市民計画【まちづくり・雇用】 (PDF:552.52 KB )

大項目
No.8
まちづくり・雇用
山県市への移住・定住促進と近居のすすめ
出所
*「高速道路建設で市外に転出している」(高富)
*「田舎暮らしは豊か」(富岡)
*「美山地域では働く場所が少なく市外で探す」(西武芸)
*「市内で暮らしたい
働き口を増やして欲しい」(子ども市民会議)
*「健康なうち(高齢者)は住み続けたい」
(北山)
現状
少子高齢化の進展や若年層の都市部への転出者の増等から、市の人口は減少しつつあり
ます。住民基本台帳によると3町村が合併した後の9年間で、高富地域は 1,016 人減
(-5.3%)
、伊自良地域は 188 人減(-5.3%)、美山地域は 1,389 人減(-15.4%)、合計
で 2,593 人減(-8.2%)という状況です。
(平成15年4月人口~平成24年4月人口、日本
人人口のみで比較「住民基本台帳」より)山県市では転入促進を図るため、平成 24 年 4 月
から「山県まちづくり振興券」を交付しています。
子ども世代が市外に生活の拠点を構え、市内には高齢者のみ世帯が増える等、核家族化
が進んでいます。そのため、子育てや介護に悩んだときに頼る相手がいないことが悩みを
深刻にさせてしまいます。同居する家族の人数が多い、また親族が近くに住み相互に助け
合う関係があることで、住み慣れた地域で暮らし続けることができている人も多くいます。
課題
多世代同居や近居は、地域活性化の視点からも人口流出に歯止めをかける観点からも大
変有効であると考えられますが、ライフスタイルや就労・雇用等の各家庭の事情により希
望しても実現できないという市民も存在するのではないでしょうか。
就労の場を確保し、生活環境や、子育て・教育環境、道路アクセス等を整備し、人口の
流出を抑えながら、転入を促進する工夫が必要です。
計画推進の方向性
生活環境や子育て・教育環境等の整備のPRを行うことで、人口増加と定住化の促進を
します。また、市内企業の繁栄で、雇用を守り、安定した収入を得られることで定住を促
し、
「緑の豊富な山県市に住んでね!」と胸を張って言えるようなまちづくりを目指します。
取り組み開始
目標年度(平成)
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
○
- 24 -
☆
これからの取り組み
キーワード
や ま が た し
魅力あるまち「山県市」をみんなでPRしよう
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
て話し合おう。
【取り組みの具体例】
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
①山県市の山紫水明、自然環境のすぐれた中で生活の素晴らしさについて、それぞれ
が生活環境に基づいて「山県市のよさ」を口コミでPRしよう。
②山県市に居住する利点を理解し、市内外の子育て世代等にPRしよう。
(例:山県ま
ちづくり振興券)
③岐阜市とアクセスがよいので、ベッドタウンとして生活できることをPRしよう。
④我が家の子どもと山県市内定住について会話しよう。
⑤時代とともに、
「暮らし方、住み方、働き方」も多様化していくことを理解しよう。
折に触れて身近な人たちと話し合ってみよう。
結婚・子育て・働き方…これまでにない暮らし方がどんどん生まれていることを理解し、
自分や身近な人たちにとってしあわせな暮らし方について本音で話し合ってみよう。
⑥結婚生活の「素晴らしさ」を次の世代に伝えよう。
協
働
で
進
め
て
い
く
こ
と
行
政
・
社
協
が
担
う
こ
と
①(結婚を希望する)未婚者を婚活事業で支援しよう。
②都市部から移住を希望している人に対して、リースや販売できる土地と家屋の情報
を集め、情報発信しよう。それらの情報を必要としている人たちに届くよう工夫をし
よう。(例:田舎暮らしや農作業に関心を持ち、移住・定住を希望する人たちが利用するイ
ンターネットサイトでの情報発信や、移住を特集している雑誌等からの取材を積極的に受け
る、取材を依頼する等)
【関連項目:自然・居住環境№6】
①企業(起業)支援や企業(商工業、大型店舗)誘致等により、雇用の拡大を図る。
【関連項目:まちづくり・雇用№11】
②山県まちづくり振興券の存在を市内外にむけて、広報誌、ホームページ、各種会議、
イベント等でPRする。
- 25 -
大項目
No.9
まちづくり・雇用
高齢者等の買い物手段の確保
出所
*「買い物が不便」(北山、谷合)
*「健康なうちは住み慣れたところで住みたい」(北山)
現状
農協、個人経営等の地元の商店がなくなり、スーパーが南部に集中しているため車を運
