「レースレポート」を公開いたしました。

■Media Infomation
2016 FIM 世界耐久選手権シリーズ第 3 戦
コカ・コーラゼロ 鈴鹿 8 時間耐久ロードレース第 39 回大会
Mistresa with ATS #18
Takahiro Nakatsuhara
Ryuta Kobayashi
TARO SEKIGUCHI
開催場所:三重県・鈴鹿サーキット(1周 =5.821km)
予選:19 番手(タイム:2 分 10 秒 233)
決勝:9 位
天候:7 月 28 日(木)晴れ 路面:ドライ
7 月 29 日(金)晴れ 路面:ドライ
7 月 30 日(土)薄曇り 路面:ドライ
7 月 31 日(日)快晴 路面:ドライ 観客動員数(4 日間合計)
:124,000 人
Mistresa with ATS #18
Takahiro Nakatsuhara
Ryuta Kobayashi
TARO SEKIGUCHI
2016 FIM 世界耐久選手権シリーズ第 3 戦
コカ・コーラゼロ 鈴鹿 8 時間耐久ロードレース第 39 回大会
■Media Infomation
目標としていたシングルフィニッシュを達成!
Honda の 2 輪・4 輪など
の研究開発を行っている
オートテクニックジャパ
ン(ATJ)の ク ラ ブ チ ー
ムである ATS と昭和電
機株式会社がコラボレー
ション。Mistresa with ATS として 2016 年の鈴鹿 8 時
間耐久ロードレースにチャレンジした。ライダーは、
ATS のエースライダーであり、全日本 JSB1000 クラス
にフル参戦している中津原尚宏。そして昨年 ATJ に就
職。2014 年には、Mistresa with HARC-PRO. で全日本
ST600 チャンピオンを獲得した小林龍太。そして、現
在、Mistresa with HARC-PRO. より全日本ロードレー
ス J-GP2 クラスを戦っている関口太郎というトリオで
エントリーした。
小林、関口は全日本タイトルホルダーだが、中津原も、
様々なバイクをテストしてきただけに、そのテクニッ
ク は 並 大 抵 で は な い。昨 年 か ら、ATJ で 全 日 本
JSB1000 クラスを戦っており、その速さは、2 人に勝
るとも劣らないものだった。実際、3 人のラップタイ
ムは、ほぼ同じでコンスタントに走れており、耐久レー
スでは、大きな武器になる。マシンは、この鈴鹿 8 耐
より、タイヤをブリヂストン、サスペンションをオー
リンズに変更し、一から仕上げなければならなかった
が、その辺は、3 人の実力、そしてチーム力で乗りや
すいバイクになっていった。
レースウイークに入っても、走る度にマシンはよく
なって行き、公式予選では、第 1 ライダーの中津原が
2 分 10 秒 626、第 2 ライダーの小林が 2 分 10 秒 233、
第 3 ライダーの関口が 2 分 10 秒 805 をマーク。小林
のタイムがチームベストとなり 19 番手グリッドを確
保。3 人とも 2 分 10 秒台に入れており、決勝に向け
ての仕上がりは上々だった。
■中津原 尚宏コメント
「今年は、自分のレース人生で最高の体制で鈴鹿 8 耐に参
スタートライダーは予定
戦することができました。6 年越しの目標であったシング
通 り 中 津 原 が 担 当。ス
ルフィニッシュを実現できたのは、関口選手、小林選手と
タートでやや出遅れてし
いう全日本チャンピオンがいたからです。関口選手は、
ムー
まいオープニングラップ
ドメーカーにもなってくれて、すごく楽しく走ることがで
は 25 番手でホームスト
きました。昭和電機さんを始め、応援してくださった皆さ
んにも本当に感謝いたします」
レートに戻ってくる。そ
の後、1 台、また 1 台と前を行くライダーをかわし、
■小林 龍太コメント
19 周目には 13 番手まで浮上。さらに 25 周目にピッ
トに戻るときには、9 番手まで順位を上げていた。中 「すべてがうまく行き 9 位、シングルフィニッシュするこ
とができました。2 年振りの現役復帰でしたが、予想以上
津原から関口にライダー交代し、コースに戻ると 17
に大変な部分がありましたが、中津原さん、関口さんがハ
番手までポジションを落としていたが、51 周目に 2
イペースで周回してくれましたし、再び昭和電機さんと組
度目のピット作業を行うときは、再び 9 番手となって
むことができ、好成績を残せてうれしいです。チームの皆
いた。関口から小林へライダー交代を終えると 14 番
さんにも助けられました。本当にありがとうございました」
手でコースに復帰。小林も安定した走りで 1 スティン
ト目をこなし、再び中津原にバトンを渡す。その後も
■関口 太郎コメント
3 人は安定した走りを見せ、一時は 8 番手を走行。激
「全日本を一緒に戦っている昭和電機さんと一緒に鈴鹿 8
しいポジション争いを展開しながら周回を重ねて行
耐にも参戦でき、すごくうれしかったです。中津原選手は、
く。チームも1秒でも早くコースに戻そうと正確なピッ
速さとアベレージのよさを、小林選手は、ここぞというと
ト作業を見せていた。そして最後のスティントを関口
きの速さを見せてくれました。サス屋の大羽さんも新たな
が担当。夕闇の中で落ち着いた走りで周回を重ねて行
パッケージを短期間で仕上げてくれたので助かりました。
きチェッカーフラッグが振り降ろされる。212 周を走
何より ATS の皆さんが、
素晴らしい動きをしてくれたので、
り切り、9 位という結果を残し、目標としていたシン
いい結果を出せたと思います。皆さん、応援ありがとうご
グルフィニッシュを達成した。
ざいました」
このリリースのお問い合わせは
昭和電機株式会社 営業推進部 [email protected]