,インターネット依存症など)
(担当:福森)
第14回
コンピュータコミュニケーションと心理(CMC)
(担当:福森)
第15回
著作権
(担当:福森)
評価の方法
レポート80%,授業中の小テスト20%(福森60点)
レポート60%,授業の取り組み40%(古谷40点)
受講の心得
情報関連の授業の基礎となる重要な授業であるため,興味を持って受講していただきたい。
使用テキスト
『わかりすぎる情報セキュリティの教科書』,㈱SCC教育事業推進本部セキュリティ教育部 編著,SCC
参考書
授業の中で適宜指示する。
6−1
情報処理演習
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
本授業では,パソコンの基本操作,主としてマルチメディア関連のソフトウェアの基本的な利用技術について演習を行う。具体
的には,Photoshop,Flash,Premiere,メタセコイアなどのソフトウェアを使用して授業を進めていく予定である。
到達目標
フォトレタッチ,アニメーション,映像編集,3Dグラフィックスなどのソフトウェアの基本操作を習得することを目標とす
る。
授業計画
第1回
Windowsの基本操作⑴(コントロールパネル,各種設定)
第2回
Windowsの基本操作⑵(ファイル操作)
第3回
Photoshopによるフォトレタッチの基礎⑴(トーンカーブ,補正)
第4回
Photoshopによるフォトレタッチの基礎⑵(マスタ処理,レイヤー)
第5回
Photoshopによるフォトレタッチの基礎⑶(各種エフェクト)
第6回
Flashによるアニメーション制作の基礎⑴(画像作成)
第7回
Flashによるアニメーション制作の基礎⑵(タイムライン,レイヤー)
第8回
Flashによるアニメーション制作の基礎⑶(アニメーション制作の実践)
第9回
メタセコイアによる3Dグラフィックスの基礎⑴(湯のみの制作)
第10回
メタセコイアによる3Dグラフィックスの基礎⑵(車の制作)
第11回
メタセコイアによる3Dグラフィックスの基礎⑶(人の顔の制作)
第12回
Premiereによる映像編集の基礎⑴(タイムライン,レイヤー)
第13回
Premiereによる映像編集の基礎⑵(トランジション,エフェクト)
第14回
Premiereによる映像編集の基礎⑶(映像作品の制作演習)
第15回
まとめ(作品のプレゼンテーション)
評価の方法
授業中の課題100%
受講の心得
初心者にも十分に理解できるような内容で授業を進めていくが,ある程度高いレベルの学生にも対応できるように工夫して授業
を行う予定である。興味を持って楽しみながら受講していただければと思っている。
使用テキスト
テキストは使用せず,WEBを活用して授業を進める予定である。また,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜紹介する。
6−2
文書処理演習
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
広く普及している文書処理ソフト「Microsoft Word 2013」の活用法を学習する。ビジネス文書,ポスター,広告,報告書など
様々な文書の作成を通して実践的なスキルを身に付ける。タイピング練習も行う。
到達目標
文書処理ソフト「Microsoft Word 2013」の活用のためのスキルを身に付ける。
授業計画
第1回
文字入力の基本
第2回
表の作成
第3回
図の作成
第4回
文書のレイアウト(見出し,セクション区切り,目次)
第5回
差し込み印刷
第6回
ちらしの作成1(イラストを使った紙面作成)
第7回
ちらしの作成2(写真を使った紙面作成)
第8回
ポスターの作成
第9回
DMはがきの作成
第10回
社内報の作成
第11回
イラストの応用1
第12回
イラストの応用2
第13回
長文作成1
第14回
長文作成2
第15回
問題演習
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業態度60%,課題40%,MOS Word合格者は評価に加える。
受講の心得
タッチタイピングはパソコン操作の基本なので,各自で練習し習得することが望ましい。
使用テキスト
『よくわかるズバリ解決Word 2013 レイアウトテクニック』,FOM出版
参考書
授業で紹介する。
6−3
ビジネスコンピューティングA
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
広く普及している表計算ソフト「Microsoft Excel 2013」の基本的な使用法を学習する。コンピュータを使った演習を通して実
践的なスキルを身に付ける。総合演習としてMOS Excel 2013模擬試験用の問題に取り組む。
到達目標
表計算ソフト「Microsoft Excel 2013」による基本的な情報処理のスキルを身に付けることを目標とする。
授業計画
第1回
データの入力
第2回
表の作成
第3回
レイアウトの設定
第4回
テーブルの作成
第5回
数式や関数1
第6回
数式や関数2
第7回
数式や関数3
第8回
グラフの作成
第9回
オブジェクトの作成
第10回
データベースの利用
第11回
総合演習1
第12回
総合演習2
第13回
総合演習3
第14回
総合演習4
第15回
総合演習5
評価の方法
授業中の確認テスト60%,受業態度40%,MOS Excel合格者は評価に加える。
使用テキスト
『よくわかるマスターMOS Excel 2013 対策テキスト』,FOM出版
『よくわかるマスターMOS Excel 2013 模擬問題集』,FOM出版
6−4
ビジネスコンピューティングB
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
1単位
選択
授業概要
広く普及している表計算ソフト「Microsoft Excel 2013」の活用法を学習する。コンピュータを使った演習を通して実践的なス
キルを身に付ける。データベースや統計処理などの関数の使用やマクロ/VBAのコーディングを含む。総合演習としてMOS Excel
2013模擬試験用の問題にも取り組む。
到達目標
広く普及している表計算ソフト「Microsoft Excel 2013」のビジネスで活用できる実践的なスキルを習得することを目標とす
る。
授業計画
第1回
関数の基本
第2回
関数の活用1(請求書の作成)
第3回
関数の活用2(売上データの集計)
第4回
関数の活用3(住所録の作成)
第5回
関数の活用4(統計処理)
第6回
関数の活用5(賃金計算)
第7回
関数の活用6(旅費伝票の作成)
第8回
関数の活用7(様々な関数の利用)
第9回
マクロの編集・作成1
第10回
マクロの編集・作成2
第11回
総合演習1
第12回
総合演習2
第13回
総合演習3
第14回
総合演習4
第15回
総合演習5
評価の方法
授業中の確認テストを含む受業態度60%,課題40%,MOS Excel合格者は評価に加える。
受講の心得
ビジネスコンピューティングAの内容を習得しているものと仮定する。
使用テキスト
『よくわかるズバリ解決Excel 2013 仕事のスゴ技 関数テクニック』,FOM出版
6−5
データベース演習
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
データベースソフトウェアは,大量のデータを蓄積し必要に応じてデータを抽出したり集計したりできる機能を有しており,企
業活動におけるデータ管理の中核的役割を果たしている。
本授業では,データベースソフトウェア初心者を対象として,テーブル,クエリ,フォーム,レポート,リレーションシップ機
能を中心に基本操作から応用操作まで演習する。データベースソフトウェアはリレーショナルデータベースのMicrosoft Accessを
使用する。
到達目標
Accessの主要機能を理解し,データベースを作成・活用できるようになる。
企業におけるリレーショナルデータベースの活用方法を理解する。
授業計画
第1回
Accessの基礎知識
第2回
データベースの設計と作成
第3回
テーブルの作成とデータの格納1(商品マスター)
第4回
テーブルの作成とデータの格納2(得意先マスター,売上データ),リレーションシップ
第5回
クエリによるデータの加工
第6回
フォームによるデータ入力1(商品マスター,得意先マスター)
第7回
フォームによるデータ入力2(売上データ,担当者マスター)
第8回
クエリによるデータの抽出と集計
第9回
レポートによるデータの印刷1(商品マスター,得意先マスター)
第10回
レポートによるデータの印刷2(宛名ラベル,売上一覧表)
第11回
ナビゲーションフォーム
第12回
オブジェクトの依存関係,テンプレートの利用
第13回
問題演習
第14回
オリジナルデータベース作成
第15回
まとめ
評価の方法
授業態度40%,課題60%,MOS Access合格者は評価に加える。
受講の心得
対象はAccess初心者を想定している。
事前学習として最低でもテキストを一読しておくこと。事後学習は特に大切で毎授業後に演習内容を繰り返し復習して自分のも
のにしておくこと。
使用テキスト
『Microsoft Office Access2013 基礎』,FOM出版(※バージョンアップによる変更の可能性あり)
参考書
『Microsoft Office Access2013 応用』,FOM出版
6−6
デジタルフォト
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
選択
授業概要
本授業では,デジタルカメラのメカニズムや撮影テクニックの基礎について学習する。具体的には,露出・構図・ホワイトバラ
ンス・ISO感度などや,デジタル写真のファイル形式やファイルの圧縮技術などについても学習する。また,デジタル写真の加工
についても学ぶ。
到達目標
デジタルカメラの基礎知識の習得,また写真撮影のスキルアップを目標とする。デジタル写真を通して,個々の持つ個性や感性
を磨くことができればと思っている。
授業計画
第1回
デジタルカメラの基礎知識⑴ デジタルカメラ,レンズのメカニズム
第2回
デジタルカメラの基礎知識⑵ 絞り・シャッタースピード・露出
第3回
デジタルカメラの基礎知識⑶ ホワイトバランス・ISO感度
第4回
デジタルカメラの基礎知識⑷ 測光方式など
第5回
デジタルカメラの基礎知識⑸ ファイル形式など
第6回
写真撮影のテクニック⑴ 構図・焦点距離
第7回
写真撮影のテクニック⑵ ラチチュード・露出設定
第8回
写真撮影のテクニック⑶ 風景写真の撮影技法
第9回
写真撮影のテクニック⑷ ポートレート・スナップ写真の撮影技法
第10回
写真撮影のテクニック⑸ 接写写真の撮影技法
第11回
デジタル写真の加工技術⑴
第12回
デジタル写真の加工技術⑵
第13回
デジタル写真の加工技術⑶
第14回
作品事例研究⑴
第15回
作品事例研究⑵
評価の方法
授業中の課題100%
受講の心得
写真に関する特別な知識や技術は必要ないが,本授業を通して少しでもデジタルカメラに対して興味を持ってもらえればと思っ
ている。また本授業は講義科目ではあるが,写真撮影の演習も取り入れて授業を進めていく予定である。
使用テキスト
授業の中で別途指示する。また必要に応じてWEBで教材を提供する予定である。
参考書
授業の中で適宜紹介する。
6−7
デジタルフォト演習
福森 護・谷口賢治
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
本授業では,撮影テクニックの実践を集中講義で行う。第一日目はデジタル写真の撮影テクニックの基礎知識について学び,第
二日目は学外でロケを行う。そして第三日目に実際に撮影した写真の鑑賞ならびに批評を行って,全員で優秀作品を選出する。
到達目標
デジタルカメラのやや高度な撮影テクニックの習得を目標とする。また,デジタル写真を正しく見る目を養うことを目指す。
授業計画
第1回
デジタルカメラのメカニズムなど
第2回
レンズ・ストロボの使い方
第3回
測光・露出
第4回
ホワイトバランス,感度,AEロック
第5回
風景写真・人物写真の撮影テクニック
第6回
学外における写真撮影の実践⑴
第7回
学外における写真撮影の実践⑵
第8回
学外における写真撮影の実践⑶
第9回
学外における写真撮影の実践⑷
第10回
学外における写真撮影の実践⑸
第11回
デジタル写真のレタッチ⑴
第12回
デジタル写真のレタッチ⑵
第13回
作品事例発表ならびに作品研究⑴
第14回
作品事例発表ならびに作品研究⑵
第15回
作品事例発表ならびに作品研究⑶
評価の方法
作品(80%),授業中の課題(20%)
受講の心得
本授業は3日間の集中講義である。また学外ロケも行う予定である。高いモチベーションで写真撮影に取り組んで頂きたい。
使用テキスト
テキストは使用せず,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜紹介する。
6−8
情報メディア論
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
近年のインターネットの普及によって日常的に膨大で多様なデータと接する機会が増えている。このような社会状況を正しく把
握し,インターネット,ソーシャルネットワーク・テレビ・ラジオ・新聞などさまざまなメディアについての理解を深め,とりま
く問題について考える。
到達目標
情報メディアをとりまく状況を理解し,その問題点を見極める目を養うことと,問題解決のための方策,また今後の展望につい
て自らの意見を持つことを目指す。
授業計画
第1回
情報リテラシーの基礎
第2回
インターネットの役割と現状1
第3回
インターネットの役割と現状2
第4回
ソーシャルメディアの動向1
第5回
ソーシャルメディアの動向2
第6回
携帯端末機器について1
第7回
携帯端末機器について2
第8回
インターネットを取り巻く問題1
第9回
インターネットを取り巻く問題2
第10回
インターネットと法
第11回
情報セキュリティ
第12回
テレビの現状と問題
第13回
ラジオの現状と問題
第14回
番組制作について
第15回
情報メディアの今後
評価の方法
期末レポート(80%),授業中の課題(20%)
受講の心得
メディアに興味を持って,生活の中でもメディアを意識してみてください。