転しなくなった高齢者の買い物が、とても困難な状態になっています。バスも本数を増や
すためには、利用者数の確保が必要となりますが、それも見込めない状況です。また、バ
スは通っていますが、バス停までの道のりの移動が困難な高齢者が多くなっています。そ
のため高齢者世帯で近くに頼る人がいないと、日常的な買い物に不便を感じる人が多くな
っています。一方、移動スーパーやシルバー人材センターの移動販売があり、歩いて買い
物に行けるため助かっている地域もあります。
課題
買い物が困難になると生活全体が不便に感じてしまい、スーパーが近い南部に転居した
り、子どもとの同居のため転出してしまうことが考えられます。それにより北部の過疎化
がますます進み、より生活が不便になってしまうという悪循環がおきてしまうため、早急
な対策が必要です。
計画推進の方向性
買い物は、歩いて行ける場所に店があること、商品を家まで届けること、遠くても出か
けやすくすることで支援することができます。市民、販売業者、行政それぞれの立場でど
こに住んでいても、高齢になっても必要なものが必要なときに買えるような環境づくりを
目指します。
取り組み開始
目標年度(平成)
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
○
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☆
これからの取り組み
キーワード
どうする!?買い物
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
て話し合おう。
【取り組みの具体例】
①外出が難しい人たちでも、自治会の公民館や家の近所まで配達があったら取りに行
くことができる等、「ここまでならできる」ことを話し合い、そのうえで実現できる
方法について検討しよう。
②移動スーパーや生協等を活用しよう。
③シルバー人材センターの移動販売を依頼しよう。
④地域で買い物を頼む・頼まれる(お互いさまの)関係をつくっておこう。
協
働
で
進
め
て
い
く
こ
と
行
政
・
社
協
が
担
う
こ
と
①福祉有償運送を活用しよう。
②買い物ボランティア(同行、代行等)を育成・組織化しよう。
【関連項目:保健・医療・
福祉・教育№36】
①公共交通計画に基づき、市民と行政が協働により市内の公共交通の創設を図る。
②買い物支援ボランティアの育成講座を実施する。
【関連項目:保健・医療・福祉・教育
№36】
- 27 -
大項目
No.10
まちづくり・雇用
公共施設の利用促進
出所
*「公共施設がオープンに使えるといいし、活用しきれていない」(大桑、伊自良)
*「公民館講座が減ったため、利用者が減った」(伊自良)
*「公共施設の耐震性に不安を感じる」(西武芸)
*「トイレの改修が必要(洋式、シャワートイレ)で、公園や公衆トイレがもっと必要だと
思う」(富岡・子ども市民会議)
*「公民館、公共施設の活用促進」(富岡、伊自良)
現状
公民館等の利用は地域によって頻度が違い、利用者が多い場所では、利用人数の割に部
屋が少ないという現状です。利用者が少ない場所は、公民館等で行っていた講座等が減り、
利用者が減った現状もあります。
使用されていない公共施設もあり、施設利用者のマナーが悪く施設の設備が破損した例
もあります。
課題
利用が少ない公民館等では、地域の人(大人、子ども)が集まる機会が少なく、コミュニ
ケーションを図る(交流する)機会が少なくなる可能性があります。施設利用者のなかにマ
ナーの悪い人がいると、別の利用者が不快に感じ、使用頻度低下につながってしまうかも
しれません。また、使用されていない公共施設は、老朽化の進行が速く、施設自体が利用
できなくなるため、公共施設の積極的な利用が課題です。
計画推進の方向性
公共施設を誰もが気軽に使用・参加できるようにして、地域コミュニティの核として機
能させ、人づくり、地域づくりの拠点となることが望まれます。
取り組み開始
目標年度(平成)
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
○
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☆
これからの取り組み
キーワード
公共施設を積極活用しよう
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
て話し合おう。
【取り組みの具体例】
①公共施設の使用にあたってはルールを守ろう。
②公共施設を使用する機会を増やそう。
③個人の特技や好きなことを話して、小さな発表会を開催しよう。
