京都造形芸術大学 保健センター 【機内で快適に過ごすために~機内で行えるエコノミー症候群の予防対策~】 ◎旅行中に起こる可能性のあるエコノミークラス症候群(=深部静脈血栓症) 長時間下肢を動かさずに座っていると、脚の奥にある静脈に、血のかたまり(深部静脈血栓) ができることがあります。この血栓が怖いのは、歩いている間にその一部が血流によって肺に とび、肺の血管を閉塞してしまうことです(肺塞栓)。 座席のクラスに関係なく、また航空機内以外の交通機関や劇場でも一定の姿勢のまま長時間 動かなければ、同様の危険性があるとされています。 *深部静脈血栓症の初期症状である大腿から下の脚の発赤・腫脹・痛みなど、このような症状 が発生したら、躊躇せず病院で受診してください。 ◎機内で行える深部静脈血栓症の予防対策 以下のような病気や症状をお持ちの方が深部静脈血栓症を起こしやすいと言われています。 予め、かかりつけのお医者様に相談することをお勧めします。 下肢静脈瘤 、下肢の手術、けが、悪性腫瘍、深部静脈血栓症の既往歴のある人 、肥満、 経口避妊薬(ピル)の使用者、妊娠中、出産後、生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)がある方等
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