行楽の季節です

2016年
9月発行
第226号(通巻226号)
グッド・ウッドニュース
行楽の季節です
こ
このところ朝晩はとても涼しくなってきた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。お元気ですか。8 月は猛暑日が多い
だろうなと思っていたのですが、なぜか気温も上がらず、意外と過ごしやすくて少々拍子抜けしてしました。夜などは窓を開けておく
と肌寒いぐらいでしたから。ただ天気もぐずついた日が多かったですからね。しかしながら今月も日中はまだ暑い日が続きますので、
皆さん熱中症と風邪、そして台風情報には気をつけましょう。
さて9月となり行楽の季節へとなってまいりましたが、オヤジライダー先月のお盆は恒例のツーリングには行かずに、親戚が遊びに来たの
でちゃんと接待をしておりました。色々と連れて歩きたかったのですが、お盆中という事もあり有名観光地はとても混雑しているのでと、こ
の近所を連れて廻りました。まずは小諸より高峰高原へと行きました。天気の良い日は見晴らしもすばらしく、遠くには富士山を望めるは
ずだったのですが、山の上は残念ながら曇っており下界は何も見えませんでした。登山の方も多いようでしたが、我々は山には登らないので
仕方がなくここから湯の丸林道を通り、湯の丸高原まで行きました。ここの林道も晴れていれば眺望がすばらしいのですが残念。湯の丸
高原にはライダーが沢山集まっていました。が、やはりオヤジが多い!そんなオヤジたちが揃ってソフトクリームを食べていたので、
我々も食べたのですが、何しろ夏とは思えないほど涼しくて体も冷えてしまったので、そそくさと車に乗り込んでしまいました。そして里へ
と降りてきました。その後は立科方面へ向いました。今度は女神湖手前の長門牧場です。美ヶ原高原は混んでいると踏んで避けました。こち
らは天気も良く、ちょうどマーケットも開かれており、お客さんも沢山いました。ここでもソフトクリームを食べ、動物を見て、食事は混ん
でいたのであきらめ、お土産を買ってきました。そして夜はもちろん皆でお酒を飲んで宴会です。みんなお酒が強い!のですが、実はオヤジ、
あまりお酒が強くありません。一人だけ顔を真っ赤にして、そのうちにウトウト始めてしまいました。
今回親戚(甥っ子 2 名)が来て、オヤジなりに色々と考えて行く場所を決めたのですが、話をしているうちに片方が「蛇が好き!」だとい
うので、オヤジが一生懸命に考えたワイン工場等見学プランはあっさりと却下され、群馬県太田市薮塚町にある「ジャパンスネークセ
ンター」へ行きました。ここは日本蛇族学術研究所が運営しており、蛇の研究、毒蛇の血清作成等行う研究所なのですが、園内には様々な
国の毒蛇や、大蛇、白蛇、ついでに陸亀なども展示されており、蛇が好き!という方にはうってつけの場所ではないかと思います。建物もノ
スタルジックな感じがして、「もしや自分の足元に!?」などと想像してしまったりもします。(そんな事はないですけどね。)ちょう
どお盆ということもあってか子供たちも多く、またニシキヘビと一緒の写真撮影もあり、甥は喜んで蛇を首に乗せていました。一回 1000 円
でしたが、他の子供たちも楽しそうに蛇にさわっていました。もちろんオヤジも勇気を出してちょっとだけ触ってみましたが、つるつるとい
うかザラザラというか微妙な感触でありました。なにせ腰が引けていたので何とも言いがたいのです。また無許可で飼っていて押収された猛
毒蛇のブラックマンバ(好きな人は知っている)もいました。この蛇、相当危険らしいのです。その他園内には売店・食堂がありました
のでのぞいてみますと、本や葉書などの他、弱ったオヤジの体に効きそうな滋養強壮剤も売っておりました。また食堂には一般食の他に蛇料
理もあり、「男のみなぎるパワー!」と書いてあったかどうかは定かではありませんが、どうしてもパワーの欲しかったオヤジはよ
ーし挑戦してみようか!と言ったのですが、みんなからは「蛇は見るだけで良いよ~」と言われてしまいました、残念でありました。
園を出たあとは、すぐ上にある「三日月村」というテーマパークにいきました。ここは昔の建物を再現しており、入り口で園内でのみ
使えるお金、一文銭に交換します。園内にはこれまた懐かしいや昔テレビでやっていた「木枯し紋次郎」の記念館があります。(知っ
ていますか?)またからくり屋敷やアドベンチャー風の洞窟探検、そして建物が斜めにつくられていて、平衡感覚が狂ってしまう摩訶不思議
土蔵というのがあります。規模は小さいのですが、なかなか面白く、たのしく遊んで帰ってきました。
ということで、お盆休みはオモテナシで終わってしまいましたが、喜んでくれたと思います。その後はオヤジライダー、時間がなかなかと
れず出かけていません。今月は走ろうと思うのですが、台風が来れば山はダメか?と思っている少々気疲れのオヤジライダーです。
木の基礎知識
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国産針葉樹
檜葉(ヒバ)
北海道南部から東北、栃木まで、とくに津軽、下北の両半島に分布しています。全国のヒバ
林の約 85%を占める青森ヒバは日本三大美林のうちの一つとされています。成長が遅いの
で、一部でしか造林されていません。材は淡い黄色で独特の香りがします。比較的柔らか
いが、狂いが少なく目が緻密で加工性が高いです。また、特に水に強いことで知られ、
水回りや土台にも使われます。
ヒバには殺菌、抗菌、防虫、防腐効果の高いヒノキチオールの含有率が
高く(ヒノキにはほとんど含まれていない)、その薬効性をいかして、建材以外にもまな板
や刺身舟、寿司桶などに使われる事も多いです。(参考資料
素材・建材ハンドブックより)