家計行動と開発経済学 1 2010年5月 小原美紀 全国学力調査の結果(小学生)1 2 70 80 パネルA.学力と新生児の平均体重(小学6年生) Test Score at Age 12 5 5 26 31 17 22 14 32 19 9 40 11 23 28 46 35 24 39 33 3 12 21 29 10 7 45 20 43 6 38 30 8 42 41 4 25 34 22 11 14 23 9 19 40 44 70 15 13 60 13 34 0 8 年 度 2 科 目 平 均 16 total62008 75 0 7 年 度 2 科 目 平 均 18 65 18 37 2 36 32 33 27 35 2 16 17 26 31 29 28 20 7 10 46 41 39 37 3 12 43 21 45 8 38 30 24 42 36 6 15 4 44 25 27 55 1 1 50 65 47 47 3.04 3.06 3.08 3.1 1995 birthweight 95年平均体重 3.12 3.02 3.04 3.06 3.08 1996 birthweight 96年平均体重 3.1 テストスコア(縦軸)には,『全国学力・学習状況調査 都道府県別調査結果』(文部科学省)2007年,2008年を参照.新生児の体重 (横軸)には,『人口動態統計』(厚生労働省)1995年,1996年を参照. 全国学力調査の結果(小学生)2 3 パネルB.学力と低体重新生児の割合(小学6年生) 70 80 Test Score at Age 12 5 5 65 26 13 34 31 17 3 18 21 12 22 6 20 15 29 43 11 38 23 28 10 14 7 32 45 46 19 30 8 41 4 39 42 40 25 33 35 24 36 44 9 2 17 6 60 75 16 70 0 8 年 度 2 科 目 平 均 18 37 2 total62008 0 7 年 度 2 科 目 平 均 3 16 26 37 13 34 31 29 12 28 11 43 20 15 21 10 36 14 22 7 8 23 45 46 38 9 4 39 41 30 44 32 40 33 25 24 27 42 35 19 27 55 1 1 50 65 47 47 6 7 8 1995 u2500ratio 95年低体重 9 10 6 7 8 1996 u2500ratio 96年低体重 9 10 テストスコア(縦軸)には,『全国学力・学習状況調査 都道府県別調査結果』(文部科学省)2007年,2008年を参照.新生児の体重 (横軸)には,『人口動態統計』(厚生労働省)1995年,1996年を参照. 全国学力調査の結果(中学生)1 4 70 80 パネルA.学力と新生児の平均体重(中学3年生) Test Score at Age 15 18 5 18 16 21 6 22 23 19 32 14 70 40 35 9 34 13 41 1 43 29 42 26 24 11 12 33 30 45 20 31 28 7 46 4 37 10 2 38 36 15 total92008 0 7 年 度 2 科 目 平 均 8 44 3 25 0 8 年 度 2 科 目 平 均 21 17 22 23 14 40 60 75 17 65 16 5 32 19 35 34 13 9 37 10 6 31 45 20 4 7 25 44 2 38 43 8 29 26 24 11 41 33 28 42 12 30 46 36 15 3 1 27 39 55 65 27 39 47 50 60 47 3.06 3.08 3.1 3.12 1992 birthweight 92年平均体重 3.14 3.06 3.08 3.1 3.12 199393年平均体重 birthweight 3.14 テストスコア(縦軸)には,『全国学力・学習状況調査 都道府県別調査結果』(文部科学省)2007年,2008年を参照.新生児の体重 (横軸)には,『人口動態統計』(厚生労働省)1992年,1993年を参照. 全国学力調査の結果(中学生)2 5 70 80 パネルB.