使用テキスト
プリントを配布しますので,テキストは使用しません。
6−9
映像制作演習A
福森 護・藤原美佳
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
1単位
選択
授業概要
カメラ撮影,編集,シナリオ,構成,サウンドなど映像制作に必要な知識・技術の基礎について学ぶ。撮影においては,静止
画・動画の撮影テクニック,ライティング,構図などの演習を,また編集においては,Adobe Premiereを用いて演習を行う。
到達目標
カメラならびに編集ソフト(Adobe Premiere)の基本的な使い方の習得を目指す。
また,映像の構成やシナリオ作成についての基本テクニックの習得を目指す。
授業計画
第1回
動画撮影の基礎知識1
第2回
動画撮影の基礎演習1
第3回
動画撮影の基礎演習2
第4回
Adobe Premiereの基本操作演習1
第5回
Adobe Premiereの基本操作演習2
第6回
Adobe Premiereの基本操作演習3
第7回
BGM,サウンド1
第8回
BGM,サウンド2
第9回
BGM,サウンド3
第10回
映像の構成・シナリオ1
第11回
映像の構成・シナリオ2
第12回
ナレーションの基礎
第13回
映像作品制作演習1
第14回
映像作品制作演習2
第15回
映像作品制作演習3
評価の方法
授業中の課題(作品)100%
受講の心得
映像制作について興味を持って,楽しみながら取り組んでください。
使用テキスト
テキストは使用せず,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜指示をする。
6 − 10
映像制作演習B
福森 護・藤原美佳
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
映像制作演習Aで学んだ基礎知識・スキルをもとに,作品作りの実践を行う。
到達目標
映像制作についてのやや高度な応用的なテクニックの習得を目指す。
授業計画
第1回
作品全体のシナリオ・構成1
第2回
作品全体のシナリオ・構成2
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
︱
作品制作1(テーマ1)
︱
︱
︱
︱
作品制作2(テーマ2)
︱
︱
︱
︱
作品制作3(テーマ3)
︱
︱
︱
作品発表
評価の方法
授業中の課題(作品)100%
受講の心得
自分の感性を発揮して,オリジナリティのある作品作りに取り組んでください。
使用テキスト
テキストは使用せず,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜指示をする。
6 − 11
マルチメディア演習A
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
本授業では,デジタル画像の加工技術,アニメーション制作,3Dグラフィックス,映像編集,コンピュータサウンドなどの基
礎技術について演習を行う。
到達目標
デジタル画像,映像,アニメーション,3Dグラフィックス,コンピュータサウンドなどの演習を通して,マルチメディア技法
に関するスキルアップはもとより,マルチメディア技術への理解を深めることを目標とする。
授業計画
第1回
デジタル画像の加工技法⑴
第2回
デジタル画像の加工技法⑵
第3回
デジタル画像の加工技法⑶
第4回
アニメーション制作の基礎技法⑴
第5回
アニメーション制作の基礎技法⑵
第6回
アニメーション制作の基礎技法⑶
第7回
3Dグラフィックスの基礎技法⑴
第8回
3Dグラフィックスの基礎技法⑵
第9回
3Dグラフィックスの基礎技法⑶
第10回
映像編集の基礎技法⑴
第11回
映像編集の基礎技法⑵
第12回
映像編集の基礎技法⑶
第13回
コンピュータサウンドの基礎技法⑴
第14回
コンピュータサウンドの基礎技法⑵
第15回
コンピュータサウンドの基礎技法⑶
評価の方法
授業中の課題(50%)・期末レポート(50%)
受講の心得
初心者にも十分に理解できるような内容で授業を進めていくが,ある程度高いレベルの学生にも対応できるように工夫して授業
を行う予定である。興味を持って楽しみながら受講していただければと思っている。
使用テキスト
テキストは使用せず,WEBを活用して授業を進める予定である。また,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜紹介する。
6 − 12
マルチメディア演習B
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
1単位
選択
授業概要
本授業では,マルチメディア演習Aで学んだ基礎知識を用いて,さらに高度な技術について学び,実践的な作品制作を行う。
また,CGクリエイター検定,マルチメディア検定に対応した内容も取り入れて授業を行う予定である。
到達目標
デジタル画像,映像,アニメーション,3Dグラフィックス,コンピュータサウンドなどのやや高度な応用的な技術の習得を目
標とする。また作品制作を通して,実践的なスキルアップを目指す。
授業計画
第1回
ポスター・ちらし制作⑴
第2回
ポスター・ちらし制作⑵
第3回
ポスター・ちらし制作⑶
第4回
映像作品の制作⑴
第5回
映像作品の制作⑵
第6回
映像作品の制作⑶
第7回
アニメーション作品制作⑴
第8回
アニメーション作品制作⑵
第9回
アニメーション作品制作⑶
第10回
コンピュータミュージック制作⑴
第11回
コンピュータミュージック制作⑵
第12回
コンピュータミュージック制作⑶
第13回
3Dグラフィックス作品制作⑴
第14回
3Dグラフィックス作品制作⑵
第15回
3Dグラフィックス作品制作⑶
評価の方法
授業中の課題(50%)・期末レポート(50%)
受講の心得
実践的で,ある程度高いレベルが要求されるが,興味を持って楽しみながら受講していただければと思っている。
使用テキスト
テキストは使用せず,WEBを活用して授業を進める予定である。また,必要に応じてプリントを配布する。
参考書
授業の中で適宜紹介する。
6 − 13
音響メディア論
河田 健二
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
選択
授業概要
音を記録・保存する技術は近年高度な発達を見せている。この授業ではそういう記録・保存媒体としてのディジタル機器やその
周辺機器について解説する。また,広い意味では楽器や声も音響メディアと言える。最近のディジタル楽器だけでなく,いわゆる
アコースティック楽器も含めて,その魅力や特徴について解説する。
到達目標
音響機器・楽器について幅広く知識を持ってもらうことを到達目標とする。
授業計画
第1回
「音響」について
第2回
各種メディアについての概要
第3回
記録・保存媒体としての機器・メディア1
第4回
〃 2
第5回
〃 3
第6回
〃 4
第7回
〃 5
第8回
PAについて1
第9回
〃 2
第10回
〃 3
第11回
楽器について1
第12回
〃 2
第13回
〃 3
第14回
声・声楽について
第15回
その他,音響に関することと全体のまとめ
評価の方法
小テスト50%,レポート50%
受講の心得
扱うジャンルの幅が広いので,思考を柔軟にして受講してください
使用テキスト
なし
参考書
必要に応じて授業内で紹介する
6 − 14
コンピュータミュージック
河田 健二
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
かつて曲を作ることは限られた一部の人だけのものであった。現在ではコンピュータの普及に伴い,誰でも気軽に曲を作り楽し
むことが出来るようになった。この授業ではコンピュータ上で音楽を作成することを学習する。具体的にはSinger song writerおよ
びボーカロイドの2種類ソフトを使用し音楽を作成する。とは言え必要最小限の音楽的知識は必要であるので,音楽の知識(音楽
理論)についても毎回少しずつ解説する。
到達目標
自分の力で何らかの楽曲を作成出来ることを到達目標とする。
授業計画
第1回
音(音楽)と楽譜の関係
第2回
使用するソフトについて
第3回
Singer song writerを使用した音楽作成・音楽理論の解説 1
第4回
〃
2
第5回
〃
3
第6回
〃
4
第7回
〃
5
第8回
〃
6
第9回
ボーカロイドを使用した音楽作成 1
第10回
〃
2
第11回
〃
3
第12回
〃
4
第13回
Singer song writerとボーカロイド のデータ連結 1
第14回
第15回
〃
2
完成した作品の試演会
評価の方法
小テスト50%,作品提出50%
受講の心得
毎回コンピュータを使用して演習を行うため遅刻・欠席をしないよう気をつけること
使用テキスト
なし
参考書
必要に応じて授業内で紹介する
6 − 15
コンピュータグラフィックス
橘 真由美
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
本講座では,モデリング,レンダリングなどの2次元および3次元画像生成の基礎知識や,コンピュータアニメーション技術,
画像合成などのコンピュータグラフィックス技術について学習する。また,授業の内容にはCG検定の対策が含まれる。
到達目標
「イラストレータ」「フォトショップ」等のソフトを使い,コンピュータ上でデザインし,レイアウトを行う。
限られたスペースの中でどれだけ自分の感性が表現できるかがポイントとなる。
最終的にはデジタル画像を表現するテクニックについて習得することを目標とする。
授業計画
第1回
2次元グラフィックスの基礎⑴
第2回
2次元グラフィックスの基礎⑵
第3回
3次元グラフィックスの基礎⑴
第4回
3次元グラフィックスの基礎⑵
第5回
フラクタル図形
第6回
レンダリング
第7回
モデリング
第8回
コンピュータアニメーション⑴
第9回
コンピュータアニメーション⑵
第10回
バーチャルリアリティ⑴
第11回
バーチャルリアリティ⑵
第12回
画像情報の活用⑴
第13回
画像情報の活用⑵
第14回
知的所有権について
第15回
まとめ(試験)
評価の方法
授業態度,授業中の課題,最終レポート(作品)を総合的に評価する。
(授業態度20%,授業中の課題40%,最終レポート40%)
受講の心得
デザイン,ホームページ制作に興味のある学生。
使用テキスト
テキストは使用せず,必要なものはプリントして配布する。
参考書
授業の中で,適宜紹介していく。
6 − 16
ウェブデザインA
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
ウェブサイトは様々な技術によって成り立っており,表現や機能に至るまでこれらの技術によって実現され進化を続けている。
本授業では,ウェブサイトを実現する技術を総括的に理解する。HTML・CSS・JavaScriptの基礎,文字や画像などのメディアの
扱い,アクセシビリティおよび著作権問題などを扱う。
到達目標
ウェブサイトのしくみをイメージできる。主要言語(HTML,CSS,JavaScript)の役割を理解し簡単なページを作成できる。
様々なメディアの素材を活用できる。アクセシビリティや著作権問題に気を配ることができる。
授業計画
第1回
ウェブサイトの仕組み
第2回
W3Cと標準化,アクセシビリティ,著作権問題
第3回
配色とレイアウト
第4回
HTMLとHTML5
第5回
HTML5(文書構造)
第6回
HTML5(画像とリンク)
第7回
HTML5(問題演習)
第8回
CSS3(記述方法)
第9回
CSS3(ボックスモデル)
第10回
CSS3(レイアウト)
第11回
JavaScriptの利用
第12回
ホームページ作成ソフトの利用(Dreamweaver)
第13回
HTMLアニメーション(Edge Animate)
第14回
サイト管理
第15回
作品制作
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
「ウェブデザイン実務士」資格の必修科目である。ウェブデザインやウェブプログラミングの基礎知識になるので,これらの関
連科目を履修予定があれば必ず履修すること。事前・事後学習ともに大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
『Webデザイン』,影山明俊・石上美季子,実教出版
参考書
『HTML演習 HTML5対応版』,中島省吾,SCC
6 − 17
ウェブデザインB
脇坂 基徳
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorを使用してWebサイトのデザイン制作を効率よく進めるための実践を行う。
なお,本講義は「ウェブデザイン実務士」を取得するための必須科目であるため,「ウェブデザイン実務士」の取得および,実
務可能なスキル取得を目指します。
到達目標
Photoshopを使ったデザイン,特にWebデザインの際に各々がクオリティの高いデザインを作るための効率アップを目指す。
授業計画
第1回
Photoshopの基本設定
第2回
トップページデザインラフの制作 その1
第3回
トップページデザインラフの制作 その2
第4回
ワイヤーフレームの制作 その1
第5回
ワイヤーフレームの制作 その2
第6回
デザイン起こし技術習得 その1
第7回
デザイン起こし技術習得 その2
第8回
デザイン起こし技術習得 その3
第9回
デザイン起こし技術習得 その4
第10回
デザイン起こし技術習得 その5
第11回
デザイン起こし技術習得 その6
第12回
デザイン起こし技術習得 その7
第13回
デザイン起こし技術習得 その8
第14回
デザイン起こし技術習得 その9
第15回
最終課題の提出・まとめ
評価の方法
授業課題,および最終的な課題60%,授業への取り組み40%
受講の心得
制作物の結果を意識し,それを実現するための手段を考えながら受講してください。
使用テキスト
講師のブログ「WEB CRE8TOR」(http://webcre8tor.com/)
参考書
授業の中で,適宜紹介していく。
6 − 18
ウェブデザイン演習
脇坂 基徳
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
