編成ロス=30%・・・赤色の部分 70%の仕事に対して100%の給料 5人

YAMAX
※ 複数の工程で構成される生産ラインではラインバランスは
生産性に大きく影響を及ぼすファクターである
ラインバランス(編成効率)
10秒
LB =5+10+7+6+7
× 100
5人×10秒
5秒
=70%
作業者
または
A
B
C
D
E
作業時
間
5
10
7
6
7秒
編成ロス=30%・・・赤色の部分
70%の仕事に対して100%の給料
バランスロス=付加価値を生まない手待ち 人の損失率
こ の 図 は B作 業 者 ( も し く は 機 械 ) が ネ ッ ク 工 程 に な り 作 業 者 5人 が ど ん な に 頑 張 っ て も 3 0 % は 損 失 が 出 る と い う こ と で あ る 。
この対策としては下記の二つがある。
① ネ ッ ク 工 程 Bの 作 業 時 間 を 短 縮 す る 。
仮 に 下 図 の よ う に B工 程 か ら 2秒 の 作 業 を A工 程 に 移 行 す る と 一 挙 に 効 率 は 改 善 さ れ る 。
タクトタイムは10秒から8秒に短くなる
この時は市場でのニーズが高く増産が必要な場合である。
10秒
7 +8 +7 +6 +7
×
5 ×8 秒
=87.5% LB =
8秒
100
5秒
わずかに2秒バランスを調整しただけで
87.50%
=1.25
70%
作業者
または
機械
作業時間
A
B
C
D
E
7
8
7
6
7秒
25%もの生産性が改善される
無駄が減る!
② 最も作業時間の短い工程の作業時間を他の4工程に移行する
この時は市場のニーズは高くなく現状の生産数で間に合う場合である(増産する必要がない時)
タクトタイムは10秒で変わらない
10秒
7
9
9
「7」
「7」
7 +1 0 +9 +0 +9 × 100
4 ×1 0 秒
=87.5%(①と偶然一致
LB=
①と同じように25%の生産性が改善される
「5」
無駄が減る!
作業者
または
A
B
C
D
E
作業時間
7
10
9
0
9