④障がいがある人もない人も、高齢者も子どもも、異なる文化の人も、利用しやすい
環境となっているか確認し、必要な工夫をしよう。
協
働
で
進
め
て
い
く
こ
と
行
政
・
社
協
が
担
う
こ
と
①イベントや講演会等を、広報誌や折り込み等を活用して PR しよう。
②わかりやすく手間のかからない利用の仕方を考えて実施していこう。
③公民館で月に一度は講演会等を開催し、地域の人たちが集える機会をつくろう。
①誰もが、より安心・安全に使用できる施設にしていく。
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大項目
No.11
まちづくり・雇用
雇用の拡大・創出
出所
*「地元企業に元気がない」(高富)
*「300人以上の規模の企業が少ないため若い従業員が住み着かない」(梅原)
*「地場産業の木材は、外材の方が安く国産材が売れないため産業が衰退し雇用の場がな
い」(谷合)
*「会社、商店等、企業が少なく働くところが少ない」
(高富、富岡、大桑、西武芸、北武芸、市民アンケート)
現状
地元企業に元気が無く、地場産業の衰退もあって雇用の場が少なく、若い世代は市外に
出て行ってしまう状況です。
また、高齢化が進み、元気な高齢者が増えているのに働く場が少ない状況もあります。
課題
美山地区の地場産業である木材関係は、安い外材による産業の衰退が著しく、働く場が
ないため市外で探すしかない状況です。
計画推進の方向性
地場産業である木材関係等の衰退・活性化については、若い世代を対象に、中学・高校
等の教育の場で国産材の良さ、将来性のある商品化等を地元企業とともに学び、将来の雇
用・就労に結びつけていく必要があります。
地元の人が、もっと地域の歴史や史跡、文化を知り、親が子に伝えていくこと(郷土の
誇り、郷土への愛着を育て、伝えること)で、地域に密着した雇用の拡大や創出に繋げること
を目指します。
取り組み開始
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
目標年度(平成)
○
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☆
これからの取り組み
キーワード
地元の資源を活かして働く機会・場をつくろう
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
て話し合おう。
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
【取り組みの具体例】
①障がいがある人、高齢者、異なる文化的背景を持つ人等が就労できる場所、働き方
について知恵を出し合おう。
②休耕地を利用して野菜等の農作物を生産したり、地区の名物や特産品をつくりイベ
ントを行う等コミュニティビジネスの創出に努めよう。
【関連項目:保健・医療・福祉・
教育№36】
③山県市で働くこと、暮らすことの「素晴らしさ」を、次の世代に伝えよう。
④行政へ山県市内での事業展開を希望している企業の情報提供をしよう。
協
働
で
進
め
て
い
く
こ
と
行
政
・
社
協
が
担
う
こ
と
①障がいがある人、高齢者、異なる文化的背景を持つ人等が就労できる場所、働き方
について工夫しよう。
②市内企業をより深く理解するため、中高校生等と企業の交流の場をつくろう。
③森林組合等の林業事業体と共同で、間伐等、山林保全活動の体験学習を行おう。
④山県市産の木材等の積極的利用の促進をしよう。
①企業(起業)支援や企業(商工業、大型店舗)誘致等により、雇用の拡大を図る。
【関連項目:まちづくり・雇用№8】
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大項目
No.12
まちづくり・雇用
農地活用(市民対象、市外対象)
出所
*「空いている農地を貸したいという人と借りたい人をつなぐ窓口をつくる」(富岡)
*「空き家と休耕田をセットにし、住みたい人にアピールする」(大桑)
*「休耕田が多くあるので農業を目指す若者に紹介するシステムをつくる」(大桑)
*「健康なうちは住みたいと願う人が多い」(北山、谷合)
*「農家の後継ぎがいない」(中2アンケート)
現状
次世代を担う若い人は都市部へ流出し、残った農家は高齢化が進み、管理する人が減少
したり、休耕田や耕作放棄地が増加したり、草刈りにも多額の費用が必要になったりと、
維持管理が困難な状態です。また、美山北部地域においては多世代同居が減少し、限界集
落に近づきつつある地域もあります。
課題
休耕田の現状把握調査と地権者の意向調査が必要です。そして、農地を貸したい、借り