Webサイト制作のために必須であるHTML・CSSコーディングの実践を行う。中でもマークアップ言語として最も新しいHTML5
の知識を学び,実際にWebサイトの構築を行う。
なお,本講義は「ウェブデザイン実務士」を取得するための必須科目であるため,「ウェブデザイン実務士」の取得および,実
務可能なスキル取得を目指します。
到達目標
HTML・CSSのコーディングを実務レベルで習得することを目標とする。
授業計画
第1回
ウェブデザインの基礎知識
第2回
トップページデザインラフの制作
第3回
サイトマップの制作
第4回
ワイヤーフレームの制作
第5回
デザイン起こし その1
第6回
コーディング準備・デザイン起こし その2
第7回
CSSリセット
第8回
HTML基本コーディング
第9回
header(サイトヘッダー)のコーディング
第10回
nav(グローバルナビゲーション)のコーディング
第11回
footer(サイトフッター)のコーディング
第12回
aside(メインコンテンツサイド部分)のコーディング
第13回
article(メインコンテンツコンテンツ部分)のコーディング その1
第14回
article(メインコンテンツコンテンツ部分)のコーディング その2
第15回
最終課題の提出・まとめ
評価の方法
授業課題,および最終的な課題60%,授業への取り組み40%
受講の心得
制作物の結果を意識し,それを実現するための手段を考えながら受講してください。
使用テキスト
講師のブログ「WEB CRE8TOR」(http://webcre8tor.com/)
参考書
授業の中で,適宜紹介していく。
6 − 19
情報数学
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
選択
授業概要
表計算,プログラミング,データベース,統計などの様々な情報分野を学ぶ上で必要とされる基本的な数理的な考え方について
学習する。特に,ものごとの関係を表現する1つである関数という概念について学ぶ。
到達目標
情報分野を学ぶ上で必要とされる数学的記号の理解と基礎的な計算力を習得することを目標とする。
授業計画
第1回
集合
第2回
関数1
第3回
関数2
第4回
関数3
第5回
命題論理1
第6回
命題論理2
第7回
初等関数1
第8回
初等関数2
第9回
線型代数1
第10回
線型代数2
第11回
線型代数3
第12回
微分1
第13回
微分2
第14回
積分1
第15回
積分2
評価の方法
課題(25%),期末テスト(60%),受講態度(15%)を総合的に評価する。
受講の心得
積み重ねが重要なので復習を十分行い,分からないところは放置しておかないようにする。
使用テキスト
別途指示する。
6 − 20
アルゴリズムとデータ構造
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
本授業はプログラミングに必要とされる代表的なアルゴリズムとデータ構造を学習する。アルゴリズムおよびデータ構造の重要
性を認識すると共に,しくみを理解し効率のよいプログラム設計ができるよう授業を進める。プログラム言語はJavaを使用するの
で,Java言語の習熟にもつながる。
到達目標
基本的なデータ構造とアルゴリズムについて説明できるようになる。高速で効率の良いアルゴリズムの設計技法を修得する。
授業計画
第1回
アルゴリズム・データ構造とは
第2回
計算量
第3回
データ構造(配列・連結リスト)
第4回
データ構造(木構造)
第5回
探索(ハッシュ法)
第6回
探索(二分探索法)
第7回
探索(平衡木)
第8回
ソート(バブルソート)
第9回
ソート(クイックソート)
第10回
ソート(その他)
第11回
バックトラック法
第12回
動的計画法
第13回
パズル(ハノイの塔)
第14回
パズル(nクイーン問題)
第15回
課題制作
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業態度(60%)ならびに課題(40%)を予定。
受講の心得
Java言語の基礎知識がある学生を対象とする授業である。Java言語およびプログラミングの知識を更に深める為に「Javaプログ
ラミング演習B」の同時履修を推奨する。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要で
あるので,事前学習および事後学習をしっかり行うことが大切である。プログラミング課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
『明解 Javaによるアルゴリズムとデータ構造』,柴田望洋,ソフトバンククリエイティブ
参考書
『定本Javaプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造』,近藤嘉雪,ソフトバンククリエイティブ
『アルゴリズムパズル−プログラマのための数学パズル入門』,Anany Levitin・Maria Levitin,オライリージャパン
6 − 21
コンピュータ科学
薬師寺 茂
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
コンピュータ装置とコンピュータ上のデータの扱いを中心に,いわゆるコンピュータテクノロジに関する内容全般を扱う。情報
処理技術者試験「ITパスポート試験」のテクノロジ系分野を念頭に授業を展開するが,コンピュータテクノロジに関する興味深い
ニュースがあれば授業計画を一部変更してその内容も組み入れる。
到達目標
パソコンの動作の仕組みの概略を理解し,パソコン活用やトラブル対応において論理的に理解・説明できるようになる。
授業計画
第1回
コンピュータ科学概略
第2回
ハードウェア
第3回
ソフトウェア
第4回
システム構成要素
第5回
離散数学(基数)
第6回
離散数学(集合と論理演算)
第7回
デジタル化
第8回
データ構造
第9回
プログラミング
第10回
ヒューマンインタフェース
第11回
マルチメディア
第12回
データベース
第13回
ネットワーク
第14回
情報セキュリティ
第15回
まとめ
評価の方法
授業態度40%,期末試験60%で評価する。情報処理技術者試験合格者は評価に加える。
受講の心得
事前学習・事後学習ともに大切である。
使用テキスト
資格試験に対応したテキストを使用するが,毎年更新されている場合が多い。授業開始時の状況により別途指示する。
参考書
授業で適宜紹介する。「ITパスポート試験」の関連書籍も大変参考になる。
6 − 22
通信ネットワーク論
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
通信ネットワークの仕組みを解説し,特にインターネット(TCP/IP)に関する総合的な基礎知識を得る。「情報処理技術者試
験」および「NTTコミュニケーションズインターネット検定 .com Master ADVANCE ★」のインターネット技術分野を念頭に置い
て進める。
到達目標
インターネットの様々なサービスとWWW・e-mailの仕組みを理解する。
授業計画
第1回
通信ネットワークの概要
第2回
ネットワークの形態
第3回
LANの構成と通信方式
第4回
インターネットの誕生と原理
第5回
インターネット接続方法
第6回
WWW
第7回
OSI参照モデル
第8回
TCP/IPによるデータ通信
第9回
IPアドレス
第10回
経路制御
第11回
ネットワークサービス
第12回
サーバの役割
第13回
DNS
第14回
ネットワークの運用と管理
第15回
まとめ
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
ネットワーク分野を含む「情報処理技術者試験」および「.com Master ADVANCE ★」合格者は評価に加える。
受講の心得
技術的な内容を含み特にアプリ開発系においては必ず知っておいてもらいたい内容である。
理解を深める為に演習も含める予定である。
毎回の授業内容および参考書による関連分野の事前・事後学習は大切である。
使用テキスト
次の書籍を使用する予定であるが他に適したものがあれば変更し,履修登録時に指示する。
『初歩からのネットワーク』,森川 恵 著,実教出版
参考書
『情報通信白書 for Kids』(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/),総務省
『インターネット検定 .com Master ADVANCE 公式テキスト』,NTTコミュニケーションズ,NTT出版
『絶対わかる!新・ネットワーク超入門』,日経ネットワーク,日経BP
6 − 23
Javaプログラミング演習A
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
Javaは,インターネットとの親和性が高くプラットホームに依存しないオブジェクト指向言語であり,マイコン制御から大規模
システムまで世界中で利用されている人気の高いプログラミング言語のひとつである。この講義では,プログラミングを初めて経
験する学生を対象に簡単なゲームを動かすことも題材に取り入れながら,プログラミングとJava言語の基礎を学ぶ。
到達目標
Java言語を使用して簡単なプログラムを自ら作成できる能力を身につける。
授業計画
第1回
Javaプログラミング概説と環境構築
第2回
変数,データ型,演算子
第3回
配列
第4回
制御構文(if, switch)
第5回
制御構文(while, for)
第6回
メソッド
第7回
じゃんけんゲームの作成
第8回
問題演習(配列,制御構文,メソッド)
第9回
オブジェクト指向基礎
第10回
インスタンス,コンストラクタ
第11回
パッケージ
第12回
ダンスゲームの作成
第13回
問題演習(オブジェクト指向)
第14回
作品制作1
第15回
作品制作2
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
プログラミング初学者を対象とする授業である。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為
に重要であるので,事前学習および事後学習をしっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
『わかりすぎる Java8の教科書』,中島省吾,SCC
参考書
『ゲーム作りで学ぶJavaプログラミング入門』,中島省吾,SCC
『スッキリわかるJava入門』,中山清喬・国本大悟,インプレス
6 − 24
Javaプログラミング演習B
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
1単位
選択
授業概要
本授業は「Javaプログラミング演習A」の続編である。Java言語の基礎が身についていることを前提に,Java言語の理解を更に
深め自らソフトウェアの設計・制作ができるように高度なオブジェクト指向・例外処理・GUIなど実践に役立つ知識を得る為の演
習を行っていく。時折ゲームも題材に取り入れながら進行する予定である。
到達目標
Java言語を使用して実用的なプログラムを自ら制作できる能力を身につける。
授業計画
第1回
文字列の操作
第2回
入出力
第3回
継承
第4回
オーバーロード
第5回
抽象クラス
第6回
インターフェース
第7回
スロットマシン
第8回
問題演習
第9回
例外処理
第10回
ジェネリクス
第11回
スレッド
第12回
スロットマシンの改良
第13回
GUI
第14回
作品製作1(設計)
第15回
作品制作2(制作)
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
Java言語の基礎知識がある学生を対象とする授業である。Java言語およびプログラミングの知識を更に深める為に「アルゴリズ
ムとデータ構造」の同時履修を推奨する。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要で
あるので,事前学習および事後学習をしっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
『わかりすぎる Java8の教科書』,中島省吾,SCC
参考書
『スッキリわかるJava入門 実践編 第2版』,中山清喬,インプレス
『やさしいJava 活用編 第4版』,高橋麻奈,ソフトバンククリエイティブ
6 − 25
Cプログラミング演習
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
パソコンでC言語を使って様々なプログラムを作成しながら,C言語の仕様・特性について学習する。
到達目標
基本的な問題に対して自分でC言語を使ってプログラムが作成できるようになることを目標とする。
授業計画
第1回
プログラムの作成から実行まで
第2回
表の作成
第3回
データの入力と出力
第4回
四則演算
第5回
分岐処理1
第6回
分岐処理2
第7回
反復処理1
第8回
反復処理2
第9回
配列1
第10回
配列2
第11回
関数
第12回
構造体
第13回
ポインタ
第14回
ファイル処理
第15回
まとめ
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
情報数学,ビジネスコンピューティングA,Javaプログラミング演習A・Bは受講しておくとよい。
使用テキスト
『わかりすぎるC言語の教科書』,中島省吾,SCC
6 − 26
アプリ開発演習A
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
モバイル端末(スマートフォンやタブレット)の普及によりコンピュータを普通に持ち歩く時代になった。それらの端末で動く
ソフトウェアはアプリと呼ばれ親しまれている。本授業では,簡単なアプリを実際に作成しながらモバイル端末を理解し独自のア
プリでより自由に活用できる礎を築く。Androidネイティブアプリを念頭においているが,主にWindows上の仮想Android端末で動
作確認を行う予定である。
到達目標
簡単なAndroidネイティブアプリを自ら作成できる能力を身につける。
授業計画
第1回
Androidアプリ開発概説
第2回
開発環境の準備
第3回
はじめてのAndroidアプリ開発
第4回
