⑧卒業後の生活について - 秋田県立大曲支援学校

大曲養護学校進路指導部
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進路ガイド⑧
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○追指導について
本校では、高等部卒業後、卒業生がスムーズに社会生活に移行することができるよう、「追指
導」を行っています。追指導とは、教師が卒業生の就労先や利用福祉福祉事業所、自宅等に伺い、
勤務状態や家庭での様子を確認しながら、卒業後のアフターケアを適切に行っていくものです。
就労先、利用福祉事業所等で、仕事・作業の様子や日頃の生活の様子等について情報交換を行
うことで、卒業生の社会生活がより円滑に、充実したものになるようサポートしていきます。
就労以外についての悩みを抱えていることもあり、場合によっては、卒業生本人ともじっくり
話をしたり、家庭と連絡を取ったりすることもあります。また、追指導には就業・生活支援ワー
カー(秋田県南障害者就業・生活支援センター)や、ジョブコーチ(秋田障害者職業センター)
等が同伴することもあり、卒業生や就労先、利用福祉事業所職員等が適切なアドバイスを受ける
ことができます。このように、学校、関係機関、家庭が連携を取り、サポートしていくことで、
卒業生が安定した状態で生き生きと暮らしていくことができるような体勢作りを行っています。
家庭
での様子
での 様子
仕事、
仕事 、
作業の
作業 の 様子
学校
遅刻、
遅刻 、 欠席
等 の 有無
人間関係
コミュニ
ケーション
休憩時間、
休憩時間 、
余暇の
余暇 の 過 ごし方
ごし 方
追指導
サポート
卒業生移行先
関 係 機 関
家
庭
卒業生
本校では、高等部を卒業後、徐々に社会生活に移行することができるよう、3年間にわたって
追指導を行っています。
卒業1年目→5月、7月、1月の計3回
2年目→7月、1月
の計2回
3年目→7月
の 1回
なお、この期間以外でも、必要に応じて行っています。
追指導を行っていく上で課題としてあげられるのは、卒業後3年以降も、職場内でのトラブル
や生活上での悩み等を抱える卒業生が多いということです。このため、青年学級(ふれあいハッ
ピースクール)や同窓会等の行事で、参加した卒業生や保護者から日頃の様子をうかがい、必要
な情報は家庭や関係機関等と共有しながらサポートしていきます。また、在校中にかかわりのあ
った教師が転任してしまうこともあります。そのため、在学中に作成する「個別の教育支援計画」
等を活用しながら、関係機関との連携をさらに深め、多方面からのサポートを行っていくことが
必要と考えています。
○卒業後の余暇活動支援
卒業生にとって、生活も仕事も一人では大変です。学校では、卒業生同士、教職員、地域の方
々とともに活動をする機会を設定し、余暇活動をしたり、悩み相談をしたりしています。
ふれあいハッピースクール
1
ふれあいハッピースクールとは
卒業生や地域の仲間が休日に集まり、趣味やスポーツなどの様々な活動をします。
みんなで一緒に楽しく過ごすことをねらいとしています。また、友達や教師に気軽
に悩みを相談する機会も設けています。
2
い つ
年3~4回、日曜日に実施しています。ただし、学校や地域の行事などに参加す
る場合は、土曜日に実施することもあります。
3
どこで
基本的に大曲養護学校で行います。ただし内容によっては他の会場とします。
4
だれが
大曲養護学校の卒業生を中心に、ご家族、お友達、他校の卒業生や福祉事業所等
を利用している方など地域の希望する方が参加できます。
5
なにを
参加する方の希望を聞きながら、幹事が計画を立てます。平成18年度から、外
部講師をお招きして講座形式で行っています。
・太極拳
・フライングディスク
茶道
・茶道
・お菓子づくり
お菓子作り
・ペーパークラフト
フライングディスク
同窓会、卒業生親の会の活動
1
卒業生のつどい(5月)
運動会後に、昼食会を開き近況報告やレクリエーションを行います。
2
同窓会総会、親の会総会、成人を祝う会(8月)
8月の第一日曜日に成人を迎える卒業生を職員、同窓生
でお祝いします。
3
同窓会入会式(3月)
高等部3年生が卒業後に入会する同窓会への入会式です。
成人を祝う会
☆この他に、曲養祭などの行事の案内をします。
不明 な 点 やご 質問 がありましたらご 遠慮 なく 本校進路指導部 、 学級担任
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までご 相談ください
相談 ください。
ください 。