たいという人を結びつけるシステムの構築が必要となります。また、若年層、高齢者を問
わず農地を活用できるよう、市内外を問わず情報を発信し続けることも必要です。
計画推進の方向性
休耕地、耕作放棄地の利用について田舎暮らし、農業体験等を斡旋し、農協等が間に入
って貸したい人と借りたい人をつなぐと同時に、人の流出を防ぐ事も必要です。定住に対
してのメリット、デメリットを調査し、田舎暮らしに豊かさを感じられるよう情報を発信
していきます。
取り組み開始
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
目標年度(平成)
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☆
これからの取り組み
キーワード
山県で、農作物を育てて健康生活
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
私
た
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市
民
が
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協
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行
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社
協
が
担
う
こ
と
て話し合おう。
【取り組みの具体例】
①近所にある空き家、古民家、借地、休耕地、放棄地の情報を持ち寄ってみよう。
②空き家、借地は無償提供とし、借り主は借地の草刈り、建物の保全管理を行うこと
により定住の足がかりになるようにしよう。
③田舎暮らしや農業等の未経験の人にも伝わるように、地元の言葉で発信しよう。
④ハウスメーカーと協力し古民家のリフォームを行おう。
①貸出しできる農地がどこにどのような状況であるかの調査を行おう。
②譲渡、貸与可能な空き家や農地の調査をしよう。
③障がいがある人、高齢者、異なる文化的背景を持つ人等、多様な人が新たに農業に
参入しやすくなるための工夫をしよう。
④家庭菜園の相談窓口を検討しよう。
⑤山県市に定住した場合や、同居、近居した場合のメリットを考えよう。
⑥居住環境の良さをアピールしよう。
①市内の空き家、古民家、借地、休耕地、放棄地等の所有者に連絡を取り、今後の管
理対応を確認する。
②田舎暮らし、農業体験の斡旋をして、将来的な移住につなげる。
③古民家をホームページで紹介する。
④就労の場が確保できるようにする。【関連項目:まちづくり・雇用№11】
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大項目
No.13
まちづくり・雇用
大型商業施設と地域商店の共生
出所
*「アウトレットモールの誘致の検討」(富波)
*「大型ショッピングセンターが欲しい」(中2アンケート)
*「居住地域の商店で物品を求めることで商店の存続、まちの発展を促す」(市民会議)
*「中学生が自由に入れて遊べる場所、娯楽施設が欲しい」(中2アンケート)
現状
市近郊に大型店が開業しているため、自家用車を利用できる市民は大型店舗で買い物す
る人が増えています。さらに山県市内でも大駐車場が完備された食品専門店、衣料品・日
用品の大型店に客足が流れ、地域商店の経営に影響があります。市内の中山間地域では、
昔から続いた商店は閉店、さらに高齢化が進み、買い物弱者が増加し、移動スーパー等の
買い物手段の充実が望まれています。
課題
近郊には大型店が開業し、山県市内でも大駐車場が完備された店舗が開業しています。
個人商店では価格、品揃え等では大型商店には及びません。また、インターネットでの通
信販売の利用も増えています。したがって、地域商店でなければ提供できない、地域密着
型のサービスを提供することも必要となります。
計画推進の方向性
御殿場、土岐等のように高速道路インターチェンジの完成を見越してアウトレットモー
ルの誘致を検討してはどうでしょうか。大型店と個人商店の共存は、市民一人ひとりが目
的の商品に応じて、大型店、個人商店とを区別した買い物を意識づけることが必要となり
ます。
取り組み開始
目標年度(平成)
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
○
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☆
これからの取り組み
キーワード
大型店と商店での買い分けで共生させよう!
