食事のあいさつを見直そう

1
平成21年1月・川本保育所
明けましておめでとうございます。保育所とご家庭と一緒になって、子ども達が「食」に関心を持ち
自分の体を自分で守る力をつけていけるような「食育」をめざしていきたいと思っています。どうぞよ
ろしくお願いします。
様子を知らせてもらいました!
子ども達に伝えたい行事
‹1月5日小寒 1月20日大寒›
小寒から節分までの30日間が寒のうちといいます。寒のうちに保育
所でも、きりん、ぱんだ組達と味噌作りを計画しています。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い・が入ってい
ると、夕飯の時、Yちゃんが話してい
ます。妹もこのことばを一緒に言うよ
うになりました。」「おばあちゃんも誰
が考えたんだろうか、よいことばだ
‹1月7日 七草›
春の七草を取り入れた粥を神様にお供えしていただきます。これは
無病息災といって、病気にならないように願い、災いを払うとされまし
た。野山に生えている七種類の草、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・
ほとけのざ・すずな・すずしろを使います。おやつにみんなでいただ
きます。
ね。と、取り入れた食事を作ってくれ
ます。」と、ぱんだ組のお母さんが話
してくださいました。ほのぼのとして
きますね。
「献立を考えるとき、このことば(ま
ごわやさしい)が、浮かぶようになっ
てきた。」と、話してくださった方もお
‹1月11日 鏡開き›
鏡とはお正月に神様にお供えした鏡餅のことです。鏡餅を縁起をか
ついで切るとは言わずに開くと言います。開いたお餅は、おしる、ぜ
んざい、雑煮などにして食べます。子ども達とついた鏡餅はぜんざ
いしておやつに出したいと思っています。
‹1月14∼15日 小正月›
1月1日を中心とする大正月に対して15日を中心に行う正月行事を
小正月といいます。小正月には小豆粥を食べて豊作を祈ります。1
月14日はとんどやき、正月の飾りものを焼いて年神様を送り出し無
病息災を祈る火祭り行事です
食事のあいさつを見直そう
られます。
ま…豆・大豆製品
ご…ごはん・ごま
わ…わかめ・海草類
や…やさい
さ…魚
し…しいたけ・茸類
い…芋
クリス マス会に使っ たえごま
は、川本町三原にある有限会社
食事を食べるとき、食べ終わったときには「いただきます」「ごちそ
うさま」というあいさつをします。「いただきます」と「ごちそうさま」
には、動物や食物の命をいただくことへの感謝の気持ちや、食
材や料理を作ってくれた人への感謝の気持ちが込められていま
す。こうした意味をきちんと理解し、食事の前後には、きちんとあ
いさつをしましょう。
オーサ ンからいただ いた物で
す。これからは、出来るだけ保
育所でもからだによいえごまを
食事に取り入れ、食文化として
伝えていきたいと思います。
米
七草
餅
水
塩
七草粥
春の七草をさがしてみましょう
材料(4人分)
作り方
1カップ
① 米はといで、ざるにあげて水気を切る。
200g(市販の七草セットでもよい)
② 餅はサイコロ大に切る。
150g
③ 七草は洗ってさっとゆで、細かくきざむ。
6カップ
④ 鍋にふたをして強火にかけ、沸騰したら弱火にして、
小さじ2/3
吹きこぼれないよう、焦げ付かないようにして炊く。
(30∼60分)
⑤ 米がやわらかくなったら②の餅を入れ5分ほど煮る。
⑥ 塩、③の七草を入れ軽く混ぜ合わせ5分蒸らす
食器や小物の取り扱い方 (食にかかわる物や人への感謝の心をもちその心を表現する事が食のマナーの原点
です。)
ふたのついた食器の扱い方
ふたの付いた食器を取り扱う場合、どのようにふたを取り、取ったふたをどこに置くのか、以外と戸惑う事
が多いものです。一般的には、右にある食器は右へ、左にある食器のふたは左に置くようにしましょう。
汁碗のふたは、開ける際につゆ切りといって手前を少し開けてつゆをお椀の中に落とします。その後、「の
の字」を書くように手前から上に引き上げます。ふたは上に向けて、自分の右側に置きましょう。
ふたのついた湯呑みの場合は、ふたのつまみを持ってつゆを切り、湯呑みの右上に置きます。
おしぼりの扱い方
洋食店では「お客様の手はきれい」という考えからおしぼりを出さないのが通例です。一方和食
の店では、履き物をさわったり、食べにくい物を手で食べることがあるためおしぼりが出されます。
袋に入っていたおしぼりを使う場合、袋をひと結びしたあと、たたんだおしぼりの間に挟むように
すると,風に飛ばされず、見た目もきれいです。テーブルクロスがかけてある場合は、おしぼり受
けに戻すか、袋の上に乗せることでクロスをぬらさずにすみます。
ブロッコリーごはん(子ども1人分)
材料
米
ブロッコリー
ベーコン
塩・こしょう
水
60g
30g
15g
各少々
適宜
①
②
③
④
作り方
米をとぎ、水に浸しておく。
ブロッコリー房の部分は食べやすく小さく切り、茎はみじん切りにゆでて
置く。
米に塩・こしょうで味をつけ炊く。
5㎜位に切ったベーコンをフライパンでカリカリに炒め、炊けたご飯に②
と混ぜる。