学力と低体重新生児の割合(中学3年生) Test Score at Age 15 18 5 16 18 6 17 21 65 75 16 5 22 0 8 年 度 2 科 目 平 均 37 60 total92008 36 15 3 17 22 6 37 10 23 29 2 31 3245 43 38 20 8 28 26 34 19 35 4 124213 14 9 24 7 25 11 40 41 30 3344 46 1 27 27 39 55 65 70 0 7 年 度 2 科 目 平 均 23 45 10 43 35 29 2 20 36 42 38 9 15 32 19 31 34 26 28 7 24 13 8 11 44 12 14 46 41 40 43 33 25 30 1 21 39 47 50 60 47 6 7 8 1992 u2500ratio 92年低体重 9 10 6 7 8 1993 u2500ratio 93年低体重 9 テストスコア(縦軸)には,『全国学力・学習状況調査 都道府県別調査結果』(文部科学省)2007年,2008年を参照.新生児の体重 (横軸)には,『人口動態統計』(厚生労働省)1995年,1996年を参照. きょうの報告テーマ 6 貧しい家計の子どもは、成長後の生産性が低いのか?それはなぜか? 疑問その1:経済的に貧しいことが子どもの成長に影響するか? 疑問その2:上の影響過程に親の行動はどうかかわっているか? 疑問その3:上の影響過程に健康状態はどうかかわっているか? 教育 経済的な貧しさ 健康 親の行動 子どもの生産 性 この分析がなぜ重要なのか? 7 貧しい家計の子どもは、成長後の生産性が低いのか?それはなぜか? 1.政策的に重要: ・これが事実だとすれば格差は継承される。政策介入の必要性。 ・将来世代の生産性を高めるためにどうしたらよいか? 貧しさが原因?親の行動が原因?貧しさに代表される別の要因? 子どもの何を阻害する?教育成果?健康?生産性?すべて? 2.学術的に重要: ・医学、社会学、教育学での議論に経済学的な分析結果を追加 ・家計内の行動は明らかになっていないことが多い ・日本での分析は行われていない きょうの報告テーマ 8 報告のポイント ポイント1:この問題を「経済学的に」考える ☝経済学的に考えることで真の公共政策の在り方を議論できる。 ポイント2:「先進国の問題」と「発展途上国の問題」に分けて考える ☝労働経済学と医療経済学、開発経済学の複合テーマ。 ポイント3:最新の情報を紹介する ☝経済学のトップジャーナルに掲載されているテーマ。 報告の流れ 9 1.はじめに a. 親の行動は子どもの生産性にどのような影響を不えるか? b. 2つの疑問 c. 経済学的な分析の重要性 2.これまでに分かっていることは何か? 実証分析,計量経済学を用いた分析 3.子どもに対する親の行動をどのように説明するか? 家計行動の理論分析 4.まとめ 最初の疑問に答える 5.おわりに 経済学を勉強すると何が分かるのか、 公共政策学部で経済学を学ぶ意味 注意 10 経済学で扱う「家族」は、多くの他の学問で分析される家族と、扱われ 方がずいぶん異なります。 ・例:戦略的遺産動機、家事生産関数の推定、子どもの教育は 投資か消費か、結婚市場の分析・・・ ・家族≠家計 2.これまでに分かっていることは何か?1 最新の実証分析の成果 11 実証分析:データを使って行動を明らかにする. 実証分析,計量分析,計量経済学,統計学 y a bx u xがyにどれだけ影響を不えるか? xが変わるとyはどれだけ変わるか? 重要な点 1. u(誤差)を認める。 2. 統計的に有意な(信頼できる)影響を見る。 3. 相関ではなく、真の因果関係を抽出する! 12 150 データを使って行動を明らかにする 0 50 conkid 100 こ ど も の た め の 消 費 0 1000 親の所得 2000 3000 4000 incfufu 子どものいる家計における,親の所得と子どものための消費: 相関係数(r)=0.35 出所: 『消費生活に関するパネル調査』(財団法人家計経済研究所)2008年版を参照. 2.