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
て話し合おう。
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
【取り組みの具体例】
①ふだん買い物をしている場所について話し合ってみよう。そして「なぜその店を利
用するのか」理由についても話し合おう。
(例:車を運転しなくなったり、心身の状況が
変化したときも、その店は訪れやすいだろうか 等)
②障がいがある人、高齢者、異なる文化的背景を持つ人等が、日常の買い物で困って
いることはないか話し合おう。
③居住地域の商店の利用を増やそう。近隣のみんながもっと利用するために、望まし
いことについて話し合おう。
④行政へ山県市内での事業展開を希望している企業の情報提供をしよう。
協
働
で
進
め
て
い
く
こ
と
行
政
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社
協
が
担
う
こ
と
①商工会と連携して山県市内のみで利用可能な地域金券等やポイントカードを発行
しよう。(例:市内商店で利用可能な割引券の発行や、市内商店での買い物等にポイントを
付与し、「山県まちづくり振興券」と交換するしくみをつくる 等)
②障がいがある人、高齢者、異なる文化的背景を持つ人等、誰もが利用しやすい買い
物環境づくりのため工夫をしよう。(例:空き地を有効利用した商店街の共用駐車場の設
置、ひとり暮らしの人向けの小売、外出が難しい人への商品の配送サービス 等)
①市内中小企業者の経営安定化を図るため、小口融資制度の広報啓発を実施する。
②大型ショッピングセンター及びアウトレットモールの出店計画の調整をする。
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大項目
No.14
まちづくり・雇用
歴史(文化、伝統)、観光名所の保護と伝承
出所
*「豊かな自然(ギフチョウ、ほたる、伊自良湖、釜ヶ谷、舟伏山、相戸岳等)のPRを行う」
(伊自良、北山、乾)
*「歴史的な史跡、神社等のPRを行う」(高富、富岡、梅原、桜尾、大桑、伊自良、中2アンケート)
*「四国山の名称のいわれや、南泉寺、十五社神社等の歴史を知らない人が多い」(大桑)
*「伝統行事、文化を大切に次世代に継承したい」(伊自良)
*「観光名所や特産物が少ない」(中2アンケート)
現状
第 1 次山県市地域福祉推進計画で5年間取り組んだ成果もあって、衰退傾向に見受けら
れた歴史(文化・伝統)は、各種イベントを通じて、あらためて保護・伝承の必要性が確認
され、市民の大きな宝となりました。市内には十五社神社、白山神社等の史跡も多く存在
しますが、その由来等は、あまり知られていない状態です。また、無形文化財の伊自良十
六拍子、葛原太鼓踊り、柿野獅子神楽等もあります。市民の思いは、歴史的な文化財、伝
統を衰退させたくないという意識の高揚が、今日、確認できるまでに至りました。しかし、
名所は観光的な見地では活用しきれておらず、改めて確認保護が求められています。
課題
川、山、湖の個々のPRではなく、自然、神社、史跡、歴史的文化財、名所を関連づけ
た一連のPRが必要です。歴史、文化、伝統の保護伝承を行いながら、それらを観光名所
と捉えていく必要があります。豊かな自然を体験しながら、釜ヶ谷、舟伏山、相戸岳、古
城山等への気軽な登山が楽しめること、桜を楽しみながらサイクリングを行うことも可能
であることをPRするとよいのではないでしょうか。また、観光ボランティアの育成、看
板の設置等も必要です。
計画推進の方向性
歴史的な史跡、文化財が市内各所に点在していますが、いまだ多くの市民はその歴史に
接していないと思われます。まずは、市民自らが山県市の史跡、文化、伝統を理解するこ
とが必要です。そのために、歴史や伝統を継承するボランティア活動(山県の「よさ」を見
つけましょう会等)や、伝承行事への参加・参画を地域で進めていきます。歴史・文化・伝
統・名所の保護・保存と伝承活動の体験を通じて、観光的な名所の活性化と保存、掘り起
こしのために行政と協働研究を行っていきます。
取り組み開始
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
目標年度(平成)
○
- 36 -
☆
これからの取り組み
キーワード
さ と
や ま が た
守り、伝えよう!~歴史と自然の郷「山県」~
具体的方策
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
て話し合おう。
私
た
ち
市
民
が
で
き
る
こ
と
【取り組みの具体例】
①身近な場所にある「自然」の魅力について話し合おう。