Androidのしくみ
第5回
文字の描画
第6回
図形の描画
第7回
画像の表示
第8回
イベント処理(キー,タッチ)
第9回
イベント処理(その他)
第10回
コンポーネントの種類
第11回
コンポーネントの利用
第12回
レイアウト
第13回
15パズル
第14回
作品制作1
第15回
作品制作2
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
Javaプログラミングの知識が必須である。授業は「Javaプログラミング演習A」,「Javaプログラミング演習B」および「ア
ルゴリズムとデータ構造」の内容を理解していることを前提に進める。授業ではPC上の仮想Android端末で動作を確認するので,
Android端末所持は必須ではない。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要であるの
で,事前学習および事後学習をしっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
目まぐるしく変化する分野なので,履修登録時に指示する。
参考書
『Androidプログラミングレシピ増補改訂版 アーキテクチャ/UI/ネットワーク編』,Dave Smith他,インプレス
『Androidプログラミングレシピ増補改訂版 メディア/データ/システム/ライブラリ/NDK編』,Dave Smith他,インプレス
『Androidプログラミングバイブル SDK 4/3/2対応』,布留川英一,ソシム
6 − 27
アプリ開発演習B
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
1単位
選択
授業概要
本授業は,「アプリ開発演習B」の続編であり,より実用的なアプリを作成する為に必要な,データ処理・通信・マルチメディ
ア・デバイス制御・ライブラリ活用等を学んでいく。Androidネイティブアプリを念頭においているが,主にWindows上の仮想
Android端末で動作確認を行う予定である。
到達目標
実用的なAndroidネイティブアプリを自ら作成できる能力を身につける。
授業計画
第1回
開発環境の準備
第2回
ファイルの読み書き
第3回
データベースの読み書き
第4回
HTTP通信
第5回
SOCKET通信
第6回
図形の描画
第7回
サウンドの活用
第8回
映像の活用
第9回
Googleサービスの活用
第10回
実用アプリ設計
第11回
実用アプリ制作
第12回
テスト・ドキュメント・公開について
第13回
オリジナル作品制作1
第14回
オリジナル作品制作2
第15回
発表
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
Androidネイティブアプリ開発の基礎知識とJavaプログラミングの知識が必須である。授業は「アプリ開発演習A」「Javaプロ
グラミング演習A」,「Javaプログラミング演習B」および「アルゴリズムとデータ構造」の内容を理解していることを前提に進
める。授業ではPC上の仮想Android端末で動作を確認するので,Android端末所持は必須ではない(センサー制御等で実機が必要な
ものは大学所有の端末で動作確認する)。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要で
あるので,事前学習および事後学習をしっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
目まぐるしく変化する分野なので,履修登録時に指示する。
参考書
『Androidプログラミングレシピ増補改訂版 アーキテクチャ/UI/ネットワーク編』,Dave Smith他,インプレス
『Androidプログラミングレシピ増補改訂版 メディア/データ/システム/ライブラリ/NDK編』,Dave Smith他,インプレス
『Androidプログラミングバイブル SDK 4/3/2対応』,布留川英一,ソシム
6 − 28
ウェブプログラミング演習A
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
Webプログラミング技術の基礎的な知識・経験を得るための演習を行う。HTMLだけでなくJavaScript,JavaアプレットやCGIと
連携させ,インタラクティブなWebページ(入力値や操作により変化があるWebページ)を実現する。
到達目標
インタラクティブなWebページの制作が可能になる。
授業計画
第1回
Webプログラミング概説
第2回
WebブラウザとWebサーバ,HTMLとプログラムの関係
第3回
HTMLによるWebページの作成
第4回
JavaScriptによるクライアントサイドプログラミングの実践
第5回
JavaScriptプログラムの基本(演算子,変数,関数)
第6回
JavaScriptプログラムの基本(制御構造)
第7回
JavaScript演習1(DOM)
第8回
JavaScript演習2(Canvas)
第9回
JavaScript演習3(ボールの反射を利用するゲーム)
第10回
JavaScript演習4(シューティングゲーム)
第11回
Javaアプレット,Java Web Startの事例
第12回
PHPによるサーバサイドプログラミングの実践
第13回
PHPプログラミングの事例
第14回
作品制作1
第15回
作品制作2
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
ウェブデザイン実務士の選択必須科目である。「ウェブデザインA」を理解できていることを前提に授業を進める。プログラミ
ングの基礎知識も必要であり開講時期を考慮すると「Javaプログラミング演習A」を修得していることが望ましいが,努力して補
うのであれば必ずしも必要ではない。
ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要であるので,事前学習および事後学習を
しっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
以下のテキストを予定しているが入手困難な場合は別途指示する。
『ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング』,田中賢一郎,インプレス
参考書
『よくわかるJavaScriptの教科書』,たにぐちまこと,マイナビ
6 − 29
ウェブプログラミング演習B
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
Webでよく見かける掲示板,ショッピングカートやSNSサイトなどのインタラクティブなWebページ(入力値や操作により変
化があるWebページ)は,サーバサイドプログラミング技術(Webサーバ上で動作するWebプログラミング技術)によるものであ
る。本授業では,サーバサイドプログラミング技術の基礎的な知識・経験を得るための演習を行う。プログラミング言語はWebプ
ログラミング言語として広く利用されているPHPを用い,データベースはリレーショナルデータベースを用いる。
到達目標
サーバサイドプログラミング技術を利用したインタラクティブなWebページの制作が可能になる。
授業計画
第1回
サーバサイドプログラミング技術
第2回
PHP開発環境構築
第3回
PHPの基礎
第4回
PHPの制御構造
第5回
データの取得と表示
第6回
データベース環境構築
第7回
PHPからのデータベース操作
第8回
ユーザ管理
第9回
掲示板の作成1−会員管理
第10回
掲示板の作成2−投稿・参照・削除
第11回
掲示板の作成3−その他機能
第12回
ライブラリの活用
第13回
フレームワーク
第14回
作品制作1
第15回
作品制作2
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
デザイン系ではなくアプリ開発系の科目である。HTML,プログラミングの基礎,データベースの知識が必須である。授業は,
「ウェブデザインA」,「ウェブプログラミング演習A」の内容を理解し,「SQL演習」を同時受講していることを前提に進め
る。ソースコードの読み書きを繰り返すことがプログラミング能力を身につける為に重要であるので,事前学習および事後学習を
しっかり行うことが大切である。課題を課すので必ず全て提出すること。
使用テキスト
『よくわかるPHPの教科書 PHP5.5対応版』,たにぐちまこと,マイナビ
参考書
『いきなりはじめるPHP ワクワク・ドキドキの入門教室』,谷藤賢一,リックテレコム
『気づけばプロ並みPHP ショッピングカート作りにチャレンジ!』,谷藤賢一,リックテレコム
6 − 30
SQL演習
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
1単位
選択
授業概要
SQL(Structured Query Language)は,ANSI(アメリカ規格協会)やISO(国際標準化機構)が規格化しているリレーショナ
ルデータベースの定義・操作を行う為の言語である。直接データベースを操作する時に使えることはもちろん,特にプログラムで
データ保管を考慮する時にSQLは必須知識である。本授業では,SQLの基礎から,実務で必ず要求されるテーブル設計のスキル,
データベースの優れた特長であるトランザクションの知識まで,幅広く演習をとおして学ぶ。
到達目標
SQLによりデータベースを操れるようになる。
授業計画
第1回
SQL概説
第2回
データの検索・更新・削除・追加
第3回
行の絞り込み
第4回
並べ替え,重複の除外
第5回
式と関数の利用
第6回
集計とグループ化
第7回
副問合せ
第8回
テーブルの結合
第9回
トランザクション
第10回
テーブルの作成
第11回
高速化とセキュリティ
第12回
テーブルの設計
第13回
問題演習
第14回
作品制作1
第15回
作品制作2
評価の方法
授業中の確認テストを含む授業の取り組み60%,課題40%
受講の心得
アプリ開発系の科目であり「ウェブプログラミング演習B」の同時履修を推奨する。また,「データベース演習」を修得し
Accessの知識があることおよびJava言語の基本を理解していることを前提に授業を進める。事前学習・事後学習ともに非常に大切
である。
使用テキスト
『スッキリわかるSQL入門』,中山清喬・飯田理恵子,インプレスジャパン
参考書
適宜紹介する。
6 − 31
経営学概論
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
必修
授業概要
企業とは何か,経営学とは何か,私たちの生活や社会にどのように関係しているのか。企業は新製品を開発したり,製造した
り,消費者に販売したりしながら,他方で利益を増やすためのさまざまな戦略を打ち立てたりしている。わたくしたちの生活と密
接に関わっている企業の仕組みや組織,戦略,人材育成を考えていくのが経営学である。本講義では,企業の仕組みや組織を学習
し,企業の具体的な事例を通じて,日常的に経験できる事実と関連させて説明する。
到達目標
①経営学の基礎知識が修得できる。
②実際の企業組織や管理システム,企業人材の養成が理解できる。
授業計画
第 1回
経営学とは何か
第 2回
企業と経営
第 3回
企業形態と組織の選択
第 4回
企業と会社
第 5回
生産管理とテイラーシステム
第 6回
トヨタ生産システム
第 7回
労働と組織の管理
第 8回
企業と金融資本との関わり
第 9回
企業と製品市場との関わり
第10回
競争戦略のマネジメント
第11回
多角化戦略のマネジメント
第12回
企業のブランド力
第13回
企業統治
第14回
企業の社会的責任
第15回
地球環境問題
評価の方法
期末試験(60%)を基本に,小テスト(20%),講義への参加度(20%)を加味して総合的に評価する。
受講の心得
基本的には講義形式で行うが,必要に応じてレジュメや資料を適宜配布する。
現代の企業活動の動向を新聞,雑誌などを通して講義に臨むこと。
使用テキスト
『1からの経営学』,加護野忠男・吉村典久 編著,中央経済社,2010年。
参考書
①『ゼミナール経営学入門 第3版』,伊丹敬之・加護野忠男 著,日本経済新聞社,2005年。
②『企業形態論 第3版』,小松 章,新世社,2006年。
③『経験から学ぶ経営学入門』,上林憲雄 他編,有斐閣ブックス,2008年。
6 − 32
現代企業論
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
今日の大企業は株式会社の形態をとっています。その株式会社の仕組みを知ることが現代企業を理解する上で重要である。販
売,生産,雇用,売上高など企業の経営活動は私たちの生活や就職に大きな影響を及ぼしている。これまでの日本的経営や垂直統
合企業は大きく変わり,ひとつの部門を担当する専業企業が誕生している。企業のネットワーク,インターネットを通じた企業間
連携も大きく進んでいる。本講義では企業の仕組みを明らかにし,現代社会における企業の社会的責任に焦点を当て,今日の企業
のあるべき姿を学習する。
到達目標
①現代企業の仕組み,社会との関わりが理解できる。
②企業活動の実態が理解できる。
授業計画
第1回
現代企業を捉える視点
第2回
企業の諸形態
第3回
株式会社の特質
第4回
株式会社の機能と構造
第5回
株式・上場
第6回
コーポレート・ガバナンス①
第7回
コーポレート・ガバナンス②
第8回
企業系列・下請企業
第9回
企業の国際化
第10回
情報ネットワーク化と企業間関係
第11回
情報化と新しいビジネスモデル
第12回
企業の国際化と環境問題
第13回
企業の社会的責任
第14回
社会のための企業
第15回
総括
評価の方法
出席などの平常点(20%),中間テスト(20%),期末テスト(60%)で総合的に評価する。
受講の心得
現代の企業活動を理解するために,できる限り新聞や雑誌に目を通して出席すること。
使用テキスト
『企業論 第3版』,三戸 浩・池内秀己・勝部伸夫 著,有斐閣アルマ,2011年
参考書
①『入門 現代企業論』,亀川 雅 編著,新世社,2004年。
②『企業形態論 第3版』,小松 章 著,新世社,2006年。
③『CSR経営』,谷本寛治 編著,中央経済社,2004年。
6 − 33
経営戦略論