これまでに分かっていることは何か?2 最新の実証分析の成果 13 たとえば、「貧しさが子どもの生産性に影響する」を検証する時、 子どもの生産性= a + b(育った家計の豊かさ) + u 仮にb>0であることが、90%の有意(信頼)水準で認められたとして、 本当に真の因果関係か? 真の因果関係に拘るところが、経済学的な計量分析が他の学 問分野の分析と大きく異なるところ。 2.これまでに分かっていることは何か?3 テーマ1.家族構成が子の教育成果に与える影響 14 ※とくにSingle Mother であることの影響の分析が多い 真の因果関係? きょうだい,双子の差 離婚と死別の差 養子と実子の差 結果 Single Motherの影響は小さい ⇔ 存在する Bjorklund et al (2007) Evenhouse & Reilly (04) Ermish and Francesconi (2001) Francesconi et al (2009) Corak (2001) Lang and Zagorsky (2001) 坂本(09) 2.これまでに分かっていることは何か?4 テーマ2.親の所得は子の教育成果に影響するか? 15 Solon (92) アメリカ 父親の所得↑→息子の所得↑ Zimmerman (92) アメリカ 父親の所得↑→息子の所得? Ku and Plotnick (03) アメリカ きょうだいサンプル 所得補助を受けている世帯 →子の教育成果? Blau (99) アメリカ 母親+個人の固定効 果を除去 所得↑ →子の教育成果? →ただし,子のために使う時間・ 支出↑→子の教育成果↑ Akee et al. (09) アメリカ Quasi-Experiment (外生的な)所得↑ →子の教育成果↑,軽犯罪率↓ ※子の養育時間ではなく,子の養 育の質の重要性を強調 2.これまでに分かっていることは何か?5 テーマ3.親の行動が子の教育成果を高めるか? 16 Guryan et al (08) アメリカ 親の所得↑ →子と過ごす時間↑ Kimmel and Connelly (07) アメリカ 親の所得↑ →子と過ごす時間↑ Hallberg and Klevmarken (03) アメリカ 母親の労働時間↑ →子と過ごす時間(丌変) Eirmisch et.al. (2006) イギリス 母親が働いているかどうか →子どもの教育成果(丌変) ※ただし、長時間労働は影響 パートタイム→子の教育成果↑ フルタイム→子の教育成果↓ 2.これまでに分かっていることは何か?6 テーマ4.貧しさが生まれてくる子の健康に影響? 17 健康は遺伝的な要素だけでは決まらない Grossman (2000, 2006) + さまざまな実証研究 所得が低い家計,貧しい家計の子どもの健康状態が悪い Case, Lubotsky and Paxson (2002), Currie and Lin (2007) Almond, Hoynes and Schanzenbach (2008) :妊娠期の所得補助が胎児の健康状態を向上させる Currie and Moretti (2007) :90年代米国;富裕層と貧困層で新生児の体重格差が拡大 小原・大竹(2010) :単に家計が貧しいことではなく、親が失業状態にあることが新 生児の健康状態を悪化させる(日本) 2.これまでに分かっていることは何か?7 テーマ5.幼少時の健康が子の生産性に影響? 18 Barker (98) イギリス 胎児期の健康状態↓ →成人期の健康↓ Currie and Hyson (99) イギリス 出生児の体重↓ →就学期の学業成果↓ 就労期の労働状況↓ Currie and Stabile (02) カナダ 幼尐期の健康状態↓ →就学期の学業成果↓ Case, Fertig and Paxson (05) イギリス 出生児の体重↓ →42歳時点の健康↓階層↓ Black, Devereux, Salvanes (07) ノルウェー 行政データ 双子データ 出生児の体重↓ →18-20歳時点の身長↓ IQ↓高卒確率↓賃金↓ Currie, Stabile, Manivong and Roos (08) カナダ 長期パネル 出生児の体重↓ →成長期の健康↓ →成績↓所得補助受給率↑ 2.