②身近な高齢者から「むかしの話」を聞こう。
③地元の歴史を知ろう。
④健康づくり・多世代交流もかねて「地域の宝ものを巡るウォークラリー(仮)」を
開催しよう。
⑤観光案内板、山県を PR するホームページ等が、障がいがある人、高齢者、異なる
文化的背景を持つ人等の多様な人たちにとって利用しやすいものであるか調べてみ
よう。
協
働
で
進
め
て
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く
こ
と
行
政
・
社
協
が
担
う
こ
と
①史跡等のいわれをまとめよう。
②PRする自然、史跡等を結びつけよう。
③まず自らが知り、自ら楽しみ、自ら発信し、観光ボランティアの育成につなげよう。
①岐阜市、名古屋市、セントレアからのアクセスのよさを、観光協会、旅行会社等と
ともにPRし、観光客を誘致する。宿泊、食事、農産物直売等、女性や高齢者等の活
躍の場を創設し、コミュニティビジネスにつなげる。【関連項目:保健・医療・福祉・
教育№36】
②ご当地検定クイズの実施等、文化財、観光、企画担当部署の連携強化により、市内
外へのPRに努める。
③歴史・文化・伝統・名所の保護・保存と伝承活動の、保育園、小学校、中学校での
体験学習を推進する。
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大項目
No.15
まちづくり・雇用
山県市の名物と特産品のブランド化
出所
*「特産物に有名なものが無い」(中2アンケート)
*「地元の資源で何か小遣い程度得られるものが欲しい」(北山)
現状
山県市の特産物は、利平栗・伊自良大実連柿・桑の木豆等、かつては新聞・テレビ等マ
スコミで広く報道・宣伝されてきました。しかし、最近は、やや減少したように感じられ
ます。そのため、存在感や価値観が市民の感覚の中から希薄となりつつある傾向も見受け
られます。
課題
新たな特産物を生み出す研究・努力にあわせて、改めて特産・名産物等の広報・宣伝事
業を行うことが求められます。
計画推進の方向性
新たな特産物を生み出していく、地域、組織、手段等を協働で研究する必要があります。
特産として売り出した製品をブランド化し、インターネット販売ルートに乗せる組織化が
考えられます。(例:ミネラルを豊富に含んだ美味しい湧水のブランド化)
「北山茶」
取り組み開始
「円原川」
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度
目標年度(平成)
○
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☆
これからの取り組み
キーワード
山県名物と特産品を全国へ発信しよう
具体的方策
私
た
ち
市
民
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こ
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協
働
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進
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行
政
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社
協
が
担
う
こ
と
「わがまち」で、課題となっていること、どのように取り組んだらいいのか、につい
て話し合おう。
【取り組みの具体例】
①私たち一人ひとりが、特産物を購入し食することから始めよう。特産物の美味しさ
を再認識し、クチコミで広げよう。
②利平栗、伊自良大実連柿、黒にんにく、北山茶、桑の木豆、早矢仕ライス等、現在
ある特産物をネット販売組織等の確立で、さらなる宣伝拡大を図ろう。
③豊かな自然環境を守り、おいしいミネラル豊富な水資源を保護しよう。
①観光協会や商工会と連携し、新たな名産、特産を市内各地域で研究し、開発しよう。
②山県市の特産品を講演会・各種会議・各種大会等の会場で販売しよう。(市内外)
③観光協会や商工会と連携し、山県市のホームページをより一層充実した興味を持っ
てもらえる内容にして、情報発信しよう。
④東海北陸自動車道の SA/PA で山県産製品の販売や、「山県」の名前を盛り込んだ
名物料理のメニューの提供等、山県市の情報発信を積極的に実施しよう。
①地域の地形、風土に適した農産物を中心に専門家(JA、大学等)と連携して特産
品の生産に向けた組織的な活動を検討する。
「利平栗」
「元気玉バーガー」
「伊自良大実 連柿」
「黒にんにく」
- 39 -
「桑の木豆」
「早矢仕ライス」