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
経営戦略とは,競争で優位に立つために企業は人,モノ,カネ,情報という経営資源を配分し,意思決定を下すことです。企業
戦略には,①いかにして低コストを実現するのか,②どのようにして違いを出して差別化するのか,③どのような事業に集中する
のか,があります。企業を取り巻く環境はますます激しくなっている今日,日本企業においても経営戦略をどのように構築し,い
かにして実行するかが重要なテーマとなっている。そこで本講義では,グローバル競争に焦点を当て学習する。本講義では,経営
戦略論の基礎を学び,企業の経営戦略の実態を把握するために,現代企業の事例を取り上げ解説する。
到達目標
①企業の競争構造が理解できる。
②グローバル企業の経営戦略の実態が把握できる。
授業計画
第1回
経営戦略とは何か
第2回
企業環境の変化
第3回
経営戦略の領域
第4回
企業の合併と買収
第5回
多角化戦略
第6回
多角化戦略の事例(事例:キヤノン)
第7回
競争戦略
第8回
マーケティング戦略
第9回
競争優位
第10回
デファクト・スタンダード競争と標準化戦略
第11回
戦略実現のための組織と人材
第12回
戦略総体としてのビジネスモデル
第13回
ネットワーク企業の経営戦略(事例:マイクロソフト)
第14回
日本企業のグローバル戦略(事例:ソニー)
第15回
総括
評価の方法
レポート10%,中間テスト30%,期末テスト60%で評価する。
受講の心得
日常,IT関連の新聞や雑誌などに目をとおして,問題意識を持って積極的に出席することを望む。
使用テキスト
『経営戦略』,大滝精一 編,有斐閣アルマ,2010年。
参考書
①『競争と協調の技術戦略』,野口 祐・林 倬史・夏目啓二 編,ミネルヴァ書房,1999年。
②『日本の企業システム 第3巻 戦略とイノベーション』,伊丹敬之 編,ダイヤモンド社,2006年。
6 − 34
国際経営論
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
21世紀に入り,多国籍企業のグローバル競争が激しくなる中,その国際経営は大きく変化しています。その中,多国籍企業の
国際経営のあり方も日増しに変化し,ますます重要になっている。多国籍企業は世界的な生産,販売,調達,戦略的提携,ネット
ワークを築いている。また,その国際経営活動が日本や外国の経営活動に大きな影響が及んでいる。本講義では,国際経営のあり
方,その活動を学習し,アニメ産業,家電産業,半導体産業,自動車産業などの国際産業を取り上げ,多国籍企業の経営活動を明
らかにする。
到達目標
①多国籍企業のグローバル競争が理解できる。
②アニメ−ション,自動車,半導体,通信産業のグローバル競争が認識できる。
授業計画
第1回
国際経営とはなにか
第2回
多国籍企業の形成
第3回
海外進出の形態
第4回
多国籍企業の海外生産
第5回
日本の自動車産業の国際競争
第6回
韓国の自動車産業のグローバル化
第7回
電気自動車のグローバル競争
第8回
アニメーション産業(事例:鉄腕アトム)
第9回
電子機器受託製造企業(事例:EMS企業)
第10回
半導体産業とはなにか
第11回
日米韓半導体産業の製品戦略
第12回
韓国の半導体産業の成長
第13回
韓国の半導体産業の事業戦略(事例:三星電子)
第14回
日・韓半導体産業の競争優位の比較(事例:東芝)
第15回
国際環境問題
評価の方法
ビデオの感想文などの平常点(20%),中間テスト(30%),期末テスト(50%)を加味して総合的に評価する。
受講の心得
国際経営の実態を深めるために,VTRなどのメディアを利用する。できるだけ,新聞に目を通し国際的事情に関心を持って出席
すること。
使用テキスト
『技術発展と半導体産業』,宋 娘沃,文理閣,2005年。
参考書
①『グローバル経営入門』,浅川和宏 著,日本経済新聞社,2003年。
②『新・国際経営』,竹田志郎 著,文真堂,2003年。
③『ものづくりの国際経営戦略』,新宅純二郎・天野倫文 編,有斐閣,2009年。
④『ケースに学ぶ国際経営』,吉原英樹 編,有斐閣ブックス,2013年。
6 − 35
マーケティング
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
今日,市場では消費者の好みやライフスタイルが多様化し個別化している。マーケティングは単に作った製品を売るのではな
く,売れる製品を作ることが求められている。そのためには,消費者のニーズを明確にとらえ,それに合う新製品を開発すること
が重要になっている。
マーケティングはこうした製品をどのようにターゲット市場に細分化し,宣伝,広告,流通チャネルまでトータルに捉える必要
がある。本講義では,企業におけるマーケティング戦略に焦点をあて具体的な事例を取り上げ,今日のマーケティングの考え方や
技法を学ぶ。
到達目標
①マーケティングに関する基礎知識が修得できる。
②企業のブランド力が理解できる。
授業計画
第 1回
マーケティングとは
第 2回
マーケティングミックス
第 3回
ターゲット市場の選択
第 4回
標的市場と市場細分化
第 5回
生産・製品志向のマーケティング
第 6回
顧客志向のマーケティング
第 7回
製品ライフサイクル
第 8回
消費者行動とマーケティング
第 9回
ブランドの創造戦略①
第10回
ブランドの創造戦略②
第11回
価格設定のマーケティング戦略
第12回
流通チャンネル①
第13回
流通チャンネル②
第14回
全社戦略
第15回
まとめ
評価の方法
期末試験(60%)を中心に中間レポート(20%),授業中の小テスト(20%)などを加味して総合的に評価する。
受講の心得
日常,消費や興味のある商品に関する新聞や雑誌などに目をとおして,問題意識を持って積極的に出席することを望む。
使用テキスト
『新版 わかりやすい マーケティング戦略』,沼上幹 著,有斐閣アルマ,2008年
参考書
①『コトラーのマーケティング・マネジメント基礎編』,コトラー著 月谷真紀 訳,ピアソン・エデュケーション,2001年。
②『コトラーの戦略的マーケティング』,フィリップ・コトラー著 木村達也 訳,ダイヤモンド社,2000年。
③『1からのマーケティング』,廣田章光・石井淳蔵 編,中央経済社,2004年。
6 − 36
簿記論
服部かおり
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
4単位
選択
授業概要
簿記は,企業組織で生じる取引を記録・整理・報告するための技術である。今日の企業の財政状況・経営成績・企業戦略を理解
するためには,簿記の体系的な修得が重要である。また,簿記の対象は企業のすべての活動に及ぶので,簿記の能力を身につける
ことは企業経営を理解するうえでも必要であろう。この授業では,個人企業を取り上げて仕訳や決算処理,財務諸表(貸借対照
表,損益計算書)の作成方法や読み方を学ぶ。
到達目標
簿記の体系的な修得により,商業簿記の基本的な処理を理解し,おおむね日商簿記検定3級程度の知識を身につけることが目標
である。
授業計画
第1回
簿記会計への導入,簿記の諸概念・基本構造(簿記の諸要素の性質,仕訳のしくみ)
第 2 回−第 4 回
日常の取引
第 5 回−第 6 回
商品売買,各種帳簿
第 7 回−第 9 回
簿記一巡の流れ(勘定体系のなりたち)
第10回
現金,当座預金
第11回
小口現金
第12回
手形
第13回−第20回
その他の期中取引
(貸付金・借入金,未収金,仮払金,預り金,商品券,固定資産,有価証券,総勘定元帳・補助簿)
第21回−第22回
試算表の作成
第23回−第25回
決算に関する処理(棚卸表,決算整理事項,精算表),伝票式会計
第26回−第27回
財務諸表の作成(損益計算書,貸借対照表)
第28回−第29回
問題演習
第30回
まとめ
評価の方法
授業中の確認テスト…30%,授業の取り組み…20%,定期試験…50%
受講の心得
簿記の能力を身につけるには繰り返しの演習が必要である。したがって簿記演習Aも併せて履修することが望ましい。なお,事
前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
『合格テキスト 日商簿記3級 Ver.8.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
その他
電卓は10桁以上のもの(12桁が望ましい)を持参すること。(関数電卓不可。)詳しくは授業初日に説明する。
6 − 37
財務諸表論
服部かおり
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
先行する簿記論では個人企業の簿記について学習するが,この知識だけでは今日の代表的な会社組織である株式会社で生じる取
引を処理するのは困難である。また,株式会社の会計処理は,近年大きく変更が加えられてきた。この授業では,簿記論の履修者
もしくは商業簿記の基礎的知識を有する学生を前提として,株式会社の会計処理について学ぶ。
到達目標
株式会社で生じる取引に関する会計処理を修得することにより,現代の企業組織の活動内容や戦略を財務諸表を通して理解し,
おおむね日商簿記2級(商業簿記)程度の知識を身につけることが目標である。
授業計画
第1回
株式会社会計の特徴(個人企業会計と株式会社会計の相違点)
第2回
一般商品売買,手形
第3回
当座預金(銀行勘定調整表)
第4回
有価証券(売買目的有価証券,満期保有目的有価証券)
第5回
有形固定資産(減価償却,買換え・廃棄・除却,建設仮勘定,改良・修繕,未決算)
第6回
無形固定資産,引当金
第 7 回−第 8 回
株式の発行(純資産とは,設立・増資),剰余金の配当と処分
第9回
株式会社の税金(法人税,消費税)
第10回−第12回
決算手続き,精算表
第13回
本支店会計
第14回
事業譲渡と合併
第15回
まとめ
評価の方法
授業中の確認テスト…30%,授業の取り組み…20%,定期試験…50%
受講の心得
日商簿記2級(商業簿記)の範囲を網羅するためには簿記演習Bを履修する必要がある。特に,検定試験の受験希望者は原価計
算論および簿記演習Bも同時に履修することが望ましい。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
『合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
その他
電卓は12桁のものを持参すること。(関数電卓不可。)詳しくは授業初日に説明する。
6 − 38
原価計算論
服部かおり
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
簿記論,財務諸表論では商企業,主に商品売買業における商業簿記について学習するが,原価計算論では工企業,主に製造業に
おける製造原価の把握・管理に有効な記録・計算ツールである工業簿記を学習する。まずは各種の原価計算方法(製品の製造に要
した原価を正確に計算する手続き)について学び,さらに管理会計学の出発点となる標準原価計算および直接原価計算などを具体
的に学習する。
到達目標
実践的な問題演習を通して工企業の原価計算能力を身につけ,おおむね日商簿記2級(工業簿記)程度の知識を修得することが
目標である。
授業計画
第1回
工業簿記の基礎,勘定連絡図
第 2 回−第 3 回
材料費・労務費・経費
第 4 回−第 5 回
個別原価計算
第 6 回−第 7 回
部門別個別原価計算
第 8 回−第10回
総合原価計算
第11回
工企業の財務諸表
第12回
標準原価計算
第13回−第14回
直接原価計算・本社工場会計
第15回
まとめ
評価の方法
授業中の確認テスト…30%,授業の取り組み…20%,定期試験…50%
受講の心得
簿記の能力を身につけるには繰り返しの演習が必要である。したがって財務諸表論および簿記演習Bも併せて履修することが望
ましい。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
『合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
その他
電卓は12桁のものを持参すること。(関数電卓不可。)詳しくは授業初日に説明する。
6 − 39
国際会計論
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
会計はビジネスの言語といわれることがある。企業の業績や状態を説明するための用語や数値は,会計の世界と結びついてい
る。会計学を通して企業を学び,企業を知ることによって経済とのつながりを理解できれば素晴らしいであろう。しかしながら,
今日の会計制度は国際会計基準(国際財務報告基準)の影響を受け激動している。この授業では,先行する簿記論,財務諸表論の
内容を受け,わが国の会計制度を国際的な観点から考察し,授業計画に示す会計領域に関して簡潔に解説する。
到達目標
国際財務報告基準(IFRS)の進展にともない激動するわが国の簿記会計の全体像を把握し,授業計画に示す会計領域に関する知
識を身につけることが目標である。内容的には,相当高度な会計事象をも対象とするので,簿記会計にかかる高度の資格検定にも
対応できるはずである。
授業計画
第1回
会計ビッグバンと今日の会計制度
第2回
国際会計制度(IASBとFASB,IFRSとSFAS)
第 3 回−第 4 回
キャッシュ・フロー計算書
第 5 回−第 6 回
外貨換算会計
第 7 回−第 8 回
連結会計
第9回
時価会計(有価証券の分類と評価),減損会計
第10回−第11回
退職給付会計
第12回
ストック・オプション
第13回
デリバティブ取引
第14回
税効果会計
第15回
会社法による会計処理のまとめ,コンバージェンス,アドプション
評価の方法
レポート課題70%,授業への取り組み30%
受講の心得
この授業は,上級コース以外の簿記論もしくは財務諸表論の履修者も受講可能である。また,簿記論もしくは財務諸表論の未履
修者も受講可能である。ただし,日商簿記検定の3級(部分的には2級)の知識がある程度必要となるので,理解の進んでいない
学生は事前あるいは並行的に学習すること。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
特定のテキストは用いず,必要に応じて資料を配布する。