これまでに分かっていることは何か?8 テーマ5.幼少時の健康が子の生産性に影響?続き 19 Almond and Mazumder (05) アメリカ 1918 インフルエンザ流 行の影響 胎児期の母親の健康状態↓ →成人期の健康状態↓ Conley and Bennett (01) アメリカ きょうだいパネルデータ 出生児の体重↓ →高卒確率↓ Behrman and Rosenzweig アメリカ (04) 双子データ 出生児の体重↓ →教育年数↓? 賃金率↓? Almond and Mazumder (05) アメリカ 1918 インフルエンザ流 行の影響 胎児期の母親の健康↓ →成人期の健康状態↓ Oreopoulos et al. (08) アメリカ 双子データ 出生児の健康↓ →成人までの健康↓ 高卒確率↓ 就業後所得補助率↓ 2.これまでに分かっていることは何か?9 実証分析結果のまとめ 20 1:シングルマザーであることが子の教育成果を低下させるか? No 2:豊かさ(親の所得)は子の教育成果に影響するか? Yes, ただし「なぜ」に関しては明らかになっていない。 3:親の行動は子の教育成果に影響するか? 丌明. 可能性として親の長時間労働は子の教育成果を阻害。 4:豊かさは生まれてくる子の健康状態に影響するか? Yes. 5:幼少時の健康状態が将来の生産性に影響するか? Yes. 2.これまでに分かっていることは何か?10 実証分析結果のまとめ 続き 21 (生まれながら の)健康 教育 経済的な貧しさ 子の生産性 親の時間 配分 親の行動の影響につい ては十分な分析がなさ れていない 日本では分析がなされていない 親の消費 配分 2.これまでに分かっていることは何か?11 実証分析結果のまとめ 続き 22 発展途上国で(むしろ先進国以上に)重要な分析 ・幼少時(出生時)にマラリアに感染することが成長後の生産性を 低下させる ・親が病院につれて行かないことが子どもの教育成果に影響する 教育水準が低い、生産性が低い、医療環境が整っていない発展 途上国では重要な問題 ・・・開発経済学での一大分析テーマ 2.これまでに分かっていることは何か?12 実証分析結果のインプリケーション 23 社会政策を考える ・ 生まれながらの健康が生産性格差に影響してしまうなら、格差是正の 必要性。 ↔ 何を援助? 貧しさが原因なら所得援助 貧しさではなく失業?より長期的な視点での失業対策 貧しさではなく親の行動が原因なら(子にとってよい)消費を促す援助 ※子ども手当、教育バウチャー、給食費補助の議論 2.これまでに分かっていることは何か?12 実証分析結果のインプリケーション 24 日本について考える 大変重要 1.研究成果がない 2.失われた10年 3.子どものいる世帯の経済格差が拡大しつつある 4.健康格差が拡大しつつある 5.子どもの健康状態が急激に低下しつつある 日本における新生児の健康状態は先進国で最低水準 25 図1.新生児に対する低体重児(2500グラム以下)の割合 出所:"OECD Health Data" (2003) 2.これまでに分かっていることは何か?13 実証分析結果のインプリケーション 26 親の行動を考える 親はどのように時間配分を決定するか 母親がフルタイムで働く家計(豊かな家計)の家事・育児時間は 増加している! 親はどのように消費配分を決定するか 貧しい家計ほどカップラーメンを食べる、ファーストフードを利用! ↔これらが子どもの教育成果や健康、生産性にどう影響するか →家計行動のモデル化 3.子に対する親の行動をどのように説明するか? 家計行動の理論分析 27 家族は「共同体」か「交渉しながら協調する仲間」か? 2つの代表的なモデル 1)Unitary Model 家族全員が同じことから同じように満足度を得る. 家族は各自が使える時間とお金をもちより,その満足度を最 大にするように行動する. → 家族全体の満足度を高めるなら,誰のお金,誰の時間 が使われるかは関係ない! ※ Rotten-kid Theorem 「ろくでなしの子の理論」by G. Becker(ノーベル経済学賞受賞) Unitary Model: 子どもの満足度が高まることをうれしく思う親は,親のことを考えない「ろくでなしの子」にも,子どもの便益が 高まるような“子ども思いの行動”をとる 3.