ISO13849-1 関連 セーフティ磁気スイッチの直列接続回路の PL

国際機械安全関連情報
No.12-23/2012.10/Ky
ISO13849-1 関連
セーフティ磁気スイッチの直列接続回路の PL
現在ガードの規格 ENISO14119(EN1088 の後継規格)の改訂版が準備されている。この改訂では、初めて
単純な安全機器の直列接続の DC の値についての解釈が提供される。
この解釈は、付属書Jに書かれており、故障のマスキング(隠される事)についてかなり異なったアプロー
チをしており、直列に接続している機器の数(扉の数と同じ)と扉の開閉頻度という二つのパラメータを元に、
故障のマスキングの確率を評価して達成可能な DC の値を提示している。(下表 J.1 参照)
しかしこの記述内容は単純化されすぎており、我々の観点からするとあまり実際的なものとは思えない。
そこで Schmersal としての見解を以下に示す。特に、セーフティ磁気スイッチの故障のマスキングについて
今までよりも詳しく検討している。
結論として我々は例外を除いて将来的にも直列接続の場合のセーフティ磁気スイッチの PL は d を達成
可能であるという考え方を堅持するつもりである。この考えは、TUV Rheinland からも支持されている。
下記のフローチャートは、これらの考えを実際に適用したもので、電気機械式接点を有するセーフティス
イッチとセーフティ磁気スイッチの両方を評価するためのものである。
出展:Schmersal circular letter No.2011-12-53
by Mr.Adams
本件、お問合せは SCHMERSAL 日本支社迄。
ISO14119 の付属書 J の表 J.1
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