参考書
授業の中で,適宜紹介する。
6 − 40
パソコン会計
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
1単位
選択
授業概要
簿記の学習では仕訳帳や総勘定元帳という名前が出てくるし,その記帳方法についても学ぶであろう。しかしながら,現実の企
業ではどうであろうか。大部分の企業では,仕訳など日常の処理をコンピュータに任せている。この授業では,これまで学習して
きた会計処理(主に仕訳)をパソコンの会計ソフトを用いて実行する手法を学び,財務諸表の作成について演習を進める。実際に
会計ソフトを利用するので演習中心の授業となるが,会計の流れを企業全体の業務の中で捉える観点から,部分的に講義形式の授
業も含める予定である。
到達目標
企業で実際に利用されている代表的な会計ソフトを用いて演習を進めることにより,実務に即した会計処理能力を身につけると
ともに,独力でパソコン入力および財務諸表の出力ができるようになることが目標である。
授業計画
第1回
パソコン会計の基礎
第2回
パソコン会計と企業の業務(電子帳簿と税務)
第3回
パソコン会計の準備,初期登録の方法
第 4 回−第 5 回
取引事例Ⅰ(簡単な仕訳の入力,訂正方法,データの更新)
第 6 回−第 8 回
取引事例Ⅱ(科目の設定,開始残高登録,決算処理)
第9回
財務諸表の出力(会社法による財務諸表)
第10回
パソコン会計のメリット,デメリット
(ワードやエクセルとの連携,リアルタイムの財務把握,データの受渡し。伝票とパソコン。取引パター
ンの登録。経理システムの構築)
第11回
実務における各種帳票類と入力処理
(販売データ,給与データなどとの連携。財務分析を含む)
第12回−第15回
総合演習
評価の方法
最終課題70%,授業への取り組み30%
受講の心得
おおむね簿記論で講義される基本的な商業簿記(特に仕訳)を演習の題材とするので,日商簿記3級レベルの知識を有すること
が望ましい。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
テキストは用いず,必要に応じて資料を配布する。ただし,パソコンソフトの更新等により,使用テキストを別途指示すること
もある。
参考書
授業の中で,適宜紹介する。
6 − 41
簿記演習A
服部かおり
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
1単位
選択
授業概要
講義形式の授業だけでは,簿記の能力を身につけることは意外に困難である。企業で生じる取引を適切に処理するためには,繰
り返しの演習が必要である。この授業の前半では,受講生一人ひとりの学習進度にあわせて取引事例に関する問題を解き,担当教
員は各受講生の質疑に個別に応答する。おおむね日商簿記3級レベルとするため,簿記初学者においては簿記論も併せて履修する
ことが望ましい。授業の後半では,簿記の初学者を念頭に,簿記演習上のポイントについて解説を進める。
到達目標
実践的な問題演習により個人企業の簿記処理能力を身につけ,おおむね日商簿記3級レベルの実力を習得することが目標であ
る。
授業計画
第 1 回−第 2 回
日常の手続き
第 3 回−第 4 回
商品売買
第 5 回−第 7 回
当座預金,小口現金,手形
第 8 回−第 9 回
その他の期中取引
第10回−第11回
試算表の作成
第12回−第13回
決算処理(精算表)
第14回
財務諸表
第15回
総合問題,応用問題(まとめ)
評価の方法
授業中の確認テスト…30%,授業の取り組み…20%,定期試験…50%
受講の心得
簿記の初学者は簿記論も同時に履修すること。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
『合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.8.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
参考書
簿記論で用いるテキスト
その他
電卓は12桁のものを持参すること。(関数電卓不可。)詳しくは授業初日に説明する。
6 − 42
簿記演習B
服部かおり
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
1単位
選択
授業概要
簿記演習Aでは個人企業に関する簿記の演習を中心に授業を進めるが,簿記演習Bでは株式会社に関する問題演習を中心に授業を
進める。
授業は,並行して開講する財務諸表論および原価計算論の授業進度に合わせながら,商業簿記と工業簿記を交互に行う。受講生
一人ひとりの学習進度に合わせた問題を演習し,担当教員は各受講生の質疑に個別に応答する。おおむね日商簿記2級レベルとす
るが,受講生の理解度に応じて,または簿記検定の日程を考慮して3級の指導も併せて行う。並行する財務諸表論や原価計算論の
進捗状況に応じて弾力的に進める予定である。授業の後半では株式会社の簿記に関する演習上のポイントについて解説を行う。
到達目標
実践的な問題演習により,株式会社の簿記処理能力を身につけ,おおむね日商簿記2級レベルの実力を修得する。
授業計画
第1回
(商業簿記)一般商品売買,手形,当座預金
第2回
(工業簿記)材料費・労務費・経費
第3回
(商業簿記)有価証券,有形固定資産,無形固定資産
第4回
(工業簿記)個別原価計算
第5回
(商業簿記)引当金,株式の発行,剰余金の配当・処分
第6回
(工業簿記)総合原価計算
第7回
(商業簿記)株式会社の税金,決算
第8回
(工業簿記)財務諸表
第9回
(商業簿記)本支店会計,事業譲渡と合併
第10回
(工業簿記)標準原価計算
第11回
(商業簿記)総合問題
第12回
(工業簿記)直接原価計算,本社工場会計
第13回−第15回
まとめ,総合演習問題
評価の方法
授業中の確認テスト…30%,授業の取り組み…20%,定期試験…50%
受講の心得
簿記の初学者は,前期に開講する簿記論,簿記演習Aを履修することが望ましい。
財務諸表論,原価計算論と並行して学習を進めていくため,日商簿記2級レベルの未学習者は,財務諸表論および原価計算論も
併せて履修すること。なお,事前学習は必ずしも必要としないが,事後学習は大切である。
使用テキスト
『合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
『合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8.0(よくわかる簿記シリーズ)』,TAC出版
参考書
財務諸表論,原価計算論の各テキスト
その他
電卓は12桁のものを持参すること。(関数電卓不可。)詳しくは授業初日に説明する。
6 − 43
統計データ分析
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
社会調査,実験,観測などから得られたデータから有益な情報を引き出すときに,統計的な考え方が役立つ。本講義では,相関
分析,回帰分析,検定・推定などの基本的な統計的手法について学習する。またパソコンを使ったデータの統計処理も行う。
到達目標
相関分析,回帰分析,検定・推定などの基本的な考え方を習得することを目標とする。
授業計画
第1回
統計グラフ
第2回
母集団と標本
第3回
標本分布の特性値
第4回
確率と確率分布
第5回
いろいろな分布
第6回
標本平均の分布
第7回
乱数とシミュレーション
第8回
点推定
第9回
区間推定1
第10回
区間推定2
第11回
仮説検定1
第12回
仮説検定2
第13回
仮説検定3
第14回
回帰分析1
第15回
回帰分析2
評価の方法
課題(85%),受講態度(15%)を総合的に判断する。
受講の心得
情報数学を履修しておくのが望ましい。
使用テキスト
鳥居康彦,『はじめての統計学』,日本経済新聞出版社
6 − 44
社会調査論
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
社会調査の一連の進め方について学習する。具体的には,調査内容・対象の決定,調査の実施方法,結果の分析法とまとめ方に
ついて学習する。またその歴史や事例についても学習する。
到達目標
社会調査の基本的な考え方を習得することを目標とする。
授業計画
第1回
社会調査とは
第2回
社会調査の歴史
第3回
調査倫理
第4回
量的調査と質的調査
第5回
量的・質的データの分析法1
第6回
量的・質的データの分析法2
第7回
量的・質的データの分析法3
第8回
調査内容・対象の決定
第9回
調査の実施方法
第10回
調査票の作成
第11回
サンプリング
第12回
調査の分析
第13回
調査結果のまとめ方
第14回
社会調査実例1
第15回
社会調査実例2
評価の方法
課題(85%),受講態度(15%)を総合的に判断する。
受講の心得
新聞・テレビ・インターネットなどの身近なメディアで紹介される調査結果に注目するようにする。
使用テキスト
大谷信介(他3名)共著,『新・社会調査へのアプローチ―論理と方法』,ミネルヴァ書房
参考書
適宜指示する。
6 − 45
社会調査演習
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
2年前期開講の「社会調査」で学習した内容を踏まえて,実際に身近な興味・関心のある対象に関するアンケート調査を実施
し,社会調査の一連の過程を体験的に学習する。調査内容・対象の決定,調査票の作成,調査の実施,分析,まとめまでを小グ
ループに分かれて行い,最後に結果の報告をプレゼンする。
到達目標
社会調査の一連の過程を習得することを目標にする。
授業計画
第1回
社会調査の流れ
第2回
調査内容・対象の決定
第3回
調査票の作成1
第4回
調査票の作成2
第5回
調査に関する事前発表・質疑応答
第6回
調査票の修正
第7回
調査の実施1
第8回
調査の実施2
第9回
データの分析1
第10回
データの分析2
第11回
データの分析3
第12回
報告書の作成1
第13回
報告書の作成2
第14回
結果の発表1
第15回
結果の発表2
評価の方法
課題(85%),受講態度(15%)を総合的に判断する。
受講の心得
2年前期開講の『社会調査』を受けておく。
使用テキスト
大谷信介(他3名)共著,『新・社会調査へのアプローチ―論理と方法』,ミネルヴァ書房
参考書
適宜指示する。
6 − 46
消費者行動論
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
本講義では,まず消費者行動理論,その分析モデルについて学ぶ。その上で,マーケティングとの関わり,消費者の心理につい
て最新の理論を学ぶ。さらに,社会の中の消費者について,準拠集団,文化,ライフサイクル,コミュニケーションの観点から考
える。
到達目標
①消費者行動理論の基礎を理解し,マーケティングとの関わりを理解する。
②消費者行動の心理学的側面についてのモデルを理解する。
③消費者行動の社会心理学的側面を理解する。
授業計画
第1回
「消費者行動論」の対象領域と課題−何を学ぶのか?
第2回
新しいマーケティングの視点と消費者行動研究
第3回
顧客価値創造のマーケティング
第4回
消費者行動の分析視点
第5回
消費者の意志決定プロセス①
第6回
消費者の意志決定プロセス①
第7回
消費者行動の統合モデル
第8回
消費者の動機付け
第9回
消費者と知覚
第10回
消費者と学習
第11回
消費者の態度
第12回
集団の影響:準拠集団と家族
第13回
消費者行動と文化
第14回
消費者行動とライフスタイル
第15回
まとめ
評価の方法
授業中に実施する中間テスト(30%),レポート(10%),期末試験(60%)の結果により評価する。
受講の心得
予習をして講義に出席することを推奨する。講義ではノートを作成し,情報の自己管理に努めること。
使用テキスト
『消費者行動論』,井上崇通,同文館出版
6 − 47
地域創生学
佐々木公之・薬師寺 茂
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
地域に関心を持ち,自分のことばで「地域」を語れるようになる。
地域活性化のために,自分ができること,やりたいことを知る。
到達目標
私たちが暮らす“地域”について,まず「知る」ことから講座をはじめ,地域の魅力を高め,地域を活性化するために必要なこ
と,できることを,歴史的事実などを通じて学ぶ。
地域を変える,地域を創造する活動に,自らが参画する意識を醸成し,そのスタートを切る講座とする。
実際,外部講師が取組まれている地域創生の実体験を交え,自身として地域創生のために何ができ,また,どんなことをすべき
かを探っていく。
授業計画
第1回
日本と地域創生
第2回
吉備地域の現状と歴史
第3回
吉備地域の課題調査
第4回
吉備地域の現状分析
第5回
吉備地域のデータ分析
第6回
吉備地域の将来発展を考察
第7回
岡山県北部地域の現状と動向分析
第8回
岡山県南部地域の現状と動向分析
第9回
食文化と地域産品による地域創生の現状分析
第10回
歴史と文化による地域創生の現状分析
第11回
地元地域創生の研究計画立案
第12回
地元地域の現状分析と課題抽出
第13回
地元地域活性化のための調査
第14回
地元地域活性化への課題と提案
第15回
地域の幸せづくりを目指して
評価の方法
授業貢献度30%,各回のレポート30%,最終課題(研究)40%を総合的に判断し評価する。
使用テキスト
配布プリント
6 − 48
プレゼンテーション概論
板野 敬吾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
昨今,商談,会議等の場において自ら主張を行い,また効果的に説得することが求められている。このような場面において,効
果的かつ効率的なプレゼンスを行うための技法として,プレゼンテーションの技術を着目されているところである。本講義では,
プレゼンテーションの目的を明らかにし,その活用の場を紹介するとともに,技法を紹介していく。また,必要に応じて簡単なプ
レゼンテーションを実践することで,知識の定着を図る。
到達目標
講義全体を通して,プレゼンテーションの意義,目的,手法等プレゼンテーションの基本的な考え方を理解し,シチュエーショ
ンに応じた効果的な方法を実践できる知識を得ることを目標とする。