子に対する親の行動をどのように説明するか? 家計行動の理論分析 2 28 2)Family Bargaining Model 家族の世帯員はそれぞれ別々のことから満足度を得る. 家族がバラバラにならない(互いが家族関係を決裂させな い)ことで得られる各自の利益を最大化するように行動. → 誰のお金や時間が使われるかで行動が変わる → 互いの「力関係」が行動を変える → 家族関係が決裂したときに各自が「置かれる環境」が行 動を変える ※独身どうしの男と女のつながりとは違う! 互いが協力する(家族関係を決裂させない)ことで得られる利益がある.家族で共通の資源がある,共 通に満足を得るものがある場合もある. 2人で趣味を行う,家事をする,子どもを育てる,親を介護するなど. 図解1 Unitary Model(共同体モデル) 29 その他の財(X2) W :家族全体の満足度 家族全体の予算制約 食費(X1) Max. W=W(x1,x2) s.t. P1X1 + P2X2 ≦ Ym + Yw + M 図解2 Family Bargaining Model ex. Collective Model (男女間の交渉モデル) 30 妻の満足度(U2) N :家族関係を保つことから得られる利益 家族関係 がなくなっ たときの妻 の“状況” T2 家族が持つ資源から達成できる範囲 夫の満足度(U1) T1 家族関係がなくなっ たときの夫の“状況” Max. N=[U1-T1]×[U2-T2] 3.子に対する親の行動をどのように説明するか? 家計行動の理論分析 3 31 チキンゲームのナッシュ均衡:複数の解が存在 自分がやらなければ相手がやってくれる 相手がやらなければ自分がやらないといけない →強いと見える(見せる)ことが重要! 自らが強いこと: 「交渉力」 相手にも見える外的な要因で強いこと =交渉が決裂したときの状況がよいこと: 「威嚇点」 図解2’ 交渉力や威嚇点の変化が行動を変える 32 交渉力もしくは威嚇点が上がれば,自分の満足度を上 げるような均衡(行動)が導かれる! 妻の満足度(U2) N :家族関係を保つことから得られる利益 家族関係 を解消した ときの妻の “状況” T2 家族が持つ資源から達成できる範囲 夫の満足度(U1) T1 家族関係を解消した ときの夫の“状況” 3.子に対する親の行動をどのように説明するか? 家計行動の理論分析 4 33 家族の経済学の場合・・・ 交渉力 ➤所得の高さ,潜在所得の高さ,学歴,年齢,年齢差 威嚇点 離婚時に得られる利得(離婚=家族関係の解消の場合) ➤親からの援助 ➤再婚市場での自分の価値の高さ ➤法制度によって守られる(不えられる)権利や資源 4.まとめ 1 最初の疑問に答えよう 34 貧しい家計の子どもは、成長後の生産性が低いのか?それはなぜか? 疑問その1:経済的に貧しいことが子どもの成長に影響するか? その可能性が大きい。ただし、貧しさ がなぜ成長を阻害するのかは丌明。 疑問その2:上の影響過程に親の行動はどうかかわっているか? まだ分かっていない。 消費配分?時間配分? 疑問その3:上の影響過程に健康状態はどうかかわっているか? 幼少時の健康状態がキーとなっている可能性。 4.まとめ 2 政策的・学術的インプリケーション 35 1.社会政策のターゲットは本当に貧しさを克服することか? 所得援助が必要なのか、消費の援助なのか。 長時間労働を克服する意義、 健康政策の必要性 など。 2.日本で計量分析が行われることの必要性 3.家計内の行動を明らかにすることの必要性 4.医学、社会学、教育学 + 経済学 5.終わりに 36 1.経済学的なアプローチの重要性 真の因果関係を探る →公共政策として誰のどの行動をターゲットにすべきかを明ら かにできる 2.経済学の中の研究分野の関係 マクロ経済学 ミクロ経済学 計量経済学 労働経済学 開発経済学
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