授業計画
第1回
プレゼンテーションとは何か
第2回
プレゼンテーションの前に
第3回
プレゼンテーションの要素
第4回
分かりやすいレジュメとは
第5回
効果的な表現にする
第6回
効果的なプレゼンテーションを考える
第7回
対面時の印象を考える
第8回
プレゼンテーションでの効果的な話し方
第9回
話し方とストーリー展開
第10回
視覚化とその効果⑴
第11回
視覚化とその効果⑵
第12回
データの加工と分析
第13回
プレゼンターの態度と技術
第14回
ツールの利用と効果
第15回
まとめ(訴求・説得するということ)
評価の方法
1.期末試験の結果:75%
2.講義における質疑応答等への参加度合いの評価:15%
3.適宜出題するレポートの提出度合いとその出来:10%
以上の点を総合的に判断し,評価する。
受講の心得
事前学習については,特に要しないが,事後学習に関して
は学んだ知識を確認し,演習に備えておくこと。
使用テキスト
特に定めず,適宜資料を配布する。
6 − 49
プレゼンテーション演習A
赤木 竜也
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
Microsoft社製プレゼンテーションソフトPowerPointの基本操作から実務で役立つ活用法を中心に演習を行う。またプレゼンテー
ションを行う際の特性と留意点,魅せる資料作り等についても学習する。
なお,本科目は「プレゼンテーション実務士」(全国大学実務教育教会認定資格)の必修科目である。
到達目標
コンピュータなどの情報機器が持つ特性を利用し,いかに効果的なプレゼンテーションを行うか,その考え方や技法の習得をめ
ざし,またより高度で実践的な情報リテラシーの習得をめざす。
授業計画
第1回
プレゼンテーションの基本概念と情報機器の特性と関わり
第2回
プレゼンテーションの構成・実施と表現技法について
第3回
視覚資料作成のポイント
第4回
PowerPointの基本操作とスライドの作成⑴
第5回
PowerPointの基本操作とスライドの作成⑵
第6回
効果的なスライド作成と提示方法⑴
第7回
効果的なスライド作成と提示方法⑵
第8回
配付資料の作成とスライドショーの設定
第9回
プレゼンテーション課題⑴
第10回
プレゼンテーション課題⑵
第11回
プレゼンテーション課題⑶
第12回
プレゼンテーション課題⑷
第13回
プレゼンテーション課題⑸
第14回
課題発表⑴
第15回
課題発表⑵,まとめ
評価の方法
課題30%,授業の取り組み20%,発表50%により評価する。
受講の心得
情報機器の活用法を中心に扱うため,「プレゼンテーション概論」,「プレゼンテーション演習B」のうち,どれかを履修して
いることが望ましい。また演習科目であるため,遅刻・欠席は厳禁である。やむを得ず欠席(公欠を含む)する場合は,必ず放課
後等を利用し自習しておくこと。さらに授業のみでの習得は難しいことから,授業後の復習が非常に重要である。
使用テキスト
『30時間アカデミック プレゼンテーション+PowerPoint 2013』,実教出版
参考書
『パーフェクト演習 PowerPoint』,実教出版
6 − 50
プレゼンテーション演習B
板野 敬吾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
後期
2単位
選択
授業概要
プレゼンテーション概論で学んだ理論・知識を基本とし,それを発展させていく。講義の中では,ストーリー展開やビジュアル
化の方法について学びながら,簡単な数値分析や表現方法等を踏まえた効果的な構成について考えてみる。あわせてプレゼンテー
ションを実践することにより,その技法を確認し,定着させる。
到達目標
演習内容としては,実務に即した内容で表現方法を学んでいく。最終的に実務的なレベルで,必要な情報の伝達ができプレゼン
テーションにより目的を達成できるようになることを目標とする。
授業計画
第1回
ビジネスメールの書き方
第2回
会議レジュメの作り方
第 3 回∼ 4 回 議事録の作り方と実践
第 5 回∼ 6 回 報告書の作り方と実践
第7回
口頭説明の方法
第 8 回∼ 9 回 ビジュアル化と図解表現の技法
第10回
グラフの選択
第11回
数値分析と表現方法のポイント
第12回
ストーリー展開
第13回∼14回 企画書・提案書の作り方と実践
第15回
まとめ(課題への取組)
評価の方法
1.期末試験の結果:75%
2.講義における質疑応答等への参加度合いの評価:15%
3.適宜出題するレポートの提出度合いとその出来:10%
以上の点を総合的に判断し,評価する。
受講の心得
事前学習については,可能であればプレゼンテーション概論の内容を確認しておくこと。また,事後学習に関しては学んだ知
識・技術を確認しておくこと。不明点があれば,積極的に質問し,解消すること。
使用テキスト
特に定めず,適宜資料を配布する。
6 − 51
ビジネス実務総論
佐々木公之・薬師寺 茂
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
選択
授業概要
「ビジネス概念」「ビジネスの推進力・能力開発」「ビジネス実務の基本的技術等」を身に付け,ケーススタディー等を通じて
ビジネスの総合的な知識を高め,論理的思考にて判断できる力を養う。
到達目標
「ビジネス実務士」資格取得のための必修科目である本講義では,組織におけるビジネス実務の概念について基本的な知識,お
よびビジネス活動の進め方について学んでいく。また,実社会において必要とされる「社会人基礎力」の習得を図り,その力を発
揮し応用するレベルまでスキルアップを目指す。ビジネスの基本知識を習得しながらキャリア形成を考えていく。
授業計画
第1回
ビジネスの気づきと社会の現状
第2回
ビジネス実務の概念
第3回
ビジネス実務の基礎知識(会社と経営戦略)
第4回
ビジネス実務の基礎知識(マーケティングのSTP)
第5回
ビジネス実務の基礎知識(マーケティングと4P戦略)
第6回
ビジネス実務の基礎知識(マーケティングと4P戦略)
第7回
ビジネス実務の基本技術を学ぶⅠ(原価計算とCRM)
第8回
ビジネス実務の基本技術を学ぶⅡ(原価計算とCRM)
第9回
ビジネス実務の基本技術を習得するⅠ(ケーススタディー:口コミ戦略)
第10回
ビジネス実務の基本技術を習得するⅡ(ケーススタディー:ITと口コミ戦略)
第11回
チームビルティングで推進力・能力開発を高める
第12回
プロジェクトマネジメント1(チームビルティング)
第13回
プロジェクトマネジメント2(論理的発想からの能力開発)
第14回
プロジェクトマネジメント3(プレゼン技術習得)
第15回
ビジネスを通じてのキャリア形成
評価の方法
出席状況,授業態度30%,各グループワーク30%,試験40%などを総合的に判断して行う。
使用テキスト
受講の心得
別途掲載
参考書
資料配布,授業中に指示
6 − 52
ビジネス実務演習A
佐々木公之・薬師寺 茂
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
1単位
選択
授業概要
ビジネス実務を行うために必要な知識・技術を習得する授業である。ビジネス実務の様々な場面を想定した演習によって学び体
得する。一般的なビジネスの知識に限らず,業界の専門的門知識,スキル,また,コミュニケーション力についても演習を通して
学ぶ。
到達目標
ビジネスの基礎となる原理,原則を知ると共に企画力とプレゼンテーション力を身に付ける。
データの取得方法・活用方法等,コミュニケーション手法,問題解決方法等の実際にビジネスシーンで活用できる様々な手法の
習得を目指す。
授業計画
第1回
ビジネス実務を行うために必要な知識と技術
第2回
組織での伝達方法 −社内ビジネス文書−
第3回
組織外とのコミュニケーション −社外文書−
第4回
会議と会合① −社内会議と運営−
第5回
会議と会合② −社外会議と運営−
第6回
ビジネスマナー① −敬語と接遇−
第7回
ビジネスマナー② −交渉術とコミュニケーション−
第8回
情報収集 −プライマリーリサーチとセカンダリーリサーチ−
第9回
伝達能力演習① −言語のコミュニケーション手法−
第10回
伝達能力演習② −非言語のコミュニケーション手法−
第11回
ビジネスワーク① −ブレインストーミング−
第12回
ビジネスワーク② −ロジカルシンキング−
第13回
企画とプレゼンテーション① −フレームワーク−
第14回
企画とプレゼンテーション② −心理的表現方法−
第15回
プレゼンテーション演習
評価の方法
出席状況,授業態度,レポート,中間試験・最終試験などを総合的に判断して行う。
使用テキスト
受講の心得
別途指示
参考書
授業中に指示
6 − 53
ビジネス実務演習B
佐々木公之・薬師寺 茂
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
1単位
選択
授業概要
「前に出る力」「考え抜く力」「チームワーク力」の習得・向上に向け,ビジネスシュミレーション等を通じて学ぶ。実社会で
起こりうる課題に対してチームとして課題解決を行い,ビジネス活動に必要な知識を・技術等の習得を目指す。
到達目標
実例に基づく現場課題の解決・改善企画プランをチームにて立案しプレゼンテーションを通じてアウトプットを行う。チームの
中での個人の役割や情報収集能力向上を目指すだけでなく,PDCAの重要性や企画への表現方法の向上を目指す。
授業計画
第1回
戦略フレームワーク
第2回
チームビルティング演習
第3回
チームワーク力強化演習
第4回
PDCAサイクルを学ぶ
第5回
PDCAサイクルを活かす
第6回
論理的思考
第7回
情報の収集方法を学ぶ
第8回
情報の活用方法
第9回
企画力とプレゼンテーション力 第10回
課題解決力強化 −問題抽出−
第11回
課題解決力強化 −会議と会合−
第12回
課題解決力強化 −SWOT分−
第13回
課題解決力強化 −企画プラン作成会議−
第14回
課題解決力強化 −企画とプレゼンテーション−
第15回
ビジネス実務演習 −プレゼンテーション−
評価の方法
出席状況,授業態度30%,各グループワーク30%,最終試験40%などを総合的に判断して行う。
使用テキスト
別途指示
参考書
『ベンチャー・起業・新規事業』,実務ハンドブック,佐々木公之著
6 − 54
キャリアプランニング
福森 護・薬師寺 茂・宋 娘沃
河田健二・古谷俊爾 開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
就職活動のスタート時期に合わせ,情報提供と共に具体的な準備と行動について学ぶ。また本講座では,社会人として必要な常
識やマナー,また人生設計を行う上で必要とされる基礎知識や能力の習得も目標とし,自分にあったキャリアプランニングができ
るように支援する。
到達目標
「なりたい自分」に向け,目標を設定し,トライ&エラーの実践から「力」をつける。
就活スイッチを入れ,「自立」と「挑戦」の気持ちを持って,行動に移す。
授業計画
第1回
キャリアプランニングの考え方
第2回
就活スタートに向けて
第3回
就活サイトの活用とセミナー利用法
第4回
内定までの3つの障害とその対策
第5回
エントリーシート記入のポイント
第6回
自己紹介を自己PRに変える!
第7回
印象力アップのポイント
外部講師
第8回
セルフコントロール
外部講師
第9回
企業分析データの見方
第10回
一般常識力のアップ
第11回
面接パワーアップ①(グループ面接)
第12回
面接パワーアップ②(個人面接)
第13回
面接時マナー総復習
第14回
総まとめ①
第15回
総まとめ②
外部講師
評価の方法
授業中の課題40%,期末レポート60%
使用テキスト
毎回プリントを配布する。
参考書
適宜指示する。
6 − 55
インターンシップ
薬師寺 茂・福森 護・宋 娘沃
古谷俊爾・河田健二 開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
通年
2単位
選択
授業概要
就業体験を通して,社会人としての心構え,社会常識,ビジネスマナーなどを身に付け,現代社会における経済活動や企業の仕
組みについての理解を深める。
到達目標
約40時間の就業体験を実施し,その体験を通して,職業人意識の向上や企業への理解を深めることを目標とする。
授業計画
第1回
インターンシップの考え方
第2回
ビジネスマナー⑴
第3回
ビジネスマナー⑵
第4回
職業心理
第5回
企業研究
第 6 ∼25回
職業体験実習
第26回
プレゼンテーションの方法
第27回
実習報告⑴
第28回
実習報告⑵
第29回
仕事の意味と目的
第30回
まとめ
評価の方法
報告書ならびに報告会での発表100%
使用テキスト
授業の中で指示する予定である。
6 − 56
ゼミナール
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
通年
4単位
選択
授業概要
会計は,もともと企業で生じる各種の取引を記録・整理・報告することにより,ステークホルダーの利害を調整し,株主の意思
決定に役立てることを目的としているが,今日では企業の経済活動に影響を与えるようになってきている。そのような意味では,
今日の企業では,経理業務に就かなくても会計の知識と能力の必要性が増してきている。また,国際財務報告基準の進展により,
いまや財務会計は第2の国際言語といえるかもしれない。このゼミナールでは,ゼミ生自身の希望により財務会計の領域で生じる
さまざまな問題を研究テーマに取り上げて研究・報告する。
到達目標
ゼミ生の希望するテーマを詳しく研究・討議することにより,財務会計の知識を身につけるとともに,プレゼンテーション能力
やディベート能力など,企業人として求められる能力を修得することが目標である。
授業計画
〈前期〉
財務会計(簿記論など)に関するテーマを設定し,ゼミ生の希望に応じた手法により修得する。
(例)
・簿記検定問題を中心に財務会計の諸問題を研究
・パソコンの使用によりコンピュータ会計を修得
・最新の経済事情をもとに財務会計が社会・経済に与えている影響の考察
〈後期〉
少人数のグループ編成により,主に財務会計のさまざまな領域について,ゼミ生に研究・報告してもらうと同時に,その領域
について解説・討議を行う。テーマの選定に関してはゼミ生の自主性に任せる。
(例)
・最近の財務会計制度の改正について(退職給付,金融商品など)
・財務ソフトを中心とした企業の統合情報システムの構築について
・企業活動,経済情勢と財務会計(および制度)の関連について
なお,希望者に対しては,日商簿記検定や税理士試験等の指導もあわせて実施する。
評価の方法
ゼミナールへの貢献(研究・報告の状況等)50%,卒業論文(もしくは作品)50%
受講の心得
簿記・会計に関する授業の履修状況は問わないが,ある程度の知識は必要である。また,研究領域やテーマによっては,ゼミ
ナールの時間外の学習や研究が必要となる場合もある。
使用テキスト
ゼミナールの開講時に,ゼミ生の研究テーマに応じて紹介する。
参考書
適宜,紹介する。
6 − 57
ゼミナール
福森 護
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
通年
4単位
選択
授業概要
本ゼミナールでは,映像メディア,番組制作,デジタルフォト,デジタルムービー,コンピュータサウンド,インターネット,
ネットビジネスなど,マルチメディア関連のテーマを主として扱う。目的別に小人数のグループに分けて,グループ単位でゼミ
ナールを運営する予定である。
到達目標
各自で設定したマルチメディア関連のテーマについて専門的に学び,高度な知識とスキルを身に付けることを目標とする。
また,番組制作などの機会を通して,プロのスキルレベルを実際に体験することで,モチベーションの向上を目指す。
授業計画
第1回
ガイダンス
第2∼ 3回
グループ別のテーマ決定
第 4 ∼26回
各テーマに基づいた,グループ別のディスカッション,作品制作など
第27∼28回
卒業研究の仕上げ
第29∼30回
卒業研究報告会
評価の方法
卒業研究の成果により評価を行う。なお,卒業研究は,論文形式だけではなく,作品でも良い。
受講の心得
知的好奇心を持って,サークル活動の延長線上のような形で,いわゆる授業形式ではなく実施する。専門性のみならず,体験を
通して,人としての成長のきっかけとなればと思っている。
使用テキスト
適宜指示する。
参考書
適宜指示する。
6 − 58
ゼミナール
宋 娘沃
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
通年
4単位
選択
授業概要
今日,日本企業の経営活動は急速に変化し,環境も変わりつつあります。このゼミナールでは,就職のためにどのような一般教
養,経営知識が必要か,どのようにして進路を決めて行くのかを一緒に考えていきます。そのためには企業の労働環境はどのよう
な状態になっているのか,また企業はどのような人材から構成されているのかを把握する必要があります。本ゼミナールでは,企
業に関する組織のしくみ,企業の人材養成の仕方に焦点をあて学習します。
到達目標
①企業・経営の基礎知識を学び,社会人として基礎能力が修得できる。
②さまざまな企業の事例を通して,企業経営やその仕組みの実態が把握できる。
授業計画
第1 ∼ 2回
企業の組織構造
第3 ∼ 4回
任天堂のゲーム機事業
第5 ∼ 6回
シャープの製品開発マネジメント
第7 ∼ 8回
ヤマトの宅急便事業
第9 ∼10回
セブンイレブンのフランチャイズ・ビジネス
第 11 ∼ 12 回
ユニクロの経営戦略
第 13 ∼ 14 回
スターバックスのブランド戦略
第 15 ∼ 16 回
楽天の成功コンセプト
第 17 ∼ 18 回
総括
第19∼ 2 0 回
大企業における人材採用
第21∼ 2 2 回
中小企業の人材構成
第23∼ 2 4 回
企業の新しいビジネスモデルと人材
第25∼ 2 6 回
マーケティングと感性マネジメント
第27∼ 2 8 回
就職のための情報
第29∼ 3 0 回
ネット活用と就職
評価の方法
ゼミへの積極的な参加態度(20%),報告(80%)への取り組みなどを総合的に勘案して,評価を行う。
受講の心得
ゼミでは文章力・コミュニケーション能力を養うことを目指す。毎回学生が準備したレジュメに基づいて報告をし,ディベート
を行いながら理解度を深める。
使用テキスト
ゼミナール開講時に指示する。
参考書
①『組織マネジメント戦略』,高木晴夫編,有斐閣,2005年
②『日本の企業システム 第5巻 企業と環境』,伊丹敬之 編,有斐閣,2006年
③『論文のレトリック:わかりやすいまとめ方』,澤田昭夫,講談社,1983年
6 − 59
ゼミナール
古谷 俊爾
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
通年
4単位
選択
授業概要
アプリケーション開発は最も身近で簡単に取り組める創造的な活動の一つであり,創造的な活動はたくさんの事を自身に与えて
くれる豊かな経験である。Java言語を利用したアプリケーション開発を主テーマと考えているが各自の希望があればその限りでは
ない。
授業は,事前に立ててもらった具体的な到達目標および達成計画に基づいて各自(グループも可)勉学し,毎回のゼミでその内
容を発表するかたちで進行する予定である。担当教員も教えるのではなく,ゼミナールの学生と一緒に学ぶ姿勢をとるつもりなの
で自ら学ぶ姿勢が要求される。
到達目標
アプリケーション開発という創造的活動を自ら行えるようになることがおおまかな目標である。
具体的な目標は,各自が立てた到達目標による。
授業計画
ゼミナール開始までに相談の上,各自の目標および達成計画を立てる。
計画に基づき各自勉学を進め,毎ゼミでその内容を発表する。
発表内容については他のゼミ生も理解できるように行い質問に答える。
発表者以外は発表内容の理解に努め,不明点は発表者に質問して知識を共有する。
発表内容および作品に関してドキュメントを整理する。
目標設定として次の内容に関しては対応可能であるが,具体的可否はゼミナール募集時に相談すること。
1)Java言語によるGUIアプリケーション開発
2)Java Servletによるサーバアプリケーション開発
3)Java Web Startソフトウェアの開発
4)Javaによる教育用ロボットなどの機器制御(機器の用意が必要なので環境を整えることができれば実施可)
5)Androidアプリケーション開発
6)ネットワークプログラミングの基礎となるLAN構築(スイッチ等ネットワーク機器コマンドのプログラム)
評価の方法
授業への参加度および発表・口頭試問 60%,資格取得・制作作品・ドキュメント 40%
受講の心得
ゼミの時間は勉強時間ではなく,勉強してきた内容の発表および口頭試問の時間である。十分な発表・受け答えができるよう
しっかり勉強してこなければゼミをしたとはみなさない。よって事前・事後学習もともに大切でありこれが無ければゼミは成立し
ないので必要十分なだけ各自おこなうこと。また,人前で話すことに慣れる為に3分間スピーチを毎回実施する予定である。
使用テキスト
適宜指示する。
参考書
適宜指示する。
6 − 60
ゼミナール
河田 健二
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
通年
4単位
選択
授業概要
コンピュータミュージックや音響メディア論で学んだことをベースにより高度な音楽・音響の実践を行う。具体的には,シーケ
ンサソフトを使用した作品制作,音響機器についての理解と扱いの深度化等である。
到達目標
各自が設定した研究テーマを達成することが到達目標となる。
授業計画
第1回
各自の研究テーマおよび達成計画を立てる。
第 2 ∼14回
計画に基づき各自学習を進め,その進捗状況を発表する。
第15回
前期のまとめ
第16回
各自の研究テーマおよび達成計画についての再確認。
第17∼29回
引き続き計画に基づき各自学習を進め,その進捗状況を発表する。
第30回
後期のまとめ
評価の方法
発表・口頭試問50%,制作作品50%
受講の心得
ゼミナールは他の教科以上に,自発的な研究・学習の場としての性格が強いので,常に自発的な態度で受講して欲しい。
使用テキスト
必要に応じて指示する。
参考書
必要に応じて指示する。
6 − 61
医療管理学
仁宮 崇
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
2年次に行われる「医療管理秘書士」,「病歴記録管理士」の認定試験に焦点をあてた内容を中心に授業を展開する。
到達目標
医療事務職員にとって,医療機関の機能や組織,働いている職員の職種や仕事内容,医療保険についての知識は,仕事をする上
で必須である。医療事務員として必要な医療知識を学ぶ。日々進歩していく医療の正確な知識を常に蓄積するように努める。
授業計画
第1回
医療と社会
第2回
病院の業務⑴ 診療・看護・薬剤・臨床検査部門 第3回
病院の業務⑵ 放射線・リハビリ・栄養給食部門等 第4回
病院の業務⑶ 事務管理部門
第5回
病院組織とこれからのマネジメント
第6回
医療法
第7回
医師法・その他関連法
第8回
医療保険⑴ 医療費・保険の種類
第9回
医療保険⑵ 医療保険制度
第10回
医療保険⑶ 医療保険制度の問題
第11回
介護保険
第12回
医療秘書教養
第13回
接遇・敬語
第14回
診療報酬制度
第15回
まとめ
評価の方法
学習態度・講義の感想30%,定期考査70%で評価する。
受講の心得
「医療管理秘書士」,「病歴記録管理士」の認定試験を受けることを前提に受講すること。
使用テキスト
『医療管理・事務総論』,樹村房
資料配布
6 − 62
医療秘書学
仁宮 崇
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
後期
2単位
選択
授業概要
医療や介護の分野で働く人のための基礎教育として位置づける。医療事務,医療秘書,病棟クラーク,医師事務作業補助員,医
療コンシェルジュとして仕事の心構え,患者サービスについて学ぶ。
到達目標
医療機関で医療秘書が担う役割,求められる医療知識,ビジネスマナーの習得を目標にする。医療機関職員として望ましいビジ
ネスマナーについて考えていく。医療管理秘書士としての能力検定,ホスピタルコンシェルジュ検定3級の取得を目指す。
授業計画
第1回
医療秘書学を学ぶことの意義
第2回
秘書業務(DVD)
第3回
秘書業務①
第4回
秘書業務②
第5回
医療秘書の役割業務
第6回
医療秘書教養
第7回
医療機関の接遇
第8回
医療コンシェルジュについて(DVD)
第9回
医療コンシェルジュの実際〈外部講師〉
第10回
コミュニケーション能力
第11回
患者応対の基本(DVD)
第12回
患者応対の事例検討①
第13回
患者応対の事例検討②
第14回
ビジネスマナー文書メール
第15回
まとめ
評価の方法
学習態度・講義の感想30%,定期考査70%で評価する。
受講の心得
患者応対の基本をマスターする気持ちでのぞむ。日常生活においても気持ちの良い挨拶,行動を心がけること。
使用テキスト
『医療管理・事務総論』(樹村房)
『医療スタッフの接遇マニュアル』(DVD:日本経済新聞出版社)
『ホスピタルコンシェルジュの事例紹介』(DVD:金田病院提供)
『秘書業務入門』(DVD:日本経済新聞出版社)
参考書
なし。
その他
第9回は病院のコンシェルジュ担当を招き,具体的な実践指導を行う。
6 − 63
診療報酬請求事務
岩下 順一
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
2年
前期
2単位
選択
授業概要
本科目は,わが国の医療保険制度の概要(全体像,仕組み,種類,給付種別等)をとおして,診療報酬請求事務に関する基礎的
な知識とレセプト作成の技能を学習し,受講内容に関連したレポート又は小テストを随時実施します。
到達目標
医療現場での姿勢観と医療事務の基礎知識の習得がねらいとなりますが,医療管理秘書士及び病歴記録管理士の資格取得が到達
目標となります。
授業計画
第1回
医療保険制度&診療報酬体系について その①
第2回
〃 その②
第3回
基本診療料(初診料・他)
第4回
〃 (再診料)
第5回
〃 (入院基本料・入院時食事療養費)
第6回
特掲診療料(医学管理料・在宅医療)
第7回
〃 (在宅医療,他)
第8回
〃 (投薬料)
第9回
〃 〃
第10回
〃 (注射料)
第11回
〃 (処置料・手術料・麻酔料 )
第12回
〃 (検査料・画像診断料・リハビリテーション他)
第13回
診療報酬明細書(レセプト)の作成 その①
第14回
診療報酬明細書(レセプト)の作成 その②
第15回
レセプト総合演習(医療管理秘書士能力認定試験対策)
評価の方法
期末考査(100%)
受講の心得
授業内容の事後学習は必ず行ってください(レセプト作成は必ず)。
医療管理秘書士及び病歴記録管理士の資格取得を目指す者は必ず受講してください。
使用テキスト
『診療報酬請求の実務(医療教育協会出版)』※必ず使用します。
6 − 64
生活と医学
開講年次
開講期
単位数
必修・選択
1年
前期
2単位
選択
授業概要
医療管理秘書士や社会福祉主事として,また,社会人として生活する上で必要な医学の基礎的な知識・事項を学ぶ。
到達目標
1.生活と医学の関係が理解できる。
2.人間の生活行動が理解できる。
3.代表的な疾病や障害が理解できる。
授業計画
第 1回
生活と医学の関係について
第 2回
何のための生活行動か
第 3回
恒常性を維持するための物質の流通
第 4回
恒常性維持のための調節機構
第 5回
生活行動「動く」について
第 6回
生活行動「食べる」について
第 7回
生活行動「息をする」について
第 8回
生活行動「トイレに行く」について
第 9回
生活行動「話す,聞く」について
第10回
生活行動「眠る」について
第11回
生活行動「お風呂に入る」について
第12回
生活行動「子どもを生む」について
第13回
疾病や障害−①急性期に多い病気の検査や治療
第14回
疾病や障害−②慢性期に多い病気の検査や治療
第15回
疾病や障害−③高齢者に多い病気ー認痴症を中心として−
評価の方法
受講態度と講義時のレポートを総合的に勘案して評価する。
受講の心得
自分の考えを明確に述べること,および,分からないことを積極的に質問することを心がけること。
使用テキスト
1.『医療保険事務 医学一般』,厚生労働省認定教科書,財団法人 日本病院管理教育協会
2.改訂版『看護形態機能学 生活行動からみるからだ』,菱沼典子 著,日本看護協会出版
3.『ぜんぶわかる人体解剖図』,坂井健雄・橋本尚嗣 著,成美堂出版
参考書
必要に応じ指示する。
6 − 65